呪禁道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:21 UTC 版)
忌野 静流(いまわの しずる) 呪禁道宗家次期頭首。霊獣・黒四駑(クロフォード)を使役する。霊獣の使役だけではなく、体術の腕も立ち、またお家柄銃器の扱いも慣れている。殺生石を狙う傍ら、学生を楽しむために剣輔と神楽の高校に転入してくる。素晴らしいプロポーションを駆使して剣輔を誘惑し、呪禁道に引き抜こうとアプローチをかける(半分は神楽への嫌がらせ)。産まれたときから裏の世界の住人で、その身の立場の責任と義務感に囚われている。天然で攻撃的な性格をしており、後先を考えず行動することもしばしば。剣輔曰く「天然危険物」。 九尾の狐の力を手に入れるため、殺生石を集めることに躍起になっている。そのため剣輔と神楽の所持する殺生石を狙って、神楽と剣輔を賭けてどっちが多くの殺生石を回収できるか勝手に決めて競い合っている。 刹那による内部分裂で組織に裏切られて、剣輔と神楽達と合流後行動を共にすることになる。戦いの中で、偽りの強さではなく、本当の強さを見出し始める。九尾の事件後は飯綱と共に除霊のバイトを受ける旅に出た。マイケルの家へ行く途中で神楽と四天王の戦いに遭遇し、神楽達と共に戦う。服部忍に左手の指を親指以外切断されてしまう。 二年後には剣輔らと同様に心霊庁で働いているらしく、左手には黒い手袋をはめている(指は外見上元に戻っているが、再生したのか義手なのかは不明)。 頭首 呪禁道宗家頭首。静流の父親。峰不死子と戦ったことがある。内部分裂で刹那に殺されてしまった。命を落としかける間際に最後の力を振り絞り静流を逃がした。 忌野 刹那(いまわの せつな) 静流の姉。頭首だった父親を殺して、呪禁道宗家頭首の座に就いた。チベットの寺院で手に入れたサトリの眼を右目に入れており、相手の思考を読むことができる。しかし、この能力を恐れた実の父である頭首に何度も殺されかけた過去を持つ。また、誰も信用できない環境におかれ、鬱憤が溜まっていた模様。玉藻S'ガーデンでの戦いで悪霊化しながらもそれを凌駕して、神楽達を追い詰めるが、同じく悪霊化した神楽によって倒される。肉体に戻った後、暴走した九尾によって右腕を失うが、その後姿を消した。 エピローグには二年後の姿が描かれている。
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呪禁道
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陰陽五行論などを背景に発展した日本独自の道教呪術。古くは呪術的医療機関に属していたが、奈良時代末期吉備真備によって廃止され陰陽道に吸収されたと伝えられている。その後、政権を追われた呪禁道の先祖は海外へと逃れ、暗黒街に身を潜め、現在では武器販売のシンジケートとなっている。
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