二次感染で誕生した生物
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「バイオハザード CODE:Veronica」の記事における「二次感染で誕生した生物」の解説
ゾンビ(Zombie) アンブレラの開発した生物兵器「T-ウイルス」に感染し、生ける屍と化した者。 本作ではロックフォート島の作業員や囚人、特殊部隊の人間などが感染しており、また生前の職業(服装)によって能力が変動するようになっている。例えば墓場に埋められていたゾンビは腐敗がひどいので能力が低く、逆にウェスカーの部下である特殊部隊員のゾンビは能力が高い。他にも顔つきや装飾品などの細かなバリエーションが特色である。 さらに爆破オブジェクトと同様の効果の爆弾を背負っていたり、ランダムで腹の寄生虫が飛び出して攻撃してくるものも存在する。シナリオ前半ではアルフレッドの部下である解剖医がゾンビ化した「ドクターゾンビ」が中ボスとして登場、能力の高さに加えて部位破壊が発生しないという特徴を持つ。 また、バトルゲームではスティーブの父と同じ姿をした「ファーザーゾンビ」が登場する。 本作のゾンビは、部位破壊は存在するものの「頭部を失う」などの部位欠損描写が無く、例え頭部を破壊しても(肉片が飛び散るような演出こそあるが)見かけ上は何も変わらない。ロケットランチャーを撃ち込んだとしても五体満足のまま黒コゲになるだけである。 他作品よりも全体的に移動スピードが速く、不意に加速したりもするのでハンドガンでは止めきれないケースも多々ある。咬み掛かる態勢の時にナイフで攻撃するとダウンさせることができる。 ゾンビ犬(Zombie dog) 軍用犬として飼育されていたドーベルマンがT-ウイルスに感染したもの。 本作では素早い動きに加え、キックや腕かみつきなどの攻撃が加わっている。 コウモリ(Bat) ロックフォート島に生息している野生のコウモリがT-ウイルスに感染し、凶暴化したもの。 暗く湿った場所に群れで住み着いており、走る足音や銃声に反応して襲いかかってくる。火を恐れる習性があるためライターを装備していれば近寄られることはない。 蛾(Moth) 実験用に飼育されていた蛾がT-ウイルスの影響で巨大化した物。 攻撃はしてこないもののリン粉に強力な毒性を有しており、吸い込むと毒に侵されてしまう。また、動く物を見つけると卵を産み付ける習性があり、卵からわずか数秒で幼虫が孵化して毒牙で噛み付く。体力は低いのでどんな攻撃でも1撃で倒せるが、倒しても部屋を出ると復活する。
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二次感染で誕生した生物(B.O.Wではない)
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「バイオハザード0」の記事における「二次感染で誕生した生物(B.O.Wではない)」の解説
ゾンビ(Zombie) アンブレラの開発した生物兵器「t-ウィルス」に感染した人間の成れの果て。 理性を完全に失っており、食欲に任せて行動する。今作に登場するゾンビは黄道特急の乗客や幹部養成所の調査部隊の人間が変異ヒルのt-ウィルスに感染して生まれたもの。 洋館で遭遇するものとは違い活動不能になってもクリムゾン・ヘッド化することはない。 クロウ(Crow) t-ウィルスによって凶暴化したカラス。 屍肉を食らったことによる二次感染であり、B.O.W.ではない。 その凶暴性は銃声にも怯まず集団で襲いかかってくる。 ジャイアントスパイダー(Giant spider) t-ウィルスによって巨大化した野生の毒グモ。 クロウ同様に屍肉や感染した生物を捕食したことによる二次感染。 黒い体表を除けば後に洋館で確認されるクモ型B.O.W.のウェブスピナーと変わらない。 今作で唯一の毒攻撃をするクリーチャー。 センチュリオン(Centurion) t-ウィルスによって10メートルに巨大化したムカデ。 名前はラテン語のcenturio(ケントゥリオ)を英語読みしたもので、意味は「百卒長」。 センチュリオンはクロウ同様B.O.W.