イシュトヴァーンとは? わかりやすく解説

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イシュトヴァーン

名前 István; Istvan

イシュトヴァーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 15:46 UTC 版)

イシュトヴァーン(István)は、ハンガリー系の男性名。イシュトヴァンイストバンイストヴァンと表記されることもある。ステーファノステファンシュテファンスティーヴンエティエンヌなどに対応する。

ハンガリー王

政治家・軍人

その他の人物

架空の人物

作品名


イシュトヴァーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 00:20 UTC 版)

グイン・サーガ登場人物一覧」の記事における「イシュトヴァーン」の解説

ゴーラ王。妻はモンゴール大公アムネリス。長男ドリアン。またイシュトヴァーン自身カメロン告げられるまで知らなかったドリアンより年長息子として、アムネリスの侍女であったフロリーとの間に生まれたスーティ(小イシュトヴァーン)がいる。母はヴァラキア娼婦イーヴァ。父は不明黒髪黒い瞳浅黒い肌、すらりとした長身美青年傭兵時代極めて陽気な楽天家にして自信家で、自らを「災いを呼ぶ男」「紅の傭兵」などと呼びすべての災い自分避けるとして、運の良さ誇っていた。が、モンゴール将軍となった頃から、その陽気さに陰がさし始め短気衝動的な一面ばかりが目立つようになってきた。モンゴール将軍からゴーラ王へと至ったイシュトヴァーンの道程は、多く戦いと殺戮、裏切り満ちて塗られており、残虐王、殺人王と呼ばれる所以となった沿海州ヴァラキア娼婦の子として生まれて間もなく孤児となり、伝説賭博師コルド育てられたイシュトヴァーンは、幼少時から将来一国の王になることを公言してはばからなかった。その根拠は、彼が誕生した時の予言にある。彼が生まれた時、掌中に白い玉石握っていた。それを見た産婆の老予言者は、彼が将来〈光の公女の手によって王座に就くことになるであろう述べたのだ。事実彼の才気カリスマ性幼少時から際立っており、その出自にもかかわらずヴァラキア提督カメロンから後継者切望されていたほどである。 伝説の海賊クルド財宝を巡る冒険失敗した後、中原向かいモンゴール傭兵となった彼は、配属された先で城主勘気被って投獄されるが、その牢獄グインリンダレムス出会う。彼ら一行加わりセム族ラゴンとともにモンゴール戦ったノスフェラス戦役では、モンゴール軍に間諜として潜入しモンゴール伯爵マルス率い一隊全滅させる。だがこの行為対す罪悪感が、彼を長く苦しめることとなる。 レムスリンダアルゴス届けた後、北方での冒険資金得た彼は、サイロン郊外で醜い占い師アリストートス出会う。王となる器の持ち主探していたというアリストートス言葉興味引かれた彼は、モンゴール足がかりゴーラ王座手に入れるというアリストートスの策を聞き、彼を軍師として以後行動ともにすることとなる。 その後、赤い街道盗賊首領となった彼は、ノスフェラスからの帰途にあったアルゴス黒太子スカール一行襲撃し返り討ち遭い瀕死の重傷を負う。その際スカールの妻リー・ファ殺害したため、スカールから生涯仇敵として狙われるうになる。 どうにか一命取り留めた彼は、再び盗賊率いクム幽閉されていたモンゴール公女アムネリスに接近する首尾よくアムネリスを救出した彼は、彼女のもとに集まってきたモンゴール残党とともに戦い首都トーラス奪還成功するモンゴール救国英雄として将軍となったイシュトヴァーンだったが、その地位は却って自由を愛していた彼の心を鬱屈させることとなった。彼を探し求めてモンゴール訪れてきたカメロンとの再会によって、彼の心は少なからず癒されるが、それがイシュトヴァーンに執着するアリストートス嫉妬心を招く原因ともなってしまう。