新宿線乗入準備の8両編成
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「京王6000系電車」の記事における「新宿線乗入準備の8両編成」の解説
1980年3月の都営新宿線乗入開始に備え、乗入対応として電動車を1両増やして6両とした8両3編成が1978年8月から9月にかけて製造された。5両目に組み込まれたデハ6050形(6100番台)のパンタグラフは登場まもなく降下され、後に撤去された。 同時期に6707編成 - 6709編成・6714編成・6715編成の乗入対応改造が行われたが、乗入改造はサハ6550形を電装してデハ6050形とすること、両先頭車にATCを搭載することが中心で、この改造の間遊休化する編成中のその他車両を有効活用するため、クハ6719・クハ6769・サハ6569の3両も今回の新造車と同時に製造され、対象各編成の改造期間中、中間車を順次組み込んで運用された。デハ6217・デハ6218と先頭車全車が東急製、それ以外の車両が日車製である。 1978年10月に京王新線が開業したが、乗入相手である新宿線開業までの1年半、相模原線からの通勤快速・快速に加え、笹塚 - 新線新宿間の折り返し運転が行われた。 ← 新宿 京王八王子・高尾山口・京王多摩センター → 竣工時期 形式クハ6700 デハ6000 デハ6050 デハ6000 デハ6050 デハ6000 デハ6050 クハ6750 区分Tc1 M1 M2 M1 M2 M1 M2 Tc2 車両番号671667176718 601660176018 606660676068 611661176118 616661676168 621662176218 626662676268 676667676768 1978年8月1978年9月1978年9月 搭載機器 CON・PT CP・PTBMG 130 CON・PT CP・PTBMG 130 CON・PT CP・PTBMG 130 定員150 170 170 170 170 170 170 150 ← 新宿 京王八王子・高尾山口・京王多摩センター → 竣工時期 形式クハ6700 (デハ6000) (デハ6050) (デハ6000) サハ6550 (デハ6000) (デハ6050) クハ6750 区分Tc1 M1 M2 M1 M2 M1 M2 Tc2 車両番号6719 6569 6769 1978年11月 搭載機器 CPBMG 130 定員150 170 150
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