3年ウメ組
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「ジュエルペット サンシャイン」の記事における「3年ウメ組」の解説
ルビー 声 - 齋藤彩夏 前作に引き続き(ジュエルペット側の)主人公。基本的には明るくポジティブだが、性格が第1シリーズのような「やんちゃでいたずら好き」なものに近くなっており、可愛い容姿とは裏腹に、言動の悪さが少々出ることがある上に興奮すると九州弁のような言葉になり語尾に「――ばい」や「何ぞ」などが付くこともある。お調子者で、いらぬことを言ってしっぺ返しを食らうことも少なくない。勉強も苦手で、進路相談の時に留年候補だと宣告されてしまう。しかし根は素直な性格で困っている相手を助けたり、ときには自分の夢や進路について真剣に考えるなど、第2シリーズのときのような優しく誠実な一面も伺わせる。プリンが大好物で、大食い競争が得意。もう一つの好物であるニンジンは第2シリーズと変わらない。魔法の腕は無印に比べると成功する場面が多い。 御影に対しては仲は良かったものの最初は恋愛感情は無かったが、彼に恋する花音が勢いで書いてしまったラブレターをイルカ先生がクラス全員の前で読み上げてしまうのを魔法で阻止したことに御影が気付き、ほめてくれたことがきっかけで、それ以降御影のことが好きになる。ゆえに花音を恋のライバルとしてよくいがみ合っている。しかし花音と御影が付き合っているという話を聞き失恋に至った。その後元カレのトールと再会したことによって心のしこりが取れ、失恋から立ち直ったが、それでもまだ御影への想いを引きずっている。その後、花音と御影の関係が発覚したこと、御影がルビーへの好意を自覚したことなどから、卒業してから5年後にはジュエルペットに転生した御影と結ばれる。 トールに対しては本人の前で照れ隠しをしながら嫌がる素振りを見せ、本気で迷惑がっている時もあるが、卒業アルバムの撮影日には、スペインへ旅立つトールを涙で見送った。 体格は他のジュエルペットと同じだが、エンディングアニメーションでは巨大化(三回り大きくなる…丁度寸法的に4倍、体積は64倍化…)した状態で花音を乗せて飛んでおり(第7話以前以降共通)、本編でも最終話でダージョ様を止めるために同寸に巨大化した。 ラブラ 声 - 沢城みゆき 第2シリーズ同様ジュエルペット側の準主人公。魔法力は宇宙一のものだが、まだ赤ん坊なので上手くコントロールできず、泣くと共鳴音からとんでもない事態を招くなど、第1シリーズと第2シリーズの両方の設定を持ち合わせている。エンジェラと行動していることが多く、さまざまな問題を引き起している。また、エンジェラとともに新聞配達を行っている。見た目や言動は純粋無垢な赤ん坊のようだが、「カスにはカス(天かす)がお似合いラブ」「エンジェラは本当にグズラブ」など毒のある発言もしばしば。時にはいたいけさを武器に、ジュエリーナたちを泣き落として「ちょろい」と言うなど、自分の立場を理解し利用する腹黒い一面も見られるが、赤ん坊なので甘やかされたり、かまったりしてもらえないとむくれてしまう。一旦泣きが入ると魔法が暴走してとんでもない事態を招く事もしばしばである。テストの時は答案に「ラブ〜」「ラブラ」と言ったようなことしか書けず、1学期のテストでは最下位だった。基本的にエンジェラとは大の仲良しで、ウメ組の牧場体験の時にエンジェラと仲良くしているフローラに焼き餅を焼くほどである。将来の夢は立派な魔法使いになることであり、ジュエリーナの弟子入り試験を受けた。結果は最後の試練で不合格となったが、ルナの説得によりジュエリーナ城の皿洗いとして働くことになった。卒業してから5年後には立派な魔法使いのような風格になっている。また、御影がグラナイトに転生したことを知っていた。なお、口癖は第2シリーズと同様「――ラブ」。 エンジェラ 声 - 豊崎愛生 のんびり屋のマイペースな性格。主にラブラを背中に乗せて行動しているため、本作ではルビーとラブラに次ぐジュエルペット側の主要キャラクターとなっている。当初は言葉を発せず「パカ〜」としか言わないため他のジュエルペットたちにでさえ通じることが出来なかった他、授業をしてもテストをしても「パカ」としか答えられなかったとされる。