えん【×燕】
つばめ【TSUBAME】
読み方:つばめ
《Tokyo-tech Supercomputer and Ubiquitously Accessible Mass-storage Environment》東京工業大学に設置されたスーパーコンピューター。平成18年(2006)に運用開始。ピーク性能は85テラフロップス(毎秒85兆回の浮動小数点演算)。「みんなのスパコン」をモットーに、学生をはじめ、学内外での幅広い利用が可能となっている。名称は、同大学の校章のツバメに由来する。
[補説] 後継機として、平成22年(2010)にTSUBAME2.0、平成25年(2013)にTSUBAME2.5、続いてTSUBAME-KFCが稼働開始。
えん【燕】
読み方:えん
中国、春秋戦国時代の国。戦国七雄の一。周の武王の弟、召公奭(しょうこうせき)を祖とし、薊(けい)(北京付近)に都して、現在の河北・遼寧省と朝鮮半島北部を領有。前222年、秦(しん)に滅ぼされた。
中国、五胡十六国の時代の国。鮮卑(せんぴ)の慕容(ぼよう)部の建てた前燕・後燕・南燕・西燕と、漢人馮跋(ふうばつ)の建てた北燕の総称。
つばくら【×燕】
つばくら‐め【×燕】
読み方:つばくらめ
つばめ。つばくら。《季 春》
つばくろ【×燕】
つばめ
つばめ
九州新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成16年(2004)運行開始。鹿児島ルートの博多・鹿児島中央駅間を結ぶ。
超低高度衛星技術試験機(SLATS(スラッツ))の愛称。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発。高度300キロメートル以下という、通常の衛星軌道に比べて1000倍以上も大気の抵抗を受ける超低高度を周回する人工衛星の技術試験を行う。キセノンのイオンエンジンを採用し、軌道高度を維持する。平成29年(2017)12月に「しきさい」とともに打ち上げられた。
つばめ【×燕】
読み方:つばめ
1 スズメ目ツバメ科の鳥。全長17センチくらい。上面が黒く下面は白、額・のどが赤い。翼が細長く、尾も長くて先が二またに分かれており、敏捷(びんしょう)に飛びながら昆虫を捕食。日本には夏鳥として渡来し、人家などに椀(わん)形の巣を作る。ツバメ科の鳥はほぼ全世界に約75種が分布。日本では、ほかにショウドウツバメ・イワツバメ・コシアカツバメなども繁殖する。つばくら。つばくろ。つばくらめ。《季 春 子=夏》「大津絵に糞落しゆく—かな/蕪村」
3 「東京ヤクルトスワローズ」の愛称。スワローズは国鉄の特急列車「つばめ」号に由来。「—打線」
[補説] 地名・列車名・コンピューター名前別項。→燕(地名) →つばめ(列車) →TSUBAME(コンピューター)

つばめ【燕】
つばめ 【燕】
燕
燕
燕
- 婦女子が年下の若い青年を情夫にして愛するをいふ。平塚雷鳥から始まるといふ。〔犯罪語〕
- 年下の男をいふ(年長の女が愛人たる年下の男をさしていふ)。若き燕ともいふ。
- 婦女子が年下の若い青年を情夫にして愛するといふ。平塚雷鳥女史が若き燕(情夫)をこしらへたことから始まるといふ。
- 〔隠〕婦人が年下の若い青年を情夫にして愛する時、此の青年を燕又は若い燕といふ。
- 婦人が年下の若い青年を情夫にした時、この青年を「ツバメ」又は「若いツバメ」という。平塚雷鳥が情夫の奥村某を若い燕といつたことに始る。
分類 犯罪語
燕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 04:49 UTC 版)
燕(つばめ、えん、ジェピ)
やまとことばの燕(つばめ・ツバメ)
人
鉄道・バス・運輸
- つばめ (列車)・燕 (列車) - 鉄道省、日本国有鉄道、九州旅客鉄道の特急列車
- つばめ (JR九州) - 上記のうち、九州旅客鉄道の九州新幹線「つばめ」および「リレーつばめ」の詳細
- 高速つばめ号 - 1992年から2001年まで札幌駅と小樽駅を結ぶ区間に運行されていた、JR北海道・JR北海道バスの高速バス
- つばめ自動車、つばめグループ - 東海地方を地盤とする運送事業者グループ
- 神奈川県相模原市にあるバス会社「つばめ観光バス」。
音楽作品
- ツバメ (辛島美登里の曲) - 辛島美登里のシングル曲。
- ツバメ (風男塾の曲)
- ツバメ (YOASOBIの曲)
- ラ・ゴロンドリーナ(つばめ) - メキシコの民謡。
- つばめ (プッチーニ) - ジャコモ・プッチーニのオペラ。
