環境省・自然環境局・超自然災害対策室
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「喰霊」の記事における「環境省・自然環境局・超自然災害対策室」の解説
弐村 剣輔(にむら けんすけ) 声 - 白石稔 本作の主人公。ルックスは整っているが、霊が視える体質なため幼少時からまともな人付き合いができなかった高校生。ある日、霊から追われて逃げている最中に神楽と出会い、その一件をきっかけに対策室の新人バイトとなる。神楽からは「剣ちゃん」と呼ばれる。物語が進むにつれて神楽に恋心を抱くようになり、命を賭して白叡を受け継ぐだけという土宮家の宿命に疑問を持つようになる。早い段階から神楽とは相思相愛であったが、様々な事情で想いを伝えられていない。 家族構成は父、母、姉。姉と二人暮らしで、剣術家の両親はイタリアで道場を開いている。剣道部に所属しているが、幽霊部員である。カナヅチのため泳げない。また、後半で目覚めた『霊力の吸収』を使うと何故か十円ハゲができてしまう。 性格は至って冷静で、懐に入られると弱い神楽をうまくフォローし、神楽の単独行動グセを抑えている。霊を見た時いつもすぐに殴ってしまうなど乱暴で短気な性格に見えるが、神楽が悩んでいる時に彼女を優しく抱くといった一面もある。護身用に剣道をやっていたため、武器は退魔刀舞蹴拾弐號を使っていたが、天狗との戦いで折ってしまった。その後は打杯28號を、舞蹴レボリューション完成後はそれも使っている。最初の謎の闇の獣の襲撃で右目を傷つけられ、目の手術以降は眼帯をつけることになった。殆ど視力を失ったものの失明は免れ、傷跡だけが痛々しく残っている。 黄泉によって身体の中に殺生石を埋め込まれてしまい、驚異的な再生能力と霊力を得るも制御しきれず、後に土宮家の封印儀式で悪霊化の進行だけは食い止められた。石は取り除くこともできず妖力を常に垂れ流すため、以前より多くの霊が纏わり付くようになった。その後も体の中に埋まっている殺生石を呪禁道に狙われ、玉藻'Sガーデンで刹那に殺生石を奪われ死亡するが、九尾の力を得た神楽によって救命された。その後、暴走した神楽を止めるべく彼女の下へと向かい、舞蹴レボリューションの真の力を発揮して神楽を救った。 九尾との戦いが終わって以降は友人達と無料の心霊コンサルタントを開くなど平穏な日常を取り戻していたが、黄泉と奈落にまつわる争いに再び巻き込まれる事となる。神楽に世界の存亡が懸かっている事に怯えもしたが、彼女を守りたい一心で自身の『霊力の吸収』という真の能力に覚醒し、巨大化した麒麟を消滅させた。また、彼のまっすぐな言葉は黄泉に心を取り戻させている。 全てが終わった後は正式に心霊庁の職員になったらしく、黄泉と紀之の霊に見張られているせいで神楽とデートもできない状況に愚痴をこぼしながら、最終的に同棲を申し出た。『-零-』では、最終回の終盤(コミックでのプロローグ部分にあたるシーン)のみ登場。 読み切りでは、今のような髪型ではなくモジャモジャとした髪型である。 土宮 神楽(つちみや かぐら) 声 - 茅原実里 本作のヒロイン。誕生日は3月22日。黒髪でスレンダーなスタイルの誰もが認める美少女。古来より霊的守護をしてきた帝家の裏で荒事を任され、宿主を内から喰らい尽くす喰霊をその身に宿し常に最凶の敵を相手にさせられてきた呪われた家系である土宮家の28代当主。 身体に最強の霊獣・白叡が封印されていて、印を組み喰霊解放して戦う。幼き頃から退魔師として厳しい修行を続け、白叡の使役だけではなく、法術(不動明王の力を利用した火炎系)や体術もこなし、除霊もできる。白叡の力を抑えるために身につけている殺生石(封印処理済み)の影響で傷を負っても割と早く治る回復力を持つ。 