新宿編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/13 14:14 UTC 版)
ドモンと共にデビルガンダム反応の現れた新宿に向かう。そこでドモンは師匠である東方不敗マスター・アジアと再会。ドモンが不在の間に襲ってきたデスアーミーに対抗するため、シャイニングガンダムのモビルトレースシステムを作動させる。一蹴してドモンの所へ向かうも、マスターガンダムからの襲撃を食らう。そして、シャイニングガンダムがマスターガンダムのダークネスフィンガーとの押し合いに負けそうになった時にドモンと二人でシャイニングフィンガーを放って撤退させる。その後、マスター・アジアの行動に不審なものを感じ、彼の行方を探るが、マスター・アジアの仕掛けた罠により新宿の地下にあるゾンビ兵の培養カプセルまで誘導される。カプセルに入る前に我に返った彼女は、カプセルに閉じ込められていたチボデーギャルズや恵雲、瑞山、レイモンド、ナスターシャを救出。マスター・アジアの企みに気づき、彼の催眠術に洗脳されそうになったドモンに訴えかけ、助けている。
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新宿編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 06:03 UTC 版)
大阪を離れ東京・新宿でも有名な不良高校の西新宿学院高校に転校した高木。高木は空手部を立ち上げ、ワルの巣窟西新宿学院応援団を撃破するが新宿を支配する「影の五人衆」を敵に回す事になる。それは東京を支配する暴走族・「大東京連合(だいとうきょうれんごう)」と敵対する危険な行為だった。影の五人衆を倒した高木であったが、その裏では渋谷部隊頭・小川小百合による新宿乗っ取り計画が進められていた。そんなある時高木は新宿愚連会による襲撃を受ける。新宿愚連会総長・竹内烈と直接対決する高木をよそに、渋谷部隊による新宿攻撃がスタート。西新宿学院も戦火にさらされる。竹内戦で利き腕を負傷していた高木であったが渋谷部隊を次々に撃退、渋谷部隊最強である副頭・猪狩克裕をも倒した高木は新宿・渋谷2区の頂点に立つ。 渋谷を追われた小川小百合はその復讐に殺し屋・真島朴を差し向ける。かつてない異常な技を繰り出す真島に苦戦するものの、高木はこれを退ける。しかしこの真島が大東京連合六本木部隊頭・真島サブの弟であるとはその時の高木には知る由もなかった。
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新宿編
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霜鳥辰明(しもとり たつあき) 西新宿学院高校2年3組の生徒。眼鏡がトレードマークの優等生でもやしっ子。不良生徒にいじめられている所を転校間もない高木に助けられる。その後は弱い自分を変えたくて、高木が作った空手部に入部する。応援団との対抗戦に向けて特訓し、精神・肉体共に強く成長した。空手部と応援団との実質的な対抗戦となった模範試合では筒井の「相手に飲まれるな」・「相手をよく見ろ」・「後先の事を考えずに相手を倒す事を考えろ」とのアドバイスを実践し、応援団副団長の林行治を倒す大金星を挙げた。 高木と大竹が猿たちに重傷を負わされ、山本たちが一時離反した際にはまりもと共に高木の下に残り、後に空手部に戻って来た山本らと共に新宿部隊に属さない高校の者達を集めて高木の援護に回った。真島朴が高木を狙った際にはまりもに変装して病室で待機し、高木に扮した田口と共に朴をおびき出すことに成功している。