調とは? わかりやすく解説

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ちょう【調】

読み方:ちょう

[音]チョウ(テウ)(漢) [訓]しらべる ととのう ととのえる みつぎ

[学習漢字]3年

1 全体にわたってつりあいがとれる。つりあいをとる。「調停・調和/協調」

2 手を加えてほどよくする。ととのえる。「調教・調整・調製・調達・調髪・調味・調理・調律/新調」

3 物事の進行するぐあい。「調子/快調・好調・順調・単調・同調・不調・歩調」

4 音楽や文章などの趣。「調子/哀調・音調・格調・基調・強調・曲調・口調(くちょう)・低調・乱調・論調」

5 音楽で、音階の性質。「調性/短調・長調」

6 とりしらべる。「調査・調書」

7 昔の税制の一。みつぎ。「調布/租庸調」

[名のり]しげ・つき・なり


ちょう〔テウ〕【調】

読み方:ちょう

1 律令制下の基本的物納租税の一。大化の改新では田の面積および戸単位に、大宝律令では人頭税として課せられ、諸国の産物(絹・綿・海産物など)を納めたもの。庸(よう)とともに都に運ばれ国家の財源となった。みつぎ。→租(そ) →庸

2 西洋音楽で、楽曲の旋律や和声を秩序づけている、ある主音・主和音を中心に組み立てられた音の体系。用いられる音階が長音階か短音階かによって長調か短調に分けられ、おのおのの調はその主音の名をとってハ長調・イ短調のようによばれる。

3 日本の雅楽で、主音の音高を表す。黄鐘(おうしき)調・壱越(いちこつ)調など。

4 双六(すごろく)で、二つの采(さい)に同じ目が出ること。

5 (接尾語的に用いて)調子のこと。「七五―」「浪曲―」「ピカソ―」


つき【▽調】

読み方:つき

古代の税のこと。みつぎもの。

「汝は浮浪人(うかれびと)なり。何ぞ―をいださざる」〈霊異記・下〉


み‐つぎ【貢ぎ/▽御▽調/▽調】

読み方:みつぎ

[名](スル)《古くは「みつき」》

1 支配下にある国や人民が服従のしるしとして君主に献上する物品。みつぎもの。

2 「調(ちょう)1」に同じ。


調 (ちょう)

律令[りつりょう]時代の税の1つで、絹[きぬ]や糸など地方の産物を毎年一定の量ほど納めさせました。


調

読み方:チョウ(chou), ミツギ(mitsugi)

地方の産物を貢納させる税目。


調 [key]

ある曲の基礎となっている音階の音に統一性を与えている和声的関係のことで、主音がその調で最も支配的な音となる。調には、長調と短調がある。

調

姓読み方
調しらべ
調ちょう
調つぎの
調つずき
調みずき
調みつぎ

調

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/10 18:32 UTC 版)

調(ちょう、key)は音楽用語の一つ。

メロディーや和音が、中心音(tonal centre)と関連付けられつつ構成されているとき、その音楽は調性(tonality)があるという。伝統的な西洋音楽において、調性のある音組織を調と呼ぶ。

狭義には、伝統的な西洋音楽において、全音階(diatonic scale)から構成される長調(major key)と短調(minor key)の2つの調が知られ、そのそれぞれは全音階のドの音とラの音が中心音である(長調と短調の場合には、中心音を特に主音(tonic)と呼ぶ)。すなわち、長音階を用いる調が長調であり、短音階を用いる調が短調である。

バロック以降の西洋音楽にあっては、調性を確立する(聞き手に調性を確実に把握させる)ために和声(harmony)が重要な働きをする。

西洋音楽においては、一つの曲の中で必ずしも調は一定ではなく、転調(modulation)と呼ばれる手法によって、一時的に他の調に移行することがあるが、古いものにあっては調性を保持するため、必ず曲頭の調と曲尾の調が同じであるか、同じ主音を持つ長調と短調の関係にある調(同主調(parallel key、same tonic key)となる。この調性が崩れるのは20世紀の最初頃である。

各調

西洋音楽で使われる調は、次の24(異名同音の調を異なるものとすると、通常は30)である。

日本では、クラシック音楽の分野では主にドイツ語の音名、調名が使われ、ハ長調は C-Dur(ツェー・ドゥア)、ハ短調は c-Moll(ツェー・モール)のように呼び、長調(Dur ドゥア)の場合は大文字、短調(Moll モール〈ドイツ語では正確には「モル」[mɔl]〉)の場合は小文字とするのが一般的である。ドイツ音名は、嬰ハは Cis(ツィス)、変ニは Des(デス) のように音名の後に「is/es」を付ける(変ホの場合は Es(エス)、変イの場合は As(アス))。なお、ロが H(ハー)で、変ロが B(ベー)となり、この部分は英語の音名とは異なるので、注意を要する。

ポピュラー音楽の分野では英語の調名が使われ、それぞれ、長調(メジャー、major)、短調(マイナー、minor)の語の前に主音の音名を付して呼ぶ。

日本語 ハ長調 イ短調 嬰ヘ長調 変ホ短調
英語 C major A minor F-sharp major E-flat minor
ドイツ語 C-Dur a-Moll Fis-Dur es-Moll
フランス語 Ut majeur La mineur Fa dièse majeur Mi bémol mineur
イタリア語 Do maggiore La minore Fa diesis maggiore Mi bemolle minore
ロシア語 До мажор Ля минор Фа-диез мажор Ми-бемоль минор
中国語[1] C大調 A小調 升F大調 降E小調
韓国語 다 장조 가 단조 올림 바 장조 내림 마 단조

下の表の( )内は、ポピュラー音楽の場合の表記のしかたである。

脚注

  1. ^ 童 忠良『基本乐理简明教程 附习题及答案』上海音乐学院出版社、2007年。ISBN 9787806922828。  pp.68–69

関連項目


調

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 03:58 UTC 版)

「租庸調」の記事における「調」の解説

正丁・次丁・中男(17歳から20歳の男性)へ賦課された。繊維製品の納入(正調)が基本であるが、代わりに地方特産品34品目または貨幣(調銭)による納入(調雑物)も認められていた。これは、中国の制度との大きな違いである。京へ納入され中央政府の主要財源として、官人の給与(位禄・季禄)などに充てられた。 京や畿内では軽減、飛騨では免除された。

※この「調」の解説は、「租庸調」の解説の一部です。
「調」を含む「租庸調」の記事については、「租庸調」の概要を参照ください。

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