同年代の友達がいなかったため、共感できそうな剣輔と友達となりたく彼の学校に転校してくる。物語が進むにつれて剣輔に恋心を抱くようになるも、恋に耐性が無い為に告白も空回りするなど、結局終盤までまともに想いを伝えられていない。 遠・中距離戦の彼女と近距離戦の剣輔とは相性がいいため、基本的に二人で組んでいる。左耳に殺生石のピアスを付けているため、黄泉が近くにいると共鳴し場所を知らせる。ゲーマーでたくさんのゲームを所持し、腕も立つ。大食いで、作中ではよく何かを食べており、弁当も自分で作っている。特にポッキーが好物で、霊との戦いの前は必ず食べる。剣輔には「こんな時によく食うよな」と不思議がられるが、本人曰く、食べないと気合が入らないらしい。 “不滅なる者”の件で白叡の封印を解きかけたため、その後遺症で白叡が暴走してしまったが、剣輔の激励もあり白叡を再び封印することに成功した。以降は霊力を補助するため殺生石を二つ身に付けることになる。 玉藻S'ガーデンでの刹那との戦いで悪霊化しながらも刹那に勝利し、剣輔を救うために九尾を継承する。しかしその後、九尾の破壊衝動に負け、東京を襲うが、剣輔達の活躍により心を取り戻し、九尾から解放され剣輔にキスをした。その後3週間の眠りから覚めた際、それまでの記憶を一切失ってしまったが、後に記憶を取り戻す。 泉に黄泉の魂が宿っている事を知って以降は彼女を守る為に逃避行するも、それが結果として自分達への攻撃と黄泉の覚醒を招いてしまった。土地神から自分が存在する本当の意味を知らされ、黄泉を倒さなければならない事に苦悩する。だが、剣輔の助けと愛の力で『霊力の吸収』能力に目覚める。戦いの中で白叡を失い自身は消滅の危機に晒されるも、剣輔とツイナとの協力で麒麟を撃破した。最後は欠けた魂を黄泉で補う事で彼女を殺さずに世界を救っている。 全てが終わってからは心霊庁の霊気圧リポーターとして活躍しており、背後霊のように黄泉が付き添っている為に剣輔と満足にデートもできない状況になっている。『-零-』では、当時中学2年生。年齢は14歳。身長は153cm。髪型ショートヘア。幼い頃は修行漬けの日々を送り、年齢に似つかないストイックな性格であった。退魔師の修行と使命しかなかった少女であったが、お務めで母親が亡くなり諫山家に引き取られる。その後黄泉や対策室のメンバー達と出会い、生活する中で年相応の明るく人懐っこくも芯が強い少女に成長していく。黄泉を本当の姉のように慕っていたが、三途河の暗躍により黄泉を殺害する事となる。 読み切り版では、コンタクトレンズをつけており、視力が0.02とかなり目は悪い。屠る際中にコンタクトレンズを落としてしまうということもあった。 諫山 黄泉(いさやま よみ) 声 - 水原薫 心霊業界で70人以上殺して悪霊となった元超災害対策室所属エージェント。神楽にとって姉代わりの存在だったが、後に仇となる。 土宮家の分家筋にあたる諫山家の頭首、諫山奈落の養女。身長は165cm。飯綱紀之とは親同士が決めた婚約者同士。母を亡くした10歳の神楽を引き取り、黄泉が世話役として法術や体術を教えた。宝刀「獅子王」とそれに宿る霊獣・鵺「乱紅蓮」を使役し、剣の道において神童と呼ばれたほどの実力者で、法術の才にも恵まれている。神楽がゲーム好きであるのは彼女の影響。 どういう手順か不明なものの殺生石により悪霊として復活したとされる。不滅なるものの復活を目論み、都内の霊脈に霊剣を刺すことでその流れを乱した。その後、自らの殺生石を分裂させ剣輔に埋め込んだ。神楽との戦いで、体の大半を失い、勝手に殺生石を分け与えた事を咎められて三途河に殺生石を奪われ、最期は飯綱に看取られて消えた。 