演奏会
(ライブ・コンサート から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/07 13:56 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2012年10月)
|
演奏会(えんそうかい)、コンサート(英: concert)、リサイタル(英: recital)とは、専ら音楽そのものを聞きにくる聴衆をターゲットとして音楽を演奏するイベントのことである。ポピュラー音楽においてはライブあるいはライヴ(LIVE)とも呼ばれている。生演奏でなくても「フィルムコンサート」「ビデオコンサート」というように使われる場合もある。
音楽の演奏を含む物であっても、オペラ、バレエ、ミュージカル等のように演劇や舞踊と一体化している場合や、パーティーなどで、余興、BGMとして演奏される場合は、演奏会とはみなさない場合が多い。


コンサートとリサイタル
「リサイタル」は「独奏会」「独唱会」を指し[1]、1人のソリストを主役とした演奏会を指す。鍵盤楽器など1人で音楽作品を演奏できる楽器であれば1人だけが舞台に登場し、旋律楽器や声楽の場合は伴奏者などを伴う。「コンサート」は、本来は演奏会全般を指す言葉だが、狭義にはオーケストラや合唱団など大人数の団体が主役となる場合や、複数のソリストが次々に登場する演奏会など「リサイタル」とは呼べないものを指す[2]。例えば、「アンネ=ゾフィー・ムター ヴァイオリンリサイタル」「マリア・カラス ソプラノリサイタル」「オペラ・ガラ・コンサート」など。
演奏会に関連する用語
定期演奏会
オーケストラ、吹奏楽団、合唱団など常設の演奏団体が、自ら主催し定期的に開催する演奏会を定期演奏会、あるいは予約演奏会という。シーズンを通じて一括して演奏会の入場券を予約できる権利が設定されていることが多く、そのような権利を購入した者を定期会員と称する。
演奏旅行
「コンサートツアー」あるいは「ツアー」とも言う。演奏者が普段活動している地域を離れて、各地を巡回し演奏会の興行を行う。ポピュラー・ミュージックの分野においては、イベンターやプロモーターとレコード会社、所属事務所が協力して、大規模なツアーが組まれることが多い。近年の音楽業界では重要な収入源となっている。
演奏会形式
オペラなどにおいて、通常のオペラの公演とは異なり、舞台装置などの演劇上の演出をせず、舞台にオーケストラや合唱団が上がり、その前でソリストが歌う形式で公演を行う場合がある。このような公演の形態を演奏会形式という。
ガラ・コンサート
何かを記念して行われる特別企画の音楽会で、「ガラ・コンサート」(gala concert)という名称を日本語に置き換えるとすれば、「特別公演」「記念演奏会」「祝賀音楽会」となる。"gala"は祝祭を意味し、年末年始(例えば年始であれば「新年ガラコンサート」と銘打って行われる)や、文字通り主な祝祭に合わせて行われることが多い。ソリストの演奏を中心に組み立てられ、オペラやオペレッタのアリアや、協奏曲の一つの楽章、オペラの序曲、間奏曲や演奏会用序曲、バレエ音楽の一部のような短い管弦楽曲、といったプログラムが多い。
卒業コンサート
アイドルグループのメンバーが、グループを卒業する際に開催されるコンサート。主に『モーニング娘。』をはじめとする『ハロー!プロジェクト』や乃木坂46・櫻坂46・日向坂46といった坂道シリーズ、AKB48グループなどがよく開催する。「卒コン」と略すこともある[3]。
演奏会の構成例

オーケストラの演奏会の場合
- 序曲など短めの曲
- 協奏曲、小規模な交響曲、中規模の管弦楽曲
- 休憩
- 交響曲、大規模な管弦楽曲などメインの曲
- 4.がとくに重厚かつ長大な場合は、2または1、さらには1・2なしでマーラーの交響曲など一曲だけの4だけということがある。
- 1.の序曲を演奏しないで、リゲティなどの現代音楽など あまり一般的ではない曲(委嘱作品や初演作品等も)を最初に挿入する方法がある。それを聴衆が嫌って遅れて入ってくる場合は意図的に順序を逆にして協奏曲の後などに入れる場合もある。
- クラシックにあまり詳しくない人向けに、上記の構成を採らず短めの曲(小品)を集めたものをプロムナードコンサート(略称プロムス)と呼ぶ。
- こうした構成で演奏される演奏会は、通例、司会進行役は無く、奏者の入場・ソリスト等の入場・指揮者の入場、演奏開始、といった流れになり、開演中にアナウンスなどが流れる事は無い。指揮者がアンコール曲の作曲者と曲名を言うことはある。 ただし、ホールによっては開演前に注意喚起(携帯電話の電源断や時計のアラーム機能のオフの要請など。携帯電話に関しては、電波を遮断する機器を設置しているホールでは その旨の周知が行われることがある。)のアナウンス等が流れることはある。また、プロムナードコンサートや初心者向けコンサートなどは、曲紹介や聴くためのポイント、豆知識などを司会者などが解説する場合がある。
