舞台背景・用語とは? わかりやすく解説

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舞台背景・用語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 07:56 UTC 版)

ファイナルファンタジーXIII」の記事における「舞台背景・用語」の解説

天空に浮かぶ世界コクーン」と、その下に広がる異境大陸グラン=パルス」の二つ舞台となっている。 ファルシfal'Cieクリスタル力の源とする超常の存在世界創造した神が作り出した、いわば「神の機械」であり、その姿は神が与えた使命機能沿って自ら姿を形成したもの。食糧生産天候制御など各々役割拒むことなく行う。ファルシ各々与えられた役割以外を行うことは不可能。コクーン人々様々な恩恵与えている身近な存在であるが、その詳しい正体不明である。コクーンには大小合わせておよそ800ものファルシ存在し政治介入するファルシエデンや、エウリーデのファルシクジャタのようにその荘厳な姿から観光名所になっているものもある。 劇中様々な姿や役目をもったファルシ登場するが、大きく分けると、コクーン人々の生活支える「聖府コクーン)系」と、グラン=パルス開拓する下界パルス)系」の二種類存在し聖府系のファルシ邪神リンゼに、下界系のファルシ大神パルスによって創造された。どちらも共通して自らを生み出した「神の世界へと至る門」を求めており、聖府系のファルシコクーン人々皆殺しにし、その魂を使って「門」を開こう考え下界系のファルシ人々から開拓としか思われない方法で「門」を探している。それぞれ階級のようなものがあり、下位ファルシ上位ファルシには逆らえない。物語の中バルトアンデルスコクーンを滅ぼすのに下界ファルシルシ利用するという回りくどい方法取ったのは、聖府系ファルシやそのルシは、このルール上、最上位であるオーファン攻撃できないため。 ファルシの名前は概ね歴代FFシリーズ召喚獣由来としている。劇中での正式名称ファルシ○○個別の名前)となっている。 聖府系ファルシ 邪神リンゼによって作られファルシたち。コクーン管理とそこに住まう人々保護使命としており、体の一部に人の顔が埋め込まれているのが特徴。その総数800上るといわれており、コクーン人々ファルシエデンがそれらを統括していると思い込んでいるが、実際エデン含めた全てのファルシエネルギー供給するファルシオーファン頂点であり、オーファン以外のファルシたちをバルトアンデルス支配している。彼らの真の目的人間の“保護ではなく養殖”であり、最終的に数千ものコクーン市民皆殺しにし、その魂を神(リンゼ)のいる不可視世界一度送り込む事で不可視世界の“門”を開こうとしている。 エデン コクーンファルシ全て制御している三位一体ファルシ聖府助言与えるなど政治にも加わっている。 フェニックス エデンに近いコクーン中天位置しコクーン全体熱と光提供している太陽のような存在それ以外にもコクーン気象そのもの司っており、天候制御するファルシ最上位に当たる。 カーバンクル パルムポルムの食糧生産プラント管理している。中央の巨大なクリスタル両側に人の顔を形どった二枚の羽があり、一見すると巨大なのような姿をしている。 クジャタ エウリーデ峡谷エネルギープラント制御している。姿が見える所にいるということもあって観光名物としても親しまれている。 ミネルヴァ ダイスリーが従えているフクロウで、翼にはコクーンファルシ紋様と胸には人の顔が付いている。ダイスリーに代わってルシ一行行動監視している。飛空艇変身する能力持っており、バルトアンデルス思惑ライトニングたちを助ける事もある。 バルトアンデルス コクーン創造したファルシ様々な姿に変態が可能。行動不能オーファンのしもべのような存在で、コクーン創造しておきながら破壊望んだり、アニマの眠る異跡引き上げたりと、裏で神の復活為の計画進めている。作中でも主人公らに「私の手によって導かれた」と語っている。 オーファン 声 - 下野紘 / Michael Sinterniklaas男声)、園崎未恵 / Julia Fletcher女声ファルシエデン中枢存在し強大な力でエデン支えることによってコクーン支える。