そしてその嫉妬心は、第二次ケイロニア-ユラニア戦役参戦した際に、イシュトヴァーンがアルセイス出会い、弟のように思い始めていた少年リーロ暗殺引き起こすなど、イシュトヴァーンの心に深い闇もたらしていくことになる。 やがてアムネリスと結婚した彼は、間もなくしてアルセイス起こったユラニア三公女とクム三公子との合同結婚式クーデター遭遇する。それをきっかけとして起こったゴーラ三公国による三つ巴戦いでは、途中でユラニア側からクム側に寝返るという変わり身見せ当時クム大公タリオ討ち取ってクム弱体化させるとともにユラニア滅亡至らせるまた、アリストートス嫉妬心からこれまで密かに行ってきた様々な悪行知り激怒して自らアリストートス殺害するその後ゴーラ最後の皇帝サウルからの啓示受けたとして、イシュトヴァーンは旧ユラニア版図とするゴーラ王国建国宣言、自ら初代ゴーラ王を名乗る。だがその直後ノスフェラス戦役での彼の間諜行為モンゴール首脳の知るところとなる。トーラス裁判かけられた彼は、その証人憑依したアリストートス亡霊による告発恐怖し、自ら罪を認めてしまう。辛くもその場脱出したイシュトヴァーンは、予め伏せておいたゴーラ軍によってトーラス制圧、妻であるモンゴール大公アムネリスを新生ゴーラ首都イシュタール連行し幽閉する臨月だったアムネリスは夫への憎悪抱きながら男子ドリアン産み落とし自害する。 やがて勃発したパロ内乱際し密約結んでいたナリス側に味方するべく、イシュトヴァーンは自ら軍を率いて参戦する。だがその中途、彼を仇敵と狙うスカール奇襲受けて孤立した彼の前にレムス憑依したヤンダル・ゾッグ現れて後催眠暗示かけられる。そしてヤンダル・ゾッグ催眠術かかった彼は、突如ナリス軍を攻撃、その拠点であるマルガ瞬く間陥落させ、ナリス捕虜とする。続くグインとの戦い敗れヴァレリウスによって催眠術解かれたイシュトヴァーンは続いてナリス死に動揺し、ほとんど何も得られないままパロ内乱終結し、イシュトヴァーンはゴーラ帰国する帰国したイシュトヴァーンは、モンゴール勃発した反乱の鎮圧に自ら乗り出すその際ルードで偶然グイン出会い一時的に捕虜とする。だが、スカール助け得て逃亡したグインを追う際に、グインとの一騎討ち敗れて重傷負い生死の境彷徨うこととなる。その後辛くもイシュタール帰還し、しばらく療養内政専念していたが、それでも新たな戦場野望模索しているようであったブランイシュタール帰還する直前に、カメロンからフロリーとその息子(スーティ)のことを聞き二人パロ向かったことを聞かされる。イシュトヴァーンはそれに興味抱きリンダ結婚してパロ併合したいという野望併せてカメロン独断一千ゴーラ兵を率いてパロへと向かう。そして国境でのヴァレリウスとの協議の末に、二百の手勢だけでクリスタルへと入城しリンダ面会する。そして開催された宴の最中二人きりになった時にリンダ求婚するが、リンダナリス異母弟アル・ディーンと内々婚約していると告げ求婚を断わられる。それでも諦めずクリスタル滞在し続けヴァレリウス二人きり話している時にフロリーとその息子(スーティ)の話題出し二人会わせろと要求する。 しかし、ヴァレリウスフロリー親子パロ離れたとだけ告げて面会は叶わなかった。また、この時にイシュトヴァーンはフロリーとの間に出来た息子の名前が自分と同じイシュトヴァーンであることを知ったその後、イシュトヴァーンはフロリー親子ヨナミロク教の聖地ヤガ向かっていると推測しかねてより申し入れていたマルガにあるナリス墓標への参拝をした後は、そのままヤガへ向かう意向であることをヴァレリウス告げる。 そしてマルガでの参拝終えた後、クリスタル・パレスでの別れの宴でリンダグイン近況告げた後でゴーラ軍を率いてクリスタル出発したそのままヤガに向かうかと思われたが、途中で針路変更して北上開始した

※この「イシュトヴァーン」の解説は、「グイン・サーガの登場人物一覧」の解説の一部です。
「イシュトヴァーン」を含む「グイン・サーガの登場人物一覧」の記事については、「グイン・サーガの登場人物一覧」の概要を参照ください。

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