ではなく、感染した生物を捕食した等で二次感染し誕生した。 生命力は高いが積極的に攻撃はせず、ほぼ一定のルートを巡回するのみ。 レベッカが捕らわれた状態で戦闘が始まり、一定時間以内に倒せなければ彼女は死亡してしまう。 インフェクティッドバット(Infected Bat) t-ウィルスに感染したコウモリの群れの中で、最も適合性の高い個体がイレギュラーに発達したクリーチャー。 名前のInfectedは「感染した」という意味で、直訳すると感染した蝙蝠でそのままの名前である。 両翼を広げた全幅は760cmに達し、短時間なら人間を掴んで飛行可能なほど筋力も増大している。また体力が減ると超音波を発して仲間を呼び、集団で狩りを行う。 バット(Bat) インフェクティッドバットと群れを成す、やや大きめだが常識的なサイズではあるコウモリ。 時折体当たりで襲ってくるが、耐久力が低くどの攻撃でも一撃で倒せる上、インフェクティッドバット撃破後は部屋から消えてしまう。 なお、研究所へ続く橋の上空にもこれらしいコウモリが飛行しているが、こらちは襲ってこないただの背景である。
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二次感染で誕生した生物
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「バイオハザード RE:3」の記事における「二次感染で誕生した生物」の解説
ゾンビ (Zombie) t-ウイルスに感染したラクーンシティの市民の成れの果て。本作ではゾンビの性別や体格などで個体差がある。 ゾンビ犬 (Zombie Dog) 『RE:2』にも登場した、ゾンビ化した犬。非常に獰猛であるうえ、動きが俊敏であるために捉えにくい。 リッカー (Licker) 『RE:2』にも登場した、ゾンビがさらにt-ウイルスに侵食されて変異した個体。 丸出しになるほどの脳の発達により視覚は失ったものの、代わりに優れた聴覚により獲物を認識する。脳と筋肉が露出しており、発達した舌や爪での攻撃を得意とする。 ドレインディモス (Drain Deimos) ノミの仲間の昆虫がt-ウイルスによって巨大化したもの。 変電所を巣にして大量発生している。本作では、攻撃の際に人間の口へ器官を挿入して体内に産卵する。これを受けると心電図が「Parasite」状態になり、継続的にダメージを受け続けるほか、ダッシュや回避ができなくなる。治療するにはグリーンハーブが必要であるとゲーム内の資料では説明されているが、実際には救急スプレーでも治療可能。治療せずに一定時間が経過すると、孵化した無数の幼虫に腹を食い破られ死亡してしまう。 NE-α寄生体 ネメシスに寄生体を植え付けられたゾンビ。 頭部が寄生体に支配されて肉塊状に変異しており、そこから長い触手で中距離攻撃を繰り出す。弱点は頭部のオレンジ色の核だが、普段は硬い外殻に守られている。プレイヤーに掴みかかるとオレンジ色の核を吸盤状に変化させ、プレイヤーの頭に吸い付いてくる。残りHPが少ないと頭を完全に飲み込まれ、寄生体の部分がゾンビからプレイヤーに乗り移り、プレイヤーがNE-α寄生体と化して死亡扱いとなる。
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二次感染で誕生した生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 10:19 UTC 版)
「バイオハザード (ゲーム)」の記事における「二次感染で誕生した生物」の解説
