A級ヒーロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:14 UTC 版)
リスト内に名前があるヒーローはリンク先を参照。 ヒーロー名順位ハゲマント(サイタマ) A級39位 タンクトップベジタリアン A級9位→引退 ビュウト(シークレット仮面 → イケメン仮面アマイマスク) 声 - 宮野真守 A級1位。24歳。「アマイマスク」と略して呼ばれることが多い。ヒーローとアイドルを兼業している。人気だけでなくS級上位クラスの身体能力と戦闘力を持っており、心臓を貫かれても平然としていたり、ブサイク大総統に身体を引きちぎられても元に戻ったり、斬られた腕を瞬時に接合する(切断面が綺麗でないと糸で縫う必要があるらしい)など強い再生力を備え、その素性には謎が多い。ただしブサモンなど極度のブサイクと相対すると、嫌悪感のあまり戦闘どころか相対することすらできなくなってしまうのが弱点。 テレビのインタビューやコンサートでは優しげな好青年風だが、ヒーロー協会内では極めて傲慢に振る舞っている。「悪」に対して強い憎しみを抱き、協会から生け捕りを指示された標的ですら構わず殺害するなど一切の容赦をせず、ヒーローの在り方に対しても「ヒーローは『悪』に絶対に敗北してはならない」「ヒーローは常に完璧な存在でなければならない」という非常に厳しい考え方を持つ。怪人に対して敗北・苦戦したり市民への被害を防げなかったヒーローには、如何なる事情があろうとも(自らが実力を認めたS級であろうとも臆さず)辛辣な言葉を投げかけている。逆に怪人と一晩中戦っていた(と勘違いされた)キングの在り方は素直に認めている。 上記の通り正義感は強いが、それが行き過ぎるため悪には強い嫌悪感を抱き、また上手く行かないことがあると他のヒーローたちに危害を加えようとするなど自暴自棄になりがちな一面を持つ。一方で、鏡に映る自分を見ては自らの美しさに酔いしれるなどナルシストな一面も持つ。 実力の足りない者はS級にさせないという考えから敢えてA級1位に留まり続けているが、ヒーロー協会からはその徹底したヒーロー精神やアイドルとして世間に有する強い影響力を信頼されアドバイザーとしてヒーローたちの昇格審査にも立ち会うなど、協会内で他のヒーローにはない一定の権力や政治力を有している。これらのことから、アトミック侍の三弟子を筆頭とする「S級になれる実力のA級ヒーロー」たちのS級昇格を厳しいものにする障壁になっているとされる(しかし現在のところ、作中直接誰かのS級昇格を妨げた描写はない)。 自分では歯が立たなかった怪人ガロウを難なく撃破したサイタマを「圧倒的な強さという華がある」と評し、彼に強い関心を持つとともにA級昇格を認めた。 昔は今とは全く違う醜い見た目でありコンプレックスを持っていたが、せめて内面だけは綺麗でいたいと品行方正を志して生きていた。ヒーロー協会が設立された時はいち早くヒーロー試験にチャレンジし、当時はザル審査であったため容易に合格する。自分の顔を晒すのに躊躇いがあったため仮面を装着したままヒーロー活動をしていた(B級昇格時のヒーローネームは「シークレット仮面」だった)が、ある日の怪人との戦闘中に仮面が割れてしまい別人と化していた自分の顔を見て、自らの醜さを呪うあまり怪人になってしまったことに気づく。完全な怪人になってしまうことへの恐れから怪人を殺すことでしか自分をヒーローと証明できないと焦ってさらに心も怪人へ近づき非情になっていった結果、今のような性格になった。 そしてサイタマに自分自身の理想のヒーローを託すために遊園地へ訪れた際、災害レベル「竜」の嫌なピエロと戦ったが、このままでは負けてしまい多くの犠牲者が出てしまうという状況に陥る。