怪人協会構成員
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フェニックス男 声 - 前田弘喜 災害レベル鬼。怪人協会メンバー。かつて放送されていた「アニマル帝国」の登場キャラクターである「ドンカンバード」のスーツアクターを務めていた男が着ぐるみが脱げなくなり、そのまま怪人化した。番組が打ち切られるとお払い箱になり、プロデューサーらしき人物から水をかけられるなど屈辱的な過去を持ち、それゆえに人間たちへの強い復讐心を有する。 「自分にとっては怪人協会も踏み台に過ぎない」と嘯くが、童帝に全く太刀打ちできずに倒される。 村田版では比較的理知的な性格に変更され、暴れることにしか能が無い多くの怪人と違い全体を見渡して指示を出したり交渉ごとも行えることからギョロギョロに重用され、ガロウへの勧誘役やヒーロー協会から人質をさらう役の指揮官を任されていた。そのため自分のことを一目置かれる「中間管理職」と称している。怪人協会に籍を置いてはいるがあくまで利害関係によるもので、ギョロギョロにオロチ育成の話を聞いた後は、自らもいずれパワーアップし怪人王になることを目論む。 転生フェニックス男 災害レベル竜。村田版にのみ登場。童帝によって倒されたフェニックス男が転生した姿。 転生したことによりクチバシ攻撃しかできなかったフェニックス男とは思えない程の強さを得た。攻撃力、耐久力、スピード、あらゆる面で優秀で一部特化な怪人が多い怪人協会のなかではかなりバランスが取れた存在である。特に耐久力は災害レベル「竜」の中でも最強クラスで本体が死んでも着ぐるみさえ無事なら何度でも復活し復活するたび際限なく強くなるという。 着ぐるみには強い愛着を持っているようで、童帝からの攻撃を受けて着ぐるみが損傷した際には激怒しているほか、スーツアクターとしての強いこだわりを見せる。 元々頭がよく強い警戒心を持っていたことと、本体が死んでも着ぐるみの能力で際限なく復活し復活するたびパワーアップする特性も相まって童帝の切り札すらものともしなかったが、強くなりすぎて慢心したことと着ぐるみに傷をつけた事が重なり童帝への怒りで突撃した結果、着ぐるみの中にコチョコチョ虫一号を入れられてくすぐられ、たまらず着ぐるみを破いてしまい力が抜けてしまう。弱体化した所を童帝に攻撃され、着ぐるみをむしりとられたことで怪人としての力を完全に失い、戦闘不能となった。 後に142話は描きかえられ、着ぐるみを脱ぐ事を拒絶してくすぐりに耐えていたが笑いすぎて爆発し、災害レベル狼未満の怪人ヒヨコ男になった。 必殺技は「フェニックスエクスプロージョンクチバシ攻撃」、転生前はS級ヒーローの童帝が貼った「イライラシールド」に歯が立たなかったが転生後は「イライラシールド」を五重を容易に突き破り童帝にダメージを与えた。 基本全ての攻撃は熱属性であり熱に強い素材ならすこしなら耐えられる。着ている着ぐるみの性能を変えることができる。 彼の経緯としては前述のとおり憂いに沈む過去を持ち、怪人化した後でも根強く彼の中に残っている。 フェニックスファイヤーファルコンモードスピードに特化した形態でかなりのスピードで飛び回る。他の形態より攻撃力は控えめだがそれでも災害レベル「竜」に恥じない攻撃力を持つ。 フェニックスプロミネンスホークモード高い防御力を誇る形態。この形態の最大の利点は相手のエネルギー攻撃を吸収し自分に還元させることにより強くなる。 フェニックス金剛(ブリリアント)イーグルモードパワーに特化した形態で、たった一撃で童帝のブレイブジャイアントの腕をもぎ取った。 新王 目覚めの光周囲にある生物の死体に着ぐるみから溢れ出す生命エネルギーを照射することにより擬似的な生命活動をさせ蘇らせることができる。しかし擬似的な生命活動をさせているので知能は無い。しかし生前に使っていた技は使うことができる死体の怪人が強ければ強い程ゾンビ怪人は強くなる。