阿知賀女子学院とは? わかりやすく解説

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阿知賀女子学院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 16:47 UTC 版)

咲-Saki-の登場人物」の記事における「阿知賀女子学院」の解説

読み方は「あちが」。本編スピンオフ作品咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』の舞台となる奈良県代表校所在地地名に同じ吉野地域中高一貫教育女子校で、かつて原村和中等部在籍していた。麻雀部は廃部となっていたが、インターミドル個人戦優勝した和の活躍見たかつての旧友たちが奮起して阿知賀女子学院麻雀同好会結成その後部員を5人揃え麻雀部を復活させた。インターハイ県予選強豪校下して全国大会出場全国大会1回戦勝ち抜き2回戦2位通過準決勝を1位で通過し決勝進出した阿知賀キャラクター全員ドラマCDアニメ版が共通キャスト。 高 穏乃(たかかも しずの) 声 - 悠木碧 / 演 - 桜田ひより(小6:岡崎美優) 『阿知賀編』の主人公1年生4月8日生まれ身長139cm。大将務める。 小学生の頃に原村和出会い阿知賀こども麻雀クラブ麻雀を共に楽しむ友達となる。中学校は阿知賀女子学院中等部進学中2初めに和の転校別れた後は麻雀から離れていたが、中3の夏にインターミドル個人戦での和の活躍テレビ中継観戦し触発を受け、再び麻雀で和と相まみえることを決意仲間集めて阿知賀女子学院麻雀同好会(後に麻雀部)を結成した当初は、あくまでも和と戦う事が第一目標であったために、他の清澄高校メンバーには無関心だったが(本人否定されるまで天江衣勝ったのは和だ考えており、他の阿知賀女子メンバー全員も同様で、晴絵に至って天才的実力者である和がいるとはいえ昨年インターハイ驚異的実力見せた龍門渕高校清澄勝ってしまうのは有り得ないとさえ認識されていた)、全国大会会場遭遇した宮永咲から強烈なプレッシャー受けた結果、彼女を倒すべき相手(敵)として激しくライバル視するようになるちなみに当の咲は、ただ単に迷子になっていただけであった)。しかし、抽選結果不運に清澄は逆側ブロックとなりさらに同ブロック白糸台高校といずれ準決勝で戦うべき相手となった。 小5まで祖父日本中の山を登っていたこともあって身体能力秀でており、中学時代も山を駆け上っては母の綾乃心配させていた。ボーイッシュ性格で、普段無鉄砲なところがありやや頼りないが衣に歯が立たなくても何度でも挑むなど、タフな精神力持っている。そのため衣から厄介な相手称されるほど成長をし面識がない咲からも決勝戦会えることを期待されている。小学生の頃から常に着ているジャージの上着を腰まで伸ばした、履いていなかのように見え服装特徴小学生の頃から体格があまり変わってないようで、『阿知賀編1巻カバー裏の漫画ではそのことショック受けていた。 山の奥を支配する能力持ち、その支配力天江衣夕方で月も欠けている)、大星淡をも上回る。この能力によって能力者は深い巡目での能力行使封じられてしまう。局が進むごとに支配力高まり、序巡にも影響出てくる。 インターハイ第2回戦第2試合大将戦においてラスト1局で2位と11900点差配牌も微妙という困難な状況に立たされるが、最後まであきらめない姿勢貫き粘り強く2度も手を変えた末に劔谷高校から直撃奪いチーム準決勝導いたインターハイAブロック準決勝大将戦では前半戦こそオーラスまで焼き鳥に終わるも、後半戦では自身能力発揮し淡の能力封じ込めることに成功最終盤では新道寺リザベーション完封まであと一歩ところに追い詰めた大将戦個人収支こそ3位だったものの、淡が区間最下位沈んだことでチームトップ浮上成功下馬評覆しての1位通過成し遂げた新子 憧(あたらし あこ) 声 - 東山奈央 / 演 - 伊藤萌々香フェアリーズ)(小6:峯田百花1年生5月17日生まれ身長149cm。中堅務める。高穏乃とは同い年幼馴染の関係。実家神社営んでおり、望という年離れた姉がいる。 幼少時片岡優希似た容姿をしている。成長後小林立作画五十嵐あぐり作画では見ための印象がかなり異なるが、ツーサイドアップ束ねた髪型特徴的な女の子。穏乃が上級生には敬語使用しているのとは対照的にチームメイト先輩にあたる実玄監督赤土晴絵に対して呼び捨てタメ口である。