アルサレア帝国
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「機甲兵団 J-PHOENIX」の記事における「アルサレア帝国」の解説
フィアッツァ大陸の西端に存在する帝政国家。山岳地帯で資源が乏しく、極寒の気候により古くから傭兵派遣を主な収入源とする少数民族によって打ち立てられた。気候改善、土壌改善に向けての研究のほか、傭兵に出る兵士のために軍事研究が盛んであり、ヴァリムの侵攻とガルスキー財団の暗躍によって傭兵たちの生存率が極端に低下したため、グレン将軍の指示のもと機動兵器パンツァーフレームを完成させた。こういった事情からアルサレアでは7つの軍事研究所が独自にパンツァーフレームの開発を行っており、その研究結果を統合することで機体を生産しているため、さまざまなバリエーションを保有する。またヴァリムの侵攻によって滅ぼされた国家の難民を多く受け入れ、彼らを傭兵として雇用することで戦力を増強している。
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アルサレア帝国
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以下は第1作目(『序章』、『+』を含む)の登場人物。主要なキャラクターは第2作目以降にも登場。『バーストタクティクス』から一部の声優が変更になった。 グレンリーダー 声:山寺宏一、伊藤健太郎 20歳男性。本名不明。グレン特務小隊隊長。冷静沈着な判断力と、抜群のPF操縦技術を持つ。元々はグレン将軍直属の士官をしていたがヴァリムのグレン将軍暗殺によりその場の彼の遺言で彼の影武者となった。このことは彼を含めた一部の者しか知らない。仲間に気を配る細かさを持っていながら、苦難に対して「問題ない」と言い切る豪胆さを持っている。アルサレア戦役の最終局面で戦闘中行方不明となるが、実際はヴァリムの捕虜となっており、グレン小隊によって救出された。アルサレア戦役でアルサレアを勝利に導いた最大の功労者であり、後にアルサレア最高将軍である元帥に昇格する。 キース・エルヴィン 声:関智一、森久保祥太郎 24歳男性。グレン特務小隊隊員。小隊内では最年長であるが、それを感じさせることのない明るく正確な小隊のムードメーカー。射撃能力はアルサレア内でもずば抜けている。戦闘中は中距離支援攻撃が主なフォーメーションとなるが、真っ向から切り込んでいくこともある。グレン特務小隊解散後は、アイリと共にコバルト小隊に転属して戦った。 アイリ・ミカムラ 声:白石妙子、浅野真澄、PFリップス小隊は高木礼子 16歳女性。グレン特務小隊隊員。家系はアルサレアのあらゆる武門に通じており、彼女はミカムラ流空手3段の腕前。その実力は自身の搭乗PFにも反映されている。格闘系セッティングのPFで小隊の切り込み隊長的役回りをする。その年齢からは想像もできない思い切りの良さやPFを自分の手足の如く立ちまわるその姿からロケットアイリの異名を持つ。グレンリーダーとは以前からの知り合いで密かに思いを寄せている。グレン特務小隊解散後は、キースと共にコバルト小隊に転属して戦った。 フェンナ・クラウゼン 声:岩男潤子、山本麻里安、PFリップス小隊は桑谷夏子 18歳女性、グレン特務小隊オペレーター。グレン将軍の次女。前線に向かう仲間をただ見ているだけではいけないと考え、自らオペレーターとして小隊への配属を志願した。敵味方を問わず、優しさを持てる心を持っており、何よりもこの戦争を終らせたいと考えている。父であるグレン将軍の暗殺と姉、クレアの死を知ったあたりから平和に対する意識も大きくなり、同時に死をも恐れず敵に向かっていく仲間達の姿から本来の自分が何をすべきか考えるようになっていき、アルサレア帝国の首相に就任。戦いの中で、徐々にグレンリーダーに惹かれていく。一時期、リップス小隊のオペレーターを担当した事もあった。 グレン・クラウゼン 声:大塚明夫 男性。アルサレア最高将軍で、クレアとフェンナの父親。