かすがいとは? わかりやすく解説

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かすがい〔かすがゐ〕【春日井】


かすがい〔かすがひ〕【×鎹】

読み方:かすがい

材木材木とをつなぎとめるために打ち込む両端曲がった大釘。

人と人とをつなぎとめるもの。「子は—」

戸締まり掛けがね。

「—も錠(とざし)もあらばこそ、その殿戸、我鎖(さ)さめ」〈催馬楽東屋

[補説] 「鎹」は国字

鎹の画像

かすがい

作者梅田千津

収載図書瀬戸際オンナたち
出版社熊本日日新聞社
刊行年月2005.11


カスガイ

読み方:かすがい

  1. 茣を畳に打ち付ける鋲。

分類 賭博


読み方:かすがい

  1. 子供のこと。「子供夫婦のかすがい」といふ諺から出た語である。
  2. 子供のこと。「子供夫婦のかすがい」といふ諺から出た語とである。
  3. 子供のことをいふ。子供夫婦の鎹などといふ。

分類 俗語

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粕谷

読み方
粕谷かすがい

(かすがい から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/14 01:03 UTC 版)

「コ」の字の形状をしており、尖った先端部が2つある[要翻訳]

(かすがい、英:cramp)とは、金属製で「コ」の字の形状をしており、尖った先端部が2つあるをいう[1]。両端をつなぎ合わせる木材にそれぞれ打ち込むことにより接続する。建築において木材と木材をつなぎ合わせるための要素で互いの材が外れぬように固定し直線的または直交する木材同士を繋ぐ目的で用いられる。応力的にはピン構造になるため材を固定する際には矩形の材では複数の面に用いる。

二又釘やステープルと呼ばれる部品も同類である[1]。文房具のステープラー(ホッチキス)の針や電線を壁面などに打ちつける際に使用する絶縁ステープルもかすがいと同じ形状である。木造家屋の外壁などに防水のためのシートを打ちつける際や、モルタル下地の金網を打ちつけるのにもステープルが使用されることがある。

なお、先端が曲がっておらず直線状で両端が尖った釘は「合い釘」という[1]

ことわざ・成句

  • 豆腐に鎹 - 手ごたえの無いこと。「糠に釘」「暖簾に腕押し」と同義。
  • 子は鎹 - 子供は夫婦仲を取り持つこと。

出典

  1. ^ a b c 意匠分類定義カード (M3)” (PDF). 特許庁. 2020年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月28日閲覧。

関連項目

  • 子別れ - サゲに「子は鎹」のことわざと、鎹の使い方をひっかけた落語。
  • 馬蝗絆 - 鎹を使った中国の陶器修復技術で修理された日本での茶器。

かすがい

出典:『Wiktionary』 (2020/08/01 00:42 UTC 版)

名詞

かすがい

  1. かけがね
  2. 2つ素材をつなぎ合わせるコの字の形をした釘。
  3. 2つのものをつなぎ合わせるもの。

成句

複合語


  • 画数:14
  • 訓読み:かすがい

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「かすがい」の例文・使い方・用例・文例

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