車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:56 UTC 版)
現在、日本のほとんど全ての路線バスは、大型自動車第二種運転免許を持った運転手一人だけが乗務するワンマン運転のいわゆるワンマンバスとして運行されている(ただし、車両の回送や試運転等で旅客運送を伴わない場合は、第一種運転免許で運転することができる)。1970年代前半頃までは、運賃の収受やドアの開閉、踏切などでの安全確認やバックの際の誘導などを行う車掌が乗車するツーマンであったが、人件費節減のため、1980年代にはほとんどワンマン運行になった。そのため、現在の路線バス用車両は基本的にワンマン仕様で車掌用設備は省略されている。 日本の路線バスの車両の多くは、車両左側の前方および中間の2ヶ所にドアが設けられていることが多い。地域や事業者、路線によっては前方と後方の2ヶ所にドアが設けられている車両(一部の都市)、前方1ヶ所だけドアが設けられている車両(主に地方部)、前方・中間・後方の3ヶ所にドアが設けられている車両(大都市の一部事業者)もある。しかし、いわゆるバリアフリーへの対応で、近年ではノンステップやワンステップ車両が導入されるようになり、構造の関係から前方と中間の2ヶ所にドアがある形態に集約されつつある。 2021年現在新型コロナウイルス感染拡大防止観点から各バス事業者ごとに異なるが最前列が利用不可となってるところもある。 東急バス前中2扉バス 京阪京都交通前後2扉バス 箱根登山バス前扉バス 都営バス前中後3扉バス 前方ドアは運転席の脇にあり、前方ドアを利用する乗降時に運賃の精算がなされるため、精算機(運賃箱)が置かれていることが一般的である。 座席は多くの席が進行方向に向いているが、車両左側の前後のドアの間の座席(多くは優先座席)は側面を向いていることも多い。乗客数が特に多い路線ではほとんどの座席を横向きに設置し、乗車定員を増加させていることもある。 「日本のバスの座席」も参照 かつては路面と客室の間に大きな段差があり、車椅子や高齢者の利用に難があったが、近年になって車体や設備の改善も進み、車椅子のリフトアップが出来たり、乗降時に空気圧を利用して車体が下がる仕組みを備えたり、ノンステップバスのように客室の床面を低くし、車体前方・中央(ごく一部は後方も)の入り口部分に床面との段差をなくして乗り降りを楽にしたバスも増えるなど、バリアフリー化が進んでいる。しかし、路線環境などにより車椅子での乗降を断る運転手や事業者も少なくない。なお、バス事業者が正当な理由なく車椅子利用者等の障害者の乗車を拒否した場合、2016年4月1日に施行された障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律で禁止される「障害を理由とした不当な差別」とみなされる可能性がある。加えて事業者が公営バス等の場合は、同法にて行政機関に対する法的義務(民間事業者は努力義務)として課せられた合理的配慮の提供を怠ったとみなされる可能性もある。 かつては古くなった観光バス車両に方向幕や運賃表示器・運賃箱などの路線バス用の機器を取り付けて路線バスに転用する例が多かったが、観光バスのハイデッカー化や路線バスのバリアフリー化により、このような改造例は少なくなっている。近年では2012年(平成24年)3月16日をもって運行終了した京都市交通局の定期観光バスに使用していた車両を、水族館シャトル(京都駅前~梅小路公園間アクセス路線)に用いた例がある。 昭和自動車前面・側面に方向幕を設置 サンデン交通前面に方向幕を設置、側面中央部に乗車用ドアを設置(増設)
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 07:10 UTC 版)
親会社である越後交通に準じた車両が使用されている。4メーカー製の車両を保有している。かつては越後交通から継承された車両がほとんどであったが、2010年代以降は東急バスを中心に全国各地のあらゆるバス会社から中古車両を購入しており、北恵那交通など南越後観光バスにしか中古導入されなかった車両も目立つ。ノンステップ車を含む低床車の導入も進んでいる。 カラーリングは銀色地に赤帯の越後交通色のほか、ハイライトカラーと呼ばれる白地に青系の模様を配した車両も若干在籍している。 なお、前者の場合、赤帯部に金色の文字で「南越後観光」と社名が入るが、越後交通本体から移籍してきた車両の一部には本来「越後交通」と書いてあったものに「南」の文字のみ付け加えた「南越後交通」となっている車両も存在する。また、側面に「M.E.K.K.」と大きく略称を表示しているものもある。 以前は運賃表示器に、旧式の紙製の料金表を使用した旧式の車内の運賃表示器が日本国内で最後まで使われていたが、消費税増税による運賃改定が大きく影響してデジタル式運賃表への交換が進み、平成20年代後半になって全廃された。
