教皇庁国務聖省特務分室 (AX)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 13:39 UTC 版)
「トリニティ・ブラッド」の記事における「教皇庁国務聖省特務分室 (AX)」の解説
アベル・ナイトロード 声 - 東地宏樹(少年時代 - 日野聡)/ 一条和矢 本作品の主人公。ナイトロード3兄妹の第2子である。 教皇庁国務聖省特務分室(通称Ax)の派遣執行官。コードネームは「クルースニク」(「十字架を背負うもの」の意)。 190cmを超える長身に加えて長い銀髪と冬の湖のような碧眼を備え、黙っていればそれなりに端正な容姿。しかしドジでのほほんとしているため、作中では専ら「ダメ神父」「愚者」「ヘッポコ丸」と呼ばれている。さらにお人好しな性格であり、給料が入ると手当たり次第に寄付してしまう為、財布の中に4ディナール(1ディナールは日本円換算で約100円)ほどしか入っていない極貧生活を送ることもしばしば。好物は紅茶で、よく砂糖を13杯(作中でラッキーナンバーと語っていたので、それに由来すると思われる)入れて飢えをしのいでいる。RAM編及びアニメの第1話でも飛行旅客船にて砂糖13杯のミルクティーを注文して、客室乗務員ジェシカを唖然とさせている。 本編より10年前の「事件」で家族を失ったカテリーナを助け、以降はカテリーナの部下となる。以前は一人称が「俺」だったが、現在は「私」になっている 戦闘時にはパーカッション・リボルバー式拳銃「ピースキーパー」を武器として使用しており、「腕に覚えがない」と嘯きながらも人並み以上の射撃能力を有している。だが真の武器は体の裡に秘めたナノマシン「クルースニク」であり、これを起動させることで「吸血鬼の血を吸う吸血鬼」であるクルースニクと化す。作中では基本的に起動率40%での限定起動を行っており、この状態でも戦闘能力は極めて高い。起動率を上昇させることでさらに戦闘力を上げることができ、80%を超えると“生体発電誘導”(スパークギャップ衝撃)能力によって体内や空気中の電子に干渉することすら可能になるが、同時に性格が攻撃的になり、さらに「クルースニク自体の自我」に肉体の主導権を奪われる危険性が生じる。実際に80%まで起動してラドゥを倒した際、長生種を餌呼ばわりして蔑むなど、普段のアベルからは考えられないような言動をとっており、このことからアベルは極力クルースニクを使用しないようにしている。(この「自分を失ってゆく恐怖感」は、命にかかわる持病を抱えていた作者自身の心境が反映されたものである) 「国連航空宇宙軍中佐・レッドマーズ計画管理部保安課責任者」というIDで「大災厄」以前の遺失技術の中枢にアクセスできる、「大災厄」や「暗黒時代」当時の人物や出来事をまるで直接見知っているかのような言動を取るなど、素性や経歴に謎の多い人物。その正体が吸血鬼たちにとっては伝説的な存在であること、また900年以上生きているといわれる真人類帝国皇帝と兄妹関係にあることなどが本作中で明かされている。 名前は旧約聖書「創世記」に登場するアダムとイヴの次男アベルに由来する。漫画版での特徴 いわゆる流行のギャグを言うキャラで、連載時の流行語を吹き出し外に書かれることがある。また、著名な漫画作品などのキャラクターについて、ぼかした表現で言及することもある。 エステル・ブランシェ 声 - 能登麻美子 『R.O.M』にのみ登場。 紅茶のような色合いの赤毛と、青金石色の瞳をした美貌のシスター。アルビオン王国(現在のイギリス)の出身である。