自らが滅ぼされることによる神の復活願っており、他のファルシ利用してルシによる自身機能停止エデン機能停止によるコクーン全体崩壊を導くように仕向けている。 下界系ファルシ 大神パルスによって作られファルシたち。総じてのような姿をしているのが特徴聖府系のファルシとは違いグラン=パルス人々積極的に支援せず、逆にそれぞれの目的為に次々とルシ変え使い捨ててきた。そのせいでグラン=パルスからは人々の姿は消え変わりシ骸冥碑跋扈している。聖府系ファルシ人間大量死によって神の世界の“門”を開こうとしているのに対し下界系のファルシは“門”はグラン=パルスのどこかにあると考えており、それぞれの領域で“門”を探しているが、パルス人々開拓だと信じていた。また、世界の“外”からの侵攻備え、無数のアーク建造したアニマ ライトニングらをルシ変えた物語初めに登場する下界ファルシかつてはパルスヲルバ郷付近にあり、ヲルバ郷人々からは守護神として崇められていたが、グラン=パルスから物資略奪していくコクーン怒りファングヴァニラ含めた大勢ルシたちにコクーン破壊命じ黙示戦争引き起こす女神エトロ強制的に眠りに付かされ、その間バルトアンデルスによって、コクーン修復するための機材紛れて意図的にコクーン引き上げられ以来ボーダム名物として親しまれてきた。600年もの間ボーダム異跡眠っていたが、物語開始13日前に覚醒したルシ魔物退治させる事によって“門”の手がかりを得よう考えていた。 ビスマルク グラン=パルススーリヤ湖守護しているクジラのようなファルシ。湖に侵入した者は容赦なく排除しようとするが、自らは決し手を下さない狡猾さ併せ持つ。その使命水の浸食作用による土地の開拓と言われているが、実際水脈水流侵食利用して大地切り開く事によって“門”を探しているに過ぎないアトモス ひたすらグラン=パルス地下掘り続けており、広大な大地ひたすら掘り進めることにより領土拡大しているといわれているが、実際地中にあるかもしれない神へと至る“門”を探している。何故か内部に入ることができ、作中では移動手段としても利用するダハーカ テージンタワーに棲み着いているファルシ数珠思わせるような姿から、かつては大神パルスアクセサリだったと言われている。“門”を探して常にグラン=パルスの空を飛行している。住処であるテージンタワー侵入してきた者に対して火球などで容赦無く排除しようとする。ドラゴン思わせる素顔の上に、醜悪な仮面をつけている。なお、ダハーカテージンタワー住処としているのは、塔の動力炉からエネルギー得ている為である。 タイタン 巨人の姿をしたファルシパルスファルシの中ではもっともよく目にするファルシであり、アルカキルティ大平原向こう悠然と歩いていく姿が見られるミッション多く試練プレイヤー課してくるが、直接戦う事はない。増えすぎた種を食らうことにより数を調整し、またそれを元に別の種を生み出すことによりグラン=パルス生態調整し、“門”へと至る手がかり得ようとしている。ファング曰く「何でも食べ大食い」。 “理想郷”コクーンCocoon地表面積現実アメリカ大陸ほどの広さを誇る球状世界グラン=パルスの上空に浮かんでいる。通常の惑星とは異なり地表外殻内側にある(地平線が上にせりあがっている様に見える)。首都エデンコクーン中天位置している。人知を超えた存在ファルシ」が下界脅威から人類を救うために創造したと言われている。外界から閉ざされた世界人口数千万人上り聖府管理によって繁栄誇ってきた。 エデン 聖府全機関が集中する中枢であり、コクーン首都セントラルタワー議事堂にはコクーン内にある全ての聖府ファルシ」を制御している「ファルシエデン」が鎮座しており、エデンと言う名もファルシエデン由来する商業都市パルムポルム ホープ実家がある都市。『FFXIII』の世界において、買い物主流物質転送技術基盤とした通信販売であるにもかかわらず、あえて商品直に手にとって選定する所謂露天のような物)販売をする街として連日賑わい見せていたが、ライトニング達が来た時はPSICOMルシ捕獲作戦によりその様子を見ることはできない地下ではファルシカーバンクル食料生産・管理行っている。 