脚注
関連項目
ライブ・コンサート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 15:21 UTC 版)
マナカナはつらつライブ(1997年8月6日、於・梅田スカイビルステラホール。15:00開始と19:00開始の2回公演) クリスマス・スペシャルライブ「茉奈佳奈 in TOKYO MAIN DINING」(2007年12月22日、於・渋谷シダックスビレッジ1Fレストラン。共催:創成社)茉奈 佳奈初の公式ライブ。このライブでアンコールも初体験した。ファンの他、出演番組・映画などの関係者も多数参加・招待されており、本格的に芸能活動を開始するマナカナの披露宴の趣もあった。 マナカナ卒業・トーク&ライブ(2008年1月11日、於・関西学院会館レセプションホール)マナカナと同じゼミの学生が企画したチャリティイベント。マナカナは大学関係者などお世話になった方々へのお礼を主旨として出演したが、事実上マナカナの壮行会となった。学友からの心のこもったいくつものエールに2人とも涙が止まらなくなる場面もあるなどハートフルなイベントとなった。 だんだんトーク&ライブ in ひらた(2009年3月8日、於・出雲市立文化館プラタナスホール)平田商工会議所青年部が主催したイベント。茉奈佳奈の歌とトークが中心だが、双子たちからの花束贈呈、後方の観客数百名による人文字、竹内まりやからのサプライズメールなど手作り感満載で工夫を凝らしたイベントとなった。 マナカナトーク&ライブ「ふたりうた」(2009年5月9日、於・春日井市民会館)かすがい市民文化財団主催によるコンサート。前半はマナカナのみによるトーク&ライブ、後半は朝の連続テレビ小説『だんだん』の劇中バンド「シジミジル」のメンバー、山田康太役の久保山知洋、坂下俊役の東島悠起を加えたトーク&ライブとなった。また、サプライズゲストとして石橋友也役の山口翔悟が登場する予定だったが、山口がドラマ『ハンチョウ』(TBS)の収録と重なったため出演をキャンセルし、電話のみの出演となった。マナカナ初の有料コンサートとなった。 母に感謝のコンサート2009(2009年5月10日、於・大阪城ホール)「いのちの歌」を作曲した村松崇継のピアノ伴奏で、約12,000人の観客を前に「赤いスイートピー」と「いのちの歌」の2曲を披露した。 マナカナトーク&ライブ「ふたりうた」(2009年5月24日、於・八日市文化芸術会館)東近江市地域振興事業団の主催によるコンサート。新型インフルエンザの流行により開催が危ぶまれたが、立ち見席が発売されるほどの地元の期待感もあり、入場時に手を消毒する等の対策を加えた上で開催された。マスクを付けた観客も多かったが、拍手は大きく盛況のうちに終了した。 茉奈佳奈×京フィルコラボレーションコンサート「いのちの歌」(2009年6月6日、於・京都コンサートホール大ホール)指揮:牧村邦彦、管弦楽:京都フィルハーモニー室内合奏団として開催したコラボレーションコンサート。音響施設の整った会場と京都フィルの演奏による歌唱は通常のコンサートにない響きをもたらした。京フィル演奏によるマナカナの歌唱、京フィルのみによる演奏のほか、京フィルの演奏をバックに茉奈のトランペット、佳奈のテナーサックスも披露する場面もあった。 MANA KANAトーク&コンサートショー(2009年7月4日、於・いなべ市北勢市民会館)いなべ市芸術文化協会主催によるコンサート。比較的おとなしい観客が多かったため序盤は盛り上がりが心配されたが、暖かい声援の中で終了した。なおこのコンサートでは、初めてたま子専用のスタンドマイクが用意された。 マナカナトーク&ライブ「ふたりうた」(2009年7月20日、於・たかいし市民文化会館アプラ大ホール)カラオケではない、茉奈佳奈バンド(畑中誇太朗(Dr)、金川凡洋(B)、本田英絵(Key)、古賀和憲(Gt))の生演奏による初のライブとなった。シジミジルの久保山知洋と東島悠起がゲスト参加した。 マナカナトーク&ライブ「ふたりうた」(2009年8月9日、於・恵那文化センター・大ホール)バンドメンバーにワライナキ・白井大輔(Gt)を加えてのライブ。「フレンズ」の間奏では佳奈のソプラノサックスのソロが初めて披露された。 マナカナトーク&ライブ「ふたりうた」(2009年8月19日、於・隠岐島文化会館・大ホール)連続テレビ小説『だんだん』のロケ地となった隠岐でのライブ。地元の保育園児と共演した。シジミジルの久保山知洋と東島悠起がサプライズゲストとして参加。 