実は、女王ブリジットII世の息子にして次期国王になる筈だったギルバート王太子と正妻である王太子妃ヴィクトリアの間に生まれた王女レディ・エスター・ブランシェットである。 赤ん坊の頃、父によりイシュトヴァーンの教会に預けられ、見習いシスターとして育てられる。父によって預けられたという事実は育ててくれた母親代わりのローラ・ヴィテーズ司教から教えられた。17歳の時、派遣されてきたアベルと出会う。イシュトヴァーンを恐怖で支配する吸血鬼ハンガリア侯ジュラ・カダールにヴィテーズ司教を殺され復讐に走るが、最愛の妻マーリアを殺されたハンガリア侯の過去を知り、吸血鬼(=長生種)と人間(=短生種)の対立に疑問を抱く。 その後、ローマに転属し教皇庁国務聖省調査部に配属され、しばしばアベルのサポートを行う。母国語であるハンガリア語を始め、アルビオン語他数カ国語が日常会話レベルまで堪能であり、パルチザンの指導者経験からか集団統率力と高い人望も備えている優秀な人材。 武装として切詰式散弾銃(ソウドオフ・ショットガン)を携帯している。いつもは銃身と銃床を切断し、太ももほどの長さに切り詰めて縮小したものをスカートの下に吊っている。 愛らしい容姿に反して気が強く、真っ直ぐでしっかりした性格でありアベルの世話に手を焼いている。 原作『R.O.M』「薔薇の玉座」「茨の宝冠」において、「北海のスキュラ」ことアルビオン女王ブリジットII世の正嫡の孫娘であることが発覚。後に還俗しアルビオン女王に即位する。 アニメ版ではギルバート王太子が「騎士団」に暗殺される直前、自分が暗殺されることを察知しており、イシュトヴァーンの聖マーチャーシュ教会に託したという設定である。死産とされ母親の友人夫婦の息子とすり替えられた原作と違い公式に存在しているため、ブリジットII世の最後の命を受け唯一にして正統な王位継承者である彼女をヴァージルやメアリが極秘に探していた。 原作では王太子は病死、先に生まれていた自身の娘を王位に就けようと画策した亡き王太子の愛人であるカルスレー子爵夫人ハリエットの刺客によりヴィクトリア妃は殺害されるが、その計画に勘付いていたヴィクトリア自身が生前にエドワード・ホワイト卿に依頼し、自身の娘とエドワードの死産だった息子を入れ替えたという真相はメアリを守ろうとする老女王の胸に封印され、その死の間際、意識混濁によりメアリと誤認した彼女の口から知らされた。 車の運転が非常に荒い(同乗していたアベルやイオンがたじたじとなるほど)。漫画版での特徴 漫画版での主人公。「嘆きの星」編でアベルのクルースニク化(40パーセント起動)を見ていないため、アベルの普段の様子を「手抜き」ではなく「つかみどころがない」と感じている。また「熱砂の天使」編での80パーセント起動による暴走を目撃した際の拒絶反応も激しくなっている。 ツッコミ役という役割が強調されているため、いわゆるキレ・キャラとなっている。そのため、原作どおりの言葉遣いに出来なくなっている。 トレス・イクス 声 - 中井和哉 / 緑川光 Axの派遣執行官。コードネームは「ガンスリンガー」(拳銃使いの意)。 外見は短く刈った褐色の髪、人形めいた端正な容貌を備えた小柄な青年。 銃火器に通じ、二挺の大型戦闘拳銃をはじめ全身に武器を隠し持ち、脳の一部以外を機械化された機械化歩兵。主であるカテリーナには絶対の忠誠を誓い冷徹に任務を遂行する。目的のためには手段を選ばず、そのためにアベルと衝突し彼を任務遂行の障害として排除しようとしたこともある。すべてを機械的に処理しようとするため、受け答えには「肯定(ポジティヴ)」「否定(ネガティヴ)」を使い分ける。自らを「人(マン)ではなく機械(マシーン)」と言い切っているが、時折同僚のアベルやユーグなどに対し、不器用ないたわりや気遣いを見せることもある。 