臨海都市ボーダム ライトニングスノウ暮らしている海に面した都市物語の発端となったボーダム異跡」がそびえ立っている。年に一回花火大会が行われ、花火に祈ると願い叶うと言う言い伝えもあり、コクーン中の都市から観光客訪れる。皮肉にもその花火大会の日にパルスファルシ発見され当時ボーダムにいた多く住民観光客パージ対象となった封鎖区画ハングドエッジ コクーン外殻に近い、無人封鎖され区画かつては人が住んでいたが、黙示戦争の際にパルスルシ攻撃を受け、その被害大きかったことから再建はされずに封鎖された。聖府パージ対象者列車乗せてこの区画運び全員抹殺するという計画パージ政策」を企てていた。 ビルジ湖 ハングド・エッジの真下区画位置する湖。ファルシアニマ魔力影響全面結晶化し、凍りついたかのようになっている。波打ったまま結晶化しているその風景はまるで時が止まったのような錯覚起こし、またその関係でいたるところ巨大な渓谷形成している。 エウリーデ峡谷 コクーンでも随一観光スポットで、マグマ吹き上がる火山頂上ではコクーンエネルギー管理使命とするファルシクジャタ鎮座している。回想シーン登場するのみで、プレイヤー実際に訪れることはできないヴァイルピークス コクーン辺境地域一角コクーン創建された際に余ったゴミの山によって構成されている。ゴミ混ざって下界兵器モンスター徘徊する危険地域となっている。その為、警備軍による訓練一環として、これらの駆除活動が行われている。 ガプラ樹林 全体聖府軍の生体兵器実験場となっている。管理自体警備軍森林警備大隊が行っているが、生体兵器実験自体PSICOM主導行われている。 サンレス水郷 コクーンにおいては数少ない自然環境保全地区通常一般立ち入り禁止されているが、見学会開催などは行われている。ファルシによって気候管理されており、区域内の端末システムからファルシアクセスすることで天候変えることが可能。また、天候によって姿を見せ生物が違うため、聖府による生態調査行われている。 歓楽都市ノーチラス 「夢の街」の異名を持つコクーン随一観光施設毎夜行われる黙示戦争モチーフにしたホログラムによる演出人気で、架空召喚獣登場する。また街の中にはノーチラスパークと呼ばれる巨大な遊園地存在しチョコボ広場魔王城など数多くアトラクションがある。 フィフス・アーク 聖府でさえ存在掴めていない首都エデンの奥に存在する異跡アークとはパルス軍事施設意味しフィフス・アークは第5のアークということになるが、コクーンその他のアーク存在しているかは定かではない内部には多くパルス兵器眠っており、侵入者感知する兵器起動し襲ってくる。またルシの力を目覚めさせる力があり、ライトニングたちのルシとしての能力強化してしまった。 “外なる下界”グラン=パルスGran Pulseコクーンの外に広がる広大な地上世界。自然が豊富な土地だが凶暴なモンスター蔓延っている。人が住んでいるかどうか明らかでないが、都市廃墟存在するなど人が住んでいた痕跡はある。コクーン人々蔑む意味合いで「下界パルス)」と呼びパルス人々大自然築いた神々への感謝込めてグラン=パルス大神パルスの地)」と呼ぶ。また、コクーンパルス恐れてたようにグラン=パルス人々コクーンを「空に浮かぶ悪魔リンゼ)の巣窟」と称して恐れていた。 アルカキルティ大平原 見晴らしのいい広大な草原地帯障害物ほとんどないためモンスター同士争い起きやすい。そのため、そこで生き残っているモンスターはそのほとんどが強敵で、雄大な景色とは裏腹に危険な地域である。 メディア渓谷 ライトニングたちがグラン=パルス最初に降り立った場所。地殻変動浸食作用で深い渓谷形成しており、そこにはかつての文明機械類点在している。 ヤシャス山 大平原南部から続く、高原断崖入り組んだ複雑な山岳地帯最南部にはかつて人が住んでいたと思われるシ骸巣窟・亡都パドラが存在するマハーバラ坑道 ファルシアトモスによって掘られ巨大な穴を人間の手によって整備したもの。しかし人間の姿が消えた今となっては整備ロボット監視ロボット徘徊するのみの道となっている。また坑道進んでいくと轟音とともに未だに新たな道を掘り続けアトモス見かけることがあるスーリヤ湖 地下広がる美し地底湖。