ゾンビ(Zombie) 製薬会社アンブレラが開発した「T-ウィルス」に感染し、怪物化した人間。死体と描写されることもあるが、正確には死んでおらず、ウィルスの影響で皮膚が所々腐り落ち、生ける屍といった様相を呈しているためこう呼ばれる。 こうした現象を引き起こすのは遺伝子変質による新陳代謝の活発化で、強靭な力や銃で撃たれても死なない生命力を得る反面、肉体から急速にエネルギーが失われ細胞が壊死してゆく。また前頭葉が破壊されるため思考力はほとんどなく、激しいエネルギー消費から常に強い飢餓感を抱え、食欲を満たすために他の人間を襲い肉を食らう。また食物を効率よく消化するため胃液は強い酸性となっており、相手に吐きつければ損傷させる凶器ともなる。 生ける屍となった後も、感染前の習慣や記憶は多少残っており、主に自分に関わりのある場所を徘徊する。また、ドアの開閉を行うことも可能。フォレストゾンビ(Forest Zombie) 「S.T.A.R.S」ブラヴォーチームのフォレスト・スパイヤーがゾンビ化したもの。ディレクターズカット版とリメイク版に登場する。ディレクターズカット版では通常のゾンビと能力に大差はないが、リメイク版ではクリムゾン・ヘッドと同等の素早いスピードで襲い掛かってくる。 ハイパーゾンビ(Hyper Zombie) ウェスカーゾンビ(Wesker Zombie) セガサターン版限定の『バトルゲーム』のみ登場。 クロウ(Crow) T-ウイルスに感染した生物の肉を食べることで二次感染を起こしたカラス。 外見は眼が赤く変色している以外は変わっていないが、銃声にもひるまず人間に襲いかかってくるなど凶暴性が増大している。 モンスタープラント(Monster Plants) 温室にある観葉植物がウィルスに汚染された水を吸収して変異したもの。 異常成長によって葉や茎が硬質化しており、プレイヤーが近付くと鞭のように叩きつけて攻撃してくるほか、首を絞めつけてくる。なお、叩きつけ攻撃はダメージは受けるが、死ぬことはない。 通常の武器の攻撃は一切通じない頑健さだが、本来が植物である為、アイテム「除草剤」を使うことで枯らすことができる。 ヨーン(Yawn) 実験用に飼育されていた毒蛇が事故で逃げ出し、ウィルスに感染したことで常軌を逸した巨体に成長したもの。ウィルスの影響からか、体表は鱗とぬめりを帯びた赤い瘤に覆われている。全長は10mに達し、胴回りはドラム缶のように太くなり、人間を丸呑みにすることさえ可能となった。 獲物を食べる際の大口を開けた姿が欠伸に見えるため英語で欠伸を意味する「yawn」という名がついた。 牙に極めて強力な猛毒を持っており、この毒に侵されるとわずか数分で意識を失い、死に至る。しかも、ブルーハーブでは解毒できず、解毒するには専用の血清を打つ必要がある。 中ボスとして登場し、一度目は撃退のみで、後にもう一度闘うことになる(一度目はキーアイテムを入手した後、倒さずに逃亡することも可能)。また、一度目は噛まれて毒に侵された場合、戦闘後にヨーンが登場する部屋前で毒に浸されるムービーとイベントが追加される。 リメイク版では外見が変わっており、胴がさらに太くなったことで、太さに対する全長の割合が小さいアンバランスな体型になった。また、動きがやや緩慢に変更されている。DS版では別個体が存在し、寄宿舎ナイフバトルのボスとして登場する。 アダー(Adder) 森林地帯に住むクサリヘビがT-ウイルスに二次感染し、凶暴化したもの。 サイズは通常の蛇と変わりないが繁殖力に異常をきたしており、洋館中庭の樹上や水門付近に大量に潜んでいる。生物の体温を感知すると集団で現れ、牙で噛みついてくる。耐久力は低いが、倒しても無限に出現する。また、ウイルスの影響で毒性が増しており、噛まれると一定の確率で毒状態になる。 リメイク版では無限出現ではなくなった。また、洋館内のある一室で特定の仕掛けを作動させると、トラップとして数匹が一斉に出現する。さらに、通常のアダーとは別に体色が赤い亜種が存在し、この赤アダーに噛まれると必ず毒状態になる。 ワスプ(Wasp) T-ウイルスに二次感染した、スズメバチやアシナガバチなどの大型の蜂の一種。後述のプラント42の花粉や、T-ウイルスに感染した昆虫を捕食したことで感染した。 ウイルスの影響で大型化したが、個体差があり、大きくても小鳥程度。また、繁殖力も強いようで、巨大な巣を作り盛んに繁殖している。なお、本来の蜂の習性でもあるが、生物が巣に近づくと集団で現れ、肥大した尾針で毒を打ち込む。 リメイク版では、特定のアイテムを使うことで全滅させることが可能になった。