仮面ライダーV3 (キャラクター)
(風見志郎 から転送)
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仮面ライダーV3(かめんライダーブイスリー)は、特撮テレビドラマ『仮面ライダーV3』に登場する架空のキャラクター。以降の「仮面ライダーシリーズ」での作品に登場した内容や、その正体となる風見志郎(かざみ しろう)についても記述する。
注釈
- ^ 最多は2号の27回。V3は21回で2位[要出典]。
- ^ 宮内洋は変身時に「ブイスリー」ではなく、「ブイスリャー」と言っている。その理由について、宮内洋は初めは撮影中にたまたま出た言葉であったが、戦いの必死さを演出するためにこれはいいと、その後は「ブイスリャー」と言うようになったとテレビ朝日2021年7月13日放送の番組『林修の今でしょ!講座 50周年特別企画 今、仮面ライダーでしょ!』で語っている[出典無効]。
- ^ 書籍『仮面ライダー超全集』では、2号のポーズで左の風車が、1号のポーズで右の風車がそれぞれ作動すると記述している[1]。
- ^ ベルトには「version 3」の文字が刻まれている[25]。
- ^ デザイン画に「ホッパーボーグ Ver 3」の記述がある[27]。
- ^ 書籍によってはバッタがモチーフと記述している[26][28]。
- ^ デザイン画では、マスクはカッパー(赤銅色)に近い色だった[30]が、造形では濃い目の赤色に変更となった[27]。
- ^ デザイナーの出渕裕曰く「使わないと聞いていたが、敢えて装備させた」とのこと[29]。
- ^ サイタンク戦はライダーマンとのコンビネーションで使用した。
- ^ 書籍『仮面ライダー超全集』では、名称をV3スカイキックと記述している[37]。
- ^ 書籍『仮面ライダー超全集』では、名称をダブルアタックと記述している[38]。
- ^ 書籍『仮面ライダー超全集』では、名称をV3スカイパンチと記述している[37]。
- ^ 資料によってはV3遠心キックと記述している[43]。漫画『仮面ライダーSPIRITS』ではこちらで呼称。
- ^ 『THE NEXT』では、飛び蹴りの反動で体を反転させ、その後再び強烈なキックを打ち込む。
- ^ 書籍『仮面ライダー超全集』では、細胞強化装置を26の秘密としている[43]。
- ^ 書籍『仮面ライダー超辞典』では強化細胞装置と記述している[51]。
- ^ 『仮面ライダーV3カード』ではマフラーではなく羽根と記述している[54]。
- ^ 書籍『仮面ライダー超全集』では、名称をトリプルパワーと記述している[56]。
- ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では「城北大学」と記載している[58]。なお、「城北大学」は『仮面ライダー』第1話で本郷猛が所属していた大学名である(第2話以降は「城南大学」へ変更された)。
- ^ 『V3』の第34話の映像を流用。
- ^ 変身シーンが存在するが、映画『仮面ライダーV3対デストロン怪人』の映像を流用。
- ^ 景観は羽田空港を使っている。
- ^ ロケ地はお台場を使っている。志郎はオートバイを使わず、タクシーで神戸港に向かった。
- ^ 書籍によっては60メートルと記述している[70]。
- ^ 『仮面ライダー大全集』ではスズキ・ハスラー250と記載している[16]。
- ^ 放送当時の雑誌『モーターサイクリスト』1973年4月号では、ハスラー125・250・400・GT750など4種を使い分けていると記載している[73]。125ccが実際に撮影で使用されたかどうかは定かでない[74]。
- ^ 第1話と第2話では前作に引き続き仮面ライダー1号を担当した[85][84]。
- ^ 新命明 / アオレンジャー(『秘密戦隊ゴレンジャー』)[出典 6]、 番場壮吉 / ビッグワン(『ジャッカー電撃隊』)[出典 7]、 三浦尚之(『超力戦隊オーレンジャー』)[95][97]、 宇宙刑事アラン(『宇宙刑事ギャバン』)[96]、 正木俊介(レスキューポリスシリーズ/『特警ウインスペクター』『特救指令ソルブレイン』『特捜エクシードラフト』)[98]。
出典
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出典(リンク)
- 1 仮面ライダーV3 (キャラクター)とは
- 2 仮面ライダーV3 (キャラクター)の概要
- 3 登場作品
- 4 ハリケーン
- 5 仮面ライダーV3を演じた人物
- 6 関連キャラクター
風見志郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 13:47 UTC 版)
「愛と勇気のラブレイブ」の記事における「風見志郎」の解説
