清澄高校
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「咲-Saki- Portable」の記事における「清澄高校」の解説
宮永咲 能力:嶺上牌が有効牌となる。/配牌でアンコが揃いやすい。 原村和 能力:能力発動時、有効牌を引く可能性が上がる。/最善手をアシストする機能(不要牌や危険牌を表示する機能)が設けられている。 片岡優希 能力:開始から数局の間、有効牌引き率が上がる。 竹井久 能力:上がり牌の残り枚数が少ない場合(悪待ちの場合)に引き率が上がる。 染谷まこ 能力:能力発動時、危険牌が判る。
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清澄高校
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「咲-Saki-の登場人物」の記事における「清澄高校」の解説
読み方は「きよすみ」。麻雀では無名の公立高校。それゆえに長野県内では麻雀に本格的に取り組もうと考える生徒は、風越女子高校をはじめとした強豪校に進むことが多いため、麻雀部員は不足気味であり、竹井久が入学したころは廃部寸前の状態だった。主人公である新1年生の宮永咲の入部により女子は団体戦に出場することが可能になった。インターハイ県予選団体戦決勝では龍門渕高校、風越女子、鶴賀学園と対戦。龍門渕高校に逆転で勝利し、インターハイへの出場を決めた。 宮永 咲(みやなが さき) 声 - 植田佳奈 / 演 - 浜辺美波(幼少期:安藤美優) 本作の主人公。1年生。10月27日生まれ。身長155cm。大将を務める。 気が弱くて泣き虫なドジっ娘。普段は読書が趣味で、麻雀部入部前に本を貸すという竹井久の誘いに乗って麻雀部の部室に行ったこともある。現在は父子家庭で、別居中の母と姉の宮永照は東京におり、咲は今でも帰りを待っている。幼なじみの京太郎との関係は中学2年生のころからのもの。並以上に勉強はできるものの学力は姉の照には及ばない。極度の方向音痴であり、見知らぬ建物で単独行動を取ると高確率で迷子となる。 好きな役でもある得意役は自分の名前に類似した嶺上開花。ただし嶺上開花は結果に過ぎず、実際には「槓材が流れてくる」「嶺上牌を正確に察知する」「槓をすることで他家の手に影響を与え、それを逆用して自分の和了りに生かしたり他家の手を潰したりする」のが作中での能力である。能力を前提とした打ち回しが多く、嶺上牌で和了する、あるいは手を進めることを前提に手作りをするため、リスクを伴う槓を多用したり、槓をするために地獄単騎に受けるなど、一見初心者のような打ち筋に見えることがある。また、当たり牌を故意に加槓し搶槓させるという高度な差し込みをするなど、その打ち回しの自在性は非常に高い。対子系の手しか作れないというわけではなく、順子系の手で和了ることもある。裸足で麻雀をすることが咲にとっては最も自然体であり、本気を出す時は靴下を脱ぐ。 相手の気配に敏感で、藤田靖子、天江衣、神代小蒔などに対して反応している。一方で、龍門渕透華を筆頭に龍門渕高校や阿知賀女子学院メンバー等の潜在的な強者に対しても無自覚にプレッシャーを与えているが、これを受けて高鴨穏乃は「私の倒すべき相手だ」と決心した。 負ければお年玉を巻き上げられ、勝ちすぎると嫌な顔をされるからという身勝手な家族麻雀が原因で、勝つことも負けることもしないプラスマイナスゼロで終局させる技術を身につけた。半ば強引に連れてこられた部室で、初めて家族以外と打った麻雀にもかかわらず、原村和を含む面子に対して3回連続でプラマイゼロを達成し、翌日には東風・赤入りの上に他家が意図的にそれを妨害してくるという極めて困難な状況においてもプラマイゼロを再現した。