しかしクララの件により魔法力のレベルが上がり、そのおかげで言葉が使えるようになった。通常は四足歩行だが、二足で立ったり歩いたりすることもできる。ラブラ同様空気が読めないところもあるが、ラブラの暴走を諌めたり、ラブラに自分の毛(アルパカ)で作ったマフラーをプレゼントするなど、友達思いの優しい性格である。おっとりした性格だが、自慢のもこもこの毛をハゲにされた時は怒りが爆発し、ラブラを空高く蹴り上げた。ルビーの魔法でバイクに変身して乗り物役を演じることが多く、晶子からも愛車として扱われる。レースグランプリ「モットGP」の優勝をきっかけで、晶子とともにレーサーの星を目指すことになった。卒業後に世界のグランプリで優勝した。第2シリーズと違い、語尾は「――パカ」。 ガーネット 声 - 平野綾 第1シリーズ・第2シリーズと同様おしゃれ好きな性格で、ファッションを自作する事から裁縫上手であるが、働き者でストロベリーカフェをはじめ多くのバイトを掛け持ちし、貧乏な境遇からお金儲けへの執着がやや強くなり、「ガッポリ」という口癖がある。また恋占いが得意である。ルビーたちの中ではどちらかというとツッコミ担当である。ニャンジェリーナ・ジョリーのような大スターになること夢見ているが、ミスジュエルペットコンテストの会場と間違えてお笑い芸人コンテストで優勝してしまい、それ以降ボケ役を担ったり一発芸を披露したりするお笑いキャラを演じることも多くなった。ダンスのオーディションに積極的に取り組んでいたが、なかなか合格出来ずにいた。同時期にアイドルスターのディアンと出会い一時的に交際するが、最終的にディアンがダイアナを選んだため失恋に至った。翌日に失恋のショックを吹っ切り、スターのオーディションに合格した。歌はかなり上手であり、文化祭のミュージカルでは主演女優を務めるほどの演技派であるが、緊張するとお腹が痛くなってしまうなどあがり症な一面がある。真砂に思いを寄せられており、彼が監督した作品「君の心はレイニーブルー」で初の映画主演女優を演じ、ヒロイン役として繊細な演技が評価されジュエルフィルムコンテストで特別賞を受賞した。学業についてはルビーよりは勉強ができる模様である。卒業後にはニャンジェリーナを超える大女優として脚光を浴びるようになった。 サフィー 声 - ささきのぞみ 学園内で最も成績優秀である。実験オタクで前シリーズのパートナーである沙羅からマッドサイエンティストなキャラが引き継がれている。ジュエルロケットを開発し、宇宙飛行士になってジュエルランドを宇宙から見下ろすことが夢である。その才能が買われ、一度優等生クラスのローズ組に移されたこともあったが、ルビーたちの説得と本人の意志によりウメ組に戻ってきた。また、本人曰く奇想天外なウメ組の方がお気に入りのようである。お化けが大の苦手で、肝試しに参加した際には度々気絶していた。欲求不満という悩みを抱えており、サンシャイン学園の全男子生徒のデータを所持している。ネジ川から気に入られているか、彼を改造して様々な乗り物を作っている。改造ジュエルペットを作る趣味もあり、ルビーが寝ている間に改造を行ったこともある。NASAの宇宙飛行士採用試験ではジュエルペットサイズの宇宙服や機材に予算がかかると言われ不採用となってしまったが、その後自身に取り付いたダークジュエルパワーを宇宙に打ち上げる際に自己開発したジュエルロケットの性能が評価され、見事採用となった。卒業後には自分の顔と同じ形の人工衛星を作るなど、宇宙の仕事で活躍している。 ペリドット 声 - 甲斐田ゆき サブキャラクターであった前2シリーズに対し、本作では出番が格段に増えた。性格が第1シリーズと同様、語尾に「――デ〜ス」をつけるなど西洋かぶれな性格に戻っている。スポーツ得意な体育会系であり、男子とサッカーをしていることもある。一方で、勉強は苦手で、体育以外は赤点である。また、大の写真好きでいつも何かが起こるたびにジュエルポッドで写真を撮っている。新聞部に所属している。 その身体能力の高さが買われ、フィギュアスケートの世界的選手ムナータからのスカウトをきっかけに、フィギュア世界選手権の予選会で優勝を果たした。