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 06:51 UTC 版)
ATS-P、ATS-SN、ATC-6といった複数の保安装置を搭載し、様々な路線・状況での試験が可能となっている。また、空気ばね車体傾斜機構の試験のため、車高を抑え、重心を下げるための錘を積んでいる。 しかしATACSは搭載されておらず、埼京線の池袋駅ー大宮駅間がATC-6からATACSに変更されたため当車両は同区間に入線できない。
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 00:56 UTC 版)
「小田急電鉄の鉄道車両」の記事における「車両の特徴」の解説
「小田急ロマンスカー#車両の特徴」も参照 1948年の小田急の分離発足時に取締役兼運輸担当として就任した山本利三郎は、戦前に国鉄東京鉄道管理局で列車部長という役職についており、車両技術については当時としては先進的な考えを持っていた。小田急の車両の特徴の中には、山本の考え方がそのまま引き継がれているケースも存在する。
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 00:04 UTC 版)
一般的に二輪駆動であり、一般的なフォークリフトとおなじ「後輪操舵式」である。外観上はホイールローダーと似ているが(四輪、バケットがある)、四輪駆動かつ中折れ式操舵のホイールローダーとは操作時の挙動や感覚が異なる。砂利や砂の荷役に使われることが多い。
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 23:28 UTC 版)
車体はベージュ、窓周りは黒~茶系をベースにオレンジのラインといった塗装を纏う。このカラーリングは30年ほど基本的なスタイルとして続いているが、1987年購入の車両より現在の車両前面に車両メーカーエンブレムの代わりにセンター部分にエンブレム形の社章、側面には前部にローマ字で「HIROKO」、後部にひらがなで「ひろこう」、リア部のオレンジライン上部に車名のフルネーム「広島交通」若しくは略名「広交」の文字が入れられたものとなっている(在来車についても順次に塗り替えられている)。しかし近年導入した中古車や新車、また車両整備によって化粧直しを行った車両では車両前部の社章がエンブレム式からステッカー式に変更されている。 中~長距離路線が多いことから純正車両については車両仕様のグレードが高いのが大きな特徴で、オリジナルのハイバックシートに、座席配置は床段上げ式、さらに1992年式までについてはサブエンジン式冷房が採用されている(1995年式以降はエンジン直結式冷房へ変更、中古車についても全車両が直結式である)。サスペンションについても一部の中古車と1993年購入の中型車を除き、エアサスペンション(空気ばね)である。中古車両については、方向幕のLED化と塗装変更、液晶式運賃表への交換のほか、床面張替や一部では座席を広交オリジナル仕様に交換するなど手直しが施されてから運用入りしている。サスペンションについては一部を除きリーフ式サスペンションを用いるため若干乗り心地は劣る。 導入する車両のホイールベースは特例を除き一般的に1999年購入車まで長尺、以降標準尺となっている。しかし緑井営業所については管轄する路線に狭隘地点を走行する路線があるため、大型短尺車のみに設定して運行する路線を設けられ、同営業所向けには大型短尺車も購入されている。近年中古車両で大型短尺車が購入されている例もあるが、これは短尺設定路線とは関連ない営業所へも配置されている。また、1999年以前についても特例として、過去存在した三段峡線用の長距離仕様車が標準尺として導入されている。交通バリアフリー法に対応した車両は遅れながら2002年に初めて8台が導入され緑井営業所に配置、毘沙門台系統を主に運行を開始した。その後高陽営業所へも順次導入され、2012年に新車が勝木・大林両営業所へ配属されたことにより、全営業所にバリアフリー対応車が在籍することとなった。しかし、それらはいずれもワンステップ車両であり、中古車両ではしばらくの間従来のツーステップバスが導入されていた。2013年に中古で三菱ふそう・エアロスターノンステップ車2台を購入、これが広交で初めてのノンステップバスとなった。また、近年導入されたいすゞ・エルガのモデルチェンジでワンステップ車の設定が廃止されたことから、新車でもノンステップ車両が導入されている。2020年には、日野・ポンチョを導入し、広交本体では初の小型ノンステップ車かつ日野自動車製車両となった。2台導入された内,1台はアルミホイール装着で珍しい存在である。(写真あり)↘️
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 06:49 UTC 版)
