殺し屋・狙撃手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 17:24 UTC 版)
「ゴルゴ13の登場人物」の記事における「殺し屋・狙撃手」の解説
イクシオン 第2巻9話「南仏海岸」 一匹狼の青年スナイパー。盲目で、ケンタウロスという盲導犬を連れている。騙されて命を狙われても、報復を考えない思慮の持ち主だが、「片輪者」という言葉だけを唯一、忌み嫌い、そのときだけは報復を考える。抜撃ちの早さと射撃の正確さは神業。 同じ標的を出し抜かれたゴルゴと対決。ゴルゴの捨てた銃の音で意表を突かれ、ケンタウロス共々殺された。 名前の由来はギリシア神話に登場する「最初の殺人者」イクシオン。 イエローダッシュ 第4巻18話「WHO?」 ポルトガルに住む殺し屋。タランチュラを好み、服や小物にもタランチュラの意匠を施す。標的が男の際は、情婦のシャーロッテとの性行為中に射殺する。 シャーロッテの証言により死刑判決を受けるが、後に無期懲役となり保釈となる。復讐のため別人に整形し、人妻となったシャーロッテと接触。自分の存在をちらつかせ、恐怖に追い込み殺害を図る。だが殺害依頼を受けボディーガードに扮していたゴルゴに阻まれ射殺された。 デイビッド・クルーガー 第5巻24話「スタジアムに血を流して」 通称は「デイブ」。射撃の名手で、オリンピックのシルエット競技にて世界最高を記録。早撃ちの技量はゴルゴを凌ぐ。姉のアンジェラと共に、シンジケートの大物から庇護を受ける。 ゴルゴの返り撃ちに遭ったアンジェラの敵討ちに挑む。右腕を負傷させるも対人狙撃の経験の無いことが仇となり、クセと隙を突かれ敗れる。 パチスロ「ゴルゴ13ザプロフェッショナル」では「右腕に復讐を誓う男」の異名を持つ。 ギル・マウロビン 第6巻29話「激怒の大地」 通称「白紙のギル」。ゴルゴも認める射撃の腕前。 ゴルゴに気づかれず背後を取るも、馴れ馴れしい忠告後に倒される。 マックス・ベルンハイム 第30話「魔笛のシュツカ」 本名「マックス・ローレンツ」。62歳。「シュツカ」と呼ばれる凄腕の殺し屋。元ナチス突撃隊に所属し、200名近くを暗殺。現在はザルツブルグにて娘と二人暮らし。戦争と、第三帝国の終焉を理解つつもユダヤ人を拒否しており、娘とユダヤ人の男との交際を認めていない。 西ドイツ共産党広告部長マルチンの暗殺を受け、同じ依頼のゴルゴと標的を巡り勝負する。リスナー狙撃の際、傍の子供への誤射を恐れ躊躇するが、ゴルゴは構わず任務を遂行。子供の命を顧みない行動に怒り、決着を挑み敗北。薄れゆく意識の中で「世界に冠たるドイツ」を口ずさみ、己の時代の終焉を悟りながら息を引き取った。 キャサワリー(火食い鳥) 第13巻57話「キャサワリー」 演:ゴルゴ13 九竜の首 / フィオナ・ハンフリー ベルリン生まれ。アメリカマフィア委員会に雇われた凄腕の女暗殺者。同性愛者で相手から「ヒルダ」と呼ばれている。名前の由来は「仕事の後は火のように燃えること」から。執拗に迫る男、男に走った同棲相手を冷酷に殺害する。 ゴルゴの持病(腕の痺れる病気)の発作中に暗殺を仕掛ける。だが素性を見破られ、潜在的に恐れる男根を見て恐怖に陥ったところを絞殺される。 ビンセント・ケスラー 第13巻55話「ANGRY WAVES」(アニメ版第31話) 声:大川透 「シャドウ」と呼ばれる狙撃屋。カナダのトロント生まれ。31歳。短気で凶暴な性格で、うるさい人間を特に嫌う。 