ジェノック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:22 UTC 版)
アラタ達が所属する仮想国のひとつ。中等部2年5組のみで構成されている。領土は日本を中心とした東アジア。所属生徒の制服色は青色(仮想国のイメージカラーとしては水色が使われている)。主力量産LBXとしてDCシリーズおよびセイレーンが支給されている。使用している学生寮はダック荘。19話からはハーネスと同盟を組み、『ジェノック・ハーネス混成軍』となる。
※この「ジェノック」の解説は、「ダンボール戦機」の解説の一部です。
「ジェノック」を含む「ダンボール戦機」の記事については、「ダンボール戦機」の概要を参照ください。
ジェノック(人物)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:22 UTC 版)
「ダンボール戦機」の記事における「ジェノック(人物)」の解説
通常授業では全員、中等部2年5組に在籍。ハーネスとは仲が良い。 第1小隊 隊長は出雲ハルキ。隊員であるアラタやヒカルの性格からジェノックの切り込み部隊の役割を担うことも多いが、全隊を通しての戦績も非常に高い。瀬名アラタ(せな アラタ) 声 - 逢坂良太LBX:アキレス・ディード→DCオフェンサー→ドットフェイサー→ドットブラスライザー→アキレス・ディード(入学時に没収されたものを返却)→アキレス・ディード カスタム(烈伝のみ) アニメ版の主人公。第1小隊所属プレイヤー。14歳。一人称は「俺」。LBXのプロプレイヤーになるため、そして反対する父に認めてもらうために神威大門への入学を決意、入学1ヶ月前に相手のミスで3回目の大会優勝を果たし神威大門統合学園に転校してくる。LBXプレイヤーとしての才能と知識はそれなりといったところだが、LBXが大好きなのは人一倍。 細かいことを気にしない明るい性格。良く言えば型にはまらない、悪く言えば協調性や地道な根気、規律に欠ける。身なりや時間にもややルーズで、制服のネクタイを締めず、シャツの裾を入れず、ボタンをはめないままのジャケットの下に私物のパーカーを重ね着して登校しているなどマイペースである。バトルや日常行動でもスタンドプレーに走りやすいが、いざとなると破天荒な「発想力」を最大の武器とし、周囲を驚愕させる。 ハルキやヒカル(まれにサクヤ)とは正反対の性格のため衝突も多い。またクヨクヨしないためメンタルダメージを引きずらない反面、性格に由来するような失敗や悪癖がなかなか改善されない。だが、バトルの中で仲間と互いの長短を補い合うことを学んでいく。 ムラクについては、最初はいくら立ち向かおうと敵うことのない相手だったのだが、闘いを重ねるうちにお互いを認め合うようになる。『エンジェルピース攻略作戦』にてガウンタ・イゼルファーを下し、一応の決着はついたものの、いつかムラクと完全な決着をつけるのを夢見ている。ファントムの攻撃からムラクを庇うなど、仮想国の域を越えて親しくなっていく。ムラクと美都からセカンドワールドの真実を聞いたことで、世界を守るためにバンデットと戦うことを決意し、デスフォレスト攻略作戦でのバンデットとの戦いでオーバーロードの力に目覚める。 オーバーロードを得たことでセレディの関心を買い、当人やキョウジにエゼルダームへ勧誘されるがいずれも即答で断っている。のちにエゼルダームの正体がバンデットであると知り、ヒカルが巻き込まれたコントロールポッドの事故が彼らの仕業だと聞かされた際にはキョウジに殴りかからんとするほどに激昂した。最終的にロストエリアでの戦いにてオーバーロードを使わずディ・エゼルディを下したが、事件が全て終わった後はセレディの思想について熟考した末旅に出る決意をし、学園を後にする。 後日談となるWebアニメ版では手続き不備で学園を出ることができず、その時に学園に特別講師として赴任した山野バンと対決し、LBXの声を聞きLBXを信じることの大切さを教わる。