遠月学園関連
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遠月茶寮料理學園(とおつきさりょうりょうりがくえん)は、東京都内にある日本屈指の名門という設定の料理学校。通常は単に「遠月学園」と呼ばれる。中等部と高等部の各3年制。制服は男女共にブレザー。 非常に厳しい少数精鋭教育で、高等部の1000人近い新1年生のうち2年生に進級できる者は全体の1割にも満たず、卒業者は、遠月十傑を除いてわずか数人から十数人しかいない徹底した実力主義の教育方針を採る。学園に在籍しているだけで料理関係者からは一目置かれ、たとえ中退しても学園に在籍していたというだけで料理人としての箔が付き、卒業まで至れば一生料理界のスターダムを歩めるという。 在校生の多くは一流料理店や食産業の子息・令嬢など家庭的に裕福な者で、自分の地位や実力に鼻をかけた自己中心的でエリート意識の強い生徒が多く、大衆料理など庶民文化を格下と見ていることに加え、創真やアルディーニ兄弟のような現場経験者や極星寮の面々のような特技を持つ生徒は少ない。そのため多くの生徒は虚栄心が非常に強く、同級生同士であっても敵視して足の引っ張り合いまでする生徒が多数いる。さらに料理人としての成長速度に関係なく現在の能力のみを評価対象としており、条件さえ整えば成績上位者側の私情で気に入らない相手を能力の有無に関わらず追い込む事が可能など、料理の腕を重視するあまり、道徳的な教育が疎かになっているなど、教育機関としては杜撰な体制も多くみられる。この点はクーデターを起こした薊からも言及され、成績下位の生徒たちが彼の思想に賛同する原因となっていた。この風潮は城一郎や堂島が現役の頃からあり、城一郎も名家出身者達に因縁を付けられていた。 広大な敷地面積を有し、学内にはさまざまな施設がある。学習内容は料理の基礎技術や食材の知識だけでなく、栄養学・公衆衛生学・栽培概論・経営学など多岐にわたる。料理学校としての歴史は長く、創真ら現高等部1年生は第92期生である。授業は一般の高校と違い、大学のように各生徒が授業ごとに教室を移動する「教科センター方式」を採用している。授業形式は食材やジャンルのテーマごとに料理を創作する授業と決められた料理を制限時間内に完成させる授業の2種類だが、「中枢美食機関」発足後は創作する授業が廃止される。 総帥を頂点とし、教育部門の「遠月学園」、食材の管理・流通を担う生産部門、観光部門の「遠月リゾート」、研究部門の「薙切インターナショナル」、他に海外部門・広報部門・総務部門といった組織で構成されている。食に関するあらゆる業界に強い影響力を持ち、食に携わる者で遠月の名を知らない者はいないといわれる。 食戟(しょくげき) 遠月学園伝統の料理対決による決闘。学園の生徒間で生じた争いの決着を付けるために行われる。 食戟に挑む者は自身の立場に見合った「対価」を差し出さねばならず、勝負に負けた者はその「対価」を取られて学園内の地位や権限を失う。 食戟を実施するには、「正式な勝負であることを証明する認定員」「奇数名の判定者」「対戦者両名の勝負条件に関する合意」が必要とされる。また、「素材の調達も料理人としての技量のうち」という理由から、使用する食材や調理器具などは全て対戦者本人が用意しなければならない。対決テーマは双方の得意ジャンルの中間地点に折り合いをつけて決めることが多いが、合意があればどちらかの得意ジャンルにすることができる。決着がつかない場合、後日に再試合を行う。なお、食戟の勝敗や日時、互いが賭けた条件は全て公式に記録され、食戟管理局に保存される。 遠月学園の事項の中でも重要視あるいは「聖域」のような扱いとなっており、薊政権下で改革が進んでも、学生達が「私達にはまだ食戟がある」と言われるほど希望を抱かれている。連隊食戟(レジマン・ド・キュイジーヌ) 一騎打ちではなく集団対集団による変則的な食戟。 両陣営の任意の者同士が勝ち抜き戦方式で勝負し、最後まで残った側が勝利となる。陣営の人数は同じである必要はない。また普通の食戟と違い仲間の調理を手伝うことが認められ、チームワークが勝敗を左右しうる。 遠月十傑評議会(とおつきじゅっけつひょうぎかい) 遠月学園の最高意思決定機関。学内評価上位10名の生徒たちにより構成される委員会。通称「十傑」。 総帥の直下の組織で、彼らの決定には講師陣も逆らえないという。物語開始当初のメンバー構成は3年生5人、2年生4人、1年生1人。その会議はラウンドテーブルで行われる。