また、洋館にも研究員がとらえた個体が1匹出現し、毒がない代わりにHPと攻撃力が高い他、前述の大型タイプの攻撃力が通常の8倍に増加され、刺されると力尽きることもあるという強化がされた。 プラント42(Plant42) 寄宿舎の大広間に生息する巨大な怪植物。名前は英語で植物を指すplantと、大広間が観測ポイント42と指定されていたことに由来する。 漏洩したT-ウイルスと、水浸しになった大水槽エリアから特殊な薬品の溶けた水を吸収することで、寄宿舎全域にツタや根を張り巡らせるほどに成長した。知能までも獲得しており、普段は球根から伸びるツルを部屋の扉に絡ませて外敵の侵入を防ぎ、接近した生物にはツルをムチのように叩きつけ、頭上から強酸性の樹液を浴びせて仕留めた後、ツルの吸盤で体液を吸い上げる。 元が植物のため、弱点は火炎系の攻撃。他にも対抗する手段として、アンブレラの研究員が「V-JOLT」という薬品を開発しており、これを調合して根に使用することで弱体化させることが可能。 ジル編では、シナリオ進行によっては一定のダメージを与えた後にバリーが登場し、火炎放射器で倒してくれる。 リメイク版では、部屋の広大化に伴い巨大化し、壁と天井一面に根を張り巡らせている。また、その根の一部から噴出する花粉攻撃などが付加されたが、代わりに天井から垂れてくる酸攻撃がなくなった。球根から伸びる触手も、先端がトゲの付いた棍棒状とつぼみ状の二種類に変化しており、それぞれ攻撃方法が異なる。さらに、弱点となる球根の核は普段は硬質の花弁に包まれており、一定の間隔で開閉を繰り返す。
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二次感染で誕生した生物
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「バイオハザード RE:2」の記事における「二次感染で誕生した生物」の解説
ゾンビ(Zombie) 製薬会社アンブレラの開発した「T-ウィルス」の感染により変異した人間。 知能は完全に失われており、飢餓感から生者を見ると襲ってくる。 一度に画面上に登場する人数が増えたほか、容姿や動きのバリエーションも増えている。また、頭を撃っても1発では倒せず、何度も起き上がって主人公に襲い掛かるなど、過去作に比べ強い存在として描かれている。さらに、オリジナル版にあった、完全に死んだ時に周囲に血が広がる表現がなくなったため、ゾンビが倒れても完全に死んだかは判断しづらくなっている。下半身を破壊しても上半身だけで這いずる場合もある。扉を開けて進入してくるので部屋に逃げ込んでもセーブルームなどの一部の部屋を除いて追い掛けて来る。 通常のゾンビに加え、エリオットら一部の登場人物のゾンビも登場する。 リッカー(Licker) ゾンビがさらに変異した存在。 視力がなく聴覚が発達しているという生態がより強調されている。その為、音を立てずに移動すれば気付かれずに回避できる場合もある。扉を開けて部屋に入ることはできない為、部屋を移動するなどすれば振り切ることができる。また、オリジナルと比べ、歯が牙のように鋭く尖った形へと変化している。なお、特典として収録されているコンセプトアートの中にある没クリーチャーの設定画では、ゾンビからリッカーへの変異中の形態とうかがえる没クリーチャーの設定画が見られる。 ゾンビ犬(Zombie Dog) 警察犬として「R.P.D.」で飼育されていたドーベルマンがT-ウィルスに感染したもの。 敏捷さや獰猛さはゾンビ化した人間以上の脅威。檻に入れられたまま感染したケースもあるので檻から出られないうちに倒しておく必要がある。 ラージ・ローチ(Large Roach) T-ウイルスにより変異したゴキブリ。 オリジナルと違ってプレイヤーに一切攻撃してこないため、背景同然の存在。 アリゲーター(Giant Alligator) 下水道に捨てられたワニがT-ウイルスによって変異した存在。レオン編でのみ登場。 猛スピードでレオンに食いついて即死させにかかる。ガス管のある場所まで逃げ切れば、ガス管を咥えるため、それを撃つことで爆発に巻き込んで倒すことができる。