元バイアスロンのカナダ代表。1964年にアメリカ海兵隊に入隊し、狙撃兵としてベトナム戦争に従軍。1966年には功績によりシルバースターを受けるが、除隊後は4度収監される。 仮釈放後、ギャングから油送船シージャックの協力を依頼される。事件発覚後は、船長を見せしめに吊るし首にするなど船内で抵抗を続けるが、FBIの依頼を受けたゴルゴに船を止められ、面前で殺害された。 アニメ版では恋人のジーナ(声:小松由佳)にはそれなりに優しく接しており、シャドウが荒れ狂う海に飛び込んだ理由も射殺から、揉み合ったことで起きてしまった暴発に変更されている。 エバ・クルーグマン 第21巻83話「海へ向かうエバ」(アニメ版第15話) 声:田中敦子 凄腕の殺し屋。針で急所を突き、悲鳴すら上げさせず殺害する。 3年半前、同じ船に乗り合わせたゴルゴと共に、船内に仕掛けられた時限爆弾を解体。その姿に惹かれベッドを共にした。 ゴルゴとの再会の際、標的が自分であることを見抜く。人生最後の一日を自由に過ごした後、モーターボートで海に向かう所を狙撃された。 アニメ版では、無邪気に子供達と遊んでいる時の主婦(声:青山桐子)の反応と、グランパ(声:有川博)の言葉から「殺し屋から足を洗った後、生まれ故郷に帰った」という設定になっている。 AX-3 第31巻113話「落日の死影」(アニメ版第14話) 声:大塚芳忠 本名不明。東側から雇われた殺し屋。 旧日本軍の戦場跡地に東西合弁で建てられた生物兵器研究所の破壊工作を依頼される。同じ仕事を受けたゴルゴと、不干渉を条件に任務を続けることで合意。達成後、依頼者からゴルゴの始末を依頼され一騎撃ちとなる。互いに弾を撃ち尽くし、手傷を負わせ追い詰める(アニメ版は2人とも肩を撃たれている)も、ゴルゴの投げた旧日本兵の遺体から入手した短刀が喉に刺さり息絶えた。 小説では本名「ハンス・ユルゲンス」。ドイツ秘密警察シュタージ出身。KGB譲りの破壊工作員で、ドイツ人だけで19名を殺害する。東西ドすイツ統合後、弾圧を逃れるためドイツを脱出。裏の世界に身を委ねる。 「パチスロ版」と「アニメ版」では服の色は青だが、「観る漫画」では白。 パチスロ「ゴルゴ13ザプロフェッショナル」では「東側からの刺客」の異名を持つ。 イブン・グルセル 第30巻108話「アサシン暗殺教団」 トルコのイスマーイール派暗殺教団「アサシン」の若手幹部で一流のアサシン。 度重なる暗殺の失敗が伝統への固執のせいと考え、ゴルゴの暗殺現場を隠密に観察。その技術を吸収しようとする。それでも答えが得られず、最後は身を以てゴルゴを襲撃し、返り討ちに遭う。失敗の原因をゴルゴに教わった後、首を斬り自害した。 スパルタカス 第38巻134話「鬼畜の宴」(アニメ版第40話) 声:銀河万丈 ゴルゴも一目置く天涯孤独のプロ。南アフリカ・コンゴの原住民の出身で、コンゴ動乱ではゲリラの隊長として活躍。その後裏の世界に入り殺し屋となる。 報酬の相場は10万 - 20万ドル(アニメでは20万 - 50万ドル、小説では40万ユーロ)。ゴルゴの時は50万ドルを要求(アニメでは相場から50万ドル上積み、小説では80万ユーロを要求)。 ゴルゴに挑発的な挑戦状を送りローマのコロセウムにて対峙。真正面から撃ち合いを挑み、全弾撃ち合うまで奮戦するも致命傷を負う。ゴルゴから今回の死闘が依頼人達の余興であることを聞かされ、全財産(300万ドル以上)を報酬に復讐を依頼し息絶えた。 ゲーム「ゴルゴ13 第一章神々の黄昏」に登場。