車両の概要とその変遷
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山陽新幹線における運行車両の変遷は以下の通り。 1987年(昭和62年)までの国鉄時代は、0系のみによる運行の期間が長く、編成両数も16両でほぼ固定されていた。その後、国鉄が民営化され、東海道新幹線をJR東海、山陽新幹線をJR西日本へと分割されると、山陽新幹線独自の車両開発と編成が展開された。ひとつは高速化であり、300 km/hの高速運転を可能とした500系はその代表例である。また、輸送需要に特化した編成が組まれ、4両・6両・8両など東海道新幹線では見られない短編成化も進められた。16両編成・座席数1323席を絶対とする東海道新幹線との直通運転車両も含め、多種多様な形式・編成が運行される形となっている。500系は例外的に座席数や配置が300系や700系以降の車両と異なるが、300系以降の東海道新幹線直通車両は、列車の運用(代走しても座席は同じになるようになっている)の関係もあり原則N700Sにいたるまで座席数と配置は一定になるよう設計されている。 なお、2012年春には100系・300系が運用を終了したため、以来山陽新幹線を走行するすべての旅客用車両が最高速度285 km/h以上対応となっている。 表 - 山陽新幹線における歴代車両の変遷形式営業最高速度1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代 備考0系 220 km/h* 1972年 - 2008年 *1986年まで210 km/h 100系 220 km/h* 1985年 - 2012年 *一部 230 km/h 300系 270 km/h 1993年 - 2012年 500系 300 km/h* 1997年 - *8両編成は285 km/h 700系 285 km/h 1999年 - N700系 300 km/h 2007年 - 2016年 2016年までに全車N700Aに改造 N700A 300 km/h 2013年 - N700S 300 km/h 2020年 - 運行事業者国鉄(1972年 - 1987年) JR西日本(1987年 - )
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車両の概要とその変遷
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「東海道新幹線」の記事における「車両の概要とその変遷」の解説
東海道新幹線における運行車両の変遷を以下に示す。 表 - 東海道新幹線における歴代車両の変遷形式営業最高速度1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代 備考 0系 220 km/h* 1964年 - 1999年 *1986年まで210 km/h 100系 220 km/h 1985年 - 2003年 V編成のみ230km/h 300系 270 km/h 1992年 - 2012年 500系 270 km/h 1997年 - 2010年 700系 270 km/h 1999年 - 2020年 N700系 270 km/h 2007年 - 2016年 2016年までに全車N700Aに改造 N700A 285 km/h* 2013年 - *2015年まで270 km/h N700S 285 km/h 2020年 - 運行事業者国鉄(1964年 - 1987年) JR東海(1987年 - )
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