この光線を使えば死者の軍団を作ることも可能らしい。 怪人ヒヨコ男 災害レベル狼未満。142話で登場。見た目は文字通りひよこの姿をしており、サイズも非常に小さい。サイタマから逃げ出すも、ウィンドに蹴り飛ばされた。 キリサキング 災害レベル鬼。怪人協会メンバー。両腕が刃になっている、顔に包帯を巻いた都市伝説怪人。 怪人協会の中でもかなり危険な存在で仲間の怪人でさえ彼に近づこうとはしない。 戦闘能力は鬼の中でも高く初期のガロウとやりあえるぐらい強い。 蟲神、ムカデ先輩と共にガロウの動向監視を行い、不細工な子供を殺すよう命じたが反発される。一度はガロウに重傷を負わせたが、不細工な子供を助けるため怪人教会本部に現れたガロウと再度戦闘になり、武器の刃を腕でへし折られパンチ一発で首が引きちぎれさらにボンブからコピーした「旋風鉄斬拳」で頭部がバラバラになり死亡した。 蟲神 災害レベル鬼。怪人協会メンバー。キリサキング、ムカデ先輩と同じくガロウの動向監視を行っていた怪人。 覚醒前のガロウの攻撃力で歯が立たないほどの肉体を持つ。 ガロウを制裁した後、怪人協会本部で超合金クロビカリと戦っていたが、攻撃をすべて防がれ、パンチ一発で腰から上を粉砕された。 ムカデ先輩 声 - 手塚ヒロミチ 災害レベル鬼。怪人協会メンバー。巨大なムカデの体に人面の付いた怪人。普段は地面に潜っており、主な攻撃手段は鋭い脚による地面からの不意打ち。作ではキリサキング、蟲神と共にガロウを襲うも返り討ちにされる。村田版ではヒーロー協会幹部をさらうために出現し、鋭い攻撃で金属バットを追い詰めるが、気合を入れ直した彼に一撃で敗れた。 ヒトトリグサ 声 - 杉崎亮 災害レベル不明。村田版にのみ登場。食虫植物の怪人。ヒーロー協会幹部をさらうために出現するが、金属バットに瞬殺された。 ムカデ後輩 声 - 山口崇浩 災害レベル不明。村田版にのみ登場。元は普通のムカデだったが、異常成長によって自我が芽生えた。自分こそ自然界の頂点と粋がっていたが、ムカデ先輩に序列を教えられた過去を持つ。ヒーロー協会幹部をさらうために出現するが、金属バットに敗れた。 ラフレシドン 推定災害レベル鬼。村田版にのみ登場。悪臭を放つラフレシアの怪人。ヒトトリグサ、ムカデ後輩が敗れたのを受けてムカデ先輩と共に出現。相手を昏睡状態に陥らせる「催眠香」で優位に立つが、気合いを入れ直した金属バットに敗れた。 サイレスラー 声 - 杉崎亮 災害レベル虎→鬼。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。レスラーの姿で腹部に「砕」の文字を入れたサイの怪人。 モヒカン、パイナップルと対峙し、彼らの必殺技を受けて採点、2人の戦闘力を酷評する。元々は災害レベル虎だったが、地上で一番強い奴になるために特訓を続けた結果、災害レベル鬼に成長する。A級ヒーローの攻撃すらものともしなかったが、アトミック侍に斬られたことすら気付かず、気付いた後はアトミック侍の攻撃を100点と評価しながらバラバラになって死亡した。 マーシャルゴリラ 声 - 堀総士郎 災害レベル虎。村田版にのみ登場。軍人の姿でバナナ型の葉巻を吸うゴリラの怪人。自分の災害レベルに拘っており、災害レベル「虎」から「鬼」に上がるまでA級ヒーローを襲い続けると公言している。W市でヘビィコングと対峙し、圧倒的な実力で勝利した後はW市を徘徊していた。遭遇した進化の家のアーマードゴリラにナイフで襲い掛かるが全く通用せず逆にナイフが折れてしまい、一撃で顔面の骨が砕かれ死亡した。 舞妓プラズマ 声 - 紡木吏佐 災害レベル虎。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。着物姿で背中に背負った雷様の太鼓を用いて、電気を自在に操る舞妓の怪人。 電気ナマズ男と共にD市で雷光ゲンジと対峙し、勝利する。