続けて久から言われた「次は勝ってみなさい」という言葉に、生涯初の役満 (四暗刻)を和了り快勝、その圧倒的な力量差を見せつける。この際に投げかけられた「麻雀を好きでもないあなたに負けたのが悔しい」という言葉がきっかけになり、確執を抱える姉とも麻雀を通してなら話せるのではないか、と思い麻雀部に入ることを決めた。当初は気が弱く相手に配慮したり勝ちを譲ろうとすることがあったが、インターハイ県予選前にはより強い相手を求めるなど精神的に成長する。 インターハイ長野県予選団体決勝大将戦では、天江衣、池田華菜、加治木ゆみと対局する。前半戦では衣に気圧され萎縮してしまい歯が立たなかった。しかし休憩中に激励の言葉を受けたことで後半戦から本来の力を発揮し、裸足になったことでさらに追い上げ始め遂にオーラスで衣に役満を責任払いさせて逆転優勝した。同時に全国の一部の選手や監督から「あの天江衣を倒した選手」として注目され始める。全国大会の抽選会の日に寝ぼけて染谷まこのロングスカートをはいて以降、膝丈のスカートをはくようになる。 インターハイ第2回戦第3試合大将戦では、全国の猛者たちを相手に2連続プラマイゼロを成し遂げている(25000点持ちの半荘として考えた場合)。特に後半戦の東四局から見せた異様な連続和了は、同卓している者全員を畏怖させた。大将戦の個人収支こそ2位だったものの、チームは姫松を逆転して1位抜けを勝ち取った。 インターハイ準決勝大将戦では、オカルトへの感受性が高くかつポーカーフェイスが全くできないことを末原恭子に利用され、槓材を食い取られるなどして苦戦。前半戦に1回しか和了れず、2位に大きく離された最下位に沈んでしまう。しかし休憩時間に受けたアドバイスからネット麻雀を意識した普通の麻雀を打つことで状況を克服。怒涛の勢いで高打点の和了を連発し、臨海女子をまくって一気に2位まで浮上する。その後ネリー・ヴィルサラーゼの三倍満によって再び3位に落ちてしまうが、オーラスで姫松が三倍満の親被りを受けたことでわずか100点の差で姫松をまくることに成功し決勝へ駒を進めた。アニメ版 インターハイ県予選個人戦では、1年である自分よりも先輩達が全国に行ったほうが良いと考え、予選では24位であったが、その後にチームメイトから激励され気持ちを新たに本選で驚異的な追い上げを見せ3位に滑り込み、個人戦でも全国大会出場を決めた。 咲日和 読書が趣味の文学少女としての面が発揮され、読書運動の本選びに迷う華菜の無理難題にアドバイスをしたこともある。 原村 和(はらむら のどか) 声 - 小清水亜美 / 演 - 浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)(小学生時代:鈴木伶奈) 1年生。10月4日生まれ。身長154cm。本作の準主人公。副将を務める。ピンク色のツインテールが特徴的。優れた容姿と年齢に反して大きく育った豊満なバストを持っており、常に白のニーソックスを履いている。アイドル的な人気があり、天才と称されることもある。 全国中学生麻雀大会(インターミドル)個人戦優勝の経験を持つ実力者で、運に頼らない完全理論派(デジタル)の打ち手。ネット麻雀ではのどっちのハンドルネームで伝説的強者として知られ、世間では運営スタッフが用意したプログラムとまで言われる。局の初めに5秒ほどの考慮をする以外は即断即決で手を進め、どの牌が来たらどれを切るかということを、和了率のみならず得点期待値まで完璧に計算に入れた上で打つことができる。 物語の冒頭で宮永咲と出会い、プラマイゼロという常識外れの技量に衝撃を受ける。また咲が麻雀が好きではない言ったことや時に相手への情から力をセーブしてしまうことから、入部後2人の関係は良好ではなかったが家庭事情を知ったことにより、共に全国大会に行くことを約束する。以降麻雀を通じて友情を深めている。 