十傑に選ばれる評価基準は、授業成績、合宿などの行事で上げた実績、学園への貢献度など多岐に亘るが、特に「食戟の戦績」が最重視される。十傑の順位変動は席次を賭けた食戟により変動するが、逆に言えば席次を賭けなければ十傑でない者が食戟で十傑に勝っても即十傑になれるわけではない。アリスによるとメンバーは主に「秋の選抜」の本戦出場経験者から選ばれている。十傑の中でも第一席の獲得は特に難しく、女子生徒で第一席経験者は、学園の長い歴史でも数えるほどしかいないという。第一席獲得者は、月天の間に肖像画が飾られる。 十傑メンバーは学園が持つあらゆる権限・財力の一部を手中にできるとされ、料理のために遠月の莫大な予算を行使でき、高級食材や最新の調理器具・設備、数世紀前の希少なレシピやオークションで数百万の値がつく古典料理書にもアクセスが可能とされる。また、それらの権限は席次が第一席に近づくほど行使できる権限は増大していくが、中には権力を行使して気に入らない相手を私情で学園から追い出そうとする者もいる。 中枢美食機関発足後、新総帥となった薊の方針に反対した女木島・一色・久我の3人が除名され、サバイバルを勝ち抜いた葉山・白津・鏑木の3名が新たに十傑に加わる。進級試験中に葉山が薊との契約違反による退学と同時に除名され、えりなが十傑を返上する。 連隊食戟で反逆者側が勝利したことで、十傑の座が総入れ替えとなり、退陣となった薊に代わり、えりなが新総帥に就任する。進級後は退学撤回となった反逆者側の生徒、学園残留が認められた中枢美食機関側の生徒も加わった新体制の十傑となっている。 十傑一覧表 作中当初中枢美食機関編成時えりな体制下総帥薙切 仙左衛門 薙切 薊 薙切 えりな 一席司 瑛士 幸平 創真 二席小林 竜胆 一色 慧 三席女木島 冬輔 茜ヶ久保 もも 久我 照紀 四席茜ヶ久保 もも 斎藤 綜明 葉山 アキラ 五席斎藤 綜明 鏑木 祥子 黒木場 リョウ 六席紀ノ国 寧々 薙切 アリス 七席一色 慧 叡山 枝津也 タクミ・アルディーニ 八席久我 照紀 白津 樹利夫 叡山 枝津也 九席叡山 枝津也 葉山 アキラ 紀ノ国 寧々 十席薙切 えりな 田所 恵 極星寮(きょくせいりょう) 遠月学園の学生寮。大御堂ふみ緒が管理している。 かつては多くの十傑を輩出し、十傑全員が寮生だった黄金時代が存在した。現在では生徒の多くがマンションを借りて生活するために入寮者は少なくなり、「変わり者の巣窟」と呼ばれるが、寮生の実力は確かである。現在の寮生のうち、一色慧のみが高等部2年生、その他は全て同1年生。幸平の歓迎会が行われた際には一色の誘いを断って欠席した寮生がいるとの会話があったが、その後も彼らが登場することは無く、アニメ版ではそのシーンがカットされる。ふみ緒によると、20年以上前(堂島と城一郎が在学していた頃)が全盛期で、この2人が中心に食戟で土地を奪っては敷地面積を増やし、暖房設備の投資などもまかなっていた。そのうち、極星寮だけで独立採算制を取り、城一郎によればもはや「独立国家」のようであったという。当時、快進撃を続けていた黄金時代の極星寮は多くの生徒から逆恨みされ、襲撃を受けることがたびたびあったという。その名残で現在もバリケードやゲバ棒などの防衛設備が残る。 研究会 遠月学園に多数存在する、テーマごとに料理を研究する部活動のような団体。ちゃんこ鍋研究会、郷土料理研究会、丼物研究会、立ち食いそば研究会、串打ち研究会、中華料理研究会、ショコラ研究会、スペイン料理研究会、最先端研究会などがある。一定の成果を出していない会は取り潰される。 宿泊研修 遠月学園高等部の1年生全員が参加する強化合宿。遠月リゾートホテルの1つ「遠月離宮」で行われる。 毎日過酷な料理の課題が出され、低評価を受けた生徒は即刻退学を言い渡される地獄の合宿。合宿の講師陣には、料理界の第一線で活躍している学園の卒業生たちも含まれる。学園卒業生以外にも、遠月リゾートのスタッフ、リゾートが提携する食材の生産者とその家族が審査員を務めることもある。卒業後のリクルートも兼ねており、オーナーシェフの卒業生には在校生の品定めができるメリットがある。創真の学年では、新入生980人中352人がこの研修で脱落し、628人が生き残ったとされている。 遠月リゾート 遠月学園の観光部門で、富士山と芦ノ湖を望むリゾート地において、十数軒の高級ホテルや旅館を経営する。トップは遠月OBの堂島銀。 薙切インターナショナル 美食学と分子料理を牽引した総合研究機関。