ヤマハ・セローとは? わかりやすく解説

ヤマハ・セロー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/20 01:04 UTC 版)

セロー(SEROW)[1] は、ヤマハ発動機が開発したオフロードタイプのオートバイで、1985年昭和60年)から2020年令和2年)までの長期にわたり生産・販売されていたロングセラーモデルである。


  1. ^ 1998年(平成10年)モデルでは「ヒマラヤカモシカ」をモチーフとした絵柄がタンクにプリントされた、とヤマハのサイトには記述されている [1]
  2. ^ 「トレール」とは、山などの中で、踏みならされてできた小道、という意味。
  3. ^ 大きな減速比で低回転・高トルクに設定された第1速、および低回転域でも粘りのあるエンジンを用いて、アイドリング状態で人が歩くようなゆっくりとした速度で、また低いシートによってセローにまたがったまま(=二輪)両足も地面につきつつ(=二足)、通常のバイクでは乗ったまま前進することが困難な場所でも前進することが可能であること。その第1速を実現するためにセロー225のトランスミッションは6速構成である(一般にオートバイは5速構成)。特にセロー225の第一速は「スーパー・ロー」とも呼ばれ、トライアル車なみのギア比である。
  4. ^ アルミ製エンジンガードは接触で変形することまで考慮されており、ブレーキ関係のロッドやリンケージはフレームの内側に配置することで護られる設計になっている。(出典:別冊MOTOR CYCLIST vol.392)。前後のフェンダーやナックル・ガードも、しなやかに曲がり元の形に戻る樹脂製。
  5. ^ 初代から、「燃費は意識しなくても30 km/L」を超え、「遠出では35 km/L程度まで伸びる」(出典:別冊MOTOR CYCLIST vol.392)
  6. ^ 近藤充
  7. ^ 正確には223 cc
  8. ^ 描かれたカモシカマークのツノの形状が枝分かれしており、本物のカモシカと異なっているのでは、という指摘があり、枝分かれしないツノへとマークの訂正を行った。
  1. ^ 「SEROW」や「セロー」は日本国内向けの名称。日本国外では225ccのものは「XT225」、250ccのものは「XT250」という名称で流通している。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 別冊MOTOR CYCLIST vol.392, 2010年8月号。p.12-33「【特集】ヤマハセローの25年」
  3. ^ [2]
  4. ^ [3]
  5. ^ 播磨谷拓巳 (2017年9月2日). “ヤマハが生産終了を相次いで発表 40年のロングセラー車種も”. BuzzFeed Japan. https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170902-00010004-bfj-bus_all 2017年9月2日閲覧。 
  6. ^ ヤマハバイク生産終了モデルのご案内 - ヤマハ発動機・2017年9月5日


「ヤマハ・セロー」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヤマハ・セロー」の関連用語

ヤマハ・セローのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヤマハ・セローのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヤマハ・セロー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS