漁夫の利とは?

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漁夫(ぎょふ)の利(り)

シギハマグリが争っているのを利用して、漁夫両方ともつかまえたという「戦国策」燕策の故事から》両者が争っているのにつけ込んで、第三者利益横取りすることのたとえ


ぎょふ【漁夫】 の 利(り)

(しぎ)と蚌(はまぐり)が争っているのを見て漁夫がその争い利用し、両方ともつかまえたという「戦国策‐燕策」の故事から) 双方が争っているすきにつけいり、他の者がなんの苦労もなく利益をおさめることのたとえ当事者どうしが争っている間に、第三者利益横取りすること。漁利

花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下「百事意の如くになり独り漁父の利収ることが出来るであらう」


漁夫の利

作者清水一行

収載図書暗黒の月曜日
出版社青樹社
刊行年月1990.3
シリーズ名BIG BOOKS

収載図書暗黒の月曜日
出版社光文社
刊行年月1993.11
シリーズ名光文社文庫

収載図書暗黒の月曜日
出版社徳間書店
刊行年月2001.4
シリーズ名徳間文庫


漁夫の利

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 10:01 UTC 版)

成句

漁夫ギョフ (ゆれ:「漁父の利」、この場合、しばしば「ギョフ」に替え「ギョホ」と読む)

  1. 両者争っているに、第三者利益を得ること。

類義語

出典

戦国策・燕策」

戦国時代攻めようとしたときに、燕の宰相蘇代縦横家縦横家の代表蘇秦の弟)を趙に派遣し、両国が戦って疲弊したところに、秦が攻めてくるであろうと説き、趙の出兵止め故事による。
白文
趙且伐燕。蘇代爲燕謂惠王曰、「今者來過易水、蚌正出曝。而啄其肉。蚌合箝其喙。曰、『今日明日、即有死蚌。』蚌亦謂曰、『今日不出明日不出、即有死。』両者不肯相舎。漁者得而并擒之。今趙且伐燕。燕趙久相支、以敝大衆、臣恐強秦之爲漁父也。願王之熟計之也」。惠王曰、「善」。乃止。
訓読文】
趙まさに燕を伐たんとす。蘇代、燕に為り惠王に謂ひて曰はく、「いま臣来るとき易水過ぐ。蚌まさに出でてさらす。しかうしてその肉をついばむ。蚌合はせてそのくちばしをつぐむ。曰く、『今日ふらず、明日ふらずんば、すなはち死蚌有らん』と。蚌もまたについて曰く、『今日出ださず、明日出ださずんば、すなはち死有らん』と。両者相すつるをがへんせず漁者得て之をあはせとらへたり。今、趙まさに燕を伐たんとす。燕と趙久しく相支へ、大いに衆の敝するをもちて、臣強秦の漁父となるを恐る。願はくは、王、之を熟計也」。惠王曰わく、「善しと」。すなはち止む。
現代語訳】
趙は、今にも燕に攻め込もうとした。蘇代は趙の惠王に説いて言った、「今私が来るときに、易水見たことです。どぶ貝が身を曝していたところ、しぎがやってきて、つついて食べようとしました。どぶ貝は貝をとじて、の嘴をはさみました。は貝に『今日明日もが降らなければ、干からびて死んでしまうぞ』と言い、貝もそれに応え今日明日もものが食べられなければ、死んでしまうぞ』と言ってお互い離そうとしませんでした。そこに漁師がやってきて、ともに捕らえられてしまいました。今、趙は燕に攻め込もうとしています。長期交戦することとなれば両国大い疲弊することでしょう。ここで強国である秦が漁父となるを私は恐れるのです。惠王さまにも、そこを熟慮願いたいものです」、惠王は「なるほど」といって、すぐに派兵止めた。

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