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二次感染で誕生した生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 08:58 UTC 版)
「バイオハザード2」の記事における「二次感染で誕生した生物」の解説
ゾンビ (Zombie) 製薬会社アンブレラが開発した生物兵器「T-ウィルス」に感染し、怪物化した人間。 代謝機能に異常をきたして強靱な生命力を得た反面、肉体が壊死して腐乱死体のような姿に変貌した。それと同時に脳も侵食されて理性と自我を喪失しており、飢餓感からくる食欲のおもむくまま他の人間の肉を食らおうとする。 『1』では洋館などの施設内の人間に限られていたが、本作では街の住人も含まれているため、ラフな格好の者や警察官、白衣、そして女性という具合にバリエーションが飛躍的に増えている。また、建物の窓を破って大量に乱入する、窓の隙間から腕だけを出して主人公を掴むなど、より多様な行動を行う(ただし、それによるダメージを負わない箇所も存在する)。 被ダメージ行動として、ナイフ、ショットガン、マグナム、グレネード弾などの攻撃や主人公に振りほどかれることで身体の特定部位が失われる「部位破壊」を起こす。脚や腕が無くなればその分だけ行動が制限されるが、中には腹部が吹き飛ばされても上半身のみで這い寄ってくる者も存在する(別の部屋へ行けば倒した扱いになり、登場しなくなる)。また、ショットガンの上段攻撃やマグナム、『EB』でのクリスのハンドガンによる銃撃でクリティカルが出る、倒れているところを頭を踏みつぶされる(レオン・クリス・ハンク・豆腐の場合、頭を踏みつぶすのに対して、クレアとエイダは頭を蹴飛ばす)などで頭部を失うと即死する。マービンゾンビ ゾンビ化してしまったマービン。通常のゾンビに比べて移動速度が速い。また、倒さずにクリアした場合には、裏シナリオでも西側オフィスにマービンのゾンビが登場する。その際、同室に出現するはずだったゾンビが1体消失する。 ブラッドゾンビ 『1』に登場したS.T.A.R.S隊員のブラッド・ヴィッカーズがゾンビ化したもの。EASY以外のモードで特定の条件を満たすと、警察署入口の階段下通路に出現する。通常のゾンビより体力が高く、ハンドガン数発では倒せないが、頭部破壊による即死効果は他のゾンビと全く変わらない。倒した後に死体を調べると「スペシャルキー」が入手でき、それを使って警察署内のある部屋のロッカーを開けるとコスチュームチェンジができるようになる(クレア編では、コスチュームに加えて隠し武器も入手できる)。 ブラッドが死亡・ゾンビ化した経緯は、次作『バイオハザード3 LAST ESCAPE』で明らかになる。 ゾンビ改 T-ウィルスの実験段階で生み出された、筋肉組織剥き出しのゾンビ。研究所で登場し、通常のゾンビを上回る攻撃力を持つ。 リッカー(Licker) ゾンビが食物(人肉)を摂取し続けて生き延びた結果、さらなる突然変異を起こして生まれたクリーチャー。 新たに筋肉組織が形成されたほか、骨格も変形して四足歩行となり、ヤモリのように壁や天井に張りつくことが可能となった。脳や髄が露出して眼窩部分までせり出したために視覚を失っているが、その代わりに発達した聴覚で獲物の位置を探り出し、巨大な爪と長く伸びる舌を槍のように突き出して攻撃する。名前は「舐める者」という意味で、長い舌を見たR.P.D.署員によって名付けられた。 前作におけるハンターに相当するクリーチャーだが、ハンターと違いストーリー序盤から登場するため、ゲーム初心者にとっては強敵。特に、鳴き声を上げてから大きく跳躍して爪で斬りつける「飛び爪攻撃」の威力は絶大で、HPが半分以下の状態で食らうと確実に死亡する(本作のクリーチャーで最高の攻撃力を誇るG第4形態の「かみくだき」に次ぐ威力を持つ)。ただ、接近時以外は足音を立てないように小刻みに歩いていれば気づかれにくい。リッカー改 研究所に登場する、体が濃い緑色のリッカー。通常のゾンビではなくゾンビ改が変異して生まれた個体で、爪が通常のリッカーより長く鋭利になり、体力も高くなっている。数匹が同時に出現することが多い。 