自らが素の状態になって戦えば人々を救えるが、大衆の前で醜い姿を晒せば今後のヒーロー活動も危ぶまれるという苦渋の選択を強いられることになる。しかしサイタマの言葉を思い出して怪人の姿になり、再度嫌なピエロに立ち向かった。 怪人状態の戦闘力はS級上位に匹敵し、災害レベル「竜」の怪人をパンチで粉砕できる程の破壊力・凶暴性を発揮する。しかし、一度変身を解除すると元の姿にはそう簡単に戻せないらしい。 怪人状態の戦闘力で嫌なピエロに辛勝するも、周囲の群衆やメディア中継を通じて世界中に正体を知られてしまう。困惑と失意の声に包まれる中、駆け付けたサイタマからは「お前はちゃんとかっこいい奴だったんだな」と最大限の称賛を受けた。サイタマが彼と戦うフリをして、市民から遠ざけ逃がしてくれた。 イアイアン 声 - 細谷佳正 A級2位。23歳。アトミック侍の弟子でA級三剣士の一人。西洋鎧を装備し、居合いを得意としている。愛称は「イアイ」。暗黒盗賊団ダークマターのメルザルガルドに左腕を消し飛ばされ、以降は隻腕となる。 S級ヒーローの面々よりは柔軟だが頑固な一面ももち、サイレスラーとの戦いでは、サイレスラーの角を斬ることにこだわったことを師匠であるアトミック侍にたしなめられた。自分の実力はS級ヒーローには及んでないことは自覚しているが、それでも強くなろうと必死に努力している。 サイレスラーと対峙した際は、他のA級以下のヒーローの攻撃が良くて30点と評される中、サイレスラーの突進を止めるなどして69点と評されるなど、他のA級以下のヒーローと比べて頭一つ出た実力を有している。師匠であるアトミック侍には遠く及ばないものの弾丸よりも遥かに速い剣速を持ち、鉄砲への対処法は不要なほど。 戦闘能力はオカマイタチとブシドリルの3人でS級に相当する。3人合わせて災害レベル鬼以上の怪人を倒したり、怪人によって洗脳された傭兵部隊を正気に戻した後はそのまま彼らを地上まで救助活動を行うなど、実力だけでなく連携にも優れている。 オカマイタチ A級3位。26歳。アトミック侍の弟子でA級三剣士の一人。女装したオカマ。アトミック侍やイアイアンらからの愛称は「カマ」。 思い込みが激しく、怪人に惚れやすい。必殺技は刀から衝撃波を飛ばして相手を切り裂く「飛空剣」。飛空剣は、師匠のアトミック侍も使用可能。 ブシドリル A級4位。37歳。アトミック侍の弟子でA級三剣士の一人。野武士姿の男。愛称は「ドリル」。 ドリル状に展開する特殊な刀の使い手。 ドリル状のものは鞘にもなっており、中身は刀剣という両用になっている。 重戦車フンドシ 声 - 相馬康一 A級5位。35歳。フンドシのみを身に着けた筋骨隆々の巨漢。髭を生やしているように見えるが実は鼻毛である。 必殺技は高い破壊力を誇る「戦車砲パンチ」だが、ガロウに軽く受け流されてしまった。 ブルーファイア 声 - 長谷川芳明 A級6位。19歳。中華服を着用した三白眼の青年。ガロウとの戦闘で右腕を失った。 必殺技は腕に仕込んだ火炎放射器から青い炎を放つ「火葬」。炎を放つ際は両腕を交差させるなどの予備動作を行い、あたかも超常的な力で炎を出現させているかのような演出を行っているが、ガロウに看破され「小細工」と嘲笑された。 テジナーマン 声 - 村上裕哉 A級7位→A級11位。手品師のような格好の男。村田版では新聞に広告を出しており、普段は宴会の余興などを請け負って活動しているらしい。 多彩な技を有しており、スティックから煙幕を出して広範囲の視界を遮る「七色煙幕」や、帽子から白いカラスを大量に出す「獰猛白カラス」、口から吐き出して攻撃する「マジックブレス」などがある。 トリッキーな戦法が特徴な彼だが、ガロウに一蹴された。 