その後は長らく登場しなかったが、自分と瓜二つの泉が九尾の狐が起こした災害に巻き込まれた際、その魂と融合する形で現世に復活を果たす。生前の「神楽を守りたい」という行動原理に基いて彼女と逃避行するも、それが原因で神楽を危険に遭わせてしまい、さらに自分が『滅亡プラン』の引き金である事、神楽がその対である事を知らされる。真実を知って以降は再び悪霊となり、世界を滅ぼす為に『滅亡プラン』を実行していたが、神楽の呼びかけで彼女の魂と融合し『滅亡プラン』を止めた。 全てが終わってからは、常に神楽と行動するようになっている。またその隣には悪霊となった際に同じ悪霊として蘇らせた飯綱がおり、生前に叶わなかった仲睦まじい時を過ごしている。『-零-』における主人公、誕生日は8月17日で、血液型はRh+のAB型。当時は高校2年生、17歳。過去に両親を悪霊に取り殺されてしまう。その際、悪霊を祓った諫山奈落に引き取られ諫山家の養女となる。優秀な退魔師へと成長し、対策室のエージェントとして所属し精力的に怨霊調伏を行い、対策室の主力メンバーに数えられるようになる。養父である諫山奈落を尊敬しており、身寄りの無い自分を引き取り育てくれたこと、諫山家に代々伝わる頭首の証である宝刀「獅子王」を授けてくれたことを感謝している。奈落の信頼と期待に応えるため、退魔師の使命と諫山家の宿命を果すこと、そして「神楽を守ること」を自分の存在意義としていたはずだったが、三途河の暗躍により神楽に殺害される事になる。 飯綱 紀之(いづな のりゆき) 声 - 高橋伸也 心霊業界の情報屋で、元・対策室のエージェント。長髪で、ニット帽を被っている。攻撃力は高くないが管狐を複数使役し情報採集や戦闘に使用する。また、紀之本人も法術や封印術に精通しており、豊富な知識と用途に応じた多彩な技術は高い実力をうかがわせる。本人曰く血筋のため、嗅覚が人並み優れている。三途河との戦いで目に毒を受けており、それ以来完全に視力を失っているも、管狐との連携でなんとかそれをカバーしている。 家は無く野宿生活を送っており、裏社会の人間に詐欺などの犯罪をしていることから、危ない筋の人から追われている。自他共に認める変態。岩端曰く「害虫」。黄泉とはかつて許婚で、神楽とも付き合いが古い。剣輔に対して、過去の自身と重ねて観ている所も多く、かつての自分と同じ思いをしてほしくないため、覚悟を促すなど色々世話を焼く。 四天王の一人、服部との戦いで殺害されてしまうが、その後内蔵の力で悪霊として復活。なおも黄泉を拒絶しようとする世界と敵対する。 全てが終わってからは成仏のタイミングを逃した事もあって普通の霊に戻り、黄泉達と仲睦まじく暮らしている。『-零-』では、当時現役の高校3年生。年齢は18歳。ニット帽は被っていない。黄泉とは犬猿の仲ではありつつも許婚の関係であった。次第に惹かれあっていったが、自分の目の前で一騎を殺害された後は対策室を抜け出す。最終回終盤直前までの性格は高校生離れした落ち着きのある立ち居振舞であったが、2年後には原作のような性格になっていた。 帝 京子(みかど きょうこ) 対策室のエージェント。式神使いで法術(帝釈天の力を利用した雷撃系)も使いこなす。室長の孫で清明を祖とする“土御門家”が母体の陰陽道本家の少女。眼鏡っ娘。人員不足の対策室の戦力強化のため京都から呼ばれ上京したことになっているが、他の理由があるらしい。 神楽を超えることを目標としているが、同時に尊敬もしていて、剣輔が神楽の中の白叡を消す提案をした際も協力を約束している。 年齢は剣輔と神楽より1歳年下。剣輔たちの学校に入学してくる。 峰不死子(みね ふじこ) 本名は帝富士子(みかど ふじこ)。対策室・室長。戦後対策室を立ち上げた人物。関西支部室長と夫婦だが別居している。