東京での松下・斉藤ポジションのキャラであるが関東編からは山本らと共に戦線離脱し、大阪に舞台を戻してからは登場しなくなった。エピローグで再登場しており、当時の空手部メンバーとともにコンピュータ会社を興している。 美雲まりも(みくも まりも) 西新宿学院高校2年11組の生徒で、東京での高木のクラスメイト。新宿・東京編でのヒロイン。周囲から一目置かれる不良美少女で、「西新宿のまりも」の異名を持つ空手の名手。海千山千の女豹を気取るが根は純情。転校早々一発芸で披露した高木の発勁を知っているなど、妙に事情に詳しい。応援団の学院支配からの解放を託そうと高木に近づく。佐藤との決戦では霜鳥と共に負傷しながらも発勁を放とうとする高木の腰を抑え、その勝利に貢献した。 その後、徐々に高木に想いを寄せるようになるが、新宿・渋谷両部隊壊滅後に朴から高木を庇って重傷を負う。しかし、無事に回復した。後に桃千代が大阪から遊びに来た事で、桃千代とのヒロインバトルが勃発する。桃千代に悪態をついて彼女を高木から引き離そうとするも、結局自分に密かな想いを寄せていた大竹に諭された事で身を引き、桃千代が西新宿学院に転校してきたことでヒロインの座そのものも譲る事となる。エピローグでは大竹と結婚しており、一児をもうけた。 山本浩二(やまもと こうじ) 元・西新宿学院剣道部主将。短い眉毛と能面づら、「ほほほほほ」という笑い声が特徴。かつて小堀・石岡と共に暴虐極まる応援団に部を挙げて抵抗するも、坂本らの前に敗北。捕らえられた末、他の二人と共にカッターで背中に傷を付けられる応援団式の拷問・「根性殺し」を加えられる。しかし、高木が全校の男子生徒一人につき一発ずつ自身を殴らせて根性を示した際、心打たれて空手部に加入。筒井らの指導を受け、模範試合では先鋒となり、筒井から仕込まれた「あしたのジョー」の力石徹になり切る心理戦術とカミソリアッパーで勝利を収めた。 高木と大竹が猿達に敗れた際、小堀・石岡共々戦意喪失して一旦は空手部を離れる。しかし全員が空手部を捨てきれず、高木を援護すべく再び空手部に戻る。 小堀一也(こぼり かずや) 元・西新宿学院サッカー部主将。山本・石岡と共に高木の根性に感じて空手部に入部。応援団との模範試合で中堅を務め、足技で一旦は優位に立つが、まりもが応援団に囚われている事を知って手が出せなくなり、惜敗する。模範試合後は猿達によって重傷を負わされる。 石岡琢司(いしおか たくじ) 元・西新宿学院柔道部主将。頭頂部だけパンチパーマのかかった髪を残した髪形と繋がり眉毛が特徴。山本・小堀と共に空手部に入部。模範試合では古田と対戦するも、まりも救出まで持ち堪えられず敗北。エピローグでは元西新宿学院空手部のメンバー中、彼のみ漫画家のアシスタントをしている旨を語っている。 けい子(けいこ) まりもの友人の女子生徒。竜頭会の縄張り内にて陰で売春を行った事が知られてしまい、竜頭会に捕まって暴行を受ける。だが、高木とまりもの尽力によって解放される。 酒井(さかい) 西新宿学院2年11組の生徒。転校して来た高木に横柄な態度を取るが、高木に持たされた机越しに発勁を受けて廊下に吹き飛ばされる。 筒井(つつい) 新宿でも五指に入るヤクザ組織・集英連合竜頭会(しゅうえいれんごうりゅうとうかい)の組長。「新宿の筒井」の異名を取る実力派ヤクザながらも気さくであり、銭にならない命のやり取りはしない主義。自分たちの縄張りで売春を行っていたけい子を捕まえるが、彼女を救出しようと体を張った高木の心意気に感じてけい子を開放。その後は高木にアルバイトをさせながらも、彼を自身の事務所に住まわせる。