タメ口でしゃべる相手それだけ打ち解けている相手ということであり、初対面相手には逆に敬語のことが多い。実際東横桃子との初対面では「東横さん」と呼び灼との初対面でも敬語であった口調さばけていて、思ったことはすぱっと口にするタイプだが、嫌味ではない。「穏乃は計算出来ないと言うだけあって本人計算もでき知的偏差値70もある晩成高校余裕入学できると言っていることから学業成績かなりののであることが伺える。動物好きではあるもののペット飼っていない。 小学生の頃は穏乃や原村和と共に阿知賀こども麻雀クラブに通う仲良し同士であったが、中学時代麻雀部のない阿知賀女子学院ではなく阿太峯中学校進学し麻雀部に入る。そのため穏乃・和とは別の学校となったことから疎遠となっていた。 高校麻雀強豪校である晩成高校進学することを目標としていたが、中3の夏に和の活躍見た穏乃の熱い気持ち引かれる形で阿知賀女子学院に入学し、穏乃と共にインターハイ出場目指す道を選んだ鳴き入れた無駄のない打ち筋上級生実姉妹や灼のような特殊能力持たないものの、阿知賀の中では一番うまい解説の三尋木咏からも評され対戦校である千里山女子高校メンバーからも高い評価得ている。 インターハイ第2回戦第2試合では、阿知賀順位を4位➝2位上げるが江口セーラ稼ぎ負けたインターハイAブロック準決勝では、セーラ加え渋谷深・江仁美対局セーラ追い上げてきたが、なんとか阿知賀2位キープした実 玄(まつみ くろ) 声 - 花澤香菜 / 演 - 恒松祐里(中1:松澤可苑、小2:妹尾優里奈) 2年生3月15日生まれ身長152cm。先鋒務める。 女性大きな胸が好きなようで、しばしば「おもち」と呼んでいる。初登場時年齢見合わない大きさな和の胸元見て興奮し赤土晴絵にたしなめられていた。晴絵に高く評価されるほどの料理上手である。写真を撮るのが好き。 阿知賀こども麻雀クラブNo.1で高穏乃らと仲良しだった。阿知賀こども麻雀クラブ活動終了した中等部2年の頃から麻雀活動をしていなかったようだが、こども麻雀クラブ開かれていた教室掃除して友人たちがいつか戻ってくるのを信じて待っていた。穏乃たちが高等部に入るのを期に部員5名を確保し麻雀部を結成、共に全国挑む手牌ドラが集まる能力持ち、表ドラ限らず赤ドラ槓ドラも集まるため、ノミ手作るだけで高得点期待できる火力型のプレイヤー。その能力から阿知賀ドラゴンロード呼ばれる。しかも鳴き入れてツモ順が変わっても、影響受けないようである。一方で一度ドラを切るとしばらくドラが手に来なくなる制約があり、ドラ安全牌であっても切れず手牌窮屈になりやすく、他家振込みやすいといった弱点がある。 インターハイ1回戦までは高火力生かして阿知賀ポイントゲッターとして活躍するが、2回戦では園城寺怜と同卓して大量失点し、チーム最下位にしたことを悔やみ号泣していたところを姉の実宥に慰められた。準決勝では怜に加え宮永照・花田煌と同卓。何もできないまま状況過ぎていくことを悲観し心が折れかけていたが、実はドラ押さえることで照の打点上昇ブレーキをかけるという大きな役割果たしていた。オーラスでは照を止めるためにドラを切ることを決意。怜のサポート借りて照からの直撃奪い焼き鳥回避した決勝では、相手ドラ送り込む能力新たに取得。(リーチした相手送り込んで切らせ、それをロンすることで捨てたことにはならなくなる、という仕組み)これを駆使して再び照から直撃を奪うなどの活躍見せ区間3位終えた実家旅館実館」を経営していて、昔は灼とよくそこで麻雀打っていた。母親は中1の頃には既に死亡しており、その母からは生前に「ドラ大事にするように」と言われていた。 対局時にはお嬢様切り(捨牌模様の上下を対面から見やすい向き揃え切り方)を行っている。 実 宥(まつみ ゆう) 声 - MAKO / 演 - 渡邉幸愛SUPER☆GiRLS)(小3:関沢美紘3年生8月24日生まれ身長155cm。次鋒務める。 実玄の姉。麻雀実力相応にあるが、当時中学生の身で小学生の多いクラブ混ざるのが恥ずかしかったようで、阿知賀こども麻雀クラブには行っていなかった。玄の誘い応じ同好会に入る。 極度寒がり真夏でも常にマフラー手袋身に付け、さらに家ではコタツ入りっぱなしなほど。学校でも温室入り浸っているために花に詳しい。