薙切アリスの父親である薙切宗衛がデンマークを本拠地として設立した。 分子ガストロノミーに基づいた最新の調理技術など、味覚・嗅覚のメカニズムを探求する大脳生理学をも包括しているという。アリスは遠月学園への編入前、14歳までこの研究機関で学んでいた。現在のトップはアリスの母・薙切レオノーラ。 秋の選抜 毎年2学期の初めに開催される、高等部1年生の選抜メンバーが腕を振るい競い合う、遠月学園伝統の美食の祭典。創真の学年で第43回目の開催。 宿泊研修までの成績と将来性から候補者が抽出され、十傑による絞り込みで最終的に60名が選出される。審査員は学園理事や出資者など食の重鎮たちが務める。歴代十傑は、主にこの選抜の本戦出場者たちから選ばれる。えりな十傑であるため、選手としては不参加。 予選は事前に告知されたお題に沿って2つのブロックに分かれて競技を行う。審査員は各ブロック5名で、1人当たり持ち点20点、計100点満点で審査する。各ブロックの上位4名、計8名が「月天の間」で行われる本戦に出場できる。創真の学年で告知された予選のお題は、「カレー料理」。しかし、名の知れた食通である選抜の審査員を唸らせる生徒はごく僅かで、10点未満の生徒もいる。良くても70点か80点台止まりで、90点台はほとんどない。作中の予選では恵を除く本選出場者の7人が90点台をたたき出す。 本選の対戦は抽選で、各カードごとに別々のお題がランダムで決められる。トーナメント方式ではなく、1回戦終了後に組み合わせは再抽選される。一般的な食材と調理器具・設備は会場に完備され、自前の道具持ち込みは自由。また、双方の合意があれば、食戟を行うこともできる。 決勝戦は毎年「秋が旬の食材」がテーマで、審査は総帥を含む遠月学園各部門のトップ3名が持ち回りで務める。 月天の間(がってんのま) 十傑同士の食戟でのみ使用が許される大会場。天井が開閉式で、開いた空に写る月が「月天の間」の名の由来。 敬意を込めて歴代第一席獲得者の肖像画が飾られている。 「秋の選抜」本戦の会場でもある。決勝戦は月が写る日没後に行われる。 遠月スポーツ 学園黎明期から続く伝統ある校内新聞。通称「遠スポ」。ほぼ毎日発行される。学内とその周辺のあらゆる情報を網羅し、公式行事の特集、一流シェフへのインタビュー記事、トリビアな情報などを掲載する。 実地研修(スタジエール) 高等部1年の生徒たちが、外部のさまざまな料理の現場へ派遣されるカリキュラム。実施期間は1か月で、生徒たちは各自4か所の派遣先にて1か所につき1週間の研修を受ける。 行き先は高級料理店から食品メーカー、公的機関などの多岐にわたり、実践の空気を学ぶ正式な授業の一環となっている。そこで気に入られてそのまま就職する生徒も多いが、研修は遠月学園への信頼があって研修を受け入れているため、遠月の名を汚すような問題を起こせば退学になることもある。各派遣先には遠月学園の教員が生徒の働きを観察し、合否を判定する。合格基準は1週間の研修で「目に見える実績」を残すことが条件で、「現場に与えられる自分」を持っていることが最低ラインとされる。また、現場に変化を与えるだけでなく「現場から何かを奪って帰ること」がスタジエールの意図とされている。創真たち92期生は研修開始時点の504名のうち210名が脱落し、294名の生徒が生き残っている。 スタジエールとはフランス語で「研修生」を意味し、下準備や雑務を担当する料理人のことを指す。「スタジエ」とも呼ばれる。 紅葉狩り会(もみじがりかい) 遠月学園伝統行事の一つでスタジエール終了後に行われる、高等部1年生と上級生たちの顔合わせのための会。参加するのは、秋の選抜で本戦に進出した8名と遠月十傑評議会の現役メンバー10名の計18名。 月饗祭(げっきょうさい) 遠月学園の学園祭。5日間の開催で約50万人が訪れる大規模なフードイベント。毎日各地からツアー客が押し寄せ、学内には無料の巡回バスが回り、国内外から多数訪れる。VIPは学園内の宿泊施設や遠月リゾートがフル稼働で歓待している。それゆえ学園側は宿泊費だけで大黒字になると言われている。学生は許可を得れば個人・団体で模擬店を出店できる。出店場所は学園祭会場の3つのエリアで、より良い出店場所を巡り生徒間で食戟が頻発する。なお、模擬店で赤字を出せば退学となる。ただし中等部の生徒は学園の講師の監督・指導の下でクラスごとに出店し、純利益をだせる計画を立てるように指導される。