デスガトリング 声 - 白石兼斗 A級8位。顔に十字傷を持ち、左腕にガトリング砲を装着している。ガトリング砲の回転率を急激に上げて一気に全弾撃ち尽くす「デスシャワー」という技を持つ。怖い顔立ちをしているが、愚直な正義漢。 村田版では、自分とS級ヒーローの実力の違いに対するコンプレックスを抱え、S級ヒーローとの待遇の違いに不満を持っている。そのため、A級とB級の実力者を選抜・統率してガロウに挑み、討ち取ることでA級以下のヒーローの存在価値を世に示そうとした。ガロウの殺害を厭わぬ姿勢で苦戦させたものの最終的には全滅させられ、ガロウにはヒーローを名乗りながらランキングや世間からの評価にこだわりすぎていることを酷評された。 スティンガー 声 - 関智一 A級11位→A級10位。24歳。槍先がタケノコのような形状の愛槍「タケノコ」で戦う。性格は明朗快活でやや自信過剰気味だが、海人(深海)族10体(災害レベル虎相当)を単独で撃破する実力者。C級赤マフの肉体強度が100に対して彼は1600とのこと。 アニメでは深海王に敗北した後、イナズマックスと共に入院していたが、後に退院。第11話では壊滅したA市に駆けつけ、被災者の救助に尽力した。 必殺技は槍を回転させて貫通力を増した突きを放つ「ギガンティックドリルスティンガー」。4連続で放ち、瞬時に4体の敵に風穴を開けていた。 ツインテール A級11位。ツインテールで道化師のような服装をした人物。目隠しをしている。あらゆる暗器のジャグリングで敵の息の根が止まるまで続くデスループが必殺技。武器は小さい鉄球やマラカスなどを用いる。 大哲人 A級13位。本を読んでいるギリシャ風の寡黙な大男。C級赤マフの肉体強度が100に対して彼は2442とのこと。怪人の存在理由について哲人らしく悩むが、結局よく分からないので本で殴る。 元々は村田版にのみ登場していたが、原作116話にて逆輸入の形で登場している。 必殺技は本を鈍器にして敵に叩き付ける「3t哲学全書」。本で敵の攻撃を防ぐ「叡智の盾」。 バタフライDX 声 - 堀総士郎 A級16位。ヒーロー協会本部の居住区102号室に住んでいる。 非常に目立ちたがり屋(フォルテ曰く「自己顕示欲の塊」)で、サンバカーニバルで着られるような派手な蝶のコスチュームを身につけている。毛深いため、サイタマに「部屋に毛を落とすなよ」と注意された。 背中の羽をハンググライダーのように使い、ビルの屋上から屋上へ飛び移ったりすることが可能。キングやフブキといった上級ヒーローと交友のあるサイタマには、鎖ガマと共に驚きを隠せずにいる。 ゲンジ(雷光ゲンジ) 声 - 佐藤元 A級17位。24歳。村田版にのみ登場。ヒーロー協会の行った定期災因調査ではD市を担当。 ゲンジボタル姿の鎧で身を包んだ小柄な男。ギミックを施したローラースケートや電気を纏ったスタンバトンを操るが、 電気攻撃が一切通用しないデンキナマズ男と舞妓プラズマのコンビに長所を無力化され、敗北。 マックス(イナズマックス) 声 - 保志総一朗 A級20位→A級19位。21歳。火薬を仕込んだ靴による「稲妻蹴り」で戦う。村田版では「ハイパー空手」なる格闘技も修めている様子。 アニメ第1話ではスマイルマンと共にワクチンマンに挑むが、一蹴される。その後、深海王戦を経て第11話でスティンガー、無免ライダーと共に壊滅したA市に駆けつけ、被災者の救助に尽力した。 第22回スーパーファイトでは、「ハイパー空手」の使い手として初出場。A級ヒーローではあるが、格闘家としての実力が疑問視され逆シードになるも、初戦でリンリンに圧倒的な差を見せつけKO勝ちする。しかし、女性に手を出したとして一部の観客からブーイングを浴びせられた。