ゾンビ犬(Zombie Dog) 警察犬としてラクーン市警で飼育されていたドーベルマンがT-ウィルスに感染したもの。 『1』のケルベロスとは違い、偶然の産物であるが性質に違いはない。主に警察署の地下で遭遇し普段はゆっくりと歩いているが、銃声や主人公の姿を感知すると即座に飛び掛かってくる。R.P.D.の犬舎はT-ウィルスの感染ルートである下水道に近い位置にあったため、感染した犬たちが飼育担当者に傷を負わせるなどにより、署内感染経路の1つとなった。 カラス(Crow) T-ウィルスの二次感染(屍肉を食べたこと)で凶暴化したカラス。 普段は静止しているが、主人公の接近や銃器の発砲を察知すると動き出し、嘴による突き攻撃を行ってくる。 大グモ(Giant Spider) T-ウィルスに感染し、異常な巨大化を遂げたクモ。 下水道の壁や天井を這い回り、近づくと毒液を飛ばして攻撃してくる。『1』のウェブスピナーと酷似しているが、ゾンビ犬と同様偶然の産物であり、B.O.W.ではない。本作では倒しても子グモをばら撒かないが、『T4S』に登場するタイプのみ、子グモが飛び出す。 ラージ・ローチ(Large Roach) T-ウィルスに感染して巨大化したゴキブリ。 元々の繁殖力が強化されたためか爆発的に増殖しており、下水道の通気口や排気口で大量に出現する。個々はさして脅威ではなく、上を通過することで踏み潰すことができるが、3匹以上に取り付かれている状態が続くと頸動脈を食い千切られて即死してしまう。下水道ではネズミも同じくウィルスに感染していたが、生存競争に負けたことで下位の生態系が逆転している。 アリゲーター(Alligator) ペット用のワニが廃棄先の下水道でT-ウィルスに感染し、体長10mにも及ぶ巨大なクリーチャーと化したもの。 多少の弾丸には全く怯まず接近し、巨大な口で噛み付いてくる。さらに主人公が通路端まで追い込まれた場合、即座に噛み砕かれて死亡してしまう。生命力も高く、表シナリオで撃退しても裏シナリオで再度出現。ただし、目の前の物が食料であるかの判別に何でも咥えてしまうという習性を利用して、通路内の壁に内蔵されている高圧ボンベを咥えさせ、銃撃によって爆発させれば頭部を吹き飛ばして倒すことが可能(ただし、爆発時に近付き過ぎていると主人公もダメージを受ける)。この方法で倒すと、裏シナリオで頭部が吹き飛んだ死体がその場に残っている。裏シナリオでも通常の攻撃で倒すと、頭部の吹き飛んでいない死体を見ることができる。 モス・ジャイアント(Moth Giant) 研究所で実験用に飼われていた蛾が巨大化したクリーチャー。 特定の個体が異常成長したわけではなく、繁殖を繰り返すうちに巨大化していった。研究所の一室に大量の卵を産み付けて巣を成しているが、羽化の成功率が極端に低く、本編中で遭遇するのは各編1体のみ。あまりにも急激に成長したため胴体に反して翼が小さく、飛ぶ速度は非常に遅いが、毒性のある鱗粉をまき散らしながら接近してくる。ベビーモス(Baby Moth) モスジャイアントの幼虫。暖かい所を好むため人間やコンピュータに反応を示し、巣の卵から孵化しては天井から降ってくる。粘液を飛ばしてくるが毒性は無く、踏み潰すだけで倒せる。
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二次感染で誕生した生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:38 UTC 版)
「バイオハザード3 LAST ESCAPE」の記事における「二次感染で誕生した生物」の解説