フィアッツァ大陸の平和を守る為と兵士達が生きて帰ってくる為にPFの開発を指示するもキルゲフの放った刺客により暗殺される。その時に彼を護衛していたグレンリーダーに影武者を頼み、息を引き取る。 ダグオン・ゲーニッツ 49歳男性。アルサレア軍作戦司令官。戦略面におけるアルサレアの頭脳ともいえる存在。本来の性格は超がつくほどのケンカ屋であるが、階級に縛られ動けないでいる。 サチコ・ロックナート 19歳女性。アルサレア第7研究所所属の天才科学者。15歳にして2足歩行機械の実用を完成させてアルサレアの移動手段の形態を燃料消費の多い車から公害のないネオバランスシステムと呼ばれる2足歩行の機械に変化する。帝国褒賞最年少受勲者である。PFの運動機能の制御については彼女の技術が応用されており、プロジェクトシリウスの前進に効果をあげた。現在は、7研と1研での作業を兼務。コミック雑誌に目がない。 サリア・バートン 声:中原麻衣 15歳女性。PF訓練所から新卒でグレン特務小隊に配属された新兵。故郷がヴァリム軍に襲われた際に飛び込んできたグレン特務小隊のJ-ファーに助けられたことで、家族共々一命を取り留めた事からそのパイロットであるアイリに憧れ訓練所に入所。幼さは残っているものの、PFの操縦については確かなものであるが、戦闘中の子供っぽい言葉遣いや甲高い奇声の為に技術の高さは感じられない。趣味はお風呂で長いときは3時間も入っている。任務中は満足に入浴できないと嘆いている。グレン特務小隊解散後は、セイバーの訓練講習の教官としてコバルト小隊と共に演習に参加した。 ツェレンコフ・ゴルビー 声:立木文彦、PFリップス小隊は仲木隆司 60歳男性。アルサレア軍機甲兵団参謀本部本部長。グレンリーダーの秘密を知る数少ない人物。グレン将軍の遺言で若いグレンリーダーを助ける。心からグレン将軍に惚れ込んでおり、またグレンリーダーの片腕として老いながら奮闘する。 クレア・クラウゼン 声:井上喜久子 22歳女性。フェンナの姉でグレン将軍の長女。生まれつき身体が弱い為、療養中であった。性格は穏やかで包容力が高い。前線に出る兵士を常に気遣い、1日も早い平和を望んでいる。戦乱の中、空気の良いフランズス地方のラフール大学病院へ疎開するが、ヴァリム軍が病院を襲撃。人々の身代わりとなって人質となり、最終的には殺害された。 ギブソン・ドゥナテロ 声:鈴木勝美、長嶋雄一 46歳男性。支援砲撃部隊スティールレイン連隊ギブソン中隊隊長。砲撃技術に優れていることから花火師ギブソンの異名を持つ。元々はアルサレア第6研究所のたたき上げで、6研らしく粗暴な言動が目立つも、その腕は確かであり、面倒見もいい事から中隊の親父的な役割も担っている。士官学校時代のグレンリーダーを中隊に誘うも辞退されて以降は支える側に回ってグレン特務小隊を助ける。アルサレア戦役後は、コバルト小隊に転属して戦った。 セイバー・シドニス 声:宮田幸季 男性。サリアと同年に訓練所を卒業した新兵。フォルセアの謀略で訓練中に搭乗したPFが暴走してしまい、無理矢理同士討ちを行う羽目になってしまい一時期PFへの搭乗に対し自信をなくすも、グレンリーダーの戦う姿を見守る事でPFの使い方を覚えてサリアと共に見事逆境を乗り越え、一回り大きく成長するが、その後の演習で再びPFが勝手に動きだす事件が発生した為、かつての暴走事故を思い出してしまった(悪夢として見てしまうほど)ので見習い生の訓練講習を受けることに。 ウラン・ナイキ 男性。セイバーとは、訓練所時代からライバルとして争ってきた新兵。自機PFの暴走を止められず、グレンリーダーに半ば撃墜状態で止めてもらった事を恥じており、それ以降、暴走を引き起こした張本人であるフォルセアを追いかける事となる。フェンナの隠れファン。 ジンゴ・レナード 男性。ジンゴ小隊隊長。アルサレアの名家の一つであるレナード家出身。優秀なパイロットだが自尊心が強く、自分の操縦技術を過信しすぎる部分(親の威光をかさに着ている部分)がある。