第二戦でスイリューにKO負け。その後、試合会場に乱入してきたゴウケツに、ヒーローとしてスネックと共に勝負を挑むも、一瞬で遥か彼方へ蹴り飛ばされた。スネックと共にヒーロー活動時の服装に着替えて試合会場に戻り、スネック、スイリューと力を合わせ三羽ガラスを倒したが、スイリューを逃がすためにスネックと共にゴウケツの足止めをし敗北。しかし危機に駆けつけて怪人を倒す姿や自分より遥かに強い怪人にも挑む姿は、スイリューの心に強く残った。 一発屋(ワンショッター) A級22位。村田版にのみ登場。大型のライフルを持ったヒーロー。口癖は「そういうとこ(だよ)」。 遠くにいる怪人を察知し、怪人が撃ってきた銃弾ごと破壊し相手を倒すという正確無比な狙撃を得意とし接近戦もこなせる実力者だが、肝心なときにジャムり(弾詰まり)やすく、普段もわりあい寡黙だがそうなると弱気になる。 怪人協会に連れ去られたワガンマについて、イイトコに生まれても大変なんだなと同情していた。 グリーン A級24位。 三日月フトマユゲと共に、富裕層を対象にしたヒーローマンション説明会に身辺警護人として駆り出される。幼少期から体内で飼っている植物は神経も共有しており自在に操れるが、栄養を奪われるのでグリーン自身は虚弱気味とのこと。 怪人を縛り付けたり、バラバラにしたり、出口を塞いだりなど応用の幅は広い。 三日月フトマユゲ A級25位。その名の通り、額にある三日月の装飾と太い眉毛が特徴の剣士。必殺技は「三日月連斬」。 グリーンと共に、富裕層を対象にしたヒーローマンション説明会に身辺警護人として駆り出される。 スマイルマン 声 - 山口崇浩 A級27位。26歳。スマイルマークが特徴のコスチュームだが、本人は笑わない。「笑えない」が口癖。武器は巨大なけん玉。 B級69位のクライングマンとC級255位のアングリーマンは弟で、かつては無愛想ブラザーズと呼ばれて人気もイマイチだった。表情付きのコスチュームを身につけてからも支持が低く、結局は強いヒーローが人気があるということに気付き怪人退治に力を入れるようになる。 実際にトレーニングしたからなのか、災害レベル鬼の拳闘魔人の攻撃を受けても倒れないなど実力は高いと思われる。 黄金ボール 声 - 荒井聡太 A級29位→A級26位。28歳。村田版にのみ登場。ヒーロー協会の行った定期災因調査ではZ市を担当。バネヒゲと仲が良く、協会からも戦闘力が高い2人と評される。普段は呑気な性格に見えるが、敵の動きや冷静な状況判断ができる洞察力を持つ。 形状記憶弾金という、発射するとミサイル状に変形する鉄球をスリングショットで発射し、怪人を倒す。必殺技は跳弾を利用して四方八方から攻撃を浴びせる「ゴールデンブレイクアウト」。 バネヒゲ 声 - 保村真 A級33位→A級28位。47歳。村田版にのみ登場。カイゼル髭でタキシードを着用した中年男性。名家出身であるが、レールに乗った人生を良しとせず、一流企業に進むよりもヒーローになる道を選ぶ。趣味も兼ねて喫茶店を経営している。ヒーロー協会の行った定期災因調査ではZ市を担当。黄金ボールと仲が良く、行動を共にすることが多い。 剣聖会のメンバーの系列流派の剣士で、天才と言われるほどの実力者。手品のように取り出したレイピアを用いてフェンシングのスタイルで戦う。必殺技は剣先をバネ状に縮めることによって強力な突きを放つ「踏無暴威(トムボウイ)」で、尋常でないほどの射程距離と貫通力を誇るが、その特性ゆえに市街地などの人口密集地では使用できる状況が限定されてしまうという弱点を持つ。 師匠であるニチリンによると、A級下位に甘んじているのは技の貫通力が高すぎて人里では水平撃ちができないためで、踏無暴威の連続技である踏無暴雨威で大量の黒い精子を倒すなど、条件さえ整えば災害レベル竜の怪人にも対抗可能な実力を持つ。