さらには新生西新宿学院空手部のメンバーを鍛えたり、重傷を負って入院した高木と大竹を改心した坂本と林に連れ出させて自身の事務所に匿い、大東京連合に挑む満身創痍の高木が戦闘を続けられるようにモルヒネを渡すなど、東京での高木達の戦いをサポートした。竹内のアイスクリーム屋開業に力を貸した事も。関東編以降は登場しておらず、彼の組織と集英会との関係は不明。 吉田(よしだ) 集英連合竜頭会の組員で、坊主頭と左目の傷が特徴。竜頭会の実力者の一人で、前科14犯。筒井の依頼を受け、霜鳥たちを特訓した。 小俣(おまた) 集英連合竜頭会の組員。吉田同様実力者で、前科16犯。吉田と共に霜鳥たちを鍛えあげた。 花森静香(はなもり しずか) 西新宿学院高校の校長。女性。福島先生の知人で大阪を追われた高木を西新宿学院に受け入れた。応援団の暴力による学院支配を憂いており、暴力装置となり得る高木の空手部創部を心配していた。若い頃は不良であったと思われるフシがあり、それを裏付ける発言・態度も度々している(中指を立て「我が校をなめんじゃねぇよ」など)。 教育者としてはかなり破天荒な面を持つが、基本的には話の分かるオバちゃん。西新宿学院が渋谷部隊に白昼襲撃されたときには「一人やっつければ赤点を一つ消します!」と生徒たちに発破をかけていた。 林行治(はやし ゆきはる) 西新宿学院応援団副団長。筋骨粒々の逞しい身体と七三分けの髪型が特徴で、その体格に見合った高い戦闘センスの持ち主。高慢な性格をしており、転校早々の高木をシメようとするなど応援団の顔役として目立っていたが、対抗戦では勇気を振り絞った霜鳥に遅れをとり、目潰しで敗れるなどあまりいいところがなかった。 見た目によらず純情な面もあり、後に新宿部隊の「きつね狩り」によって大切な恋人・深野(後述)がリンチに遭い重傷を負ってしまった時には、人目も気にせず滂沱の涙を流して謝り、悲しんだ。 エピローグでは公務員になっている。 坂本達也(さかもと たつや) 西新宿学院応援団団長。かつて学院内で悪の巣窟として猛威を振るった元・西新宿学院空手部の一員で、影の五人衆の一人。しかし、実力は五人衆中最弱であった。大柄な体躯と面長な顔が特徴。空手部との対抗戦ではその体格を活かした怪力で高木を苦しめるが、正拳五段突きで吹き飛ばされ敗北した。以降高木の仲間となり共に新宿部隊を敵に回す。猿たちを追いこむも部下の介入によって追い詰められ、高木に窮地を救われる。さらに病院で朴と対決するも、あえなく敗北。見かけによらず甘い物好きでアイスクリームが好物。エピローグでは「夢の為に」現在はアルバイト生活を送っているとのこと。技 正拳六段突き(せいけんろくだんづき) 六連発で正拳を繰り出す。 大竹仁(おおたけ じん) 元西新宿学院応援団特攻隊長。沖縄空手の使い手。常に白い学ランと赤いマフラーを身に纏っている。恋人が新宿部隊の「きつね狩り」関係者としてリンチされ、殺されてしまった凄絶な過去を持つ。赤いマフラーは、その娘の形見である。ちなみにダイビングのライセンスは持っていない。 空手部と応援団の対抗戦の折、筒井と共に窮地に陥ったまりもを助ける。その後は自分が影の五人衆の一人であると偽って高木の実力を試すも、まりもの懇願に加えて高木が本性を見抜いていたためすぐに高木の仲間となり、新宿部隊と敵対。 影の五人衆の見猿・言わ猿・聞か猿に奇襲をかけるが逆襲され重傷を負う。その後なんとか復活し、佐藤と戦うも敗北。渋谷部隊との抗争でも猪狩にKO寸前まで追い込まれる。西新宿学院に攻め込んできた池袋の田辺を坂本と共に迎撃するが共に鉄球を喰らい敗北、神雷に救われる。