その後、怪人協会のアジトに侵入したぷりぷりプリズナーと対戦するも攻撃が全く通じず他の怪人たちと共に退散しようとしたところ、バキューマによって食われ能力を奪われる。 後に描き直された話ではバキューマに吸収されるも、ぷりぷりプリズナーがバキューマを倒した際には消化されていなかったことで生き残る。また、電気ナマズ男とは夫婦であることを示唆する描写がある。 電気ナマズ男 災害レベル虎。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。逞しい手足を生やした電気ナマズの怪人。腹部に充電マークがある。 舞妓プラズマと共にD市で雷光ゲンジと対峙し、勝利する。その後、怪人協会のアジトに侵入したぷりぷりプリズナーと対戦するも攻撃が全く通じず他の怪人たちと共に退散しようとしたところ、バキューマによって食われ能力を奪われる。 協調性は怪人の中でも高く、後に149話で描きかえられた際、それを示す場面が多く見られた。 描きかえられた話ではバキューマの吸収から辛うじて逃れるも、舞妓プラズマがバキューマによって吸収された際は憤慨していたが、ぷりぷりプリズナーによって吸収された怪人たちが全員排出され、無事と知るや否や我先に彼女を助けその場から立ち去った。 怪人姫 メガネメガミ 推定災害レベル鬼。原作にのみ登場。怪人協会メンバー。ハート型の眼鏡をかけた女性怪人。いかなる男でも虜にし、奴隷にしてしまう強力な催眠術「洗脳ハートビーム」を持つが、アマイマスクには通じず倒された。台詞から察するに、アマイマスクのファンだった模様。 村田版では怪人姫 弩Sがメガネメガミの役割を担っている。 怪人姫 弩S 声 - 藤原夏海 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。抜群のプロポーションの持ち主で、露出度の高いボンデージ衣装を纏った女怪人。マスクをしており、素顔は口が裂けており非常に長い舌を持つ。その名前と外見通りのサディストで、イバラの鞭による特殊な刺激で相手を虜にし奴隷にしてしまう。 災害レベル鬼にしては意外とタフで、幾度となく大ダメージを受けたり、フブキからの激しい裁きを受けても倒れないなど自我も強い。 怪人協会による宣戦布告の際は、街で暴れてダークネスブレイドを始めとするヒーロー数名を鞭の刺激で洗脳し、駆けつけたフブキ組と対峙、フブキ組メンバーをも洗脳するが、フブキが負傷したことを察知して周囲を破壊しながら近づいてくるタツマキの実力が想像の遥か上であったことを悟り、現れたタツマキに洗脳したフブキ組をけしかけ、撤退。 その後、怪人協会本部まで逃げ帰り、覚醒ゴキブリがオロチに食い殺された直後、自身もギョロギョロに敗北を咎められるが、能力の利便性により生かす価値があると判断され、次は無いとオロチに釘を刺されたものの事なきを得た。ナリンキ私設部隊が怪人協会に捕えられた際には、G5の助言で戦力として使った方が有益とのことで私設部隊全員を洗脳した。 怪人協会のアジトに侵入したイアイアンたちA級ヒーロー三剣士と遭遇し、洗脳した私設部隊をけしかける。私設部隊との戦闘で隙が生じたブシドリルを攻撃して洗脳しようとするも、アマイマスクによって阻止されてイアイアンたちを取り逃がす。弩Sはアマイマスクのファンで、素顔を見せて彼を誘い取引に応じれば私設部隊の洗脳を解く可能性をちらつかせるも相手にされずけしかけた私設部隊はあっさりと皆殺しにされた。自分の知るアマイマスクとあまりにも違う姿と実力に動揺し、鞭で攻撃をするも全く通用せず降参。アマイマスクに服従することを誓って命乞いをするが「怪人は死ね」と言われ(直接的な描写は無いものの)首の骨を折られ絶命する。 後になって145話は描きかえられ、ナリンキ私設部隊はアマイマスクに殺されかけたところを三剣士によって阻止される。