車掌車は基本的に二軸車で、車内には事務机・長椅子・だるまストーブ・ストーブ用石炭置き場(ヨ8000形は当初より石油ストーブ)・ヨ8000形はトイレも設置。床下に車内灯・尾灯用の車軸発電機・蓄電池を搭載していた。二軸緩急車を含め、後年石油ストーブ搭載に改装されたものも多く、識別のためデッキ妻板および車側に白帯を表示していた。コキフは当初より石油ストーブを搭載していたため、白帯塗装はない。一般的な二軸貨車の最高速度は75 km/h(旧型形式は65 km/h)であったのに対し、後期の車掌車は貨物を積載しないことから板バネを柔らかいものとして最高速度を85 km/hとし、急行貨物(後のコンテナ車や車運車で組成された直行貨物)列車に連結されることもあった。 国鉄およびJRの形式称号の用途記号では「ヨ」である。長い貨車の列の最後尾にぶら下がっているような姿から愛嬌があり、落語における与太郎を思わせることから、記号と掛けて「ヨ太郎」と親しまれた。石油ストーブが整備される前の時代には部内で「寒泣車」とも呼ばれた。
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 03:33 UTC 版)
一般路線車では長らく西日本車体工業製の車体を主に採用していた。塗装は緑の濃淡のツートンカラーで、側面にブラックレター(テクストゥール)書体で「Kongō Bus」の表記が入る。 かつての前後扉のツーステップバスでは、前面と同じ大きさの方向幕を側面にも設置して運転区間を大きく表示する代わりに、後面には方向幕を設けないというのが大きな特徴であった。2003年よりワンステップバスが導入されて以降はLED式行先表示器となり、側面の表示器のサイズは縮小(代わりに主な経由地も表示)、そして後面にも表示器が取り付けられた。ツーステップバスは2010年の新車導入によってすべて運用離脱、それから10年以上新車は導入されていない。廃車となったツーステップバスの一部は当時の京都交通(亀岡)に譲渡された。 初期のワンステップバスでは三方シート(他社では東急バスの400番台 - 600番台までの長尺ワンステップ車などに存在)が採用されたり、そのほかツーステップバスから引き継がれた銀サッシ窓やサイドモール、側面表示器下の引き違い窓といった特徴的な仕様も見られる。MFBM車体のエアロスターおよびスペースランナーAでは、セーフティウィンドウが省略されている。
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 02:54 UTC 版)
前面は下部に排障器(スカート)が装着され、窓および種別・行先表示器の周りが黒く縁取られた。側面は従来車では省略されていた戸袋窓が復活し、客室側窓は天地寸法を拡大した一枚下降窓となり、落成時から行先表示器が設けられた。また、ドアエンジンを低騒音のものへ変更している。 製造時期によって仕様が異なり、大別すると前期形、中期形、後期形の3タイプとなる。 前期形(2501編成 - 2529編成、2051編成 - 2057編成、2451編成・2453編成)は側扉窓と戸袋窓が角の丸い小型で、製造当初ではドア付近のつり革が増設されていなかったため、更新工事において随時増設されている。この中で最初期の2501編成 - 2519編成、2051編成、2451編成は前面の貫通扉窓も小型とされた。 中期形(2531編成 - 2545編成、2059編成 - 2067編成)は側扉窓が角ばった大型、戸袋窓が角の丸い大型となった。 後期形(2047編成・2049編成・2055編成・2069編成 - 2097編成、2455編成 - 2465編成)は側扉窓が角の丸い小型に戻り、戸袋窓が角の丸い大型となっていて、このタイプは全車両の補助電源装置が静止形インバータ (SIV) となり、ドアエンジンは4000系で採用された従来と同じ空気式ではあるが、客室床上の座席内部に搭載するタイプからドア上部の鴨居部に搭載するDP45ST形に変更され、開閉動作にも違いが見られる。2055編成・2097編成はベンチレーターがステンレス製になっている。2097編成の一部車両(モハ2197・モハ2198)は、三菱電機製のGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御とされた。
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:52 UTC 版)
「日本への自動車の渡来」の記事における「車両の特徴」の解説
