恐る

デジタル大辞泉

おそ・る【恐る／^▽怖る／畏る／^×懼る】

読み方：おそる

［動ラ上二］「恐れる」に同じ。

「善根には微少なる広説せば、ないし後世の苦果を見ず—・りじ」〈東大寺本地蔵十輪経元慶七年点〉

［動ラ四］「恐れる」に同じ。

「若(も)し疾疫の鬼魅(きみ)身に著くこと—・らば」〈不空羂索神呪心経寛徳二年点〉

［動ラ下二］「おそれる」の文語形。

[補説] 古語では、「かつは人の耳におそり、かつは歌の心に恥ぢ思へど」〈古今・仮名序〉のように、上二段・四段のいずれかはっきりしない例が多いが、上二段活用のほうが多く現れる。

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「恐る」の例文・使い方・用例・文例

• 私たちはその星占い師に2人の相性を恐る恐る聞いてみた。
• 私は恐る恐るそれを購入した。
• 恐る恐るそれを購入した。
• エイズウイルスの普及は恐るべき速さで進んでいる。
• 恐るべき様相を呈する.
• 恐るべき災害[殺人].
• 恐るべき事実.
• ばかの一心恐るべし
• 大敵たりとも恐るるなかれ、小敵と見て侮るなかれ
• 世人彼を恐るる理無きにあらず
• 後世恐るべし
• あの少年は後来恐るべきものになる
• 少しも恐るる気色無く敵手に立ち向かった
• 金力恐るべし
• そんなことをすると後禍恐るべしだ
• そんなことをすると後患恐るべしだ
• そんなことをすると後難恐るべしだ