- つばめ - ヨハン・ブルグミュラーのピアノ曲。小品「25の練習曲Op.100」のうちの24番目。
- つばめ - ヨハン・シュトラウス1世のウィンナ・ワルツ。(op.208)
- ツバメ - 山崎まさよしの曲。アルバム『ステレオ』に収録。
日本海軍の艦艇
人工衛星
- つばめ (人工衛星) - 超低高度技術試験衛星SLATSの愛称
- TSUBAME (人工衛星) - 東京工業大学、東京理科大学によって開発された人工衛星
その他
- 燕市 - 新潟県にある市
- つばめグリル - 株式会社つばめが運営する東京・銀座に本店があるレストラン
- TSUBAME - 東京工業大学に設置されたスーパーコンピュータ
- 東京ヤクルトスワローズ - 同球団の通称
- 禽将棋 - 禽将棋の駒の一つ
- 縄跳び - 技の一つ「二重交差飛び」の愛称はつばめという
- ツバメノート - 東京都台東区の文具メーカー
- 春玄鳥 (はるつばめ) - Hey!Say!JUMPのシングル「area/恋をするんだ/春玄鳥」収録曲。
- 水崎ツバメ(みずさき ツバメ) - 『映像研には手を出すな!』の登場人物。
漢語の燕(エン)
燕国・燕州 - 「燕」は現在の中国河北省北部(現北京及びその周辺)に位置した青銅器時代の都市国家の名であったが、これが東周期に領域国家に発展したことによって河北省北部全体を指すようになった。以後、歴史的にこの地域に建てられた国名、地方名、行政区名が燕を称し、農耕定住地域の華北と牧畜の卓越する満州・内モンゴルの両社会を媒介する地域であった。河北省そのものの雅称でもある。幽州も参照のこと。
- 燕 (春秋) - 周により封建された都市国家から春秋時代から戦国時代にかけて領域国家として発展し、七雄の一つに数えられた燕(紀元前1100年ごろ - 紀元前222年)
- 陳勝・呉広の乱 - 秦末期に韓広が擁立されて名乗った燕(紀元前209年 - 紀元前207年)について言及
- 臧荼・ 楚漢戦争 - 上記の燕の武将であった臧荼が秦末の動乱で西楚の覇王となった項羽に封建された燕国(紀元前206年 - 紀元前202年)について言及
- 盧綰 - 前漢初期に劉邦と同郷の盟友の盧綰が上記の臧荼に替えて諸侯王として封建された燕国(紀元前202年 - 紀元前195年)について言及
- 公孫氏 (遼東) - 三国時代に公孫淵が魏からの自立を企てて名乗った燕(236年 - 238年)について言及
- 五胡十六国時代に鮮卑の慕容部が現代の満州・内モンゴルから河北省北部に当たる地域に建国した諸政権
- 燕 (安史の乱) - 唐代に平盧節度使、范陽節度使を兼ねた安禄山が満州・内モンゴルの遊牧民の軍事力を背景に安史の乱を起こして建てた燕(756年 - 759年(または763年))
- 桀燕 - 五代十国時代に劉仁恭(実際には息子の劉守光)が河朔三鎮の勢力を背景に建てた燕(911年 - 914年)
朝鮮語の燕(ジェピ)
燕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 17:08 UTC 版)
小間物問屋の朝日屋の娘。長屋には少ない年の近い少女として、店を訪れた木の葉と親しくなる。女性であるため店には出ないよう指示されているがそれを無視し、女性目線で運営する店を創ることを夢見ている。琴が得意で、料理は自覚がないものの不得意。
※この「燕」の解説は、「なるかみ長屋」の解説の一部です。
「燕」を含む「なるかみ長屋」の記事については、「なるかみ長屋」の概要を参照ください。
燕
「燕」の例文・使い方・用例・文例
- この服は米国や欧州の燕尾服に相当します。
- 一般的に言って、オーケストラの指揮者は演奏会で燕尾服を着ます。
- 燕尾服.
- 燕尾服を着た紳士.
- ペンギンは燕尾(えんび)服を着た人間のように見える.
- 燕雀いずくんぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや.
- 蠅取燕
- 燕雀何んぞ鴻鵠の志を知らんや
- ひき割り燕麦
- 燕雀安ぞ鴻鵠の志を知らんや{えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや}
- 燕雀{えんじゃく}安んぞ{いずくんぞ}鴻鵠{こうこく}の志を知らんや
- 燕が軒の下に巣を食う
- 燕は軒の下に巣を食う
- 燕が囀る
- 燕は疾く飛ぶ
- 燕は早い
- 燕は軒の下に巣を造る
- 新世界回帰線の燕雀類
燕と同じ種類の言葉
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