「トレス・イクス」は名前ではなく、製造ナンバー「HC-IIIX(ラテン語読みでハーケー・トレス・イクス)」。人間としての元の名はない。 元々は教皇庁軍の機械化部隊「聖堂騎士団」の次世代モデルとして開発されたHC(ホモ・カエデリウス、ラテン語で「殺すための人間」という意味)シリーズの試作型三号機。「人間の体を改造」するのではなく「機械の体に人間の脳を搭載」するという画期的なアイディア(脳は専用のクローン人間のものを使用、また感情などは機械的な制御がかけられる)に基づくが、試作ロット10体のみが作られた段階で人道的見地から開発は中止された。それを不服とした開発者ゼベット・ガリバルディ博士に他の9体ともども反乱の道具として用いられ(キリングドールズ)、大破した際にAx(カテリーナ)によって回収され派遣執行官となる。漫画版での特徴 デフォルメではもろにロボットな姿になる。また、一度だけ作者の近所の野球少年役として、巻末の四コマ漫画に出たことがある。 カテリーナ・スフォルツァ 声 - 本田貴子(少女時代 - 川澄綾子)/ 深見梨加 教皇庁国務聖省長官を務める、黄金色の巻き毛と剃刀色(灰色)の瞳をした美貌の枢機卿。アベル達Axの上司。 10年前の「事件」で両親(義父と母親)を「騎士団」に殺害され、自身も殺されそうになったところをアベルに助けられる。 ミラノの領主でもあり、「ミラノ公」と呼ばれる。先代教皇グレゴリオ三十世がミラノ公夫人ルクレツィアに生ませた隠し子であり、現教皇の姉でもある。「薔薇十字騎士団」の存在を知る数少ない一人で、自身の復讐と世界を破滅させるため人類と吸血鬼(長生種)との間の争いを激化させようとする野望の阻止のためにAxを結成。また和平工作のため「帝国」上層部との接触を試みる。 普段は兄フランチェスコとの政争に明け暮れ、教皇である弟アレッサンドロを兄同様に駒と看做しているかのような言動が目立つが、心の底では弟を愛し慈しんでいる。アルビオンでヴァネッサに拉致されたアレッサンドロをフランチェスコが殉死させようとした折、「あの子を死なせたくない」と兄の部下であるブラザー・ペテロとシスター・パウラに弟の救出を懇願した。短生種(テラン)と長生種(メトセラ)の和平を願うがゆえに兄との確執は避けがたいものだが、その所為で弟アレッサンドロの成長を妨げている自身の愚を自覚している。 その冷徹な手腕から「鉄の女」「ミラノの雌狐」と内外に恐れられている。また、若手の改革派・急進派から支持されているフランチェスコに対抗する必要性から政治的には守旧派や利権主義の財界人との結びつきが強くなっている。 原作ROM編および漫画版では表面上は優しく接しつつもアベルと接近してゆくエステルに対する嫉妬心を募らせ、苦悩する様子が見られた。また、原作では膠原病を患っており体は丈夫ではないという設定も存在するが、アニメではそうした描写は見られない。 名前はルネサンス期スフォルツァ家のカテリーナ・スフォルツァに由来している。漫画版での特徴 巻末の四コマ漫画では、九条の編集者の代理として登場する。性格はキツめ。 ウィリアム・ウォルター・ワーズワース 声 - 大川透 / 石井康嗣 Axの派遣執行官。コードネームは「プロフェッサー」。 黒褐色の髪、碧眼、やや面長の顔が特徴。アルビオン出身の貴族。 現職のローマ大学[要曖昧さ回避]教授でもあるため、アベルやケイトからは「教授」と呼ばれている。他のメンバーのような特殊能力はないが、技術者や参謀としての役割を果たす。 派遣執行官のコードネームは彼が考えている。 