久に対しては、その打ち方を理解できないとしながらも、「あの人に任せて悪くなったことなんてない」「中堅戦は部長だから心配ない」等の強い信頼を寄せている。 リアルでの麻雀ではイージーミスが多かったが「ペンギンを抱くと自宅と同じように眠れるのなら、ペンギンを抱けば自宅と同じように打てるかもしれない」という久の思い付きによりエトペンのぬいぐるみを抱いて打つようになってからは集中力が増しミスも大きく減り、藤田プロに「以前とは次元が違う」と言わしめた。その集中力がある点を超えるとのぼせたような雰囲気(覚醒状態)になり、リアルの麻雀をデジタルのゲーム画面のように知覚し、他者の気配に影響を受けることもなくなり、のどっちと同じ闘牌をすることができるようになる。その状態を久はデジタルの神の化身と評した。 様々な能力を持つ人物が登場する当作品において、「そんなオカルトありえません」「一時的なランダムの偏りを流れとかジンクスだと思い込んで心縛られてるだけ」と能力を全否定する態度を貫いている。通常ではありえないような現象を目の前にしても「なかなかの偶然」「偶然極まりない」と言い張って決して譲らない頑固な一面がある。小学生のころからその考えは健在で、松実玄がドラを抱える現象を10連続で見せられた際にも、さすがに偶然とまでは言わなかったものの「何か別の理由を考える」と言って、オカルトを認めようとはしなかった。 インターハイ第2回戦第3試合副将戦では愛宕絹恵と臼沢塞が薄墨初美対策に東と北を絞る中、一人空気を読まずに何度も鳴かせてしまい、二人を散々に困らせた。結果、小四喜を和了られて親被りを受けるも、最終的に副将戦を二位で終えた。 インターハイ準決勝副将戦では持ち味の速攻を披露するも、打点がそこまで高くなかったことや早すぎる故にたびたびメガン・ダヴァンの「決闘」の餌食になったこと、さらに真屋由輝子に連続で巨大手をツモられたこともあり、1万点以上失点することとなってしまった。それでも愛宕絹恵が副将戦4位に終わったことで、2位の姫松との差は詰まることになった。 普段は停電が怖い、初美のボゼ姿に怯えるなど、やや臆病な面があるが麻雀においては非常に真剣で勝気。 中学2年のとき奈良から長野に引越してきており、登校時にぶつかってきた片岡優希と知り合って友達となり、後に2人で麻雀部に入部。そこで先輩の花田煌、後輩の室橋裕子と出会う。翌年には新入生の夢乃マホも加わり、インターミドルに参戦、団体戦では初戦で敗退するも、個人戦では優勝している。 高校進学の際に多くのスカウトを受けたが、麻雀無名校である清澄高校に進学した。父親からは東京の進学校に進むことを拒否してまで麻雀を続けることを反対されたが、友達が出来た今の町を離れるのを拒み、高校生麻雀大会の全国優勝を果たすことで清澄高校に残ることを検討してもらう約束をした。 普段から年上年下無関係で丁寧語や敬語を使うが、旧友である優希に対しては、名前を呼び捨てにする。咲に対しては「宮永さん」呼んでいたが、全国大会以降は「咲さん」と呼んでいる。他者からの呼び名は、「原村さん」「のどかちゃん」「原村」「和」「のどちゃん」「はらむらののか」「おっぱいさん」と多数ある。 軽い少女趣味で、試合の際に抱いているエトペンはもともと愛用の抱き枕であり、自宅以外で寝るときもエトペンがないと眠れない。ペンギン全般が好きなためエトペンに限らず数多くのペンギンのおもちゃを持っている。性的指向はレズビアン寄りのバイセクシャルである。また優希の腰に付けているセアミィも和の趣味による物である。染谷まこの雀荘にバイトで駆り出された際も、メイド服を着せられて恥ずかしがる咲とは対照的に満更でもない素振りを見せている。 自室には自動卓やパソコン、高級デスクチェア「アーロンチェア」などがある。 左利きである。