高等部1年生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/27 03:31 UTC 版)
空木 雫(うつぎ しずく) 4月7日生/身長158センチメートル/体重46キログラム/右利き 通称「ソラ」。名前の由来は旧暦の卯月(4月)。本作の主人公で、1年B組。 「三年間青春してきなさい!」と母の独断でド田舎の離島から本土にやってきた。一人称は「ウチ」。 スポーツの経験は全くなく、当然ラクロスも初心者だが、瞬発力と反射神経、さらに実家のラーメン屋での仕事(岡持の中身をこぼさずに急な坂を全力疾走したり、ラーメンの替え玉をカウンターからテーブルの鉢の中に飛ばす高度な技術を持っている)で培われたラクロスのセンスは抜群で、みるみる才能を開花させてゆく。 度々実家に手紙を書いているが、その文面が口に出る癖がある。また、霞(かすみ)という妹がいる。 幼少期の家庭は父親(今は母親とは離婚している)が四六時中家庭内暴力をふるう中で育ったため、極度に怒りや憎しみの感情が苦手になり、人を怒らすことや争うことを恐れるようになってしまっている。 ポジションはアタックの2H(セカンドホーム)。小倉中央との練習試合ではアタックの3H(サードホーム)。 背番号は「18」。自分で決められないというソラに代わり、ハチが自分の好きな福岡ソフトバンクホークスの投手・新垣渚の背番号から決めた。 木皿儀 二奈(きさらぎ にな) 2月10日生/151センチメートル/42キログラム/右利き 通称「団長」。名前の由来は旧暦の如月(2月)。1年A組。 元気が有り余るボーイッシュな熱血少女で、一人称は「オイラ」。中等部時の体育祭の応援団長で好評を得たエピソードから、「団長」と呼ばれている。 中等部3年の夏に飛んできた野球部のボールから四極に助けられて以来、彼女を慕い続けている。ラクロスは中学生も高校のチームに参加して公式試合に出場できるが、彼女は知らなかったため、高等部進学を待ってラクロス部に入部した。 腰が直角で止まるほど身体が硬く、小柄だがパワーと運動量は豊富で、ボールへの執着心と恐れの無いプレースタイルからムードメーカーとしての期待も高い。 ポジションはアタックの3H(サードホーム)。小倉中央との練習試合ではミディのRAW(ライトアタックウィング)。 背番号は「2」。「名前の二から」というのもあるが、実際はそんな単純な理由ではなく「キャプテンの1にもっとも近いから」。 七瀬 文(ななせ ふみ) 7月14日生/161センチメートル/51キログラム/右利き 通称「ブン」。名前の由来は旧暦の文月(7月)。 ソラのクラスメイト。大人しくやや内気だがしっかりした性格で、同学年の天然コンビ(ソラと団長)のまとめ役。 普段は眼鏡をかけているが、部活中は安全を考えてコンタクトレンズを付け、アイガードを装着している。 スポーツは好きではあるが苦手で、以前からまわりの足を引っ張ってしまうことを気にしていたものの、努力家であるため、ラクロスの飲み込みは早い。 また、身体が非常に柔らかく、天性の美しいパスフォームを持っており、正確なパスの送り手の期待がかかる。 ポジションはミディのLDW(レフトディフェンスウィング)。小倉中央との練習試合ではミディのRDW(ライトディフェンスウィング)。また、四極の代理でC(センター)をやることもある。 背番号は名前の七を2倍にして「14」。本人曰く「半人前の身で一桁なんて恐れ多いから」。 長廻 來未(ながさこ くみ) 9月1日生/171センチメートル/51キログラム/左利き 通称「くーみん」。名前の由来は旧暦の長月(9月)。1年C組。 本を読みながら河川敷を歩いていたところ、かんな・やよいとぶつかってしまい、その縁で助っ人として女子ラクロス部に参加する。一人称は「自分」。 リトルリーグでずっと野球をやっていたがある理由で辞めてしまい、それ以来スポーツから遠ざかっていた。ポジションはピッチャーだったと思われる。 その経験から正確なシュートを放つことができ、また長身を活かしたポストプレーも得意。 ポジションはアタックの1H(ファーストホーム)。 背番号は「21」。ソラと同じく、ハチが自分の好きな福岡ソフトバンクホークスの投手・和田毅の背番号から決められた。
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