幼少の頃はそれが理由男の子いじめられよく妹の玄に助けられていたが、2回戦大量失点をして泣いてしまった玄に「おねーちゃん取り返してあげるから」と慰めるなど、姉らしい一面見せる。 赤い部分のある、あったかい色の牌が集まりやすいという能力を持つ。玄の能力比べる火力は劣るが特に制約存在しないため、手の自由度高く対応も難しい。 インターハイ第2回戦第2試合では千里山自分能力萬子と中を呼び込む能力として誤った認識をされていたため、結果的に翻弄する形になり、次鋒戦において最多獲得点数記録している。 インターハイAブロック準決勝でも赤土晴絵から弘世の癖を伝授されており、能力者対す対応力見せつけ、次鋒戦で最多獲得点数記録。 また地区予選から常にプラス成績残している。 灼(さぎもり あらた) 声 - 内山夕実 / 演 - 中山莉子私立恵比寿中学)(小2:平澤宏々路2年生4月14日生まれ身長142cm。副将務める。 実玄クラスメイト幼稚園児の頃から大人麻雀打って引けを取らない実力見せる。憧れていた赤土晴絵が麻雀をやめてからはやる気をなくし、小学1年の頃からは情報自体耳に入れないようにしていた。玄たちの強い誘い最初は名前貸しのみで同好会入会その後折よく帰郷した晴絵と再会し、また牌を手にする。 つけている制服ネクタイは晴絵がインターハイから帰ってきた時に女かもらったものであり、大事にしている。また実家ボウリング場であり、対局の際にはボウリンググローブを装着している。さらにアニメでは対局時にボウリング技的な描写もある。しかしボウリング自体腕前は下手でも上手くもない程度である。 最後にメンバー入りした上に3年生実宥がいるにもかかわらず部長任されているのは、チームで一番しっかりしているからとのこと実家祖母2人暮らしで、祖母からも応援され暖かく見守られている。 能力は、牌をボウリングピン見立てたピンズ多面張でのアガリボウリング打法)。特に、待ち牌ビッグファイブなどの、ボウリングにおける特殊なピン残り方に似たものになりやすい。玄のように牌を捨てことによるペナルティが無いため、筒子以外の待ち切り換え引っかけを行うなども可能である。また、晴絵への憧れからか、高校時代の晴絵に似た打ち筋も行う。 インターハイAブロック準決勝では、その準決勝にかける想いから2回戦までとは違う強さ見せ白糸台との点差大きく縮め目前まで迫った赤土 晴絵(あかど はるえ) 声 - 進藤尚美 / 演 - 南沢奈央 6月22日生まれ身長174cm。阿知賀OG高校1年時に麻雀部のエースとして活躍インターハイ初出場導いた阿知賀レジェンド」。灼や志崎綾、「咲日和阿知賀の巻2にて、口を引っ張りながら「ハルひゃん」と言っている描写がある。灼からは「ハルちゃん」と呼ばれている。 インターハイ準決勝で小鍛治健夜と対局し結果が元で数年スランプに陥っていた。大学在学中には親友高校チームメイトだった新子望の勧め阿知賀こども麻雀クラブ開いたが、熊倉トシスカウトにより福岡実業団チーム博多エバーグリーンズ)に入るためクラブ解散2年後会社経営難によりチーム廃部になって吉野戻った際に阿知賀麻雀同好会発足知りメンバーたちの強い要望前述した自分自身トラウマ克服するきっかけになるかもしれない考え地歴はじめとして複数教員資格持っていることもあって阿知賀女子麻雀顧問となる。教員としての担当教科情報である。 高校時代の健夜が、公式で唯一跳満上の直撃振り込んだ相手見受けられる描写なされている。 情報収集力優れており、また宮永照ですら気付いていなかった弘世能力クセを見破り宥に策を授けたり、本戦まで誰も気づかなかった大星淡のダブリー能力見抜くなど、観察眼にも優れている強化遠征インターハイに向かう際には運転手務めている。愛車3代目日産・キューブシノハユ 小学校時は奈良県吉野山小学校在学白築慕瑞原はやりらより2年下。小4にしてこども麻雀大会奈良代表となり、全国大会準決勝で慕と対決。晴絵1位・慕2位勝った思いきや、慕が2位勝ち抜け良しとせず連荘したため3位転落し敗退。一索が決め手となる慕を見て打ち手の癖だけでなく牌の偏り能力)を意識するようになった小学生時代から観察眼優れているだけでなく、小禄心度重なる挑発軽く受け流し試合敗れてもその直後には善後策考え始めるなど達観した面を見せる。

※この「阿知賀女子学院」の解説は、「咲-Saki-の登場人物」の解説の一部です。
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