帝京子の祖母で、複数の飛び道具を霊力により自在にコントロールして戦う。頭髪はなぜかカツラで、その中から武器(法輪)を取り出す。若い頃は美女であった。『-零-』ではシルエットと、最終回ラストの原作冒頭時点での室長として登場。『-零-』当時は神宮寺菖蒲に室長の地位を譲り引退していた。 岩端 晃司(いわはた こうじ) 声 - 稲田徹 対策室の現場責任者でベテランの退魔師。霊能力者としては下位の部類に入るらしいが戦闘経験豊富で、銃器系から手に装備するドリル式退魔具、アタッチメントドリルなど数々の退魔武器を扱う戦いのプロフェッショナル。陸上自衛隊を経てアメリカの傭兵会社に入社。戦場を転々としていたところを室長にスカウトされた元傭兵。最後にいた部隊は悪霊がらみで壊滅されたらしい。厳つい顔にモヒカンと髭に左側寄りに大きな十字の傷跡で、がたいがいい。そっち側の人であり、剣輔を狙っているような描写も見られる(よくその事をNG集でネタにされている)。紀之曰く「ホモ親父」。フルネームと顔の大きな十字傷の理由は『-零-』で判明。また幼い神楽に餞別として舞蹴拾弐號を与えたのも彼である。現在はかなり疎んでいるが当時は紀之も狙っていた発言がある。また、一騎に対しても「いいケツしてる」と評していた。 ナブー 声 - 若本規夫 アフリカのシャーマン。紛争で家族を亡くしその怒りから戦争に参加し、戦場で岩端に命を救われ対策室に誘われた。人並み以上の身体能力と、大型のライフルの形をした退魔具独鈷杵リボルバーを使用して戦う。 呪禁道との戦いで負傷し、死亡したと思われる。『-零-』では双子であった。兄弟まったく同じ風貌で見分けがつけられない。おまけに出身民族の風習で兄弟とも同じナブーと言う名前。会話は大抵「ナブー(は)○○」、「ナブーも○○」と順に話す(後者の方がややコミカルなニュアンスになっている)。終盤で一方が死傷したため、本編のナブーは生存したほうと推測できる。 桜庭 一騎(さくらば かずき) 声 - 白石稔 『-零-』のみに登場する。紀之の親友。性格が剣輔似の二枚目半な人物。 スーツケースの形をした退魔具、斗魅悪狩弐拾参號を用いている。神楽からは「一ちゃん(かずちゃん)」と呼ばれている。 バーでダーツをするのが趣味のようだが、成績はあまりよろしくない。紀之には黄泉を大事にしてやれと助言をしていた。悪霊化した黄泉により殺害される。 神宮寺 菖蒲(じんぐうじ あやめ) 声 - 相沢舞 『-零-』のみに登場する当時の対策室・室長。車椅子に座った美女。元室長の峰不死子の後を継ぎ対策室を監督している。片足にはガトリング砲を装備し、車椅子の車輪には刃物が仕込まれ、タイヤには退魔式の術式の紋様が刻まれている。独特の雰囲気を持ち、つかみ所のない性格で、親しい間柄の人間(霊獣も含むこともある)は基本的に「〜ちゃん」と呼んでいる。最後は黄泉に殺害されかかるも見逃され、幼児退行を起こした桐の保護者となっている。 二階堂 桐(にかいどう きり) 声 - 土谷麻貴 『-零-』のみに登場する。神宮寺菖蒲の秘書で愛称は「桐ちゃん」。21歳でクールビューティな風貌だが、性格は本人が気付かないうちに他人への気配りができるお茶目な人物である。「冷たくてやさしい人」とは神宮寺室長の弁。戦闘能力もあり、クナイとワイヤーを駆使した戦闘を得意とする。黄泉相手に善戦したように見えるも、全く通用せず重傷を負う。その後は戦いの後遺症か記憶を失って幼児退行を起こしてしまっている。 滝口 ツイナ(たきぐち ツイナ) 外伝『〜追儺の章〜』(本編の少し前)での主人公。恋で想いが昂ると、触れている人間や悪霊などから霊力を吸い出し、自分の力とできる特殊能力を持つ少女。