また、弩Sは頭をアマイマスクによって壁に叩きつけられた後、油断していたアマイマスクに自身の足を蛇のように巻きつかせて動きを止めて舌で顔面を攻撃するが、その顔を見てアマイマスクが人間ではないことに気付いた直後に顔面を握りつぶされて殺されたかに見えたが、後に描きかえられた151話では上の階から滴り落ちてきた怪人の血を啜ることで回復し、潰された顔も元に戻した。アマイマスクの秘密を知ったことでうまく利用すれば優位に立てると考え、アマイマスクを1000人目の恋奴隷にすることを決めるが、直後にフブキと遭遇する。優位に立つよう人質を取るもシルバーファングによって失敗し、自身も拘束される。その後はフブキからの激しい裁きを受け、洗脳されるふりをしてガロウをおびき寄せる笛を吹くが、実はその笛は育ちすぎたポチを呼び寄せるものだった。ポチに手こずってる隙に逃げようとするが、フブキの地獄嵐によって失敗する。 地底人達が互いに争って滅んだのは、彼女が潰し合わせたものであることが判明する。アマイマスクを恋奴隷にするつもりではあるが、実はアマイマスクに惚れてしまっているようで、妄想の内容からむしろ彼女自身がアマイマスクに支配されたがっている様子が窺える。 ガンリキ 声 - 冨岡美沙子 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。頭部はメデューサのように無数の蛇になっており、ラミアやナーガを思わせる蛇の下半身を持つ女怪人。相手を麻痺させる神経毒を用いる。 童帝が作ったカマセイヌマン22号によって全ての毒を分析された後にカマセイヌマン22号の自爆攻撃を受けたが、表面の皮が消し飛んだだけで目立ったダメージが無く、熱感知で童帝を見つけ出すが、応援に駆け付けた豚神に丸ごと食べられて倒された。 百々目蛸 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。全身に無数の目玉を持つ巨大タコの怪人。建物を食べて巨大化・硬質化する性質を持つ。閃光のフラッシュによって目を潰されのたうちまわっていたが、タツマキによって上空へ持ち上げられ、丸く潰されて倒された。 拳闘魔人 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。4本の腕を持つボクサーの姿をした怪人。かつては格闘技を極めた格闘家だったが、試合だけでは物足りず、自分の力を思う存分発揮したい破壊衝動によって怪人化した。 スマイルマンと対峙し圧倒するが、バングに瞬殺された。 ヘドロクラゲ 声 - 伊達忠智 災害レベル虎。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。粘性の液体状の肉体を持ち、毒ガスも効かず、打撃や斬撃を受けても一時的に体が飛び散るだけでダメージは一切受けない体で災害レベル虎にしては驚異のしぶとさを誇る 倒すためには火など物理以外の攻撃が有効である フェニックス男と行動し、ゼンコを誘拐しようとするが、ガロウに倒され撤退する。その後、ガロウへの嫌がらせのチャンスを窺い続けており、ガロウがキリサキングたちから逃げさせたタレオを捕縛し、隙が生じたガロウにキリサキングたちが攻撃をしかけ瀕死の重傷を負わせるきっかけを作った。ワガンマを救出に来た童帝と戦うが、自分には斬撃が効かないことに油断して、燃料油を注入されて焼け死んだと思われていたが生きており、童帝の前に再び現れて怒りを露にし邪魔しようとするが、体に含まれる油分に目をつけたエビル天然水に体内の水分を全て吸収され死亡した。 バンパイア(血統書付) 推定災害レベル鬼。怪人協会メンバー。吸血鬼の家系の末裔で、血統書付きの正真正銘本物の吸血鬼。ゾンビマンの30分に渡る死闘の末、死亡した。 村田版では生まれながらの本物の怪人であるというエリート意識から、オロチや幹部を含め他の怪人たちを内心では紛い物と見下しており、ヒーローたちを全滅させた後で紛い物の怪人を皆殺しにしようと画策していた。