関東編ではいつの間にかタイに渡ってムエタイを身につけており、タイにおいては対戦相手をすべて病院送りにしたことから「ピーイ(悪霊の魂)」と呼ばれていた。ムエタイ技で宗政を圧倒し、さらに寺本を追い込むが返り討ちにあった。龍天昇編では主に高木と同行し、高木達への刺客として送り込まれた木村の持っていた銃をゲンゲンに突き付け、集英会から逃走用に車を奪っている。その後は高木を守るべくトントンと戦うも敗北。 善と悪編にて剛鬼と対戦するが、逆に自身の得意とする蹴り技に沈む。さらにデス・ゲーム本戦にてシヴァの檻に入れられるも、高木の勝利によって助かる。エピローグではまりもと結婚、地元新宿にてタイ料理店を開いている。技 三空両正拳(さんくうりょうせいけん) 沖縄空手必殺の技。後方に跳躍して壁を蹴り、相手に向かって両手で正拳突きを繰り出す。 工藤たけし(くどう たけし) 西新宿学院応援団団員。スキンヘッドが特徴で、同じくスキンヘッドの仲間たちと共に「丸坊組(まるぼうぐみ)」を構成する。空手部の部室を用意した高木に因縁を付け、部室を奪おうとするが、一日空手部体験の体で反撃した高木によって仲間たちが全滅。自身は逃走し、他の応援団員たちに泣き付く。その後は模範試合にて先鋒を務め、山本を追い込むもカミソリアッパーに敗れる。 松澤肇(まつざわ はじめ) 西新宿学院応援団団員。模範試合では中堅として小堀と対決し、まりもを人質にされて手の出せない彼に勝利する。 古田秀樹(ふるた ひでき) 西新宿学院応援団団員。ハードパンチでは右に出るものはいないとされており、「援団の殺し屋」の異名を取る。模範試合の副将戦で石岡と対戦し、手間取りつつも勝利を収める。ラストで登場する警視庁の警視総監・古田秀樹と名前は一緒だが別人。 高野(たかの) 西新宿学院応援団団員。クラスは1年5組。坂本らと共に空手部の部室に乗り込んで乱闘騒ぎを起こした際、仲裁に入った花森に悪態をつくが、一週間の停学を言い渡される。 見猿(みざる)、言わ猿(いわざる)、聞か猿(きかざる) 暴走族・大東京連合新宿部隊の幹部で影の五人衆の三人。不気味な猿の面を被った小柄な三人組で、通称・「猿(さる)」。全員笑い声は「ひひひひひ」で、本名は不明。三位一体の素早い動きと鋭利な鉄の爪を武器とする拳法・猿縛拳(えんばくけん)を得意としており、高木や大竹を苦しめた。この他、情報収集にも長ける。 初登場時には高木に負けた坂本に対してえげつない制裁を加え、高木に新宿部隊に加わるようメッセージを残した。さらに勧誘を断った高木と大竹に奇襲を仕掛け、重傷を負わせる。しかしその正体は高木と同年代の女子高生三人組で、林の自己犠牲によって聞か猿を坂本に倒され、残る二人も高木に圧倒された末に大竹たちの居場所を高木に告げ、見逃される。後にセーラー服姿で再登場した時はあまりの雰囲気の変わりように高木を驚かせた。 作中では大竹を返り討ちにするなど、それなり以上の戦闘力を持っている。だが女性であるため一度捕まえられると非力という弱点を持ち、高木や田辺勝成には敗北している。仲間になってからは密偵として高木を支えた。聞か猿以外の二人は田辺を倒そうとして反撃されるも、高木によって助かる。さらに高木が戦闘を続けるために必要なモルヒネを落としてしまったことに気付くや、他の二人が見つけたモルヒネを言わ猿に託して高木に渡すも、番付きたちによって窮地に陥る。しかし、神雷たちの介入によって助かる。エピローグでは三人とも結婚して主婦となっていると語られた。技 秘技・双爆死影(ひぎ・そうばくしえい) 二人が相手の両腕を抑え、最後の一人が爪で相手を貫く。 秘技・無影死斬(ひぎ・むえいしざん) 全員の素早い動きで相手を翻弄し、爪で切り刻む。 