独自の進化遂げた幻想的な発光植物いたるところ見られる。湖の番人としてファルシビスマルク水中潜っており、湖面に近づいた侵入者情け容赦なく襲う。 テージンタワー スーリヤ湖の北に位置する巨塔太古の昔ファルシたちが空にも生活圏拡大しようとして建てたものという説があるが定かではない今となっては塔の中間から上部折れるように倒れており、下層部もファルシダハーカ住処となっている。内部には意思持った巨像鎮座しており、現在はファルシダハーカによって封印されているが、本来はグラン=パルス全体平和を守る守護神ともいえる存在ヲルバ郷 ヴァニラファング故郷。昔は緑に囲まれ豊かなだったといわれるが、現在は散華したクリスタル粒子蓄積して生まれた白い砂漠浸食されその面影をみることはできない。人が住んでいた形跡見られるが、現在は廃墟となり、住民おぼしきシ骸徘徊している。 聖府(Sanctum) コクーン管理統轄する機関で、立法行政、司法に関するあらゆる機関集結しているほか、巨大な飛空艇戦闘機械など、高い軍事力有している。コクーン繁栄安定望んでおり、下界ファルシ影響受けた思われる住人大量に拘引しパージ呼ばれるパルスへの強制移住敢行するクリスタルCrystalさまざまな機械生物生み出す存在。それによりコクーン守護されている。平和の象徴でもあるクリスタルは人を選び宿命与え、その意に従わせて世界導いていた。 ルシ(l'Cieファルシによって選ばれ烙印とともに使命与えられた者たちの総称ルシ使命果たせなければシ骸という魔物になり、逆に使命果たしたとしてもクリスタルになってしまう為、コクーン市民にとってルシにされるということは死の同義語とされている。またルシ選ばれた者は使命を果たすための手助けとしてファルシから魔法を操る力を与えられる聖府ルシ人々から救世主とされ、逆に下界ルシ人々から呪われた者として恐れられる長らくルシ表向きには出現しなかったため、人々昔の話、あるいはおとぎ話世界のことだと信じていた。 ファルシは本来与えられた役割以外には人間ルシにする事しかできない。その為ファルシ人間の強い想いにより生まれ無限の力借りたい為にルシを選ぶとオーファンにより語られている。 呪われたルシを救う存在Salvation of the ill-fated l'Cie従来召喚獣のこと。ルシが心の壁を乗り越えようとする時や、信念揺らいだ時に現われ対峙する召喚獣に「認められる」ことで従える召喚獣ルシ烙印から生成するクリスタルから召喚されるが、限られたルシ前にしかその姿を現さない。また召喚獣例外なくルシを襲うことから、死によってルシ救済しようとしているという伝説もあるが、むしろその逆でルシ前に立ちはだかり、苦難乗り越え生へ渇望促すべく現れるではないか主人公らによって語られている。ノーチラスのファンタジーパレードに出てくるカーバンクルセイレーン本物召喚獣ではなくコクーンおとぎ話出てくる召喚獣イメージシ骸Cie'th) 期間内使命果たせない、又は烙印烙印詳細下記参照)の「目」に当たる部分が完全に開くとルシ絶望に心が閉じたままシ骸という魔物なり果てるシ骸長い年月をかけて姿を変容させ、最終的には力尽き冥碑へと変化するファルシ聖府コクーン)系と下界パルス)系の二種類分かれているように、シ骸同様に聖府系と下界系に分かれており、下界系が暗い色でごつごつとした岩のような外見特徴であるが、聖府系は純白曲線的な水晶思わせる姿を持つ。数、バリエーション共に下界系のシ骸圧倒的に多い。 シ骸は主に、歩行型飛行型特殊型、死将の4つ分類される一般的なモンスターとして登場するシ骸には、それぞれガスト」「グール」などアンデッド系モンスターの名称がついているが、死将に古代ヨーロッパの王や英雄の名前が付いている。 六死将(ろくししょうファルシに従う運命呪いあらゆる生命憎みぬく、強大なシ骸である死将の中でもとりわけ強大な力を持つ6体の総称一般的なシ骸など比ではない強力な力を持つ。主にミッションで戦うこととなる。なお、テージンタワー巨像たちが気にしていた「さ迷える魔」とは六死将の事。ビトゥイトス 「亡都の侵略者」の異名を持つ六死将一柱。亡都パドラを根城として戦争惨禍から奇跡的に生き残った各地集落襲撃しており、討伐命じられルシ故郷滅ぼされたという。