サブマシンガンが武器となっている。 パチスロ「ゴルゴ13ザプロフェッショナル」では「超1流のスナイパー」の異名を持つ。 小説では出身はシエラレオネ。反政府ゲリラとして参加したシエラレオネ内戦にて政府軍隊長と意気投合。内戦で荒廃した祖国のため、共に慈善活動を支援する。 『THEゴルゴ学』の読者アンケートでライバル1位に選出。 名前の由来は「スパルタクスの反乱」のスパルタカス。 バーナビー 第40巻142話「陽気な狙撃者」 天性の才能を持つスナイパー。 バージニアの貧乏農家の出。最高の女を侍らせ贅沢三昧の生活。大の男でも発射の反動で吹き飛ばされかねない大口径ライフルを、苦も無く使いこなすなど、銃の腕前は一級品。 航空機メーカーから戦闘機機種選定のライバル機を狙撃する依頼を受ける。だがゴルゴも競争会社から同様の依頼を受けており、模擬空中戦の現場にて対決。冷気でスコープが使えなくなることを見越していたゴルゴに敗れる。その後、失地回復のため陽気にゴルゴに決闘を挑み、林の中へ消えたきり帰ってこなかった。 自分とは対照的なゴルゴを「世界の苦悩を一人で背負ったような顔」と評した。 セバスチャン・カー 第46巻158話「代打(ピンチ・ヒッター)」 ロサンゼルス在住の殺し屋で、表向きは射撃場の経営者。射撃の腕は金メダリスト級。 依頼主から「保険」として雇われるが、本命であるゴルゴと連絡が取れたためキャンセルされる。そのことをCIAから聞かされ、罪状の免除と引き換えにゴルゴの要人狙撃の妨害に協力する。 キム(ロン) 第55巻192話「黒い瞳/EBONY Eyes」(アニメ版第48話) 声:関俊彦 北朝鮮出身。ロサンゼルスのマフィアのボス、トーマス・グレビック(声:中田譲治)の用心棒。 密入国で渡米し、市民権を取得するためベトナム戦争に志願。陸軍歩兵入隊後、腕前を買われ特殊工作員となる。過酷な任務により帰還後は人間性を喪失。残虐凶暴な性格となる。 本部を裏切ったトーマスに差し向けられた3人の殺し屋を殺害。次に本部が雇ったゴルゴをRPG-7で爆殺を図り失敗する。 トーマスとゴルゴの交渉現場にて、鉄骨の足場から秘かに発砲するも再び失敗。逆に足を滑らせた隙を突かれ射殺された。 アニメ版は北朝鮮出身の設定がカットされ、名前も「ロン」に変更されている。 カッツ・ドーベル 第66巻228話「デッドアングル」(アニメ版第11話) 声:三木眞一郎 アメリカ国務省に雇われた暗殺者。常にガムを噛み、自信過剰な態度を示す。 オックスフォード大学を首席で卒業し、マサチューセッツ工科大学にてコンピューターを専攻。19歳の時、ライフル射撃の世界新記録を出す。 ゴルゴの狙撃を阻止すべく、コンピュータで分析した予測狙撃ポイントを狙える位置で待ち伏せる。だがコンピューターすら否定したポイントから現れたゴルゴに自身とターゲットの両方を狙撃され死亡。 ララ 第66巻229話「ロックフォードの野望 謀略の死角」 ロックフォード財閥お抱えの狙撃手。ゴルゴの依頼人の排除と、狙撃妨害を担当。 ゴルゴと接触を図ったローゼンを射殺する。財団理事長・ローランスを守るべく、命令を無視してゴルゴの命を狙うも共に射殺される。 ダン(ダニエル)・ストライカー 第68巻234話「兵士は森に眠る」 元アメリカ軍兵士。ベトナム戦争で殺害したベトコンは97人。戦時中に浴びた枯葉剤の後遺症に苦しむ。 かつて妻と娘がいたが、浮気現場を目撃し絞殺。居合わせた娘を捨て逃走する。 