ゾンビ(Zombie) アンブレラの開発した生物兵器「T-ウイルス」に感染した人間の成れの果て。 本作では前作以上に種類が増加しており、婦警や肥満体も登場する。行動に関しても、歩くテンポが独特であったり、主人公に向かってきながら突然そっぽを向くなど、特徴的な動きが目立つ。また、移動が異常に速い「走りゾンビ」も登場。歩いていたゾンビが突然走りだす、突然ドアを突き破るなど油断できない存在になっている。 ゾンビ犬(Zombie Dog) T-ウイルスに感染した警察署のドーベルマン。 生前と変わらぬ素早い動きでプレイヤーに襲い掛かる。場所によっては屍体の肉を貪っている時があり、その時はプレイヤーに気づかないこともある。 カラス(Crow) 市内全域に生息していたカラス。 感染者の死体などを食したことで二次感染した。ついばみ攻撃が主。 大クモ(Giant Spider) ウィルスによる突然変異で巨大化した毒グモ。 時計塔などに生息している。雌雄の区別があり、メスは倒し方によって、腹部から小クモがわき出てくる。 小クモ(Baby Spider) メスの大グモを倒すと大量に出現する。 小グモといっても体長20センチほどあり、脚に咬み付いてくる。 ドレインディモス(Drain Deimos) ラクーンシティの大規模なバイオハザードの最中に生まれた突然変異生物。 元はノミのように小さな寄生昆虫。 名前は飲み干すの意味がある「Drain」にギリシャ神話の恐怖の神「デイモス」を合わせたもので、「脳脊椎液を飲み干す恐怖の怪物」という食性からくる名前となる。 T-ウイルスに感染した生物から吸血したことで二次感染し、急速に脱皮と変態を繰り返して人間のような体型と体躯を獲得した。十分な養分を得るとメス化して、単独で産卵や繁殖を行う事ができる。暗く湿った場所に潜み、普段は壁や天井を這い回り、人間を発見すると前足のカギ爪で攻撃する。獲物を食らう際は獲物に組み付いて喉に口吻を突き立てて脳脊髄液を吸い上げる。 ブレインサッカー(Brain Sucker) 元々はドレインディモスと同じノミの一種であったが、寄生していた生物が異なったため、別のクリーチャーになった。 名前のBrainは「脳髄」、suckerは「吸うもの」であり、直訳で「脳髄を吸うモノ」となり、食性からついた名前となっている。 緑色の身体と2つの頭部を持ち、2体の生物が絡み合ったような醜悪な外見になっている。 ドレインディモスに似た性質を持つが、こちらは生物の脳が主な食物。2つの頭から2本ずつ舌を伸ばし、頭蓋骨をこじ開けて脳髄を食らう。毒液を飛ばす攻撃方法も持つ。二体が絡み合ったような体躯だからか、ドレインディモスよりも2足歩行で走り寄る距離が長い。 幼虫(Larva) ドレインディモスやブレインサッカーの卵から孵化したクリーチャー。 母体が違っても幼虫に差はない。飛びついて攻撃してくるが、小さいので上を通過するだけで踏み潰して倒せる。 グレイブディガー(Grave Digger) アンブレラの研究所からの廃棄物に汚染された土壌にT-ウイルスが浸透したことで、そこに生息するミミズが突然変異を起こして生まれたクリーチャー。その全長は10mにも及ぶ。 名前のGraveは「墓穴」、Diggerは「掘るもの」という意味を持ち、合わせて「墓穴を掘るもの」という意味で埋葬された土中の死体を食らっていた事が由来となっている。 ラクーン公園内の墓地で、ウィルスに感染して大量死し、火葬されないまま急ぎ埋葬された人間の遺体を餌にしていた。そうして十分な養分を得ると、1度に数百個単位で卵を生み出す。 コンクリートをも噛み砕く4本の牙で地中を掘り進み、ダウンタウンの地下からラクーン公園まで広い範囲を持つ。2度遭遇し、最初の遭遇時は脱皮直後のため白い体色だが、2度目の遭遇時は汚泥の如き茶色に変色。土中を進むために変化した皮膚は高い強度を持ち、口腔内へ攻撃しないとまともなダメージを与えられないが、1度目の遭遇時は逃げることが可能。しかし撃退しておけば2度目の戦闘で通常より体力が低くなった状態で戦える利点がある。また、一定時間が経過した後に倒れかけた電灯を攻撃すれば、感電させて弾薬を消費せずに倒すこともできる。 スライディングワーム(Sliding Worm) グレイブディガーが生んだ卵から孵化した幼体。 体長は1mほどで、形状はグレイブディガーとさほど変わらない。 獲物を発見すると集団で襲いかかり、1度に数リットルもの血液を吸い上げる。そうして脱皮と変態を繰り返し、約1週間で巨大な成虫に変化。耐久力は低いが、倒しても部屋を出入りすれば再度出現する。
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