性格が悪いわけではなく、作戦行動中のPF暴走事件以降は心を入れ替え精進し始める。 バルガ 男性。ジンゴ小隊隊員。レナード家に恩義があって代々仕えている。頭より身体で動くタイプで、自分のPFが暴走した時は一番慌てていた。 サウルス 男性。ジンゴ小隊隊員。ジンゴの事を坊ちゃんと呼ぶ。ジンゴ小隊の中では最年長である。ジンゴのナルシストの部分に閉口しながらも、温かく見守る優しい人物。PFの扱いは、ジンゴ小隊の中で最も秀でる。 ニヤ 女性。ジンゴ小隊隊員。ジンゴの姉貴分でサウルスと共にジンゴを見守る。PF暴走事件の際には、自機の動きがおかしい事をいち早く察知していたものの、事件発覚後に気付いていたのに何もできなかった自分を責める。 ムラキ・オニキス 声:竹本英史 男性。コバルト小隊隊員。アルサレア戦役時はムラキ中隊隊長で、ヴォナンシティ議会ジャックでギブソン中隊、グレン小隊と行動を共にした。アルサレア戦役が終結した時からコバルト小隊に配属されるまで、士官学校の教師として指導していた。ジータを指導した事もあり、ジータの秘密を知る数少ない人物である。 以下はコバルト小隊篇の登場人物。 コバルトリーダー 男性。本名不明。コバルト小隊隊長。アルサレア戦役後に、グレンリーダーの命を受けコバルト小隊の隊長に着任した若き指揮官。仲間との絆を大切にしており正義感が強いが、熱くなりすぎて暴走してしまう事がたまにある。 ジータ・ランバート 声:緑川光 男性。コバルト小隊隊員。キルマ・ランバート(すでに他界)の息子で弟子。アルサレア戦役時は小隊長を勤め、後方支援と負傷者救助の功績が高く評価された。彼はヴァリム内でも幻とされている「ヴァリム剣聖奥義」を使うのだが、なぜ彼がヴァリムの剣術を使えるのかは不明。 オスコット・リースボン 声:高橋広樹 男性。コバルト小隊隊員。家族を養う為に傭兵家業をしていた。子煩悩で愛妻家であるが、グレンリーダーやアルサレア軍参謀本部に意見するほどの強さと実力を持ち、静かに状況を明確に判断する能力がある。 リンナ・イズミ 声:齋藤彩夏 女性。コバルト小隊隊員。アルサレア名家の一つであるイズミ家の出身。イズミ家は代々「強い殿方」を捜し求めて自らを磨く家風を持っているので、彼女が軍に志願した理由は家風にしたがった為である。 ランブル・クリスティーン 声:楠大典 男性。コバルト小隊隊員。アルサレア内でもスナイパーとしての実力は高い。かつてはスティールレイン連隊に所属していたが、単独行動やスタンドプレイが多かったことで部隊を離れた。ある事件が原因でヴァリムに私怨を抱き、ヴァリム軍に情け容赦ない攻撃を行う事からアルサレアの狂犬(本人は嫌い)と呼ばれ敵味方双方に恐れられている。 マコト・フライト 声:本多知恵子 女性。コバルト小隊隊員。コバルト小隊に転属する前は、アルサレア軍中、史上最年少小隊長。アルサレア戦役時に、父親のPFに搭乗してヴァリムのPFを5撃墜したという記録が残っている。ロボットアニメオタクで、ロボットアニメのセリフを言ってしまう事がある。アルサレアGSにこだわりがあり、カスタム機には必ずパーツを組み込む。 チェンナ・マーロウ 声:鈴木真仁 女性。コバルト小隊隊員。ヴァリム軍に滅ぼされたマヌール族の生き残り。静かな中にも闘志を感じさせる戦士。かつてクランと同じ小隊に所属していたことがあり、彼女の悲劇を知る唯一の人物でもある。 クラン・ネルモア 声:並木のり子 女性。コバルト小隊の専属オペレーター。冷静沈着かつ、分析力に優れる。かつてはパイロットだったが、とある事件が元で視神経を痛めてしまい、オペレーターに転向した。ヴァリム軍のバール・アックスとの間に、その辺りの因縁があるようだ。 シュキ・オールティー 声:鮭延未可 女性。コバルト小隊のオペレーターで、クラン管理下で研修中の見習い。明るい性格で隊のムードメーカー的存在。およそ軍人とは思えないタメ口の持ち主である。 以下はPFリップス小隊の登場人物。第2作目にも登場。 