その後今度こそ学園を後にする。 神威大門入学前は、アキレス・ディードを使用しており、ヒカルに「ミーハー」と評されている。この機体は、学園を出る際にサクヤから受け取っている。 コミック版では神威大門転入前からドットフェイサーを所持しており(メーカーや出自に関する描写はない)、アニメ版と異なり個人所有のLBX没収も行われず、そのままセカンドワールドでの愛機として使用している。 星原ヒカル(ほしはら ヒカル) 声 - 石塚さよりLBX:アマゾネス→ルシファーC→DCオフェンサー→バル・スパロス→バル・ダイバー 第1小隊所属プレイヤー。14歳。一人称は「僕」。過去にアルテミス2054を含むLBX大会で7回優勝し、アラタと同日に神威大門統合学園に転校してくる。一見冷静だが自分の腕をやや過信しているところもあり、アラタの挑発に乗って独断行動をすることもしばしば。学園に入学する前の父親への反発から当初は仲間との協力や友情を否定していたが、バイオレットデビルに全く敵わなかったことや、エルダーシティ哨戒任務でアラタにライディングアーマーを託されたことを通して、成長していく。 アラタに対しては対抗心を抱く一方で、自分には無いものも感じてコンプレックスも感じていたが、前述の経緯やゲンドウからの言葉を通して改めてライバルと認識するようになり、その後のバンデット戦で陥ったWTSD(Wartime stress disorder)からの回復から仲間の大切さも理解するようになった。 幼少期にはアマゾネスを使用し、 神威大門入学前は、ルシファーの両腕をシャドールシファーのものに換装したカスタム機を使用していた。 出雲ハルキ(いずも ハルキ) 声 - 前野智昭LBX:DCオフェンサー→オーヴェイン→トライヴァイン 第1小隊隊長で、クラス委員長。14歳。一人称は「俺」。生真面目な慎重派。アラタとヒカルの入学前にある作戦で法条ムラクと戦い、その時の判断ミスにより2人の仲間をロスト(退学)させてしまった過去がある。それをトラウマとして抱えており、それゆえ独断行動の多い2人に厳格的態度をとることも多い。 一方で成績不振のアラタに自分のノートを貸し出したり、行動不能に陥った仲間を隊に関わらず助けようとするなど、単に厳しいだけでない仲間思いである人物であることも窺える。 ムラクがジェノックに編入した時には自分から率先して歓迎し、ジェノックに馴染みやすい雰囲気を作ろうとするなど、上記のトラウマを克服している。世界連合結成の際にはその指揮能力を見込まれ、一致で司令官に任命された。ヒカル達と同じく事件終結後も学園に残った。 コミック版では「バカモン」「キサマら」が口癖であり、またコミカルな面も見せている。 細野サクヤ(ほその サクヤ) 声 - 安済知佳LBX:ウォーリアー→DCオフェンサー 第1小隊メカニック。14歳。一人称は「僕」。気配りが出来る性格だが、LBXの知識には詳しく話し出すと止まらない。元はLBXプレイヤーとして大会に出場していたが、その実力は低く、決勝戦まで勝ち進んだ少年が持っていた傷んだLBXを短時間で修理して優勝させた活躍からメカニックへの道を歩むと、テクノロジーコンテストでは4回優勝。その功績から神威大門に入学する。独特の形をした緑色の髪は染毛で、地毛は黒髪である。同じメカニックではリンコやブンタと仲が良いが、特にリンコには友情以上の感情を持っている描写も見られる。 コミック版ではアニメ版より頭身が低く、容姿も幼い。 第2小隊 隊長は磯谷ゲンドウ。ゲンドウの人望と統率力の高さから、ジェノック全隊を通しての纏め役となっている。磯谷ゲンドウ(いそがい ゲンドウ) 声 - 川原慶久LBX:DCエリアル→オーヴェイン 第2小隊隊長。磯谷財閥の御曹司。一人称は「俺」。しかし制服はアラタと同様ネクタイを締めないなど、やや崩して着用している。