また、ヒーローランキングでは上のイアイアンからも敬意を持って接されている事からも、本来の実力はイアイアン以上であることが窺える。 ナルシストイック A級29位。村田版にのみ登場。口にバラを加えたナルシストのような格好をしている。顎が異常なまでに尖っている。同じA級のアマイマスクをライバル視しているが相手にされていない。 見た目とは裏腹に泥臭い肉弾戦を得意とし、時にはそのあたりにある交通標識やコンクリートブロックといったものを武器に用いることもあるラフファイター。必殺技はナックルダスターを両手につけて殴る「ローズメリケンサック」。 桃テリー A級30位。村田版の番外編『迷い猫』に登場。桃太郎のような格好(西洋風にアレンジされている)をしたコーカソイド。実家は団子屋で、戦う前の口上が長いらしい。 フォルテ A級31位。24歳。ヒーロー協会本部の居住区101号室に住んでいる。 常にヘッドホンとウォークマンを着けており、音楽のリズムを取り入れた動きで戦う。ファッション誌に載った経験もある。年齢や先輩後輩といった序列や上下関係、上級ヒーローのネームバリューには弱い。 怪人協会壊滅後、バタフライDX、鎖ガマと共に住居を失いヒーロー協会本部の居住区に引っ越してきたサイタマに絡み、些細なことで腹を立ててサイタマに勝負を挑むも、勝負の直前に後ろから来たフブキ組の車に轢かれ失神、右足を骨折した。 入院中に改めてサイタマへのリベンジを誓うが、タツマキとの戦闘中に壁に叩きつけられながらも平然としているサイタマを目の当たりにし、リベンジを断念。サイタマに対する態度を改め協力的になり、彼を受け入れようとバタフライDXと鎖ガマに呼び掛けた。 シャドーリング A級32位。忍術を用いて戦う。 フラッシュからは素顔を隠している状態で女だと見抜かれており、ニャーンの攻撃を受けた際に素顔が露わになる。手裏剣の髪留めで短い髪を小さなツインテールにした少女のような見た目でスマイルマンと同様に目の周りが黒くなっているが、現時点では詳細は不明。 ドールマスター A級33位。人形を操り、戦うヒーロー。操り人形に見える方が本体で、人形を操る人物は人形。普段は本体が人形のリュックの中に収納されている。 ヘビィコング A級34位→順位不明。29歳。ヒーロー協会の行った定期災因調査ではW市を担当。 筋骨隆々の肉体に鎖をたすきのようにかけ、チャンピオンベルトのようなベルトを装着している。一人で怪人協会構成員災害レベル「虎」のマーシャルゴリラと戦闘するが手も足もです全身をナイフで切り裂かれ敗北する。 元々は村田版にのみ登場していたが、原作114話にて逆輸入の形で登場している。 フェザー A級34位。自分達を便利屋扱いするヒーロー協会上層部を嫌ってはいるが仕事はきっちりと果たす。武器は両腕と両足から戦闘時に展開される鉤爪状の刃物。軽やかにジャンプして空中を回転しながら敵を切り刻む「無重力の空中殺法」を得意とし、その技は「美技」と評され、アマイマスクも「スター性があるかも」と一目置くほど。決め台詞は「ここがクライマックス」。 N市最大のギャング団「アイアンフィスト」に探りを入れ、捕らわれの身となったエリカを単独で救出に向かうも、彼女の正体を知り、絶体絶命の危機に陥る。エリカが自分に対して情が芽生えていたことを看破し敵に立ち向かうが、突如乱入してきたサイタマとタツマキによって「アイアンフィスト」は壊滅、エリカもタツマキのファンになってしまった。 エアー A級35位。原住民のような姿で、ブーメランを武器として使用する。ガロウや怪人協会との戦いで重傷を負ったS級ヒーローを「鍛錬を怠った」と侮っている。 