そのため、他の怪人達からは嫌われている。 ダイショッカン 推定災害レベル鬼。怪人協会メンバー。巨漢の怪人。巨大なトカゲのような外見で、非常に食欲旺盛。豚神と遭遇して丸呑みにしようとするも、逆に豚神に丸呑みにされてしまった。 魔ロン毛 推定災害レベル鬼。怪人協会メンバー。異様に長い頭髪を操り戦う。「井の中の蛙大海を知らず、A級ヒーロー毛髪の恐怖を知らず」など、ことわざをその時々の状況に置き換えて言うのが特徴。何万本もの毛髪攻撃を仕掛け、油断すれば敵の体内に毛髪が侵入して内臓を破壊するなど厄介な代物となっている。剣よりも細い代わりに物体や人体の貫通、切断が可能。 A級三剣士と戦い、彼らを苦戦させるが頭髪を全て切られて倒された。 カオハギ 声 - 村上裕哉 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。全身に顔があり、両手に持った巨大な包丁で相手の顔を剥ぎ取る怪人。 動きが速く、包丁捌きでジェノスの左腕を損傷させるも、ジェノスが意図的に自分の堅い頭を攻撃させたことで包丁が砕ける。隙が生じた所に焼却砲を口に撃ち込まれ、体内から焼き尽くされた。 覚醒ゴキブリ 声 - 野坂尚也 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。6本の腕を持つゴキブリ型の怪人。 ただ速いだけではなく、相手の視線をくぐり抜ける独特の歩行をし、建物の死角を巧みに利用する。また本人曰く、殺意を読み取って先に体が勝手に避けるので、光の速さで攻撃しても当たらないらしい。 ジェノスの奥の手に関する発言に反応し、とどめは他の怪人に任せて立ち去るフリをして背後から攻撃しようとしたが、ジェノスの出した超強力な瞬間接着剤に捕まってしまう。焼却砲で倒されかけたが、脚を捨てて逃走した。 その後、怪人協会本部まで逃げ帰るも、オロチから敗北したことを咎められ、彼のツノにあっさり捕まり食い殺された。 ギョフリー 声 - 木内太郎 災害レベル不明。村田版にのみ登場。ヒーロー協会病院を襲撃した、半魚人のような姿をした怪人。無免ライダーを圧倒して踏みつけるが彼に足を掴まれ、直後にタンクトップマスターの繰り出した「タンクトップタックル」の直撃を受けて、病院の外に吹き飛ばされた。 三羽ガラス ゴウケツ直属の部下である三人組のカラス型怪人。災害レベル鬼。村田版にのみ登場。全体的にはカラスのような姿だが人間のような腕を持ち、足が三本ある。病院に搬送されていたロジー、デーブ、バズズをスーパーファイトの会場に連れ戻してきた。 元々はゴウケツの弟子であったが、意思が弱かったらしく怪人化した後に自我を失い、貪欲な肉食獣と成り果てた。凶暴だが主人には忠実。ゴウケツによると武術家の肉が好みとのこと。 コンビネーションを使い、重傷を負ったスイリューを追い詰めるも、ヒーロー活動時の武装に着替えて助けに戻ったスネックとマックスの加勢により、スイリューたちに倒される。 フリーハガー 声 - 手塚ヒロミチ 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。「FREE HUG」と書かれたプレートを手に持ったハリネズミの怪人。 全身が針で覆われており、ぷりぷりプリズナーを苦戦させるも、痛みは受け入れればいいと判断し、精神的に成長したぷりぷりプリズナーのエンジェル☆ハグで倒された。 爆走兄弟 レップウとゴウカ 推定災害レベル鬼。原作にのみ登場。怪人協会メンバー。ロボットの兄弟で、兄弟愛を生かした連携攻撃「高速回転陣」を得意とする。 スピードでは誰にも負けないと自負していたが、それを上回る閃光のフラッシュのスピードに瞬殺された。 村田版では疾風のウィンドと業火のフレイムがレップウとゴウカの役割を担っている。 デストロクロリディウム 声 - 手塚ヒロミチ 災害レベル虎。