アニメ版 咲に対して、手を握られたりすると真っ赤になるなど彼女を意識した描写が増えている。長野県予選個人戦では本選2位となり、個人戦でも全国大会出場を決めた。 阿知賀編 小学6年生の頃に母親の仕事の都合で東京から奈良に引っ越し、高鴨穏乃と新子憧に誘われて阿知賀こども麻雀クラブに所属する。この時点で既に胸が大きく発育しており、その大きさは松実玄や赤土晴絵を驚かせるほどである。また、穏乃達にはもやしっこと言われるほど体力がなかった。その後阿知賀女子学院中等部に進学するが、2年の初めに長野に転居、高遠原中学校に転校する。その後、中学3年時のインターミドル個人戦では全国優勝を成し遂げ、そのテレビ中継をたまたま穏乃が視聴していたことが、阿知賀女子の麻雀部を復活させるきっかけとなった。 片岡 優希(かたおか ゆうき) 声 - 釘宮理恵 / 演 - 廣田あいか(私立恵比寿中学) 1年生。9月16日生まれ。身長143cm。 先鋒を務める。お気楽にして豪快な性格だが、同学年の宮永咲や原村和の前では涙を見せたがらないなど気が強い一面もある。語尾に「じぇ」や「じょ」をつけるなど、しゃべり方が特徴的。制服の腰に猫(「セアミー・ノル・ユルフィオ」こと「猫蛇セアミィ」)のアクセサリーを巻き、フリルの付いたハイネックとニーソックスを着用している。 東場(東南戦前半)では強いが、後半になるにつれ失速する傾向があり、「天才だけど集中力が持続しない」と自評する。東初の起家を担当する確率も高い。格下の相手は圧倒するが、同じ麻雀部の咲や和、県大会団体決勝戦の相手の井上純や福路美穂子、アニメ版の県予選個人戦での南浦数絵など、格上の相手には苦戦することも多い。先鋒は最も実力のある者を据えるのがセオリーなため「我最強」と勇んでいたが、染谷まこに(優希が先鋒なのは)点数移動計算ができないからだと一蹴されている。東場での爆発力は全国の強豪校にも警戒され、末原恭子からは「常識の外にいる生き物かもしれない」と評されている。他家に鳴きを入れられると調子が狂うという弱点があったが、4校合同合宿で純に鍛えてもらい克服している。 叔母の結婚相手が外国人であるなど多国籍的な文化で生まれ育ち、小さい頃から家で食事に出ていたタコスが大好物で、清澄高校への進学を希望したのは学食にタコスがあるからとされる。タコス以外にも、たこ焼きやたこさんウィンナーなど名前に「たこ」が付く食べ物を食べればパワーに出来、これを「タコスぢから」と呼んでいる。 和とは高遠原中学時代から仲が良く、インターミドルチャンピオンである和が麻雀無名校の清澄高校に進学する要因を作った人物である。そして麻雀を始め和と一緒に高遠原中学の麻雀部に入った理由は、和が奈良にいた頃にいた仲間(阿知賀子ども麻雀クラブ)たちがうらやましかったことだった。須賀京太郎に絡んだり、ちょっかいを出したりする描写が多いが、本気で好意を抱いているかどうかは定かでない。 インターハイ第2回戦第3試合先鋒戦では、終始トップをキープするもオーラスで九面を降ろした神代小蒔に三倍満を振り込み3位に転落した。インターハイBブロック準決勝先鋒戦では、部長の指示で決勝戦で当たる宮永照対策として鳴きを利用することで打点を捨て速度を上げるための調整を行っていた。前半戦の東場では、インターハイ個人戦3位の辻垣内智葉を相手に善戦するも南場では全く歯が立たず上重漫が爆発したこともあり他校二つに大差をつけられ3位となる。東場での強さにも規則的な波があり、それに気づいた久によって、決勝の時に波が最高潮に達するよう、準決勝時から調整を受けていた。そしてそれが実り、インターハイ決勝戦の東一局1本場で天和を炸裂させた。さらに後半戦の東一局でも再び天和を決めるも、それ以外ではほとんどあがれず、区間最下位に終わった。 単行本のカバー裏では、彼女が主役のパラレルワールド的な冒険物語が繰り広げられていたが、第13巻のカバー裏にて完結した。