寡黙であるが、自分の小隊のみならずジェノックの他小隊に関しても個々を冷静に観察しており、信頼や人望も高い。アラタやヒカルに対してもスタンドプレーに走りがちな態度に厳しく接することはあるものの実力は認めており、第1小隊との連携作戦やフォーメーションアタックの代行など協力することも多い。 綾部の裏切りに関して気づけなかったことに苦悩し、一人でセレディと綾部の許へと向かい、二人に対してウォータイムへの強制をやめるよう説得、綾部の死を目の当たりにした際は涙を流した。世界連合とワールドセイバーの戦いに途中参戦し、アラタをキョウジの攻撃から庇いロストするが、コントロールポットに仕掛けられていたのが睡眠ガスにすり替えられていたため助かり、それが綾部のおかげであることを悟る。 事件終結後は学園を後にした。 綾部連次郎(あやべ れんじろう) 声 - 坂本くんぺい 磯谷家の執事。学園から特別に許可を得ており、寡黙にゲンドウに付き従う。ゲンドウのことは「若旦那様」と呼ぶ。 実はゲンドウが生まれる以前からワールドセイバーのメンバーであり、磯谷家を利用するために潜入していた。最後のパラサイトキーを奪いゲンドウに別れを告げセレディの下に行く。しかし生徒たちを死に追いやるセレディの行為に疑問を感じたこと、そして生まれた時から共にいたゲンドウに情が移っていたことから離反、セレディによって射殺される。その後のウォータイムで実は毒ガスを睡眠ガスにすり替えていたことが明らかになった。 岸川セイリュウ(きしかわ セイリュウ) 声 - 大畑伸太郎LBX:DCブレイバー 第2小隊所属プレイヤー。 浜岬タイガ(はまさき タイガ) 声 - 鈴木晴久LBX:DCブレイバー 第2小隊所属プレイヤー。事件終結後はゲンドウと共に学園を後にした。 波野リンコ(なみの リンコ) 声 - ヒィ 第2小隊所属メカニック。元々はプレイヤーとして入学したが腕が評価されメカニックに転向している。同じメカニックであるサクヤやブンタとは仲が良い。 第3小隊 隊長は東郷リクヤ。あまり拠点制圧には積極的ではない一方で、独自にバンデットを探る、退学者が出てもすぐに人員が補充されるなど、多くの謎を秘めている。リクヤ以外のプレイヤーはリクヤを守る使命のために派遣されておりロストも辞さない。東郷リクヤ(とうごう リクヤ) 声 - 浪川大輔LBX:DCオフェンサー 第3小隊隊長。一人称は「私」。二人称は「君」。常に敬語の冷静な性格。あまり積極的に戦いに参加することは少なく、時には自らを庇う仲間を見捨ててまでもエスケープスタンスをとったり、作戦の遂行を優先させたりすることの多い『仲間殺しの東郷リクヤ』と揶揄される人物である。一方で、総理大臣である父親の指示で影からバンデッドの動向を探っており、また内心では仲間を犠牲にしてまでパラサイトキーを守らねばならない自身に苦悩している。 19話で突如父親が方針を変えたことで、「自分は見限られたのでは」と新たな苦悩に苛まれるようになるが、23話でアラタ達やコウタからのジェノックの皆で守ろうという励ましによって、完全に迷いを断ち切り、ロイとアカネを名前で呼ぶようになった。 ジェノックに配属されたムラク達に対して、当初は彼らのことを仲間として認めなかったが、ジーク・ギガンテス攻略作戦でムラクに助られたのを機に彼らを認めて感謝した。 パラサイトキーが奪われた後は、自分から前衛に出るようになった(そのせいか彼のLBXにはオーヴェインのマルチギミックが搭載されている)。ロストエリアでの戦闘でキャサリンを庇いロストし、コントロールポッドに仕掛けられた毒ガスの最初の犠牲者となるも、助かっている。 事件終結後は、アニメでは事切れた父と対面しており、ゲームでは父の遺影を持ってセレディの裁判に立ち会っていた。 谷下アキト(たにした アキト) 声 - 佐藤恵LBX:DCエリアル 第3小隊所属プレイヤー。タンデムの港攻略作戦において、ブレイクオーバーしたバンデットの機体を回収しようとしたところ、自爆に巻き込まれてロストする。 