リサ・イワサキ(声:川澄綾子) イズミ・ウッドビレッジ(声:能登麻美子) プリス・ピーピアス(声:松岡由貴) セリナ・バーミント(声:甲斐田裕子) グレンリーダーのおっかけを目的に結成されたPF小隊。全員がかつてグレンリーダーに救われた過去を持った少女たちであり、部隊名は各々の頭文字を取ってLIPS。機体は複座型に改造されたJフェニックス2機で、その日の気分によってメイン、コ・パイロットの組み合わせを変えている。能力不足のため戦力として数えられていないが故に自由な活動ができる独立愚連隊だが、それはあくまでも表向きであり、司令部ではLIPS小隊の動向を把握している。最重要人物であるグレンリーダーを守るため、その所在地をヴァリムに誤認させるための陽動部隊として運用されており、LIPS小隊の手に入れるグレン小隊の動向は全て欺瞞情報なのだが、彼女たちはその事実を知らないでいる。 以下は第2作目(序章を含む)の登場人物。 ブレッド・アローズ 18歳男性。Jフェニックス2の主人公。かつてはアルサレアの偵察部隊に所属していた。シード・ラボの完成に伴い、第202特務小隊、通称レガルド小隊の2代目隊長に任命される。PF操縦の腕は確かなものを持っており、兵器開発のテストパイロットとしては申し分ない実力の持ち主。性格はポジティブ思考で熱血漢。また他人の頼みごとを断れないほどのお人好しである。ただし、ゲーム中ではコバルトリーダー同様に一切しゃべらない。 ノギ・カグヤ 声:齊藤真紀 17歳女性。レガルド小隊のオペレーターを務める少女。いまだ新米のため初々しさは抜けないが、的確な判断でレガルド小隊をサポートする。性格は明るく真面目だが、おっちょこちょい。コーヒーにこだわりがあるらしく、彼女の淹れるコーヒーはシード・ラボ内でも人気が高いらしい。 バックス・F・クランツ 声:金子はりい 26歳男性。若年層の多い新生レガルド小隊において、唯一のベテランパイロット。冷静な判断力とテクニックで小隊をバックアップする。慎重派の性格で融通がきかないように見えるが、実は意外と冗談好きな一面も。しかし、元の性格が性格だけに、周囲の人間には本気か冗談かの判別が難しいらしい。 クリオ・ペトリューシカ 声:かかずゆみ 18歳女性。新生レガルド小隊のPFパイロット。勝ち気で負けず嫌いな性格。戦場でもやや先走る傾向がある。かつて戦場でブレッドに生命を助けられたことがあるらしく、以来彼を尊敬している。ただし普段は、そんな素振りはおくびにも出さない(彼女との因縁をブレッドが記憶しているかどうかは謎)。人付き合いが下手なため、照れ隠しでおちゃらけることが多い。 サタナガ・ジン 声:秋元羊介 35歳男性。初代レガルド小隊のPFパイロットで、現在は教官として後進の指導にあたる。鬼教官として怖れられており、新生レガルド小隊のお目付け役的存在。ブレッドが上級任官試験を受けた時の試験官でもある。融通のきかない性格で曲がったことが大嫌い。 リーネ・フォルテ 声:大浦冬華 15歳女性。シード・ラボの責任者に任命された天才少女で、兵器開発のスペシャリスト。レガルド小隊によってもたらされたデータを基に、新兵器の改良、開発を行っている。かつて科学者だった父を実験中の事故で失ったことから、安全性に関しては人一倍の執着を見せる。頑張り屋な性格だが年相応の一面を見せることも多く、ブレッドのことを「リーダー君」と呼ぶ。また、ヴァリム軍に寝返ったグロリアとは、互いに面識があるようだ。 以下は漫画L'HISTOIRE DE PAPILLONの登場人物。2作目にも登場する。 パピオン・クロウディア 声:谷内友美 女性。ロイナーデ小隊のPFパイロットで、階級は少尉。故国クロウディアの姫君で、国を滅ぼしたヴァリムに憎悪を抱いていたが、ラヴィスとの出会いによって彼女の中で何かが変わったようである。性格は直情径行で、とにかく一生懸命。また可愛い服やものに目がない。軍服はオーダーメイドであり、巨大な猫(?)のぬいぐるみ「くにまつ」をこよなく愛する。隊内での愛称は「パピィ」。かつて自分を救ってくれた機体Jフェニックスに憧れている。 ロイナーデ・クリスタ 声:木村亜希子 女性。