きよか【キヨカ】(果樹)
登録番号 | 第14420号 | |
登録年月日 | 2006年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | すもも | |
登録品種の名称及びその読み | きよか よみ:キヨカ | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社天香園 | |
品種登録者の住所 | 山形県東根市中島通り1丁目34号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐藤正光 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「秋姫」に「早生月光」を交配して育成されたものであり、果形が紡錘、果実の大きさが大、果皮は黄紅色がぼかし状に着色し、果肉色が淡黄の育成地(福島県伊達郡伊達町)では7月下旬に成熟する中生種である。樹姿は開張、樹の大きさは中、樹勢はやや弱である。枝梢の太さ及び節間長は中、色は黄褐、花芽の先端の形は鈍である。成葉葉身の形は倒卵、葉の大きさは中、成葉の色は緑、葉柄の色は淡紅、蜜腺の形は球腎である。花形は一重、花の大きさは小、花弁の形は短楕円、大きさは小、開花直後の花弁の色は白、花粉の多少は中、がく筒の形は鐘、がくの色は黄緑、花柄の長さは中である。果実の外観は紡錘、果頂部の形は凸、空洞は中、梗あの深さは深、広さは広、赤道部及び梗あ部の縫合線の深さは中、果実の大きさは大、果皮の地色は黄、着色は黄紅、濃さはやや淡、形はぼかし、果粉の多少は中である。果肉の色は淡黄、変色、硬さ及び繊維の多少は中、粗密は密、果汁の多少は中、甘味は多、酸味はやや多、渋味、苦味及び香気は無である。核の形は楕円、大きさはやや小、核と果肉の粘離は離、色は褐、紋様は網状である。開花期はやや早、成熟期は中で育成地においては7月下旬である。自家結実性は無、果実の着色の難易は難、生理落果の多少はかなり少、裂果は無である。「大石中生」と比較して、果実の外観が紡錘であること、核と果肉の粘離が離であること等で、「早生月光」と比較して、成葉葉身の形が倒卵であること、核と果肉の粘離が離であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者のほ場(福島県伊達郡伊達町)において、「秋姫」に「早生月光」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「黄娘」であった。 |
清香【キヨカ】(野菜)
登録番号 | 第13533号 | |
登録年月日 | 2005年 12月 7日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | 清香 よみ:キヨカ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 木下清和 | |
品種登録者の住所 | 福岡県福岡市西区今津1690番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 木下清和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「あかしゃのみはる」の実生選抜系統に「あかしゃのみつこ」の変異株を交配して選抜、育成されたものであり、果実は円錘形でやや大きく、果皮の色が明赤の促成栽培に向く品種である。草姿は中間、草勢は中、草丈は高である。ランナー数はやや少、葉色は濃緑、葉の形状は上に湾曲、葉数はかなり少、葉柄の太さは中である。果皮の色は明赤、果形は円錘、果実の大きさはやや大、果肉色は黄白、果心の色は白、果実の光沢は良である。花の大きさは中、花弁の色は白、花房当たり花数は少、花柄の太さ及び花柄長は中である。果実の硬さはやや硬、無種子帯は少、そう果の落込みは落込み小、そう果数は粗、果実の香りは中である。季性は一季成、開花始期及び成熟期はやや早、開花位置は葉より上、可溶性固形物含量はかなり高、酸度は中である。「さちのか」と比較して、果肉色が黄白であること、果心の色が白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者の温室(福岡県福岡市)において、「あかしゃのみはる」の実生選抜系統に「あかしゃのみつこ」の変異株を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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