ダークジュエルパワーの勢力が襲来したとき、ムナータの指導によって「トルネード・ファイヤー・スピン」というスケート技を完成させ、氷付けになったジュエルランドを救い、その後ムナータとともに世界を目指すことになった。卒業後に金メダルを獲得し、運動音痴な女の子と一緒にスケートリンクで滑り笑顔をもたらした。 チャロット 声 - MAKO 晶子率いる「働きバチ特攻隊」の下っ端であり、彼女のことを「姉御」と呼んでいる。同じ不良メンバーのワニ山とともに3人でつるんでいることが多い。クラスメイトの香取の事が好きであり、自分の血を与えている。彼を「ハニー」と呼んでいる。しかし当の本人と普通の蚊の容姿を見極めていない様子。刺々しい性格だが、姉御思いの優しい一面もある。中学時代に親友がいたが、怒ったチャロットが針でボロボロにしていく物の責任を、親友なら代わりに取れという同級生の言葉に「親友ではない、委員長だから仕方なく」と否定した場に遭遇し、それ以来友達不信になった。以来かなり尖った性格になってしまったが、高校に進級後に晶子と出会い、彼女の心意気に打たれ姉御と慕い、友情を深める間柄になった。女王バチになることが夢。しゃべり方は第2シリーズと異なり、「――だっちゃ」。 ジャスパー 声 - KENN ジュエルランドと人間界を結ぶ門の番人。第2シリーズとは違い一人称は「俺」。クールでミステリアスな性格でモテていたが、私生活は怠け者で、部屋をゴミだらけにしてしまう程だらしない「汚部屋王子」。かなりのグルメで、特にカレーはソウルフードと称するほどお気に入り。ルームメイトである御影とは当初掃除をしない事で険悪な状態になったが、同じカレー好きでもソースと納豆を加えて食べる好みの違いで悪化し、決闘にまで至った。勝負はついたが、その後も度々衝突している。 元々は御影と真砂とは別の部屋だったが、自身の横着さが原因である部屋の向かいの水道の故障により彼らのルームメイトとなる。木を素早く登るなどの身体能力は優れているが、高所恐怖症。降りられなくなって泣いたり、寝るときに真砂に抱きつくなど愛らしい一面もある。合コンにも参加したが、ブームが去ったと女の子達に辛い評価をつけられてしまった。持ち前の特殊技能で魔法の扉を自由に操ることが出来る。オパールに好意を抱いており、彼女がルビーの欲張りのせいで翼を失って落ち込んでいるときも、ルビーに仲直りの説得をしていた。自身の過失により、人間界への門を開けっ放しにしていたことでダークジュエルパワーの通り道を作ってしまう。卒業後、同じ失敗をすることはなくなり、門番としての義務を着実にこなしている。また、オパールとの関係も良好のようである。 チターナ 声 - 江里夏 入学早々ドンビキ屋の3人に絡まれていたところを偶然助けられたことから花音の取り巻きとなり、彼女のことを様付けで呼ぶほど忠実である。しかし一方で本音を軽々と口にしてしまうこともある。花音の役に立てる男になるために、晶子の子分になる。晶子から学んだことを活かし、過去の因縁でドンビキ屋に絡まれていた花音達を助けたことにより、恩返しを果たした(後に数度花音達を助ける事となる)。その男気は花音や彼女の取り巻きのかえでや小町からも称賛されており、彼女らがチターナのためにひまわり畑を育てているという事実も明らかになった。しかし花音のピンチが絡むと猪突猛進になり、場のムードをややこしくしてしまうこともある。前シリーズまでとは異なり、特に優秀であるような描写はされていない。また、体格も他のジュエルペットより小さくなっている。男道場を開くのが夢である。語尾は第2シリーズ同様「――でちゅ」。 オパール 声 - 沢城みゆき 学級副委員長を務めている。おとなしい性格で泣き虫。自分自身は努力はしているが魔法の実力が伴っていないため失敗する事が多い。過去の神々しい雰囲気は無くなっており、おっちょこちょいでクラスのいじられ役を演じることが多い。またそのキャラクター性に合わせて過去の作品より声のトーンが高くなっている。角(アリコーン)が鋭く、落ち込むと角で「の」の字を彫る癖がある。その角の硬度はかなりのものらしく更にドリルになっている。