国防総省からゴルゴの殺害を20万ドルで依頼される。ゴルゴの情報を集めて居場所を突き止めるものの、罠にかかり銃を取り上げられる。その後ブービートラップを仕掛けた森の中で勝負を挑み、全弾を撃たせることに成功するも、投擲されたナイフで致命傷を負う。 残された娘の身を案じている一方で、妻の浮気相手が父親では、と不安を抱いている。 “血まみれ”ブリギッダ 第76巻260話「サンタ・アナ」(アニメ版第24話) 声:深見梨加 女殺し屋で、元バーダー・マインホフのテロリスト。仕掛ける前に絶対有利な状況を作り出す策士。 ICPOの「テロリスト相殺作戦」の中心人物に選ばれ、ゴルゴを狙うことになる。 ゴルゴに仕事を依頼する一方で標的に密告。砂嵐の中で互いに争わせ、ゴルゴの視力を奪う作戦に出る。だが嵐に備え保護眼鏡を着用していたゴルゴの返り撃ちに遭い死亡した。ゴルゴが彼女を狙撃した理由は「ICPOからの刺客だから」ではなく、依頼を標的に密告、そもそも依頼そのものが自分を罠に嵌めるための偽装だったルール違反による制裁である。 作中ではゴルゴについて「確信犯的なテロリスト。『いかなる組織・思想にも組しない』という彼の生き方自体が、ある種の逆説的な思想」と語られており、以降、ゴルゴの肩書に「テロリスト」が加わることになる。 レデル・ニコラヴィッチ 第79巻271話「スーパー・スターの共演」(アニメ版第5話) 声:内海賢二 膝立射撃を得意とする狙撃手。元はポーランド軍人で、モスクワオリンピックの金メダルを期待されていたが、KGBから狙撃を請け負った為に出場権をはく奪。裏の世界に身を置くことになる。 コーナン・アソシエイツ副社長・ボブ(声:てらそままさき)から、特殊な状況下での狙撃依頼を受ける。だがボブとニコラヴィッチの狙撃を請け負ったゴルゴにより、狙撃直前に引き金にかけた人差し指を撃ち抜かれる。さらに衝撃で放たれた銃弾はゴルゴの計算通りに射線を外れ、ボブの額に命中。間もなく自身も額を撃たれ絶命する。 「世界で五本の指に入る」狙撃手と評され、自信の程も一流。仕事には非常にシビアで、依頼主の関係者であろうと目障りな者は排除する。 アニメ版ではアルコール依存症という設定が追加されている。 東洋系スナイパー 第82巻281話「白いサーカス」 「100メートル先の蠅の目玉を射ち抜く」と噂され、その腕前は「世界一」と称される。CIAの資料には未記載。 マフィアから依頼を受け、スキー選手レイの滑降中、ヘリからスキーの締め具を狙撃する。再度同じ依頼を受けた際、狙撃阻止の依頼を受けたゴルゴに射殺される。 その神業的な狙撃術に、ゴルゴも珍しく驚いた様子を見せていた。 ゴールドマン 第86巻294話「大学教授の私生活」 ハーバード大学教授であり、副業としてFBIなどから暗殺を請け負う殺し屋。主に狙撃銃によるロングキルを得意とする。 ゴルゴはとある標的の狙撃を実行しようとしたが、偶然にもFBIからの依頼で同じ標的の暗殺を実行したゴールドマンをスコープ越しで確認した。後日、第73巻253話「フィールド・テスト」でゴルゴから狙われると誤解していた武器商人のロゼリーからゴルゴの殺害を依頼され、その時にベルナンド教授から託された高性能銃の最後の一丁をもらい受けることを条件に了承、早速その銃でゴルゴを狙撃しようとしたが、偶然によりゴルゴは難を逃れ、ゴルゴはその特徴から高性能銃だと察知し捜査を開始し、ゴールドマンの存在を知る。