アルサラスの一派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/30 23:57 UTC 版)
「アルサラスの贖罪」の記事における「アルサラスの一派」の解説
アルサラス(Althalus) 幸運に取り付かれた凄腕の泥棒(本人は「所有権の移譲」に係わる商売という言い方を好む)。手先が器用で頭の回転はさらに良い。失敗が無いわけではないが、そうなってもすぐにツキを取り戻してきた。 度重なる不運に見舞われ、それを好転させるきっかけになればとゲンドの依頼を引き受ける。依頼通り「世界の果ての家」に至って「本」(白の本)を手にし、人語を話す猫・エメラルドとともに通常の時間を越えて生きることになる。 「短剣」が彼に与えたメッセージは『探せ』。 エメラルド アルサラスが「世界の果ての家」で出会った人語を喋る黒い牝猫。アルサラスは彼女を、瞳の色からとって 「エメラルド」(またはエミー、エム)と呼ぶことにした。本人曰く、ずっと猫の姿をしていたわけではないらしい。以後、アルサラスの傍らで「本」の使い方を指導するようになる。 エリア(Eliar) アルム国の若き傭兵。「世界の果ての家」からいかなる場所、いかなる時間へも通じるドアや窓を開く能力を持つ。「短剣」が彼に与えたメッセージは『導け』。 アンディーヌ(Andine) トレボリー国の都市国家オッソスを治めることになった若く美しい女領主(アリャ)。「短剣」が彼女に与えたメッセージは『従え』。 ベイド(Bheid) メディオ国でデイウォスを崇める黒衣派の神官。「短剣」が彼に与えたメッセージは『照らせ』。 ゲール(Gher) ヒュール国の浮浪児。アルサラス以上の頭の回転を見せることもあり、時間と空間の関係など高次の概念を直観的に理解することができる。「短剣」が彼に与えたメッセージは『惑わせ』。 レイサ(Leitha) クウェイロン国で魔女と呼ばれ、火あぶりにされるところを救出された若い女性。他人の思考を聞く能力がある。「短剣」が彼に与えたメッセージは『聴け』。
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