怪人協会壊滅後、豚神を連れ戻すために駆り出されるが、エビル天然水に喉を貫かれる。首をサイボーグ化することで一命をとりとめた。 鎖ガマ 声 - 相馬康一 A級36位。ヒーロー協会本部の居住区103号室に住んでいる。道着を身につけた鎖鎌の達人。 一流の武芸者であるが地味で人気がないため、キャラ作りでカエルの被り物を被ってからは子供からの知名度が少し上がったらしい。素顔は無精髭を生やした中年男で、飲食の際は被り物を外している。 スネック(原作では〈アクロバティック白スーツ〉、村田版では〈蛇咬拳のスネック〉) 声 - 三木眞一郎 A級38位→A級37位。37歳。原作では白スーツ、村田版ではヘビ柄のスーツを着ている。ヒーロー協会の行った定期災因調査ではF市を担当。「新人潰し」をすることもあるせこい性格の一方で、S級ヒーローやS級ヒーロー並に強い一般人の存在ゆえに自分の存在意義に悩みながらも怪人に襲われる人々の危機に駆けつけるヒーロー精神を持っている。 しなる腕での突きを得意とする「蛇咬拳(じゃこうけん)」という拳法の使い手。身に付けている蛇革スーツは、過去に退治された凶悪な蛇型怪人の皮を加工して作られた戦闘用スーツで、怪人による牙や爪、クチバシによる攻撃も弾くとのこと。A級最下位常連のため馬鹿にされることも多いが、災害レベル虎相当の怪人を撃破する実力の持ち主。 ヒーロー協会の合格者セミナーでサイタマとジェノスのセミナー担当を務めたが、二人の無礼な態度に終始苛立っていた。セミナー終了後、メガネ職員(後述)に二人の態度を愚痴るも、逆にジェノスはランキング上ではすでに格上、ヒーロー認定試験の体力試験で抜群の好成績を収めたサイタマにもすぐに追いつかれる可能性があると指摘されて、危機感を抱く。その後「新人潰し」と称してサイタマを襲撃するも、あっさり返り討ちにされた。 海人族編では、災害レベル鬼の怪人にはかなわないためシェルターに避難していたが、深海王がシェルターを破壊して出現した際には、一般人を守るべく他のヒーローたちと共闘して立ち向かった。 スーパーファイトではベスト4常連。第22回スーパーファイトに参加した際には、初戦でベンパッツにKO勝ち。第二戦でスイリューにKO負け。その後、試合会場に乱入してきたゴウケツに、ヒーローとしてマックスと共に勝負を挑むも、一瞬で遥か彼方へ蹴り飛ばされた。マックスと共にヒーロー活動時の服装に着替えて試合会場に戻り、マックス、スイリューと力を合わせ三羽ガラスを倒すも、スイリューを逃がすためにマックスと共にゴウケツの足止めをしてあえなく敗北。しかし危機に駆けつけて怪人を倒す姿や他者のために自分より遥かに強い怪人にも挑む姿は、スイリューの心に強く残った。 原作110話でヒーロー協会より漫画家WARNを殺害した怪人の捜索および討伐の任務を請け負うが、童帝から問題の怪人は協会幹部が非合法に横流ししていたのが脱走したものであること、そしてその怪人はすでに協会によって内々に駆除された後で、自分が協会が対応に当たっている体裁を保つためのポーズに過ぎないことを知らされ、上層部への怒りを露わにした。
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A級ヒーロー
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多くのヒーローの最終目標であるランクのヒーロー。一般人の知名度および社会的影響度も高い。メンバーの強さは災害レベル虎を単独で対処できるくらいの実力。
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