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。寄生型の怪人で、ヒーロー協会の職員に寄生してヒーロー協会本部に侵入し幹部の1人を射殺する。本体は人間の手に乗る位の大きさ。寄生した職員を超合金クロビカリによって倒され、新たに超合金クロビカリに寄生しようとしたが、鋼鉄並の強度を誇る触角ドリルを用いても超合金クロビカリの肉体には傷一つ付けられず、手で叩き潰された。 シャワーヘッド 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。体内に溜めた水を自由に変質させて噴出することができる。超マウス、イッカクと共にガロウを攻撃するも歯が立たず、超マウスとイッカクとの連携技である爆速刺しを繰り出すがあっさりかわされ、流れ弾を受けて怒り狂った育ちすぎたポチの攻撃を受ける。蛇口全開放で最大水圧で相殺を試みるも、全く太刀打ちできずに掻き消された。 超マウス 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。元実験用のマウスで、様々な過酷な実験を生き抜いてきた。優れた知性と膨大な筋量、尋常ではない再生能力を誇る。キリサキングに倒された後に怪人協会アジトに侵入してきたガロウを、シャワーヘッド、イッカクと共に攻撃するも歯が立たず、シャワーヘッドとイッカクとの連携技である爆速刺しを繰り出すがあっさりかわされ、流れ弾を受けて怒り狂った育ちすぎたポチの攻撃を受ける。自身の再生能力に自信があり、復活できる可能性を信じて身構えたが全く太刀打ちできずに掻き消された。 イッカク 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。世界最硬を自称する長い角を有している。シャワーヘッド、超マウスと共にガロウを攻撃するも歯が立たず、他の2人がガロウと会話している間に体全体を串のような形状に変化させ、シャワーヘッドと超マウスとの三鬼一体の連携技である爆速刺しでガロウを攻撃するもあっさりかわされ、前方にいた育ちすぎたポチに角が刺さってしまい、怒りを買ってバラバラにされてしまった。 ジャガン 災害レベル不明。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。元は貧弱な超能力者だったが、ギョロギョロによってヒーローによって殺された怪人たちの眼を体に埋め込まれ、残留思念である怨念を寄り集めることで力を増幅させることに成功し、ビルを数本も自在に浮かばせて攻撃できる。 人質救出作戦のために怪人協会アジトの場所まで乗り込んできたヒーローたちの前に現れ、タツマキを相手に数分健闘してみてたものの、歯が立たず畳みこまれた後に掻き消された。ギョロギョロにとってはタツマキ以外のヒーロー協会側の戦力を観察するための時間稼ぎの捨て石に過ぎなかった。 バキューマ 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。ヒンドゥー教の神のガネーシャに似た外見をしている。 ぷりぷりプリズナーと対戦してその耐久力に勝てる見込みが無いと撤退しようとした怪人の雑兵たちを食べて特殊能力を取り込み、パワーアップする。取り込んだ特殊能力が使えるのは、消化して排泄されるまでとのこと。 取り込んだ能力を纏めた攻撃をぷりぷりプリズナーに放つも、ダメージの蓄積で新しい戦闘スタイルを身に付けたぷりぷりプリズナーの攻撃で粉砕された。 剣鬼ブッタギリー 災害レベル不明。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。刃に魂を捧げたと豪語する。 アトミック侍の一閃を防ぐなど、ある程度の実力を有するようだが、斬り合いでは相手にならず、自分がバラバラに切られている事に気づかないまま絶命した。 