遠望3号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/30 17:10 UTC 版)
遠望1号, 2号の実績からより本格的な衛星追跡能力と、有人宇宙飛行の支援に従事しうる能力を求めて建造された第二世代の衛星追跡艦である。1995年に就役した。神舟計画の重要な役割を担う艦として当初から計画され、極めて高度な機器類を搭載し、多数の技術者が乗船するため「浮かぶ科学の城」と呼ばれた。神舟計画では大気圏再突入時をサポートするために南大西洋のアフリカ沖に展開された。神舟5号の大気圏再突入指令もこの艦から発せられた。格納庫は持たないが、後部にはヘリコプター甲板を装備している。 全長:180m 全幅:22.2m 喫水:8m 満載排水量:16,792t 主機:ディーゼルエンジン 速力:20ノット 航続距離:18,000海里
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