佐藤昭二(さとう しょうじ) 大東京連合新宿部隊の頭にして元・西新宿学院空手部主将で、影の五人衆のトップ。かつて新宿界隈にて「新宿の殺し屋」として恐れられる実力者だったが、二年前に突如姿を消す。見猿・言わ猿・聞か猿たちからは「御屋形様」と呼ばれており、初登場時は般若の面を被っていた。大竹の発言から姿を消す以前と顔が変わっていることが判明しており、醜い素顔にも関わらず自身の顔に誇りを持っている。左手の手首から先が義手であり、熊の爪を装着することでパワーアップする。空手以外にも猿縛拳・鶴拳・ボクシングなどの様々な格闘技を身につけており、巨体に見合わぬ素早い動きで相手を牽制する。 高木の実力を買っており、勧誘を蹴られるや猿達によって重傷を負わされた高木を傷付けるも、筒井らの助けによって始末には至らなかった。大竹や田口を倒し、再三高木を苦しめるが発勁を喰らい敗北。以降高木の仲間になり東京に不案内な高木をサポートする。渋谷部隊との対決では小川によって部下を人質にされ、「高木を殺さなければ新宿に戦争を仕掛ける」と脅された事もあって高木を襲うも、竹内の介入によって断念。再び味方に戻ると高木と竹内を渋谷の飛車角から逃がし、彼らを相手に大立ち回りを見せた。勝利を収めるも、渋谷部隊の増援の前に倒れる。 ヘッドコングレスに於いて高木共々銃撃され、瀕死の重傷を負ったところを神雷に助けられた。関東編では火攻めに合う仲間たちを救うため、猪狩と共に体を張って我が身を橋にし、大竹らを救う。さらに寺本と対戦し、熊の爪を寺本の頭に叩きつけるが通用せず敗北。善と悪編では、高木・桃千代・森上らを助けようと広島・赤松邸の銃所持の護衛を突破すべく、蔵王力山・田辺勝成・宗政治・岩本哲男・遠藤彦介・トントンとともに大重量の鋼板の楯を持って銃撃を防いで突破に成功したが、突破後に護衛の銃撃を受けて瀕死の重傷を負った。エピローグでは奇跡的に命をとりとめ、地元新宿にてマンションを経営している。 田島(たじま) 新宿第八工業高校(しんじゅくだいはちこうぎょうこうこう)の頭で、「鬼の田島」の異名をとる。新宿部隊に上納金を収めるものの、代々木北東商業(よよぎほくとうしょうぎょう)に縄張りを荒らされており、それが原因で支払いが遅れていることを佐藤に指摘され、釘を刺される。大東京連合を敵に回すことを恐れている。 氷川(ひかわ) 大東京連合新宿部隊の一員にして西新宿学院の三年生。猿たちによって高木・大竹が重傷を負わされた際、新たに空手部主将を自称。まりもや霜鳥を鉄パイプで殴打するなど専横を働いたが、高木に扮した田口と大竹・坂本・林によって追い詰められる。命乞いも虚しく、田口に吹き飛ばされた。 田口(たぐち) 大阪出身で、二年前に高木の世話になっていた。顔が高木に似ているため、高木の影武者として佐藤・真島朴と戦う。佐藤と戦った際には「パワーは高木さん並にある」と発言しているが、新宿編の後から出番がなくなる。「高木と同じ髪形」にすることに勇気がいったとも発言している。 坂本の母 坂本の母親で、太めの体系をしている。きつね狩りを行った新宿連合によって自宅を荒らされる。 深野美智子(ふかの みちこ) 林行治の恋人である少女。新宿部隊のきつね狩りによって重傷を負うが、間一髪で林に救出される。その後は意識を失い、彼女を気遣った大竹によって首に彼の恋人の形見であるマフラーを巻かれた。 持田(もちだ) 大竹の親友。きつね狩りを行う新宿部隊に大竹の居場所を聞かれるが知らなかったため、彼らにバットで殴打された。 竹内烈(たけうち れつ) 暴走族・「新宿愚蓮会(しんじゅくぐれんかい)」総長。喧嘩拳法を駆使する。