そこで生徒達は毎年月饗祭で経験やノウハウを得て、個人・研究会での出店に挑戦していくため、よほど無茶な商売をしない限り赤字が出ることはない。フードチケット購入制(松1万円、竹1000円、梅500円)で、その日の夕方にエリア毎の売上ランキングが発表される。目抜き通りエリア 正面から道なりに続く大通り。仮設テントが数多く並び、学園祭全期を通じて最も人通りが多く賑わう。模擬店の出店場所としては1番人気のエリアとされる。 中央エリア 授業で使われる調理棟が集中している。仮設テントでは提供しにくい専門性の高い料理や特殊な設備が必要なジャンルの模擬店が多く集まる。店舗の大きさも自由に設定可能で、大所帯の研究会などもこのエリアを使用することが多い。 山の手エリア 平均客単価が最も高い高級志向エリア。隠れ家的な建物が点在し、それらをレストランとして使用する。逆に言えば料理人の知名度が無ければ集客は極めて困難とされる。十傑メンバーは主にこのエリアに出店する。他のエリアが閉店しても営業しており、山の手エリアの客はそのまま敷地内か遠月リゾートに宿泊するため、提供する料理はコースディナーが多い。 中枢美食機関(セントラル) 薙切薊の教育メソッドの根幹を為す機関。薊が総帥に就任し創設される。 総帥と十傑評議会を頂点とする。メンバーは薊が選定した生徒達でアザミの花の紋章を身につける。人数は十傑6人を含め30人未満程度。 中枢美食機関メンバーは今まで通り料理の創造を許されるが、それ以外の学生は料理の自由な創造を許されない。薊は「誰もが十傑レベルの料理をすることが出来、退学者も出さない」と美食の「理想郷(ユートピア)」と謳い、成績下位の生徒や料理人としての成長が遅い者達にとっては「従ってさえいれば誰でも十傑レベルのアイデア・技術・レシピが得られる」ため賛同者もいる。しかし成績上位の生徒や自身の料理スタイルを確立している者にとっては受け入れ難く、シャペルは「創造を許される者」と「模倣を強いられる者」とに分かれる「暗黒郷(ディストピア)」と称する。 「中枢美食機関」の目的は、日本の美食を前に進めるために不出来な品を出す店の殲滅で、学園内で行っている粛正や授業もその前段階だという。 連隊食戟で敗れ薊が退陣したことで機関も解散される。 残党狩り 薊政権の方針に異を唱える各ゼミ・研究会と「中枢美食機関」との食戟の通称。会場はABCDの4会場で数日に渡り行われる。食戟にあたり不正が行われないよう、一色が十傑として以下の薊政権に対する研究会・ゼミ等の解体撤回を賭けた食戟に関するルール(通称「一色ルール」 )を薊に認めさせる。一色は特に第四項を重要視する。第一項(食戟の開戦) - 解体撤回を望む研究会・ゼミ等は中枢美食機関に対し食戟を挑むことができる。中枢美食機関側は食戟を必ず受けなければならない。 第二項(対決テーマ等) - 事前に研究会・ゼミ側と中枢美食機関側で協議。 第三項(勝敗条件等) - 研究会・ゼミ側が勝利すればその団体は存続。逆に中枢美食機関側が勝利すれば団体は解体。薊政権に従うものとするが、この命令に従わない場合は退学となる。 第四項(審査員の選定) - 審査員は研究会・ゼミ側・中枢美食機関側のどちらからも中立公正な遠月外部者とする。国内の調理協会やフード関連理事会等の会員からランダムに奇数名を選定。選定されてから食戟当日まで、審査員と研究会・ゼミ・中枢美食機関は接触してはならない。仮に接触があった場合、勝負は無効・再勝負となる。 進級試験 高等部1年2学期の最後に控える大イベント。開催地は北海道で南端からスタートし、北へと移動をし続けながら各地で試験をクリアしてゆく。北へ移動することから「ツールドノール」とも呼ばれる。ルートは任意またはランダムで分岐する。試験は6つで最後の試験は礼文島で行われる。進級試験での生徒の移動は遠月学園が所有する豪華寝台列車「つきかげ」が使われる。 毎年厳しい試験が課され、91期生は190名のうち76名が退学した。92期生は薊政権により、薊メソッドの授業で習ったやり方を実践すればクリア可能となる。ただし、薊政権に従わない者は容赦なく排除される。 学期末試験 高等部2年1学期の期末試験。海・山・川の3つのコースに振り分けられ、10人1組で3日間の期限で課題をこなす。92期生の海コースは海の家を経営し、3日間で300万円を売り上げることがノルマ。十傑メンバーは1組にまとめられるが、他の生徒よりも厳しい条件が与えられる。
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