ロイナーデ小隊の隊長兼オペレーターで、階級は大尉。がさつな言動やビールを飲みながら指揮するなど、平時の態度はおよそ隊長らしからぬものがあるが、締めるところはきちんと締めるケジメを持っている。かつてはJフェニックスを駆る一流パイロットで、戦傷がもとで現在は一線から退いた。なお、本名はロメライと言い、ヴァリム軍のラヴィス・クリスタの実妹である。生まれはヴァリムだが、戦争の激化を機にミラムーンに亡命。その後アルサレア軍に参加した。隊内では「ロイ姉」の愛称で呼ばれる。 モミジ・タチバナ 声:須加みき 女性。ロイナーデ小隊のPFパイロット兼チーフメカニック。階級は少尉。砲撃戦仕様の機体で、隊をサポートする。機械いじりが好きで、整備の腕も的確。おっとり気味で引っ込み思案な性格だが、隊の足を引っ張らないように頑張る根気強さを持っている。なお、パピオンとは士官学校時代からの友人。機械に関すること以外は取り柄がないと思っており、兵士にも向いていないという自覚はあるが、この戦火の中で誰かのために何かをしたいと決意してパイロットに志願した。 フィアナ・フィン 声:水野理紗 女性。ロイナーデ小隊のPFパイロットで、階級は中尉。見目麗しい容姿とは裏腹に武芸の達人であり、白兵戦仕様の機体で隊のフォワードを務める。古の武神伝承を受け継ぐ部族に生まれ、戦御子として育てられた。その身体には戦いの女神マーナの力を宿すという紋様が刻まれている。しかしヴァリムの侵攻により部族は全滅し、アルサレアに身を寄せた。男ばかりの中で育ったせいか可愛いものを好む傾向があり、特にパピオンに対する偏愛ぶりは隊外でも有名。礼儀正しい性格だが、ややヒステリックな一面もある。 ユキ・タチバナ 男性。ロイナーデ小隊唯一の男で、モミジの弟。PFパイロット兼コ・メカニックの少尉。電子兵装装備の機体で隊のバックアップを務める。姉同様のおっとりした性格で、技術分野の知識も確か。ひたすらに姉思いの優しい少年。しかし、実は隊の中でも一番のしっかり者であり、時に参謀の役割を果たすこともある。ロイナーデ小隊の中で唯一『Jフェニックス2』に登場しなかったキャラクター。
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完全規格パンツァーフレーム J-ファー - 聖暦19年にアルサレアで開発された、世界初の二足歩行型兵器パンツァーフレーム(PF)。形式番号はAPF-003。フレームに高い互換性を有し、規格統一された後継機とのフレームの交換が可能となっている。主に一般兵士用であり、目を見張るような性能はないものの、扱いやすさと量産性から長くアルサレア軍で使用されている。この機体のアームフレームはコバルト小隊篇まで、腕を振る速さが最も速いアームフレームであった。 J-ファーカスタム - J-ファーのチューンナップ機で、主に指揮官クラスが搭乗する。聖暦20年に正式配備された。形式番号はAPF-003C。最大出力が25%向上し、頭部に指揮用の通信装置が追加装備されている。クセがなく扱いやすい機体として、兵士の間では人気が高い。本編でグレンリーダーが最初に乗る機体。 アルサレアGS - アルサレアの指導者であるグレン将軍の専用機として開発された。形式番号はAPF-00X。他のPFと違い、ただ1機しか存在しない機体。アルサレア軍の旗印として戦場にその名を轟かせた。烏帽子型の頭部が特徴。この機体は序章編クリア後のデータをコンバートしないと、本編では入手不可能である。 J-キャノン - J-ファーの強化を目的とした「フィール計画」により、アルサレアの第6研究所で開発された支援砲撃型PF。形式番号はAPF-004。機動性を失うことなく移動砲座としても使用が可能な「機動砲座」として設計された。旋回性の高い脚部や、防御力に優れた腕部フレームなど、カスタマイズ上でも非常に有用なパーツを持った機体である。 J-グラップラー - J-キャノンと同じく「フィール計画」で開発された格闘戦用のPF。形式番号はAPF-004Gで、旋回性や機動性に長ける。