環境省の肺がん救済の問題意識
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 16:25 UTC 版)
「アスベスト関連肺がん」の記事における「環境省の肺がん救済の問題意識」の解説
参議院議員の川田龍平はアスベスト関連肺がんの救済率が低いことを指摘する質問主意書を複数回提出している。2010年5月、当時の環境省環境保健部企画課石綿健康被害救済対策室の泉陽子室長は、、「ただ一つ事実として明らかなのは、救済法の肺がんの申請数が少ないということであります。療養者について見ますと、中皮腫の申請が三千二百三件なのに対しまして、肺がんはその半分以下で、千二百二十九件しか申請がないということでございますので、医療機関への啓発などについては、引き続き取り組む必要がある」として、石綿救済法における申請者自体が少ないことを問題としていた。しかし、その後も中皮腫との比較における申請者数の比率が拡大し続ける一方でありながら、環境省は「お尋ねの理由は不明である」という対応しかしていない。
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