舞台芸術と野外芸術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/19 04:09 UTC 版)
「スーフォールズ」の記事における「舞台芸術と野外芸術」の解説
ワシントン・パビリオンのハズビー舞台芸術センターは、地元オーケストラのサウスダコタ交響楽団のコンサートをはじめ、ジャズやブルース、ミュージカル等、様々な舞台芸術の公演に使われている。このホールを本拠地とするサウスダコタ交響楽団は、1922年にオーガスタナ大学と合同で創設され、1965年にスーフォールズ交響楽団として法人化し、1985年に当時の州知事ウィリアム・ジャンクロウの一声により現名に改称した。ジャズやブルースのコンサートやイベントは、スーフォールズ・ジャズ・アンド・ブルース協会が主催となって行われている。また、スーフォールズ・ジャズ・アンド・ブルース協会は2000年、地元中高生によるジャズバンド、オール・シティ・ジャズ・アンサンブルを結成し、以後その指導にもあたっている。このホールでは、パビリオン・パフォーマンス・シリーズという、教育的要素を含む演劇やミュージカルの公演も年6回行われる。加えて、ワシントン・パビリオン内には、6-18歳の青少年を対象に歌唱、演奏、演技の教育を行う、ダコタ舞台英術アカデミーも置かれている。 ワシントン・パビリオンの運営母体であるワシントン・パビリオン・マネジメント社は、2019年7月1日以降、ダウンタウン北部、6thストリートと7thストリートの中間のフィリップス・アベニュー沿いに立地するオルフェウム・シアター・センターも運営している。同センターの中心的施設である、686席を有するオルフェウム・シアターは、1913年に建てられた歴史的建造物でもあり、1983年に国家歴史登録財に指定されている。また、同センターには、前述のスーフォールズ・ジャズ・アンド・ブルース協会の本部も置かれている。 ワシントン・パビリオン北側のオープンスペースはパラディノ・ホーム彫刻庭園として整備されている。庭園内にはサウスダコタ州の花木が植えられ、いくつかの彫刻作品が展示されている。また、ワシントン・パビリオン内には、ダウンタウンに立っている50以上の彫刻作品を各自歩いて見て回る、彫刻散策路のビジターセンターも設けられている。この彫刻散策路外に立つ著名な彫刻作品としては、ダウンタウン南東端、ビッグスー川沿いに広がるファウィック・パーク内に立つ、ミケランジェロのダビデ像や、オーガスタナ大学キャンパス内に立つ、同じくミケランジェロのモーセ像(いずれもレプリカ)が挙げられる。
※この「舞台芸術と野外芸術」の解説は、「スーフォールズ」の解説の一部です。
「舞台芸術と野外芸術」を含む「スーフォールズ」の記事については、「スーフォールズ」の概要を参照ください。
- 舞台芸術と野外芸術のページへのリンク