今まで通り空を飛ぶことができるが、邪心を持つ者は背中に乗ることができない。また悲しみに暮れると翼が黒ずんで飛べなくなってしまうが、夢を願う者の純粋な心に触れると大きな翼が開放される。ジャスパーに好意を抱いているらしく、バレンタインデーにチョコレートを贈っていた。オパール曰く「ホットでスパイシーなチョコレート」らしいが、どう見てもカレーを作っているようにしか見えず、実際一口食べたジャスパーは「カレールウ」と称し、火を吹いてむせるほどの激辛味だった。 ラルド 声 - 土屋真由美 前シリーズまでと異なり、他のジュエルペットたちよりかなり大柄な体格となっている。教室の隅の席で笹を食べている姿が愛らしく、毛皮の触り心地が良すぎるために触った人は依存症を起こしてしまう。去年から行方不明だった生徒イタチヤマもその毛皮の気持ち良さに居ついてしまい冬眠していた。そのためクラスメイト全員から恐れられており「ラルドさん」と呼ばれて一目置かれている。またサンシャイン新聞の号外によると、夏休みに、人間界の動物園から破格の待遇で招待された。彼の性格はのんびり屋でおとなしい。一人称は「おいら」で、しゃべり方は第1シリーズ同様に普通に戻っている。ペリドットやミルキィが出場したフィギュア世界選手権の審査員も担っていた。
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人間界からサンシャイン学園に通っている生徒達。第8話にて高校3年生ということが判明。留学という形になっている。そのため人間界での舞台は里帰りのみとなる。本作では一部の人物を除き魔法を使うことはできない。 公式サイトなどでは花音、ひなた、晶子がメインキャラクターとなっているが、前2作及び『ハッピネス』とは異なり三人で行動するシーンは少ない。 水城花音(みずしろ かのん) 声 - 松嵜麗 3年ウメ組の生徒。人間側の主人公(兼ヒロイン)にもかかわらず、高飛車でいじわるな性格のお嬢様で取り巻きがいるなど、ライバルキャラ的な立ち位置である。ルビーのことを、しばしば「○○うさぎ」と罵るが、たまに意気投合することもある。長い黒髪とアホ毛が特徴。料理が苦手。菓子作りでクッキーを作った際にあらぬ形になり、目玉焼きを焦がしてしまっている。御影とは対称的に朝食はパン、紅茶を飲むなど洋風スタイルをとる。ウメ組の中では優等生である模様。 小さい頃から一人ぼっちだった自分を変えるためにジュエルランドに留学することを決めたらしい。2年程前、友達があまり作れないなど落胆していた時に田んぼに落ちて泥だらけになってしまい、泣いていたところを助けてくれた御影の事が好きになる。同じく彼に恋するルームメイトのルビーを恋のライバルとしてよくいがみ合っているが、体育倉庫の中に御影と共に閉じ込められて2人きりになった際に御影への告白に成功した。その後自分のために御影への恋を潔く諦めたルビーに支援され、ルビーへの感謝の気持ちを表した。後半に入り、御影とは血を分けた双子の兄妹という事実が発覚した。そのため、元の名前(出生戸籍名)は白石花音ということになる(第30話の花音自身の発言と、第36話の御影の発言より)。御影との恋は終わったが兄妹ということで以前よりもベタベタと接触するようになった。卒業してから5年後、サンシャイン学園のウメ組担任の教師になった。 主人公ではあるが、ジュエルペット達はひなたと行動する事が多いため、ほとんど出番の無い話も複数存在する。 2012年公開の『映画ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス』にてゲスト(カメオ)出演。ダンスコーチとして登場し、ジュエルペット達にダンスを教えていた。また、2015年放送の『ジュエルペット マジカルチェンジ』でもサンシャイン仕様のルビーと共にゲスト(カメオ)出演をしていた。 浅香ひなた(あさか ひなた) 声 - 豊崎愛生 3年ウメ組の生徒でルビーの友人。ルビーの元ルームメイトで現在はペリドットのルームメイト。おっとりしていて真面目な性格。ルビーや他のジュエルペットにも優しく親切だが、怒るとシャープペンシルを折るなど急に怖くなる。茶髪のポニーテールを赤いリボンで結んでいる。