山名シン(やまな シン) 声 - 佐藤健輔LBX:DCエリアル 第3小隊所属プレイヤー。タンデムの港攻略作戦でバンデットにロストさせられ、アニメ版における味方サイド初の退学者となった。 朝比奈コウタ(あさひな コウタ) 声 - 小田久史 第3小隊所属メカニック。ぶっきらぼうな性格だが、ジェノックにおいて孤立しがちなリクヤの数少ない理解者。事件終結後は学園を後にした。 西村ユウジ(にしむら ユウジ) / 大山タカオ(おおやま タカオ) 声 - 大畑伸太郎(ユウジ)LBX:DCエリアル ロストした2人に代わって第3小隊に配属されたプレイヤー。初陣のエンジェルピース攻略作戦でリクヤを庇い、2人ともロストされる。 ロイ・チェン 声 - 桑畑裕輔LBX:DCエリアル エンジェルピース攻略作戦後に第3小隊に配属されたプレイヤー。 ERP加盟国のイグアニア出身で、日常的に銃弾が飛び交う紛争地帯で過ごしていた。セカンドワールドによる代理戦争により紛争が終結したが、一緒にLBXを楽しむ友人が国の分断によって別れた過去を持つ。ロストエリアでの戦闘でロストしコントロールポッドに仕掛けられた毒ガスの最初の犠牲者となるも、助かっている。 事件終結後は学園を後にした。 篠目アカネ(しのめ アカネ) 声 - 五十嵐浩子LBX:DCブレイバー エンジェルピース攻略作戦後に第3小隊に配属されたプレイヤー。ツインテールの少女で、頬に大きな傷を持つ。柔道を習っており、リクヤやロイを組手として誘っているが毎回断られている。ロストエリアでの戦闘でロストしコントロールポッドに仕掛けられた毒ガスの最初の犠牲者となるも、助かっている。 事件終結後は学園を後にした。 第4小隊 隊長はキャサリン・ルース。ジェノックでは唯一女子のみで構成された小隊で、自称『華の第4小隊』。ジェノック全隊では第1小隊と仲が良く、行動を共にすることも多い。キャサリン・ルース 声 - 本名陽子LBX:セイレーン(黄色) 女子だけの小隊、第4小隊隊長。海外から入学してきた生徒の一人で、ホワイトブロンドの明るく強気な金髪娘。第4小隊では一番小柄。やや男勝りで口の悪いところはあるものの(勘違いではあったが)サクヤの恋話にはしゃぐなど、時折年頃の少女らしさや人の好さも見せる。 学園に入るきっかけとなった古城アスカに対しては強い憧れを抱いており、その弟であるタケルと会うだけでも感激するほど。ロストエリアでの戦闘でコントロールポッドに仕掛けられた毒ガスの犠牲者となるも、助かっている。 事件終結後はハナコと共に学園を後にした。 鹿島ユノ(かしま ユノ) 声 - 野村香菜子LBX:セイレーン(水色)→ドットフェイサー 第4小隊所属プレイヤーで、クラス副委員長。14歳。アラタとヒカルを学生寮ダック荘に案内し、以後も色々と問題と活躍の目立つ第1小隊と隊の壁を越えて親しく接していくようになる。その中でも、特にアラタとは行動を共にすることが多い。アラタのいい加減さに呆れたりする。明るく協調性の高い性格で、「純喫茶スワロー」のチョコレートパフェが大好物。 園山ハナコ(そのやま ハナコ) 声 - 皆瀬まりかLBX:セイレーン(ピンク) 第4小隊所属プレイヤー。頭髪色はピンクで一人称は「ハナコ」。少し人見知りなところがあり、女子だけで気を使わないですむ第4小隊の環境を気に入っている。 耳が非常に良く、大きな音声の中からわずかなビリヤードの音を特定するほど。 事件終結後は、事件を知った親に呼び戻されて学園を後にした。 仙道キヨカ(せんどう キヨカ) 声 - 川﨑芽衣子 第4小隊所属メカニック。仙道ダイキの妹であり、兄のことは「お兄ちゃん」と呼ぶ。メカニックを志したのは兄の影響で、趣味のタロットや頭髪色なども共通。学園支給のスマホ型CCMに仙道ダイキ専用のジョーカーの頭部を象ったストラップを付けているほか、インストールしたタロットカードのアプリを使ってしばしば占いをする。 