一見、頭脳派のようだがユーグの師だけあって剣の実力も高い。風変わりな発明家でもあり、いつも作っている物はアベル曰く「わけわかんないガラクタ」らしい。常時携帯している自身の発明品のステッキには火炎放射器が仕込まれている。 いつもパイプをくわえているが、使い出したのはAxに入ってからである。 名前はウィリアム・ワーズワースに由来している。漫画版での特徴 原作『R.O.M』には「薔薇の玉座」編で初登場だが、オリジナルエピソードで登場。 巻末の四コマ漫画では、九条の父親の代理として登場。 ケイト・スコット 声 - 生天目仁美 / 久川綾 Axの派遣執行官。コードネームは「アイアンメイデン」(鉄の処女の意)。 ワーズワースと同じくアルビオン出身のシスター。 長い金髪、目じりが垂れ気味の眼、泣き黒子が特徴の、たおやかで楚々とした風情の美女。空中戦艦「アイアンメイデン」(『R.O.M』ではアイアンメイデンII)号の艦長であり、ホログラム映像で他のメンバーと会話する。 他の派遣執行官達のサポートを行うことが多く、またカテリーナの秘書的な役割も兼ねる有能な女性。 普段はおっとりした性格だが、同僚のアベルの尻拭い役を押し付けられたり、レオンのふしだらな行為に頭を痛めることが多いため、時折キレたりもする。 Axでは数少ない常識人のため、常に気苦労が絶えない。しかし、それだけに同僚達のことをよく気遣っている。 紅茶を淹れるのが非常に上手く、よく上司のカテリーナや同僚達に特製のブレンドティーを振る舞っている。また優秀なハッカーとして働くことも出来る。 カテリーナとは長い付き合いで、その昔彼女を守るために瀕死の重傷を負っている。現在は空中戦艦内奥に肉体を安置され、意識のみをホログラムで出現させている。 レオン・ガルシア・デ・アストゥリアス 声:小山剛志 / 大塚明夫 Axの派遣執行官。コードネームは「ダンディライオン」(「ライオンの牙」の意)。 様々な理由により刑務所で服役しながら、減刑と娘の治療を条件に派遣執行官として働いている南方(ヒスパニア領モロッコ)出身の巨漢。 アベルのことは「へっぽこ」トレスのことは「拳銃屋」ユーグのことは「サムライ」と呼んでいる。 元々はヒスパニア王国軍の大尉で、アフリカ方面軍所属第22強襲偵察中隊「レオンコート」と呼ばれる特殊部隊の隊長だったので破壊工作やゲリラ戦が得意。また、その時代からブラザー・マタイとは因縁の関係にある。普段は腕輪に偽装したチャクラムを愛用するが、場合によっては爆発物や火器も使用する。また、人脈も広く高い物資調達能力を持つ。粗野で女好きだが娘思い。 「大災厄」以前の遺伝子操作技術によって造られた「獣人」の子孫であり、その所為で過去辛い思いを何度もしているが、そんなことを感じさせないほど明るい性格のムードメーカーである。 外見のモデルはアントニオ・バンデラス。漫画版での特徴 原作『R.O.M』には未登場だが、オリジナルエピソードで登場。原作では未完の『R.A.M』最終話でゲルマニクス国王ルートヴィヒ二世から直属部隊にスカウトされることになっていたが、この設定は完全に消滅したといえる。 ユーグ・ド・ヴァトー 声 - 北出真也 Axの派遣執行官。コードネームは「ソードダンサー」。 長く色の薄い金髪に、翡翠色の瞳をした美丈夫。ネーデルラントのブリュージュ(現ベルギー)出身。 四都市同盟警視総監職を代々務める傭兵貴族の出身。嘗て吸血鬼に家族を殺され、自身も両腕を失う重症を追うもワーズワースによって機械の義手を与えられる。ワーズワースのことは「師匠(マスター)」と呼んでいる。動作の「無駄」を極限まで排除することで速度の上では吸血鬼をも上回る超人的な剣術を使うが、時に義手が拒絶反応を起こす。 