部屋着は「I ♥ ○○」という文字の入ったスウェット状の服を愛用している(大抵ハワイかグアムと入っている場合が多い)。趣味は読書。運動が苦手。お化けに興味があったり、酢昆布が好きだという意外な一面もある。子供好きで、年の離れた兄弟がいることから赤ちゃんの扱いにも慣れている。 将来の夢は保育士だったが、ムーンライト寮の大火事からペットを救ったことがきっかけで自分のやりたいことを確信し、父と同じくレスキュー隊員への道を選んだ。卒業後、大火事から子供を救うなど消防レスキュー隊員として活躍している。 花音とは異なり、ルビー達ジュエルペットと行動を共にすることが多く、性格や容姿なども他のシリーズや一般的な女児向けアニメの「主人公」に近い。ジュエルペット以外の生徒と関わることは比較的少ないが、友好的に接している。 藍沢晶子(あいざわ しょうこ) 声 - 沢城みゆき 3年ウメ組の生徒。一人称は「あたい」。片目を隠す長髪の少女。常にキャンディを銜えている。言葉遣いが悪く、掃除当番をサボったり、原チャリで通学(本来は校則で禁止)したりするなどクラス一番の不良少女である。しかし一方でモコモコしたかわいい物が好きなど女の子らしい一面もある。普段はドスのきいた低い声だが、緊張すると小さくおとなしい声になり、また、びっくりしたり泣いたりすると高い女の子らしい声になる。人間界にいた頃から周囲に怖がられて過ごしていた為、留学したジュエルランドで本当の友達ができることを期待していた。ワニ山たちに絡まれていたチャロットを助けたことがあり、チャロットに反発されながらも一緒に昼食をとるようになる。後に仕返しにきたワニ山をチャロットとコンビを組んで撃退した後にジュエル不良連合を結成する。母親の味である甘い玉子焼きが好物。昔ラルドにメロメロだったという。途中からはマスターを気にかけるようになる。レースグランプリ「モットGP」の優勝をきっかけに、世界一のオートレーサーを目指す夢を手に入れた。卒業後、世界のレースグランプリで優勝し、マスターからのお祝いの品を受け取った。 早乙女小町(さおとめ こまち) 声 - 平野綾 3年ウメ組の生徒で花音の取り巻きの一人。垂れ目でウェーブのかかった髪形で、語尾に「――ですわ」と付く。希望する進路はスウィーツ方面で、スウィーツを好むサンゴとルームメイトでもある。本人の言葉によれば、周りからは単に「花音の取り巻きの一人」としか思われていないようである。卒業後、パリでスウィーツショップ「ラズベリーカフェ」を経営している。 菊池かえで(きくち かえで) 声 - 清水愛 3年ウメ組の生徒で花音の取り巻きの一人。髪型はツーサイドアップで、語尾に「――ですの」と付く。釣りが好き。将来の夢はお嫁さんで、素敵な彼氏を釣りたいと思っている。チャロットのルームメイト。本人の言葉によれば、周りからは単に「花音の取り巻きの一人」としか思われていないようである。卒業後、ハワイで釣りの旅を満喫していた。 白石御影(しらいし みかげ) 声 - 田丸篤志 、ささきのぞみ(幼い頃) 3年ウメ組の生徒でクラス一のイケメンで、ルビーと花音のあこがれの存在。掃除や整理整頓もキチンとこなせる性格。クールで誰にでも優しく温和だが、ルームメイトのジャスパーにだけは遠慮がない時が多い。食事に関してはカレーに納豆やソースを混ぜて食べるなど変わった一面もある。実家は華道の家元で、御影自身も人間界に帰省した際は華道の厳しい指導に当たっている。着物の着付けが得意。学業についてはウメ組の中ではサフィーの次にテストの成績が良いような描写があった。花音と対称的に朝食はご飯、日本茶を飲むなど和風スタイルをとる。花音とは血を分けた双子の兄妹という事実が発覚した。実は幼少時にルビーに会っており、そのときから好意を抱いていたものの自覚することはなかったが、ルビーに告白するトールを見て自覚するようになる。卒業式に行方不明になるが、直前にジュエリーナによって人間としての体と引き換えにジュエルペット「グラナイト(御影石)」として転生していた。卒業式から5年後にグラナイトの姿でルビーの前に姿を現し、彼女と結ばれる。なおグラナイトは公式のジュエルペットとして、次シリーズ以降の作中にも登場する。