アニメ版 インターハイ県予選個人戦では東風戦型式の予選を「ボーナスステージ」と称し、+436という圧倒的なスコアで1位の成績を収め有頂天となるが、本選は東南戦(半荘戦)であることを当日に知り、「私に対する陰謀か」などと抗議していた。結果本選では、予選のような活躍は見せられずに終わっている。 竹井 久(たけい ひさ) 声 - 伊藤静 / 演 - 古畑星夏 3年生。11月13日生まれ。身長164cm。清澄高校学生議会長。中堅を務める。旧姓「上埜(うえの)」。 基本的にはオーソドックスなデジタル打ちだが、原村和ほど完璧に効率の計算が出来ないこともあり、大事な局面ではあえて手を崩し、地獄単騎や嵌張(カンチャン)といった悪待ちで他家からの出和了りを誘うなど、セオリーを無視することによって相手を翻弄するような戦いを好み、対戦相手を撹乱する。一方で悪待ちを読まれたと見るや、オーソドックスな両(多)面待ちや、空聴リーチをも使用し、相手を疑心暗鬼に陥らせていく。理論派の和からは「わざわざ悪い待ちにするのが理解できない」と言われ、麻雀観で対立したことがあるが、県予選団体決勝中堅戦で最多獲得点数を記録、インターハイ1回戦中堅戦で連荘六本場から他校を飛ばして終了させるなど、その実力は確かなものである。 また、ブレーンとしての能力も高く、チームメイトの能力に基づいた的確な練習・調整はその後の勝利に大きく結びついている。 飄々とした態度に反してプレッシャーに弱いところもあり、インターハイ第2回戦第3試合中堅戦では、見せ牌を指摘されるまで気がつかないというレベルで緊張してしまい、愛宕洋榎にいいようにもてあそばれたが後半で立ち直り挽回した。 そしてプレッシャーを振り払った準決勝では持ち味を全開にして躍動。世界ランカーの雀明華を手玉に取り、2万点以上を稼ぐ獅子奮迅の活躍で一気に2位との差を縮めた。 中学3年時、インターミドルで福路美穂子を苦しめたが、3回戦を前に途中棄権している。この理由は改姓の経緯と共に明らかでない。ただし麻雀無名校である清澄高校へ進学したことについては、家庭の経済上の理由であると語っている。進学した清澄高校では廃部寸前だった麻雀部を建て直し、インターハイ優勝を目指し静かな闘志を燃やす。 学生議会長でもあることから生徒からの信望は厚く、部員からも全幅の信頼を集めている。観察力にも長け、部員との初対局で宮永咲が3連続プラマイゼロで終えたことに気づいたり、和にエトペンを抱かせることでリアルの麻雀でのミスを減らせるなど、実戦にも生かしている。 ツモ和了りする際に牌を親指で跳ね上げ、牌が空中にある間に倒牌し、落ちてきたところを叩きつけるというアクロバティックな仕草を披露することがあるが、鹿倉胡桃に「あまりのことに注意しそこなった」と言われるほどである、完全なマナー違反。 藤田靖子とはタメ口で話し、部員の練習相手を頼めるほどの仲である。靖子が企画した4校合同合宿を仕切り(表向きは清澄高校の主催になっている)、高遠原中学校のマホを使って咲たちの強化を図る。合宿中の対局を経て、加治木ゆみとの友情が芽生えた。アニメ版 インターハイ県予選個人戦では美穂子と予選・本選2度にわたって対戦。予選における初戦では敗れ7位に終わるも、2度目の対戦となった最終10回戦ではトップとなった。しかしながら総合ポイントでは咲に1点足らずで4位となり、個人戦での全国大会出場を逃した。 染谷 まこ(そめや まこ) 声 - 白石涼子 / 演 - 山田杏奈 2年生。5月5日生まれ。身長158cm。麻雀部次期主将。次鋒を務める。 亡くなった祖父の影響で広島弁(中国方言ともいう)でしゃべる眼鏡っ子。家は「Roof-top」(ルーフトップ)という屋号の雀荘である。 染め手が得意。