この能力のせいで彼氏ができてもすぐに病院送りにしてしまっていたが、転入早々帝綜左衛門に恋をし、もっと親密になるために、紀之を師として、半年以上の対策室のバイトを経て、正式採用となった。飯綱から譲り受けた霊槍万寺巣(バンデラス)を使う。家族構成は父、母、弟だが、霊感があるのは彼女だけ。本編登場時には髪の毛が黒から赤に変わっている。 上記の通り、経歴が剣輔と酷似しており、霊力においても帝から彼と似ていると指摘されている。その理由は作中で明らかとなる。 年齢は剣輔と神楽より1歳年上。 本編にも登場し、綜左衛門を補佐するのみならず、剣輔や神楽達と共に戦うことになる。 帝 綜左衛門(みかど そうざえもん) 陰陽道本家の跡取り息子。帝京子の兄。関西支部次期室長候補。ツイナが転校した高校の生徒会長も務めている。朱悪津(シュワルツ)という頭が2つある戦国武将の霊を札に宿らせた式神を使う。中学生の時、戦闘中に自分のミスで両親を死なせてしまった過去から、当初は素人のツイナを巻き込むことに反対していたが、ツイナの成長に合わせ、少しずつツイナのことを認めていく。名前で呼ばれることが大嫌い。少々女が苦手な所もある。 本編終了後は心霊庁長官となり、ツイナにプロポーズしている。 帝 伊右衛門(みかど いえもん) 環境省超自然災害対策室関西支部長。本編及び『追儺の章』の双方に登場する。不死子の夫だが別居中であり、京子や綜左衛門の祖父でもある。 戦闘においては帝家の最強の式神である「十二神将」を使役する。 長老会 貴婦人風の北海道支部長、アンコウのような外見の東北支部長、大柄な女性である九州・四国支部長、そして関西支部長である伊右衛門の四人という陰陽道分家の当主で構成された会。有事の際には不死子を含めて会合を開く。 四天王 各支部長の息子・娘である当主後継者最有力候補で、以下の三人に綜左衛門を加えた四人から成る。いずれも非常に高い戦闘能力を持つ。なお、綜左衛門以外の三人の名前は『0+』で初出。渕間 慶太は九州・四国支部長の息子。褐色肌で眼鏡をかけた筋肉質の青年。体に霊力を増幅させる真言を刻んでおり、それを利用した強力な弓矢を武器とする。 服部 忍は北海道支部長の娘。ゴスロリ風の衣服に身を包んでいる。元お庭番衆の家系であり、スカートの中に隠した武器を用いた忍術で戦う。 白鳥川 麗美は東北支部長の娘。父によく似た外見をしている。なまはげの面をつけて感情や感覚を遮断する「鬼面衆」の家系。自身の身の丈より大きい太刀を武器として扱い、マイケルを一撃で下すほどの腕を持つ。
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通称「超災対策室」。悪霊などが起こす霊的現象を解決するために、政府により設立された機密機関。非公式機関ではあるが一応メンバーは公務員扱いとなるらしい。本部を兼ねる「関東支部」の他に「九州・四国支部」「東北支部」「北海道支部」「関西支部」がある。関東支部は室長・峰不死子を筆頭に巨漢ばかりで構成されている。以前に黄泉が起こした事件により多くのメンバーを失い、ただでさえ近年霊を視認できる人間が少なくなっている上、退魔師育成にも時間が掛かるため、人材不足に悩んでいる。また、霊の存在を疑問視する議員や官僚が多くなり、組織の存続自体が危ぶまれており、室長の手腕によりどうにかもっていたものの、黄泉との度重なる戦いで死傷者が増え、呪禁道の戦いで室長は拉致、襲撃により本部は壊滅、下部組織は壊滅しなかったが身動きがとれず、マスコミに対策室の存在が嗅ぎ付けられ報道規制も困難となり、事実上壊滅してしまう。九尾の事件後は責任を問われ、正式に解散となった。
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