の‐ぶし【野伏/野×臥】
野伏 (日本史)
(野武士 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 04:07 UTC 版)
野伏(のぶし、のぶせ、野武士、野臥)とは、中世の日本において落人や落武者を襲って武具や金品、馬などを奪っていた武装集団[1]の総称である。
概要
野伏には山賊・武士の類も含まれていたが、その大半は一般農民だったと考えられている[2]。中世には落ち武者狩りといって、流刑となった罪人や戦に敗れた落武者が山や藪の中の道を人目を避け通り掛かった際、これを近隣の百姓が略奪し殺害する慣行が存在した。これは村の防御という面だけでなく、庶民にとっての収入源の一つであったとも思われる。また守護などは、戦の際に近隣から農民たちを野伏として徴兵していた。
参考文献
- 安田次郎 『走る悪党、蜂起する土民 』 小学館 2008年
脚注
- ^ http://www.iwata-shoin.co.jp/shohyo/sho41.htm
- ^ https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/fukui/07/kenshi/T2/T2-2-01-03-02-02.htm
関連項目
外部リンク
野武士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:35 UTC 版)
野武士の頭目 演:高木新平 四十人の野武士集団を率いる。 副頭目 演:大友伸 片目に眼帯をつけた男。雨中の決戦にて、わずかな隙を衝かれ久蔵に斬られる。 斥候 演:上田吉二郎(斥候A)、谷晃(斥候B)、中島春雄(斥候C) 村を偵察に来て、引き揚げようとしたところをBとCは待ち伏せしていた久蔵に斬られ、Aは菊千代に捕縛されて村へ連れて行かれる。百姓たちに殺されそうになったところを「敵の情報を話した上こうやった命乞いしている者を無下にはできない」と勘兵衛に庇われるが、久右衛門の婆様に倅の仇として討たれる。 鉄砲の野武士 演:高原駿雄 高台から村を見張っていた。脱走を図って殺された野武士の防具を身に付け、味方のふりをして近づいてきた菊千代に斬られて、種子島(鉄砲)を奪われる。 その他 屋根の野武士:大久保正信 離脱する野武士:大村千吉、成田孝 野武士:西條悦郎、伊藤実、坂本晴哉、桜井巨郎、渋谷英男、鴨田清、広瀬正一、宇野晃司、橘正晃、坪野鎌之、中恭二、宮川珍男兒、砂川繁視、草間璋夫、天見竜太郎、三上淳
※この「野武士」の解説は、「七人の侍」の解説の一部です。
「野武士」を含む「七人の侍」の記事については、「七人の侍」の概要を参照ください。
「野武士」の例文・使い方・用例・文例
- 野武士
- 野武士のページへのリンク