ミッション07ターゲットガイセリック あらゆるシ骸の中で最大大きさを誇る六死将一柱。「暴虐な破壊者」の異名通り格下シ骸引き連れて各地暴れ周り歩んだ後にはどんな生命残らないという非常に凶悪な死将。討伐命じられルシによれば人間であったころは彼の友人であり、殺せない男だったらしい。ミッション12ターゲットミトリダテス テージンタワー住み着いている六死将一柱人間であった頃は音楽こよなく愛していたため、付いた異名は「隠棲独唱者」。ある特定の条件を果たすとおびき出す事ができる。ミッション27ターゲットシュファクス 六死将一柱マハーバラ坑道の“忘れ去られ廃坑”の奥にあるシ骸巣窟住み着いている。「狡猾な首魁」の異名通りヌミダエという小型の死将を多数引き連れており、これを計26倒さなければ戦えず、また戦闘中際限りなく出現させるミッション30ターゲットゼノビア 討伐命じられルシの遠い先祖である六死将一柱。「災禍殺戮者」の異名をもつ。身内の罪を償うため、彼の祖父父親ゼノビア討伐命じられ殺されたという。ミッション34の本来のターゲットであるが、イベント上戦う事ができないゲーム内ではトンベリと戦うことになる)。 スパルタクス 万物断ち切る剣を持つ六死将一柱ファルシタイタン最後の試練空色真如」(ミッション51)の現れる六死将の中で唯一剣を持っているため、「凶刃の死将」と呼ばれている。戦闘中、剣を折られても新たに持ちかえ、より強力な攻撃繰り出してくる。またチェーン耐性が非常に高く長期戦になりやすい。 ウェルキンゲトリクス あらゆるシ骸頂点に立ち、六死将率い最凶の死将であり、ラストミッション再臨の死将・亡都に新生せし翼」(ミッション64)のターゲット太古の昔、とあるルシによって一度倒され、亡都パドラで冥碑化していたが更なる力を得て復活した。凄まじい戦闘能力誇り攻撃防御回復ともに付け入る隙がなく、特殊な戦法用いなければ歯が立たない。さらにダメージを受けると翼の数が増えその度により強力になる。 なお、初めミッション64冥碑調べると、魔獣ラグナロクに関する興味深い伝承聞ける冥碑(めいひ) 使命果たせシ骸になったルシ長い年月をかけて彷迷い石化した姿。中央に象られた女性の像は女神エトロ模したもの、グラン=パルス各地点在している。石と化しても心を覆った絶望無念消えことはなく、彼らは自らの使命代行してくれるルシを、永遠に待ち続けている。 ヴィジョンVisionファルシルシ使命伝え手段で、ルシになった者だけが視られる。ヴィジョン内容は明確ではなくその意味は視た者の解釈委ねられるライトニングらの観たヴィジョンは、漠然とラグナロク描写投影されるばかりで、使命解釈特定は困難を極めたルシの烙印(しるし) ファルシによって選ばれた証。ルシの体の一部出現し、どの部位出現するかはルシによって異なる。矢印いくつも組み合わせたような複雑な模様ルシ心理的ショックを受ける、または心理状態不安定になる度に矢印増えて最終的に目玉現れ、目が完全に開くとシ骸になる。中にはルシにされたショック絶望により、瞬時シ骸へと変貌する例もあるという。烙印出現してから目が完全に開くまで、およそ13段階あるとされる烙印与えられてからシ骸になるまでの時間には個人差があり、与えられ使命難易度によって制限時間変わってくるのだが、ファルシがその気になれば使命与えることもなくルシにした瞬間シ骸にすることも可能。ただし何かしら強い信念持っていれば、烙印矢印増えず、シ骸になる事はない。 またファングのような白色烙印は、使命果たさずシ骸化したルシ、あるいは間接的に使命果たした結果クリスタルとなったルシが、再び人間の姿に戻った際に現れる印である。烙印進行が無いためにシ骸になることはない。それでもルシの力は行使できる上に召喚獣呼び出すことが出来る。 烙印による束縛消えてもなおルシの力を行使できる者は役に立たないという意で、ファングは自らのことを“壊れたルシ”と自虐していた。 ノラNoraスノウリーダーとする組織構成員は主にボーダム施設育った者達や、リーダーであるスノウを慕う者達。聖府管理縛られたくない自由を求め若者たち集団厳密に組織化されたものではなくコクーン辺境水辺の町ボーダム拠点モンスター退治などをして気まま生活していた。