本編のアルサレアの規格PFでは最も高い攻撃力を誇る腕部フレームを所有し、本編では近接戦闘型PFをカスタマイズする上で外せないパーツとなっていた。 J-フェニックス - ゲームのタイトルにもなっているPFで、いわゆる主人公機。アルサレアの正義の象徴と呼ばれ、この機体を与えられた者はエースパイロットと見なされるようだ。形式番号はAPF-005で、ウイングパーツの性能を最大限に引き出すため開発された。アルサレアのPFとしては第二世代型として分類される初の機体でもある。ジャンプの反応速度、滞空時間、高機動性が売りで、空中戦闘においては他機の追随を許さない。 J-ブラスター - 形式番号はAPF-005L。J-フェニックスの持つ高いスペックを、そのまま陸戦仕様に振り替えた機体で、長大なビーム砲「バスターランチャー」は絶大な火力を有する。レッグフレームの開発には、ヴァリム軍PFのタルカスから得られた分析データが使用されている。ヴァリム軍からは「破壊神」の異名で呼ばれる。 J-アームド - 形式番号はAPF-010X。アルサレア戦役中に開発された試作機で、聖暦24年に量産試験段階に入った。メインフレームに内蔵兵器を搭載した初のPF。一度「双子の悪魔」によって強奪されてしまうが、グレン小隊の活躍で奪還に成功した。特徴は胸部に内蔵された光学兵器コア・バスターで、PFの所有する火器の中でも非常に高い攻撃力を持つ。 J-メガバスター - 形式番号はAPF-015。強大な防御力と遠距離支援を目的に開発された。頭部に内蔵された光学兵器メガバスターは、J-アームドのコア・バスターを超える出力を誇る。胸部内蔵のハイドロブラストは2発しか発射できないが圧倒的な攻撃力を誇る。低下した機動性を補うため、瞬間移動のハイパーモードを使用することが可能。この機体のレッグフレームは、ほとんどジャンプができない。 J-ファーバルカン - 形式番号はAPF-003V。J-アームドの開発過程で生まれた試作型PFである。ヘッドフレームとメインフレームにはバルカンを内蔵し、超低速上昇機構を導入したレッグフレームを持つ。非常に試験的な試みの多い機体。しかし空中における旋回性能が劣悪な為、扱いづらいものの、レッグフレームの防御力は高い。 J-カイザー - 形式番号はAPF-021-G。Gエリアの過酷な環境に対応するため生まれたPFの第1号機で、コバルトリーダーが搭乗する。情報収集を目的とし、センサー類が強化されている。J-ファーカスタム並にクセは少ないが、売りとなる要素も少ない機体。 J-ポールヴェア - 形式番号はAPF-023-G。コバルト小隊が集めたデータを基に開発された極地戦用PF。HPが少ないものの総合的な耐久力はJ-アームドに次ぐほど。両腕のハンドMLRSにより圧倒的な火力を誇る。頭部に特殊レーザー「コールドゼリー」、胸部にバルカンを内蔵しており持久戦にも優れている。この機体のアームフレームのパンチ力はJ-グラップラーのパンチ力を超え、ヴァリム軍のPFラセツに次ぐ威力である。 J-ファー量産型 - 形式番号はAPF-003F。J-ファーをベースに低コスト化を目指して再設計された。Fは量産型の略称。最前線よりも要地防衛のために使用されることが多く、性能もそれほど高くはない。 J-ドラグーンS J-ドラグーン陸戦型 J-アイン J-バビロス J-ランチャー J-ヴェルタル J-ナイト J-シューター 202特務小隊機 プロトタイプPF カスタムパンツァーフレーム J-ファーD型 J-ファーF型 J-ファーカスタム支援型 J-グラップラーT 極地戦用試作7式 ナイトヴェア ミスティー ツインファング コルドハンター J-メガバスター極地戦支援型 - J-メガバスターのバリエーション機。コバルト小隊篇で自軍CPUの機体として登場するが、この機体と共に出撃するとヌエ局地戦型になってしまうバグがある。
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