マナコ 災害レベル不明。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。一つ目の怪人で、目は光らせる事も可能。最初の一人称は「俺」だが、途中から「わたし」になっており、性別が女性ということが明言されている。 S級ヒーローと戦うのを恐れトイレにこもってやり過ごそうとしていたが、運悪く道に迷っている最中のサイタマとフラッシュがトイレの壁をぶち壊して出会ってしまう。その後、怪人王への案内係として同行させられるも、その最中に何度もサイタマとフラッシュに命を救われるなど結果として生きながらえている状態となり、タツマキの強力な超能力で閉じ込められた際は、脱出する為に一時的とはいえ互いに協力しており、サイタマからも名前で呼ぶ間柄になるなど根っからの悪ではない様子。 ビルブッパ 災害レベル鬼。村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。ダイナマイト・プランジャー(発破の起爆スイッチ)の様な形をした小柄な怪人。高いテンションと高飛車な性格が特徴で、笑い声は「ハッパッパッ」。小柄な体型とは裏腹に爆発力はかなりのもので、複数のビルを同時に倒壊させるほど強力なもの。 自身の爆発能力でビルを倒壊させ、唯一の仲間の出入り口を塞ぐという戦略を見せるが、倒壊したビルとマンホール越しに、サイタマにビルごと殴り飛ばされ、そのままの勢いで遥か彼方へと吹っ飛ばされた。 毒トカゲ姉妹 村田版にのみ登場。怪人協会メンバー。トカゲの姿をした女怪人。 頭に数本の角に、ストレートナイフを持っているのが姉。 頭に2本の角に、ロングナイフを持っているのが妹。レプテラ(姉) 災害レベル不明。149話で登場。仲間と共にぷりぷりプリズナーと戦うも、尋常じゃないタフさに恐れて逃走。それを目撃したバキューマーによって吸収されるが、ぷりぷりプリズナーによって倒されたことで吸収された怪人たちは排出された。 ラプトラ(妹) 災害レベル不明。138話で登場。ヒーローたちが来たことで人質の価値はないと判断し、ワガンマを殺そうとするが、童帝の毒ガス兵器に倒された。 マスター・ジョー 災害レベル虎。村田版にのみ登場。怪人協会金庫番。あらゆる鍵を持て歩いており、自身の体もカギに変える事ができる一つ目の怪人。 体は意外と頑丈で、数発の銃弾を打たれても倒れない程のタフさを持つ。仲間がやられた後は追い詰められ、最後の手段としてエビル天然水を解放する。 最後は力尽きるのと同時に、エビル天然水に共生するマッドドクターフィッシュに食い殺された。 なお、災害レベル自体は高くないが、金庫番という肩書きを持つため、怪人協会の中では重要な存在であることが伺える。 大怪蟲ムカデ仙人 災害レベル【不明】。村田版にのみ登場。ムカデ長老の更に巨大な超生物。本人曰く「父なる大地の化身」。一人称は「吾輩」。 ガロウと対峙する際にタレオの乗ったヘリを人質をして扱い、エビル海洋水との連携でガロウを追い詰めるもサイタマがエビル海洋水を吹っ飛ばしたことで戦況は一変する。更に金属バットの参入により追い詰められるが、本人もダメージを受ける度に脱皮、再生するため簡単には倒れず再びタレオたちの乗ったヘリを捕らえ人質を取るが、ガロウと金属バットの連携やヘリに乗ったヒーローたちの機転によりヘリを手放た上に、再生能力の役割を果たす心臓をガロウに抜き取れた挙句に遠く投げ飛ばされ、最期は自分の心臓を取り戻すのと同時にガロウに瓦割りの要領で自身の体が一撃で真っ二つに割られ絶命する。ムカデ大行軍 凄まじい威力とスピードによる突進攻撃。 六千六百六十六足大穿孔(ムカデだいせんこう) 自身の6666本の巨大な脚を連携にした高速回転突進攻撃。
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