この行為対し聖府警備軍からは快く思われていなかったが、警備軍のアモダ曹長親切心により毎度注意のみで済まされている。ある時、パルス影響受けたとされ町自体追放されることになったのをきっかけ聖府への抵抗開始する名前の由来は、日本語版では「野良」、英語版では"No Obligations, Rules, or Authority."の頭字語から。 警備軍 各地支部持ち配属され治安部隊聖府直属軍隊であるPSICOMとは異なり地域密着型」であり市民からの信頼が厚いのが特徴。主に魔物討伐治安関連仕事を行う為、戦闘慣れしており兵としての実力PSICOMより上と言われるPSICOMサイコム聖府軍の公安情報司令部聖府直属特務機関で、エリートのみで構成される少数精鋭部隊警備軍同様聖府機関ではあるが、警備軍よりも高度な任務遂行するため、強力な兵器いくつも所有している。下界脅威からコクーンを守ることが任務。しかし、下界との戦争は何百年行われていないので、実際大部分警備兵よりも弱く素人高価な武器持て余しているだけである。ただしライトニングが言うには、上層部位置する者は化け物じみた戦闘能力秘めているらしい。 騎兵隊 シド・レインズ率いコクーン警備軍空挺部隊正式名称は「広域即応旅団」。大型兵器等をほぼ所有していない警備軍には珍しく母艦となる巨大空母飛空艇リンドブルム」を所持している。空を自由に行動できる機動力があり、遊軍的な部隊となっている。レインズ人格慕い、「人間の手によるコクーン自由な統治」を理想として集まった腕利きたちを中心に構成されている。 ファルシ政権 エデンファルシ市民による政治監督する立場で、聖府代表に助言などを行う。一般市民聖府ファルシ信頼しているが、聖府内には長く続いたファルシ政権による歪み軋轢があったり、ファルシ政治関わることを反発する者もいる。 パージPurge聖府政策表向きには「下界影響受けたとされるものを下界強制的に移住させる」というものだが、その実態は結果的にコクーンの害となるものを取り除くという目的元に行われる抹殺であり、移住というのはあくまで建前に過ぎないファルシルシ直接遭遇したのみならず、同じ地区居ただけで対象となる。よってパージ聖府独断ではなく民意からきているもので、下界のファルシ・ルシに対す極度恐怖抱いていることが容易に想定出来る。因みに聖府軍関係者警備軍及びPSICOM隊員)はパージ免除となる。 異跡 ファルシコクーン整備したり、補修したりするためにパルスから引き上げた古い建造物など総称。もとからコクーンにある古い建造物は「遺跡」「遺構」と呼ばれ区別されている。 黙示戦争 数百年前コクーンパルスの間で起きた戦争双方ファルシルシ選び代理戦争繰り広げたコクーン外殻空いている巨大な穴はこの戦争パルス側のルシよるもので、結果的にコクーン勝ったが、それ以来パルスファルシコクーンを憎むようになった。黙示とはコクーンファルシ最後まで戦争全容大衆明かさなかったことが由来となっている。黙示戦争以降コクーンパルスに、パルスコクーン抱いた「いずれ必ず侵攻してくる」という考え抑止力となり、それ以来コクーンパルスの間に戦争起こっていない。 その真相は、グラン=パルスから物資略奪していくコクーン激怒したファルシアニマ配下ルシたちにコクーン破壊命じたことによって始まったコクーン側のファルシであるバルトアンデルス真の目的コクーン破壊であったが、この時は「門を開くには人間の数が充分ではない」と考えルシたちに防衛させた。魔獣ラグナロク出現によってコクーンは傷付きパルス側が勝利するかに見えたが、女神エトロによってラグナロクは元の人間の姿に戻され上でクリスタル変えられ主導したアニマもろとも眠りつかされる事によってなし崩し的戦争終結した魔獣ラグナロク ライトニング達がヴィジョンで視た謎の魔獣コクーン外殻巨大な穴は黙示戦争の際にラグナロクによって開けられたものだった

※この「舞台背景・用語」の解説は、「ファイナルファンタジーXIII」の解説の一部です。
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