かつて両親が離婚したことで、妹・チャコのために高校を中退して働くようになる。その過程で彼と同じく不自由な者達が周囲に集まり、渋谷で彼らをまとめ上げて新宿愚蓮会の前身である組織・「SHIBU-YAキラーズ(シブヤキラーズ)」を結成した。しかし、半年前に大東京連合渋谷部隊の支配を拒み、彼らと戦い敗北している。 当初は打倒渋谷部隊のため、新宿愚蓮会の士気を高めようと高木の命を狙っていた。渋谷部隊に利用された佐藤に襲われる高木を救ったが、「あくまで高木は自分が倒す」と主張し、戦闘の末迷いから発勁を外した高木の右腕をへし折る。しかし、高木と新宿愚蓮会の共倒れを図る渋谷部隊の追手から高木を逃がそうとする佐藤に心打たれ、高木の仲間となる。 渋谷と新宿の抗争が終了した後、筒井の助けでアイスクリーム屋・「ポポロン」の店長となりチャコと二人で経営。しかし小川に恨まれて殺し屋・真島朴を送り込まれ、妹共々瀕死の重傷を負う。しかし、高木と改心した小川小百合の血液提供もあって(竹内兄妹はO型のRH-型という特殊な血液型だったため、輸血適合できるのが先の二人だけだった)命を取り留める。後に大東京連合によって猪狩と共に捕らえられ、高木と莎武の対決にて高木を庇って負傷するも、高木の活躍もあって救出される。エピローグでも変わらずアイスクリーム屋を経営していると語られる。 竹内チャコ(たけうち チャコ) 竹内の妹。かつてSHIBU-YAキラーズと渋谷部隊との抗争の際、恋人を殺されている。その際竹内を制止しようとするも、「自由のために戦う」と主張する彼にその声は届かなかった。再び渋谷部隊と対決しようとする兄を止めるよう高木に懇願する。温和な印象だが、自分たちの過去を高木に語る内に取り乱したことを彼に謝罪した際、「乱れるのはベッドの上だけにしてくれ」と品のないジョークを飛ばした高木をビンタで制裁する一幕も見られた。エピローグでは兄と共にOB会に参加。 雅春(まさはる) 新宿愚蓮会の一員。新宿愚蓮会のたまり場であるスナック「テトリス」に渋谷部隊が現れた際、交戦しようとするも持田に倒される。 浩二(こうじ) かつてのSHIBU-YAキラーズ構成員。竹内の親友にしてチャコの恋人でもあったが、渋谷部隊から「降伏か死か」を迫る手紙を渡され、その挙句鉄パイプで殴打されて全身打撲で死亡。劇中では顔が出てこない。 小川小百合(おがわ さゆり) 大東京連合渋谷部隊の頭にして、頭たちの紅一点。狡賢く冷酷で高慢な性格をしている。「血の5番」という名前の香水を愛用している。 自身には喧嘩の実力はさほどないが、カミソリの刃を投擲武器として使用する戦法を得意としている。加えて、後述する副頭の猪狩らの力を背景に渋谷部隊をまとめている。しかし、頭の交代したばかりの新宿のシマを狙い攻め込むものの、高木と猪狩の勝負に割り込もうとしたため猪狩に気絶させられる。猪狩が対マン勝負で高木に敗れた後は意識が戻るや往生際悪く居直るも、死闘を繰り広げる高木と猪狩の姿に心打たれた部下たちに見放された挙句竹内に成敗され、全てを捨てて無様に逃げ出した。 渋谷を奪われた恨みから殺し屋である真島朴を雇い高木と竹内烈を襲わせた。しかし、朴の凄惨な手口に恐れをなして逃走。後に高木により自分の卑怯さを悟られることとなり改心、竹内兄妹を救うべく自らの血液を輸血提供する他、雷電太郎・田辺勝成に襲われ苦境に陥った高木を救うべく少年院に入っていた神雷を東京に呼び寄せるなどして協力した。エピローグでは猪狩克裕と結婚。地元渋谷にて夫妻でファッションデザイナーとして活動し、ブティックを経営していると語る。 猪狩克裕(いがり かつひろ) 大東京連合渋谷部隊副頭。