対局中は眼鏡を外すが、目を細めれば対面の捨牌が見える程度の視力はある。家業の関係で幼少時から膨大な量の対局を見ており、現在の卓上と似た過去の牌譜を記憶から引き出して人の顔のイメージに見立て、悪い表情に見えた場合は良くなる方へ歪ませるという風に流れを操作して場を自分有利な状況へ運ぶことができる(眼鏡を外すのはそれを行いやすくするためで、かけたままでも実行は可能)。しかし記憶にない局面には対応することができないため素人とは相性が悪く、県予選団体決勝において妹尾佳織の四暗刻を親かぶり、4位へ転落してしまう。その後の4校合同合宿でも団体決勝戦で対戦した沢村智紀や吉留未春と共に妹尾佳織にリベンジを挑んだが、緑一色で返り討ちにあっている。その4校合同合宿で竹井久の強化策が功を奏し、インターハイ第2回戦第3試合次鋒戦では地区大会での和了率全国1位を誇るエイスリン・ウィッシュアートを完封し、最多獲得点数を記録している。一方でインターハイBブロック準決勝では郝慧宇の中国麻雀を織り交ぜた独特の打ち方からイメージと結果が一致せずに翻弄され、区間最下位に終わってしまった。 付き合いが長い1年先輩の久ともタメ口で会話している。アニメ版 家の設定が原作から変更されており、幼少時は麻雀好きの祖父が雀荘を経営していたが、その後麻雀卓を設置した喫茶店に業態変更したという設定になっている。 日本泳法の神伝流の使い手である。 須賀 京太郎(すが きょうたろう) 声 - 福山潤 1年生。2月2日生まれ。身長182cm。宮永咲を麻雀部に誘った張本人、清澄麻雀部唯一の男性部員。咲とは中学時代からのクラスメイトだが、実力や家庭の事情などを聞けるほどの関係性ではない模様で、あくまで人数合わせのカモのつもりで勧誘した。麻雀はまだ覚えたてで、役もまだよく知らない。 片岡優希とは漫才コンビのような関係で、所構わずよくいじられたり、ツッコミを入れたりと仲が良い。カピバラを飼っている。 軽い性格で異性に弱く、特にスタイルのいい女性やルックスの良い女性には甘い。また妄想癖があり、原村和を対象にいかがわしい妄想にふけることがよくある。 愚痴をこぼしながらも麻雀部の雑用係をしている、特に優希のためのタコス調達要員となることが多いが、特にそれらを嫌がっているような描写はない、むしろタコス作りに至ってはハギヨシにおいしい作り方を教えてもらうなど率先してやっている。 作者によれば、中学時代はハンドボール部で、県予選の決勝まで行ったという。咲とは幼なじみであるが彼女と知り合った時期の関係もあってか照のことは知らない。アニメ版 初心者だが、役は最初から覚えている。和だけでなく福路美穂子にも目をつける描写がある。 インターハイ県予選個人戦では午前中で敗退。4校合同合宿中は留守番しながらネット麻雀でハギヨシと対戦している。 内木 一太(ないき いちた) 声 - 白石稔 3年生。11月27日生まれ。身長176cm。清澄高校学生議会の副会長。 清澄高校が県予選突破後、麻雀部のために生徒や父兄などを集めて麻雀部の応援イベントを行っている。ロリコン疑惑があり、高遠原中学校の「ムロマホコンビ」へのインタビューの際は裕子が見切れており、まこに「マジじゃったか」と言われている。歳の離れた弟がいる。 寺平 彩乃(てらだいら あやの) 声 - 古木のぞみ 3年生。9月8日生まれ。身長163cm。清澄高校学生議会の会計。犬を2匹飼っている。 紫芝 菜月(ししば なつき) 2年生。11月10日生まれ。身長161cm。清澄高校学生議会の書記。猫を3匹飼っている。 高久田 誠(たかくだ まこと) 第1話に登場する京太郎の友人。身長192cm。咲共々冷やかし、ニヒルに笑いながら去っていった。高い身長の割に喧嘩が弱い。
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