画像提供依頼:トヨタ博物館所蔵の模型もしくは形式が近いとされているドイツ博物館所蔵の1897年製パナール・ルヴァッソールの画像提供をお願いします。(2020年12月) パナール・ルヴァッソールの車両そのものについては下記のことが判明している。 1897年式、型式はメール・フェートン型(Mail Phaeton Shape)で、車種は不明。 パナール・ルヴァッソール社から1897年11月8日に「日本」を仕向け先として納車された車両だということが有力視されている。 ガソリンエンジンを搭載し、6リットルの石油瓦斯(おそらくガソリンの意)で12時間の走行が可能。速度は時速8マイル(13㎞)、15マイル(24㎞)、20マイル(32㎞)に変更可能。坂は12分の1までの勾配は難なく上ることができる。上記の1897年11月8日に納品された車両の場合、エンジンタイプは「M2E」で、エンジンの製造番号は「941」。M2E型エンジンの諸元から、水冷直列2気筒、1,206㏄, 4HP/700rpmという仕様が推定されている。 操舵装置はティラー(英語版)・ハンドル。 タイヤは空気入りタイヤ(ニューマチックタイヤ)もしくはソリッドタイヤ
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 04:27 UTC 版)
デザイン 落ち着いた色調のグレーで、ダウンチューブ・アップハンドル・前カゴ付きと、日本の軽快車を思わせる構成になっている。有名デザイナーであるパトリック・ジュアンの手によるデザインである。 車体・フレーム 屋外に配備され不特定多数の市民が利用することから、比較的丈夫で、総重量約22kgという重いものになっている。サドルはレバーで簡単に調節できるようになっている。チェーンなど故障しやすい部分の周囲はガードで覆われている。 ブレーキ ハンドルにブレーキが付けられている。なおオランダ式と呼ばれる、ペダルを逆に漕ぐことでブレーキをかけるタイプではない。 変速 坂道が多いパリの街に対応するため、3段変速のギアが付けられている。なお、この変速機は日本の自転車部品製造メーカーのシマノが製造したものである。 安全対策 安全な夜間運転のため、前後には自動的に点灯する安全灯、車輪には反射板が取り付けられている。前カゴには駐輪用のワイヤーケーブルが取り付けられていて、フレーム下部の穴に直接挿入することで鍵が引き抜ける方式になっている(鍵を再び鍵穴に挿入し時計方向に30°回すとワイヤーが抜ける)。ハンドル部分には、前述のホットラインサービスの電話番号や、使用上の注意点などが書かれている。フランスでは珍しい前カゴタイプとなっているのは、後ろに荷台を取り付けると、二人乗り運転を助長する恐れがあったためである。
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/08 17:50 UTC 版)
シャシーの製造元にはロータス、クーパー、ブラバム、BRM、フェラーリといったF1コンストラクターが連ねた。既製のF1・F2マシンをモディファイにしたものが多く、ワークスの使用後はプライベーターに放出された。他にも、エルフィン、ミルドレン、マクレーといったローカルコンストラクターが参戦していた。 エンジンは1961年にF1で1.5リッターエンジン規定が導入されてから余剰となっていたクライマックス・FPFエンジン(2.5リッター直4)が多用された。フェラーリやBRMはF1用1.5リッターエンジンのサイズを拡大して使用した。 F1で1966年より3リッター規定が導入された直後はエンジンの準備が遅れていたため、暫定的にタスマン用のエンジンを搭載するF1マシンもあった。1968年、コスワースはF1用に開発したDFVエンジンをショートストローク化したDFWエンジンを投入した。地元のレプコはブラバムとのジョイントでF1を制したのと同じく、ビュイック (GM) をベースにしたタスマン用V8エンジンを開発した。 F5000時代にはマクラーレン、サーティース、ローラ、シェブロンといったコンストラクターが量販シャシーを供給した。 搭載される5リッターエンジンはシボレーの市販型OHVV8エンジン(ストックブロック)が多用された。レプコはホールデン (GM) をベースにしたレプコ-ホールデンV8エンジンを供給した。
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車両の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/22 04:34 UTC 版)
一般的に二輪駆動であり、後輪操舵である。ショベルローダーにパワーショベル、バケットの代わりにフォークをつけたものである。中には四輪駆動のものも存在する。後輪操舵ゆえ、前進中曲がると外輪差が発生する。日本ではJIS D 6201:2017のフォークリフトトラックの定義中の「フォークなどを上下させるマストを備えた」に該当しないので、法的にフォークリフト扱いされない。
※この「車両の特徴」の解説は、「フォークローダー」の解説の一部です。
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