朝日新聞LIVE in EXPO'70「風に吹かれて2009」(2009年9月12日、於・万博公園もみじ川芝生広場)雨の中の野外ライブとなったが、他の出演者に交じって「いのちの歌」など3曲を披露した。連続テレビ小説『だんだん』で共演した吉田栄作がシークレットゲストとして出演した。 茉奈佳奈スペシャルコンサート「いのちの歌」(2009年9月20日、於・Bunkamuraオーチャードホール)初めての東京での本格的なコンサートとなった。連続テレビ小説『だんだん』の音楽を担当したコンポーザーピアニスト村松崇継、シジミジルの久保山知洋・東島悠起と山口翔悟がゲスト参加した。 LIVE 春・歌・集・燈(2010年3月22日、於・NHK大阪ホール)村松崇継のピアノ伴奏で、初披露となるニューシングル「Mother」を含む4曲を披露した。 茉奈 佳奈 1st LIVE TOUR「ふたりうた2010」〜はじめてツアーやります!!〜(2010年6月12日 於・福生市民会館、6月18日 於・Zepp名古屋、6月20日 於・Zepp福岡、7月3日 於・京都MUSE、7月5日 於・赤坂BLITZ、7月10日 於・大阪シアターBRAVA!、7月11日 於・広島CLUB QUATTRO、7月19日 於・大社文化プレイスうらら館だんだんホール)初めての全国ツアーを8都市で開催。サポートのバンドメンバーは小島英雄(Dr)、鈴木けいこ(Key)、古賀和憲(Gt)、金川凡洋(B)。このツアーで初めて佳奈のギター演奏が披露され「さくら(独唱)」を茉奈と一緒に弾き語りした。(茉奈はギタロー、佳奈はギタ子で演奏。)赤坂BLITZでのライブにはスペシャルゲストとして村松崇継(Pf)が出演し、自身が作曲した「いのちの歌」など3曲で共演した。 朝日新聞LIVE in EXPO'70「風に吹かれて2010」(2010年9月11日、於・万博公園もみじ川芝生広場)ピアノと弦楽四重奏の伴奏で「いのちの歌」「Mother」「未来へ」の3曲を披露、「未来へ」ではKiroroの玉城千春と共演した。 茉奈 佳奈トーク&ライブ(2010年10月11日、於・岐阜市民会館)ピアノ(鈴木けいこ)とチェロ(原口梓)という珍しいコンビネーションの伴奏によるアコースティックライブとなった。 茉奈・佳奈×京フィルコラボレーションコンサート「Sweet Home〜絆〜」(2011年9月1日 於・和歌山市民会館大ホール、9月2日 於・上冨田文化会館文化ホール、指揮:中井章徳、管弦楽:京都フィルハーモニー室内合奏団)2009年6月以来となるコラボレーションコンサート。京フィルの伴奏によりオリジナル曲・カバー曲を披露、またトランペット(茉奈)・テナーサックス(佳奈)の演奏を披露する場面もあった。 gravity × 茉奈 佳奈 Special Live(2012年3月30日-31日、於・CBGKシブゲキ!!、4月28日 於・HEP HALL)gravity(シルビア・グラブ、林希)とのコラボライブ。ゲストはLotus Juice、junkie sista、MaEDA、松下洸平、木戸邑弥、川原一馬、坂口涼太郎他。 gravity × 茉奈 佳奈 Special Live 2(2013年12月28日-29日、於・CBGKシブゲキ!!) 茉奈 佳奈LIVE2017「MKR〜めぐる〜」(2017年7月2日、於・Blues Alley Japan) gravity live vol.8「Alpha+」(2018年3月24日、於・CBGKシブゲキ!!)
※この「ライブ・コンサート」の解説は、「茉奈 佳奈」の解説の一部です。
「ライブ・コンサート」を含む「茉奈 佳奈」の記事については、「茉奈 佳奈」の概要を参照ください。
「ライブ コンサート」の例文・使い方・用例・文例
- 彼が車でドライブに連れていってくれた
- 私たちは皆海岸線をドライブしながら美しい景色に賛嘆の声を上げた
- 波止場までドライブしよう
- ドライブに行く
- 駆動装置,ディスク・ドライブ
- ドライブインの映画館
- 視聴覚ライブラリー
- 霧が晴れたらドライブしよう
- ライブ演奏アルバム
- このディスクをドライブに差し込めば,そのコンピュータは何も問題なくデータを読み出す
- 少しドライブする
- あすまでこの天気がもったらドライブに行かないかい
- 彼がバンドのライブを見る
- 私は今回、初めて31日の年越しライブに行きました
- 彼と一緒にライブハウスでライブをやった
- ライブを深夜にテレビでやる
- 彼が本格的にライブハウスで活動を始める
- 本日のライブの記事が翌日の新聞に掲載されます
- お二人は精力的にライブ活動をされてます
- ライブパフォーマンスが各地で反響を呼ぶ
- ライブ・コンサートのページへのリンク