新宿線乗入対応工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 03:02 UTC 版)
「京王6000系電車」の記事における「新宿線乗入対応工事」の解説
1979年7月から11月にかけて6707編成 - 6709編成・6714編成 - 6718編成に新宿線乗入対応工事が施行され、30番台に改番された。6707編成 - 6709編成は編成内の車両順位が6714編成以降と同一に変更され、6100番台と6200番台のデハ6000形の番号が入れ替えられている。6707編成 - 6709編成・6714編成・6715編成には先頭車への新宿線用自動列車制御装置 (ATC) と新宿線用列車無線装置搭載、屋根上への列車無線アンテナ設置、とサハ6550形の電装が、6716編成 - 6718編成は先頭車へのATC・新宿線用列車無線搭載が行われた。ATCは先頭車の床下に搭載された。サハ6550形改造のデハ6050形にはパンタグラフが設置されなかった。新宿線内では運転台に新宿線用のマスコンキーを挿入することで起動加速度が京王線内の2.5 km/h/sから3.3 km/h/sに切り換わる。 1980年3月から都営新宿線への乗入が始まったが、岩本町より東は6両編成までしか対応していなかったため当初京王車の乗入は岩本町までとなり、後に大島まで、本八幡までにホーム延伸、新宿線延伸に併せて乗入区間が拡大された。 ← 新宿・岩本町 京王八王子・高尾山口・京王多摩センター → 竣工時期 形式クハ6700 デハ6000 デハ6050 デハ6000 デハ6050 デハ6000 デハ6050 クハ6750 区分Tc1 M1 M2 M1 M2 M1 M2 Tc2 車両番号6731(6707)6732(6708)6733(6709)6734(6714)6735(6715)6736(6716)6737(6717)6738(6718) 6031(6007)6032(6008)6033(6009)6034(6014)6035(6015)6036(6016)6037(6017)6038(6018) 6081(6057)6082(6058)6083(6059)6084(6064)6085(6065)6086(6066)6087(6067)6088(6068) 6131(6207)6132(6208)6133(6209)6134(6114)6135(6115)6136(6116)6137(6117)6138(6118) 6181(6557)6182(6558)6183(6159)6184(6564)6185(6565)6186(6166)6187(6167)6188(6168) 6231(6107)6232(6108)6233(6109)6234(6214)6235(6215)6236(6216)6237(6217)6238(6218) 6281(6257)6282(6258)6283(6259)6284(6264)6285(6265)6286(6266)6287(6267)6288(6268) 6781(6757)6782(6758)6783(6759)6784(6764)6785(6765)6786(6766)6787(6767)6788(6768) 1979年7月1979年7月1979年7月1979年7月1979年11月1979年11月1979年11月1979年11月 搭載機器 CON・PT CP・PTBMG 130 CON・PT CPBMG 130 CON・PT CP・PTBMG 130 自重29.5 t 38.8 t 38.8 t 38.8 t 38.8 t 38.8 t 38.8 t 29.5 t 定員150 170 170 170 170 170 170 150
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