第5小隊 隊長は風陣カイト。チーム内の絆は深く、第2、第4小隊に並ぶ最古参の小隊。風陣カイト(ふうじん カイト) 声 - 中村悠一LBX:DCブレイバー→バル・スパロス 第5小隊隊長。高慢な自信家だが、実は貧しい家庭から努力して這い上がってきた苦労人で卒業後はLBXメーカーに就職することが希望。ゆえに財閥の御曹司で不自由ない暮らしをしていたゲンドウを始め、隠し事の多いリクヤやスタンドプレーに走りがちなアラタには嫌悪感を示している。一方で、タダシがライフルを捨てたことに関しては咎めず、後の戦闘で彼が使うことを躊躇しているところを叱咤し、トラウマを乗り越えたことに安堵の表情を見せるなど、彼なりの気遣いを見せている。 セカンドワールドを否定し、現実を直視することを問うセレディの授業に興味を示しており、たびたびセレディの意見に賛同していた。そしてセレディが正体を明かした後、ついにジェノックの仲間を裏切り、ワールドセイバーに下った。その後はワールドセイバーの一員の非道な敵として振舞い、アラタ達と対決した後にロストする。事件終結後、ゲームでは記念写真に皆と共に写っておりその後は不明だが、アニメではワールドセイバーに加担した罪で逮捕され、後にブンタのCCMに自分の過ちを素直に認め、謝罪するメールを送っていたことが判明する。 吹野タダシ(ふきの タダシ) 声 - 黒沢寿樹LBX:DCオフェンサー 第5小隊所属プレイヤー。射撃の腕は確かでスナイパーとしても優秀であったが、以前ライフルで親友であったハヤテのLBXをロストしたことがあり、それ以降スナイパーを止めていたが、エルダーシティ防衛任務で仲間を助けるために再びライフルを手に戦う。 騒動終結直後はアニメではノゾミとブンタと共に連行されるカイトに駆け寄ろうとしたが警察に止められてしまう。 笹川ノゾミ(ささかわ ノゾミ) 声 - 上田のりこLBX:DCオフェンサー 第5小隊所属プレイヤー。タダシとは幼馴染で兄のハヤテがいる。事件終結後は学園を後にした。 嵐山ブンタ(あらしやま ブンタ) 声 - 河田吉正 第5小隊所属メカニック。小柄で、サングラスなど黒人ストリートファッション風の容姿をしており、常にジェノックのサインが入ったヘッドフォンステレオを聴いている。同じメカニックであるサクヤを通して第1小隊とも親しいが、隊長であるカイトが予算のことを顧みないためメンテナンス費用のやりくりに苦労している。一緒にLBXを始めた昔からの親友がロシウス側に所属しており、彼と話しているところをリンコに見られた際、前述の理由で経済的に困窮していることもあって情報密売に手を染めたと誤解されたことがある。ロストエリアでの戦闘でクラフトキャリアで2人を庇いクラフトキャリアを大破し、仕掛けられた毒ガスの犠牲者となるも、助かっている。 カイトが敵になってしまってもなお仲間としての情は持ち続けており、アニメでは騒動終結後に連行されるカイトに帰ってくるのを待っていると言った。 第6小隊 ローズシティ防衛戦後、ロシウス連合からジェノックに転属になる。法条ムラク ミハイル・ローク バネッサ・ガラ 木場カゲト 詳細はロシウス連合(人物)を参照。
※この「ジェノック(人物)」の解説は、「ダンボール戦機」の解説の一部です。
「ジェノック(人物)」を含む「ダンボール戦機」の記事については、「ダンボール戦機」の概要を参照ください。
ジェノック (LBX)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:22 UTC 版)
「ダンボール戦機」の記事における「ジェノック (LBX)」の解説