ゴルゴは偽の情報でゴールドマンをおびき寄せ、高性能銃に取り付けてある炭酸ガスレーザーを、鏡を利用したトラップにより使用不能にして狙撃、ゴールドマンは死の間際に「所詮私はアマチュア」と自笑し息を引き取った。 ユーリー・ゴルスキー 第132巻384話「新法王の条件」 ロングキルを得意とするフリーの狙撃手。元KGBの破壊工作員でNo.1と謳われた。動体視力に優れ、飛ぶハエをつまむことが可能。 ソ連時代、首脳部での狙撃手選考でゴルゴに敗北。さらに接触役とされた挙句に依頼を拒否される。この屈辱以来、ゴルゴに激しい敵意を抱く。 中国政府から次期法王候補・タジーム柩機卿の暗殺を依頼され、「BARRETT・Model95」による長距離狙撃を図る。暗殺者排除の依頼を受けたゴルゴに狙撃方法を読まれ、射線上に熱蒸気による大気の揺らぎを発生されてしまう。ゴルゴを捕捉し狙撃するも揺らぎにより弾道が狂い失敗。逆に揺らぎを読んだゴルゴの「バナナショット」を受け死亡する。 Dr.タップス 第120巻402話「乳白の闇」 レーザー光線銃を愛用する狙撃手。左目を失明している。運転中の標的をレーザーによる失明で事故死させるのが手口。 犯罪組織のボスからゴルゴへの報復を依頼される。だが情報屋「赤外線のマックス」により手口を知られ、報復としてマックスを失明させる。その後、短期決戦を挑み追尾するも逆に川霧へとおびき寄せられ、レーザーの乱反射により使用不能に陥った所を撃たれる。死の間際ゴルゴに対し、実弾狙撃の終焉を予告する。 アーサー・アレン 第146巻483話「いにしえの法に拠りて」 元イギリスSAS(特殊空挺部隊)所属の狙撃手。任務遂行中にゴルゴの狙撃に巻き込まれ、「過剰防衛による殺人行為」を問われ有罪。軍刑務所に服役の身となる。 ゴルゴに恨みを持つことから、MI5局長・カークの「G計画」への協力要請を承諾。ゴルゴと相撃ちを覚悟でレーザー銃にて撃ち合い、眼にダメージを与えることに成功するも死亡。 自分に濡れ衣を着せ刑務所送りにしたのは、皮肉にも復讐の機会を与えてくれたカーク本人だった。 ジョン・スミス 第150巻増刊74話「未来予測射撃」 アフロヘアーの若者。移動する目標物の距離と速度に弾速を加えた計算を瞬時に弾きだし、タイミングを正確に先読みした「見越し射撃」を得意とする。 ゴルゴと同じ標的を同じ理由で、しかも同じ距離とタイミングで狙撃。「二人のプロが同じ場所に居合わせた」ことで勝負となる。狙撃戦では弾切れで決着がつかず、拳銃を使った近距離戦に移行。「見越し射撃」で仕留めようとするも、M-16に残弾を1発有していたゴルゴと撃ち合い、弾速の違いにより敗れた。 死の直前、名を尋ねたゴルゴに「ジョン・スミス」と告げているが、これはアメリカではありふれた偽名であり、結局本名は不明のままだった。 江承権/江承明 第160巻452話「亜細亜の遺産」 東南アジア華僑の秘密結社「五頭」に所属する兄弟。兄の承権は格闘技に秀でた釵の使い手。弟の承明は4.0以上の視力を持つ狙撃手。それぞれ単独でも高い戦闘力を持つが、承権が近接戦で注意をひきつけ、承明が射殺するコンビネーションを必殺のパターンとしている。 横浜中華街の料理店に生まれる。火事で両親を亡くし、親交のあった「黒田機関」の道場に引き取られ門下生となる。 恩義に報いるべくゴルゴと対決。定石のコンビネーションを対ゴルゴ用に組み立て挑むが、狙いを読まれ返り討ちにあう。
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