仮面ライダーV3の風見志郎こと宮内洋さんとの対談を収録。ヒーロー魂サイト、youtubeチャンネルで視聴可能。2017年8月収録。
※この「風見志郎」の解説は、「愛と勇気のラブレイブ」の解説の一部です。
「風見志郎」を含む「愛と勇気のラブレイブ」の記事については、「愛と勇気のラブレイブ」の概要を参照ください。
風見志郎(ライダーV3)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/11 14:11 UTC 版)
「ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス」の記事における「風見志郎(ライダーV3)」の解説
仮面ライダーV3に変身する。変身前は早川健(『快傑ズバット』の主人公)の姿をしており、本作での設定はほとんど早川である。仲間になった時点でのレベルが高く、非常に強い。
※この「風見志郎(ライダーV3)」の解説は、「ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス」の解説の一部です。
「風見志郎(ライダーV3)」を含む「ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス」の記事については、「ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス」の概要を参照ください。
風見志郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 03:14 UTC 版)
「仮面ライダーV3 (キャラクター)」の記事における「風見志郎」の解説
1950年5月5日生まれ、東京都練馬区の出身。身長180cm、体重78kg。家族構成は自動車修理工場を経営する父・達治、母・綾、妹・雪子。城南大学・生物学部の学生であり、本郷猛(仮面ライダー1号)の後輩で、生化学研究室で細菌の研究をしていた。ヨットやサッカーなどのスポーツが得意で、器械体操では「マットの白い豹」という異名を持ち、またモトクロスの全日本選手権で優勝した実績があり、猛に並びバイクの国際A級のライセンスを持つほどのライディングテクニックを持ち、空手3段、柔道2段、剣道初段の実力を持つ。仮面ライダー1号・2号から蘇生改造手術を受け、仮面ライダーV3となった。当初は家族を惨殺したデストロンへの復讐として戦っていたが、ダブルライダーの自己犠牲を目撃し、人類の平和のために戦う。 本来は陽気な青年で周囲にも明るく接するが、改造人間の宿命や自分以外に不幸になる人を増やしたくないと考え、自分に思いを寄せる珠純子には冷たく接するなど、他人と距離を置こうとする態度もしばしば見せた。しかし、戦いの中で人間的成長を見せ、結城丈二(ライダーマン)が復讐心を捨てて正義の戦士となるに際しても、大きな役割を果たす。少年仮面ライダー隊の子供たちに対しても、良き兄貴分として接していた。家族を殺された身である設定を生かし、親のいない子供やデストロンによって親と離れ離れになってしまった子供への強い思い入れを描いたエピソードが散見される(『V3』第38話や第39話など)。ハーモニカが得意で、雪子との思い出がある「埴生の宿」や「赤とんぼ」を好む。 演技 風見志郎を演じた宮内洋は積極的にアクションに挑戦しており、前作『仮面ライダー』では素面とスーツの割合が4:6であったものを『V3』では7:3に逆転させている。宮内は打ち合わせにも参加し、脚本でV3が台詞を言う場面を風見の台詞に変えるよう、要望を出している。 衣裳 撮影当初、宮内は映画『女番長』やドラマ『キイハンター』への出演のため、第2回撮影時には髪を短くしていたが、当時は長い髪が好まれていたヒーロー作品の主人公であったため、制作スタッフ側からカツラを被ってほしいと要求された。そのため、撮影開始から3か月後の第12話までかつらを着用していた。かつらの着用時はヘルメットの着脱シーンなどでカットを分ける必要があるため、カットのつながりへの配慮から同じジャンパー姿が多かった。 かつらを着用しなくなってからは衣裳が変化するようになり、後半では紺のワイシャツ・白のベスト・白のパンツという姿が多くなる。 制作関連 企画段階では、隼四郎や真崎四郎などの名前が検討されていた。 宮内以外の候補には、同作でライダーマン / 結城丈二を演じた山口暁、佐藤仁哉がいた。
※この「風見志郎」の解説は、「仮面ライダーV3 (キャラクター)」の解説の一部です。
「風見志郎」を含む「仮面ライダーV3 (キャラクター)」の記事については、「仮面ライダーV3 (キャラクター)」の概要を参照ください。
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