教皇庁の承認
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シスター・アンドリューの霊的な指導者であるJ.B.エチェンヌ神父(J. B. Étienne)は後年ローマに行き、教皇庁はシスター・アンドリューの赤いスカプラリオについて、稀な敏速さで対応し、1857年6月25日、教皇福者ピウス9世は教皇答書でこれを是認し、秘跡とすることを承認した。教皇はこのスカプラリオを身に付けることで、様々な罪の許しを与えられるとし、ラザリスト会にこのスカプラリオを祝福し、信仰と共に着衣させることを許可した。ラザリスト会の修道会長は、ラザリスト以外の司祭がこのスカブラリオを祝福し、着衣させることを許可した。それでこれらのスカブラリオは、現在、カトリック教会の司祭によって授与・着衣が行われる。
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