神威大門中等部2年5組が所属する仮想国。総勢20→24名、5→6個小隊を擁する。ハーネスと同じく、一部の機体には米軍のMDS(Mission-Design-Series)がベースと思われる略号が記載されている。 ドットフェイサー 法条ムラクとの初戦で完敗を喫した第1小隊に、海道ジンが美都先生を介してもたらした3機の新型LBXの一つ。略号は「YA」。ブロウラーフレーム。アラタが受領した機体で、6形態に変形するマルチギミックサックを持つ、汎用性重視の機体。両脚のタイヤで機動性にも優れる。マルチギミックサックは拳銃型の「ゼットシューター」、二本の刀身を持つ「ゼットソード」、拳を覆う形状の盾「ゼットシールド」から構成されており、「ゼットシューター」と「ゼットソード」を組み合わせることによって、突撃銃型の「ゼットライフル」、銃床が先端部となった「ゼットハンマー」、巨大なビーム刃を展開する槍「ゼットランス」となり、さまざまな戦況への対応が可能になっている。 後にサクヤから両手銃「ドットガトリングガン」が支給されている。 アラタがオーバーロードに目覚めた際にグルゼオンを圧倒するも、戦闘終了後、オーバーロードの反動に耐えきれず中破(原型は一応留めているがコアスケルトンにまでダメージが及んでいる)。 サクヤがドットブラスライザー開発に専念していたため、キヨカによって修理されるが、アラタが今後ドットブラスライザーを使用するようになったため、本機体を譲渡してほしいと自ら志願したユノの手に渡り、ユノ専用LBXとなる。なお譲渡後は機体の各部や武装がリペイントされ、略号も「A」に変更。 ゲーム版「ウォーズ」では、ハーネスに所属する主人公にも送られている。ドットブラスライザー 海道ジンが用意した、アラタのオーバーロードに耐えうるように設計された設計図を基に、サクヤとタケルが共同で作り上げた、ドットフェイサーに代わるアラタ専用LBX。四肢や頭部、バックパックなどが展開し内部フレームが光り輝く「ラグナロクフェイズ」という強化形態に変形する機能を持つ。これもマルチギミックサックがあり、二丁拳銃の「ブラストマグナム」、ブラストマグナムが変形した二刀流の「ブラストソード」、ビーム状の楯、「ブラストガーター」から構成されており、「ブラストソード」と「ブラストマグナム」を組み合わせることによって、上下にビーム状の槍がついた「デュアルブレード」になる。ラグナロクフェイズ時はビームクロー「ヴァリアブルクロー」が使用可能になる。最大稼働時には装甲が紅く染まり、「ラグナロクフェイズクリムゾン」へと変化する。ドットブラスライザー・ジーエクスト ラグナロクフェイズクリムゾンがドットフェニックスと合体したドットブラスライザー第3の形態。両腕には機首の槍と盾、両足にはブースター、ドットブラスライザーのバックパックは分離してドットフェニックスの本体が合体する。ワールドセイバーとの決戦に備え、サクヤとタケルが中心となり、世界連合のメカニックたちとの協力を得て考案、開発された。複数の敵や対大型兵器との戦闘を前提に設計されており、全身にミサイルやレールガンを多数配備しつつも脚部の高出力ブースターと背部のウイングで機動力を確保している。全武装を集中的に叩き込み、槍から巨大なレーザーソードを発生させ両断する専用超必殺ファンクション「真刀・カムイ」は、巨大空母をも沈める破壊力を持つ。 ドットフェニックス ドットブラスライザー専用支援機。両翼にスティンガーミサイル、二門のレールガン、機首にビーム砲としての機能が存在し、単独での戦闘も可能となっている。ドットブラスライザーと合体する際は機首・本体・ブースターの三種に分割されてから、「ドットブラスライザー・ジーエクスト」へと合体する。 バル・スパロス 海道ジンが美都先生を介して第1小隊にもたらした3機の新型LBXの一つ。略号は「YF」。ナイトフレーム。ヒカルが受領した機体で、航空機と忍者をイメージした高機動型。三本のダガー「風魔小太刀」、風魔小太刀と基部を合体させた投擲武器「風魔手裏剣」の2形態に変形するマルチギミックサックが基本装備。風魔手裏剣を回転翼のように使うことで滞空することも可能。 バル・ダイバーの登場後は紫に塗装され、略号を「F」に変更してカイトに引き継がれる。