運賃改定
別名:鉄道運賃改定
鉄道をはじめとする公共交通機関の運賃を改定すること。2013年5月現在、JR東日本と首都圏の大手私鉄各社は10円刻みで運賃を定めているが、ICカード使用時のみ運賃を1円刻みに変更することが検討されている。
2014年に予定されている消費税増税に伴い、増税分を運賃に正確に反映することが目的とされている。また、首都圏で鉄道を使用する場合、JR→東京メトロ→JRと乗り継ぐと、ICカードの使用と切符の購入で運賃が異なる「二重運賃」の解決も目指している。
しかし、2013年5月現在使用されている券売機では1円刻みの対応ができないため、運賃改定後にも切符とICカードの間での運賃の格差が生じることが懸念されている。
関連サイト:
JR東日本:ICカード運賃「1円刻み」検討 - 毎日新聞
運賃改定
運賃改定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:43 UTC 版)
営業区域内の7割以上のタクシーが値上げ(値下げ)申請すると、国土交通省はその審議に入る。特に東京地方では、物価安定審議会を開催し、値段の妥当性を審議をする。 東京地区運賃値上げ 東京地区においては、2007年(平成19年)12月3日に、初乗り運賃が2kmが660円から710円へ運賃改定が行われた。マスメディア報道では「値上げ」だけが強調されたが、午後11時以降に乗車する利用では、反対に1割値下げとなった。これは深夜割増の適用時間帯・割増率が「午後11時以降3割増し」から「午後10時以降2割増し」になったからである。なお、このときに中型と小型の区分は廃止された。 2014年(平成26年)4月1日には、消費税増税に伴い、初乗り運賃が730円に改訂された。 さらに2017年(平成29年)1月30日に、初乗り運賃の組み替えが行われ、初乗りが1,052メートルに短縮され、初乗り運賃が410円に改定された。加算幅も従前の280mもしくは105秒で90円から、237mもしくは90秒で80円に変わり、2kmから6km程度であれば据え置きであるが、2km未満であれば値下がり、6km以上の利用では逆に値上がりとなった。 2019年(令和元年)10月1日にさらなる消費税増税により初乗り運賃が420円に改定。加算幅は233mもしくは85秒で80円。 新潟地区における価格カルテル問題 新潟県では、同県内のタクシー事業者25社が、2009年から価格カルテルを結んで運賃を値上げしていたなどと公正取引委員会から認定され、課徴金納付命令と排除措置命令を受けた。
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