普段は寡黙なために冷静沈着に見えるが実は直情径行型の性格で、吸血鬼への復讐心が強いことにより命令違反・独断行動が多々ある。 決め台詞は「剣によりて生くる者は、剣によりて滅びぬ…エィメン」。漫画版での特徴 レオン同様原作『R.O.M』には未登場だが、オリジナルエピソードで登場。「以前任務で重症を追ったが最近復帰した」とのことで、『R.A.M』最終話のプロットを踏まえた設定になっている。また、見た若い女性や外見の所為でイオンも「アニエス」(妹の名前)と呼んでしまうという設定が追加されている。 巻末の四コマ漫画ではアシスタントの一人の代理とされており、文字入りのマスクに特攻服の暴走族スタイルで登場する。その際の柱での呼び名は「サムライ」。 ヴァーツラフ・ハヴェル 声 - 立木文彦 / 中田譲治 Axの派遣執行官。コードネームは「ノーフェイス」(「顔なし」と「信仰を知る者」のダブルミーニング)。 短くそった髭に痩せた顔、緑の瞳をした物静かな雰囲気の男性。ボヘミア公国ブルノ(現チェコ)出身。 透明化する不可視化迷彩を操る元異端審問官で、Ax最古参メンバーの一人。信仰心厚く温厚な性格だがそれゆえ原作では教皇庁の現状や政争に明け暮れるカテリーナに反発、Axを脱退し新教皇庁軍に参加、最終的に命を落とす。 アニメ版ではその設定はなくなり、最後まで生存。苦悩するカテリーナを労る心優しき人。ノエルが殉職した折、まるで父親のような優しさで自責の念に苦しむカテリーナを包み込んだ。 名前はチェコスロバキアの民主運動家・チェコ初代大統領ヴァーツラフ・ハヴェルに由来、外見のモデルは元サッカーアルゼンチン代表ガブリエル・バティストゥータ。 モニカ・アルジェント Axの派遣執行官。コードネームは「ブラックウィドウ」(クロゴケグモの意)。 短く刈った黒髪と、雌豹のような碧の瞳が特徴。 物質透過能力を持つ魔女であり元はシチリアのマフィア出身の殺し屋だった。カテリーナの暗殺に失敗、逆に捕らえられカテリーナによって薔薇の模様をかたどったチョーカーをつけられ派遣執行官となる。今なおカテリーナに殺意を抱いている。女性だが、神父の僧衣を着用している。 武器はチンクエディアを使うが、透過能力を駆使して刃物を使わず相手の心臓を抜き取ることもできる。 殺戮そのものを楽しむような残忍な性格ゆえに、同僚のトレスからも危険人物とみなされている。 物質を透過している間は、その物質と一体化しているために物質に与えられたダメージも一緒に受けてしまう。 カーヤ・ショーカ Axの派遣執行官。コードネームは「ジプシークイーン」(ジプシーの女王の意)。 浅黒い肌と、彫りの深い顔、大きな瞳が特徴。 ロマ族の少女で最年少の派遣執行官。子供ならではの無邪気な残酷さを持つ。 武装として大型の扇子を携帯し、童謡の様な歌を歌いながら踊るように襲い掛かる。 ノエル・ボウ 声:大原さやか / 三石琴乃 Axの派遣執行官。コードネームは「ミストレス」(女主人の意) 生物の思考や感情を「視る」特殊能力を持つ長い黒髪の妖艶な美女。アベルに思いを寄せているがその能力ゆえ彼の抱える闇を垣間見てもいたが、自身に靡かないアベルに苛立ってもいた。故郷カタロニア公国で起こった「沈黙の声」事件で死亡。 原作ではAxを退職している。
※この「教皇庁国務聖省特務分室 (AX)」の解説は、「トリニティ・ブラッド」の解説の一部です。
「教皇庁国務聖省特務分室 (AX)」を含む「トリニティ・ブラッド」の記事については、「トリニティ・ブラッド」の概要を参照ください。
- 教皇庁国務聖省特務分室のページへのリンク