バル・ダイバー バル・スパロスの後継機。他の二機(ドットブラスライザー、トライヴァイン)と比べ、原型機からの変更点は少ない。マルチギミックサックを廃止し背部に大型ジェットエンジンを装備し、高速移動だけでなく短時間の飛行も可能。武装は日本刀型のブレード、「鉄刀・鬼機丸」。 オーヴェイン 海道ジンが美都先生を介して第1小隊にもたらした3機の新型LBXの一つ。略号は「YM」。ワイルドフレーム。ハルキが受領した機体で、頭頂部には砲撃戦に対応するための多機能型の長距離センサーを、無限軌道となっている脚部には砲撃時の姿勢を保つためのストッパーとなるかぎ爪を装備している。大型砲の「オーキャノン」、弾頭部をハンマーヘッドにした「オーハンマー」の2形態に変形するマルチギミックサックが基本装備で、砲撃形態時はマルチギミックサックそのものが変形し、機体前面に展開される(ゆえにオーキャノンを破壊されると以降の戦闘が困難となる)。 トライヴァインの登場後は黒く塗装され、略号を「M」に変更してゲンドウに引き継がれる。トライヴァイン オーヴェインの後継機。ドットブラスライザーの設計思想を元に、サクヤとリンコが設計した。無限軌道とマルチギミックサックは廃止され、背面は放熱フィンになっている。基本装備は武器腕「キャノンクロー」で、両肩にキャノン砲が、前腕には大型のクローが装備されている。両腕を胸の前で合体させることで両腕を新たな砲門とし、両肩の砲門と合わせて専用必殺技「トライキャノン」を放つ。 DCオフェンサー ジェノックで運用されている汎用量産型LBX。略号は「UA」。ブロウラーフレーム。外観は神谷重工のデクーに酷似しており、頭部のゴーグル内にもデクーと同型のモノアイが確認できる。基礎設計に優れることからオールラウンドに能力を発揮でき、いくつものバリエーションを生み出した。デクーの綴りはDEQOO。DCブレイバー 脚部をワイルドフレームに換装したDCオフェンサー。略号は「UL」。俊敏な跳躍力を誇る。 DCエリアル 脚部をスパイク付きの装輪型に、両腕は肩に砲塔を載せた大型のタイプに換装したDCオフェンサー。略号は「UM」。 セイレーン 俊敏な動きが特徴のLBX。略号は「S」。ストライダーフレーム。女子だけのチーム第4小隊に配備されているが、武装の多くはDCシリーズと共通である。基調色を白としつつ、メンバーごとに若干異なったカラーリングが施されている。 マグナオルタス ジェノックに転属した北条ムラクの専用LBX。ナイトフレーム。ガウンタ・イゼルファーで得られたデータをもとに木場カゲトと仙道キヨカが共同で開発した。かつての専用機と同じくすみれ色に塗装され、肩と盾にはジェノック第6小隊を表すマーキングがされている。基本装備は剣「マグナスブレード」と盾「マグナスシールド」。 耐久力の面から搭載が困難とされるマルチアクセラレーターの搭載に成功し、ガウンタ・イゼルファーを凌駕するほどのパワーと機動力を得ている。攻撃面を特化させた第一小隊のLBXと異なり、各隊との連携を重視したバランス重視のコンセプトで開発され、カゲトの持つ最新技術の粋を集めている。カゲトはブロウラーフレームよりも防御力の低いナイトフレームに転換したムラクのため、以前と同じ二刀流として使えるようにマグナスシールドにはスパイクが付けられている。 開発に協力したキヨカの設計思想も反映されており、専用必殺技「カタストロフィ・ドライブ」は発動時に彼女の兄・仙道ダイキのLBX戦法と同じく三体に分身し、三方向から強力な一撃を放つ。MOタイラント ナイトフレーム。最強ワイバーンを倒すことで手に入るマグナオルタスのカスタム機。
※この「ジェノック (LBX)」の解説は、「ダンボール戦機」の解説の一部です。
「ジェノック (LBX)」を含む「ダンボール戦機」の記事については、「ダンボール戦機」の概要を参照ください。
- ジェノックのページへのリンク