怪盗M-kage(かいとうエムカゲ) ダークジュエルパワーによって御影が変身した怪盗。夜になると御影はこのM-kageに変身する期間が一時続いた。昼間の御影はM-kage時の記憶が欠落している。女性をメロメロにし意のままにする能力があり、この能力でルビーを操ろうとしたが、ルビーに説得され元に戻った。また、これによりダークジュエルパワーへの耐性がついた。 黒田真砂(くろだ まさご) 声 - 浅利遼太 3年ウメ組の生徒で御影の親友。黙っていれば底々イケメンなのだが、お調子者な性格が災いしコメディリリーフ的なポジションである。故にクラスのムードメーカー的な存在。学園で行われるイベント(校内ビックリお笑いコンテスト、イルカグランプリなど)では司会を務めていた。ストロベリーカフェが危機に陥った際、店のために奮闘していたガーネットを気に掛けるうちに恋愛感情を抱くようになった。彼女の夢を応援するために、彼女主演の映画をジュエルフィルムコンテストに応募し、特別賞を受賞した。映画を撮影する際にガーネットに自分の告白もするが、恋よりも自分の夢を大事にしたいという彼女の一心で断られ、失恋となった。しかし自分の映画の試写会に行ったとき、映画のラストのフィルムに残されたガーネットからビデオレターで励ましの言葉を受け、恋の未練を払拭して映画監督の道を歩むことになった。卒業後、大女優になったガーネットとともに芸能界で監督として活躍している。 三原純子(みはら じゅんこ) 声 - MAKO 3年ウメ組の生徒で新聞部部長。御影に言わせれば「でっちあげの三流ゴシップ誌」である「サンシャイン新聞」を発行している。メガネっ子。アホ毛があり、それが特ダネスクープの予兆があると、立ってセンサーの如く感知するという。写真好きのペリドットと組んでいる。人の迷惑を省みず、部数を上げるためなら、ありもしないスクープを捏造するなど手段を選ばないが、ここ最近は捏造なしのまともな記事を出している。祖父は新聞記者だった。 根本クララ(ねもと クララ) 声 - ささきのぞみ 3年ウメ組の生徒。クラスでは影が薄く根暗なおかっぱ少女ではあるが、晶子に続く主要人物で魔法に関しての知識や洞察力に優れている。両目は前髪がかかっており普段は見えないが、魔法少女に変身後は美少女なみに外見が変わる。東北弁を発する。趣味はコスプレで、魔法少女に変身するためにエンジェラの魔力を利用した。その後、しばらく変身することはなかったが、第47話において再び魔法少女ジュエルクララに変身。魔法のステッキから放った光でサフィーの異常の原因がダークジュエルパワーと見破った。人間で唯一魔法が扱える人物であるが、魔力的には弱く魔法少女としての出番は少ない。 他のクラスメイト 自分たちがいないまま卒業アルバムの集合写真を撮ろうとしたウメ組一同の前に八木沼を人質に現れ、クラスメイトにもかかわらずアルバム用の写真に1枚も写っていないことなどを皆に追及。誰も彼らの名前を知らなかったため怒り悲しんだが、オパールだけは全員の名前を覚えていたため事態は収拾、無事集合写真を撮り終えた。モブキャラクターとしては以前から登場していたが、第48話で下記のように各々に名前がつけられた。ルードヴィヒ 声 - 奥村翔 黒髪で太めの男子。フルネームは「ルードヴィヒ・アウグステ・ヴィルヘルミーネマクシミリアン」。 第十四代武者小路篤胤(だいじゅうよんだいむしゃのこうじあつたね) 声 - KENN 長身の男子。 日下草香飛鳥明日香薫子(くさかそうかあすかあすかかおるこ) 声 - 佐藤美由希 ショートカットの女子。 マリ・アントワネット 声 - あいざわゆりか ロングヘアの女子。フルネームは「マリ・アントワネット・ジョセファ・ジャンヌ・ド・ロレーヌ・ドーリシュ」。 ジュゲムジュゲム 声 - 寺島惇太 茶色の髪の男子。フルネームは「ジュゲムジュゲム ゴコウノスリキレ カイジャリスイギョノ スイギョウマツ フウライマツ クウネルトコロニスムトコロ パイポパイポノ シューリンガンノ チョウキュウメイノ チョウスケ」。
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