一秒間に8発の高速パンチが打てる猛者で渋谷部隊最強の男。小川小百合に惚れており、渋谷部隊では彼女の後ろ盾となっている。正々堂々の勝負を好み、最終的に部下たちを制止して高木との一騎打ちに臨んだ。林・坂本・大竹ら新宿の猛者を歯牙にもかけないほどの強さだが、高木の発勁2連発を受け敗れる。その後は仲間になるが、東京編では大東京連合に捕まり田辺によって屈辱を味わうも、高木に助けられる。さらに関東編にて寺本に挑み、自慢の高速パンチを繰り出すがあっさりよけられ敗北する。また、佐藤とは喧嘩するほど仲が良い間柄となった。エピローグでは小川と結婚。夫妻でファッションデザイナーとして活動する他、ブティック経営をしている。 金子(かねこ) 持田と共に「渋谷の飛車角」を構成する渋谷部隊の幹部で、通称「渋谷の飛車」・「切ぐしの金子」。戦闘時には相手を鋭利な折り畳み櫛で切り刻み、ナイフが仕込まれた靴で串刺しにする戦術を駆使し、持田との抜群のコンビネーションで相手を葬り去る。持田や部下達と共に竹内を小川の下に連れていこうとするも、高木が助けに入ったことで部下が倒され、自身は持田と退却する。その後、傷付いた高木と竹内を倒そうとするも佐藤に阻まれ、手負いの彼を持田との連係攻撃で苦戦させるも敗北。 持田(もちだ) 渋谷部隊の幹部にして「渋谷の飛車角」の一人で、通称「渋谷の角」・「落としの持田」。渋谷部隊一の怪力を誇り、相手をヘッドロックで締め落とす。金子らと共に竹内を連行しようとするが、高木の邪魔が入り失敗。後に負傷した高木らを狙うが、佐藤に倒される。 古田(ふるた)(渋谷部隊) 渋谷部隊の構成員で、自称・「メルギブソン古田」。西新宿学院の花壇で自身のバイクを用いたマックスターンを披露すると共に花壇を荒らした。 真島朴(まじま ぼく) 少年院帰りの殺し屋にして、六本木部隊頭・真島莎武の弟。通称「デッドボーン」。筋肉量の少ない割に鍛え抜かれた肉体と異常に頑強な骨格を持ち、その貫通力に長けた指先で相手を殺す。実は二重人格者であり、本気を出すと「真のデッドボーン」と言うべきより凶暴にして優れた戦闘テクニックを誇るもう一つの人格が表に出る。その際にはあらゆる相手や場所でも確実に相手を仕留めるべく編み出した暗殺拳・死葬拳(しそうけん)を駆使し、狭い場所を猛スピードで縦横無尽に移動。地の利を生かして相手の動きを一つずつ潰してから始末する。幼少期はいじめられっ子で、11歳の時にいじめっ子を突き飛ばした所、心臓に指を突き刺して死なせてしまう。以後は殺人に快感を覚えるようになり、殺し屋となった彼は暴行・傷害・殺人未遂で少年院を何度も出入りしている。 小川に依頼され竹内と高木を殺そうとする。竹内を刺し、さらにその現場を目撃したチャコを口封じすべく負傷させる。しかし、高木を殺しに行った先の病院で大竹・坂本・林・田口を苦戦させるも、間一髪で復活した高木が助けに入り交戦する。高木の仲間たちを傷つけたことでその逆鱗に触れ、彼によって右腕と両足の骨を折られ返り討ちに遭った。 その後は莎武のディスコに逃げ込んで兄に泣き付き、(その際、莎武に「自分には何の非も無い」と吹き込んでいた)高木の抹殺を依頼する。高木と莎武との直接対決ではディスコのスピーカーを起動させて高木の手を封じ、さらに莎武が捕らえた高木を「兄を刺しかねない」と葛藤した末、莎武に押されて刀で突き刺そうとするも、刀砕掌で砕けた刀身の破片が片目に刺さり悶絶。その後長らく出番がなかったが、エピローグでは久しぶりに登場。兄・莎武の経営するディスコの手伝いをしていると語る。
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