原作・アニメ共に登場
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「クリアカード」の記事における「原作・アニメ共に登場」の解説
ゲール(GALE)「疾風」(3話〈アニメ1話〉) 羽と尾っぽがカミソリ刃のような刃を持つ虫のような生物が描かれたカード。さくらがクロウカードの風(ウィンディ)と同じように最初に固着して手に入れた。夢の鍵を手に入れた日の朝、登校中に急な突風となりさくらの前に現われた。 風(ウィンディ)と同じ風の能力のカードだが相手を包み込んで拘束するという補助的な効果ではなく、鎌鼬のような突風を飛ばし相手を攻撃するという攻撃手段のカードである。 その威力は通学路の桜の木を切り、地面を引き裂く程で一気に複数の突風を飛ばすことが可能。 シージュ(SIEGE)「包囲」(4話〈アニメ2話〉) 特徴的な模様の立方体が描かれたカードで対象を空間に閉じ込める能力を持つ。さくらの部屋を一瞬のうちに包囲して特殊な空間に閉じ込めた。 クロウカード及びさくらカードの迷(メイズ)及び錠(ロック)に似ている能力のカード。包囲する点などにおいては影(シャドウ)にも近い。だがその空間は触れることができず動けば動くほど空間も動くため、身動きが取れなくなってしまう。形状はゴムのように柔らかく、鋭利な物で刺せば脱出することが可能(固着する際に知世が持っていたまち針で風船を割る要領で破裂させて脱出することができた)。指示を付加する事で硬度を調整したり透視化することが可能。 包囲できるものはなんでも包囲することができる(水なども可能な様子)。固着する際の使用頻度が高いカードでもある。 桜の魔力が強くなったことで、強度が増し、海渡の魔法を防いださいの事をその中にいた時の事だけを覚えていた事で、海斗が魔術師である事や「時間」を操る術が使える事が知られる。それにより、モモが「術」は認識された瞬間に綻ぶ、今まで時を戻してなかったことにしていたことが、進まなかった全てがこれで動き出す、と言っている。 アクア(AQUA)「水源」(5話〈アニメ3話〉) 渦を巻いている水の鳥が描かれたカードで大量の水を操ることで形状を変えて対象を拘束することなどができる。クロウカード及びさくらカードの水(ウォーティ)と雨(レイン)に近い。 その能力で友枝町に止むことがない雨を降らせた。 リフレクト(REFLECT)「反射」(6話〈アニメ3話〉) 光を帯びた羽が透明になっている蝶が描かれたカード。特殊な壁を作って受けた攻撃を跳ね返すことが出来る。 クロウカード及びさくらカードの盾(シールド)及び鏡(ミラー)の能力に近い。 アクション(ACTION)「行動」(8話〈アニメ4話〉) 噛み合った数個の歯車が描かれたカードで対象物を自在に動かすことができる。さくらの指示に沿った行動を取るかは不明だが、少しだけなら沿った行動ができる様子は作中で描かれている。クロウカード及びさくらカードの移(ムーブ)に近い。友枝中学校の校庭に植えてある木々を動かした。 元の位置に戻す際も能力を使用しなければならず、ただ動かすだけの能力であるがゆえに使い道には難儀する様子。 レコード(RECORD)「記録」(10話〈アニメ6話〉) 翼が生えた記録器で手前に羽根ペン(アニメでは記録は二眼レフカメラ)が描かれたカードで映像を記録することができる。 細かい指示がないと映像を記録することができない。使い方によっては、現在だけではなく過去の出来事を記録して投影することや夢を記録して投影することも可能。 フライト(FLIGHT)「飛翔」(10話〈アニメ7話〉) 透明で下部分が翼のようになっている中心に結晶が取り付けられた蝶のような姿が描かれたカード(固着する前は両端にヒラヒラが付いた結ぶ前の解けたリボンのような姿をしていた)。 クロウカード及びさくらカードの翔(フライ)と同じ飛行能力を持ち、対象の背中に取り付くことで飛行することが出来るが、クロウカード及びさくらカードの翔(フライ)とは違い、自由自在に飛行が可能。 原作では記録の後に固着したとされており、螺旋のカードを固着する際に初登場したがアニメでは記録が固着された次の回で固着したシーンが描かれた。クリアカードの中で唯一、意思があるような素振りを見せており、さくらにとても懐いている様子でそれが災いすることもしばしば。 ルシッド(LUCID)「透過」(12話〈アニメ8話〉) 煌めく透明なベールが描かれたカードで対象(人や物)を透明にして見えなくする能力を持つ。秋穂の家(元はエリオルの家)の書庫の本棚の本を数冊、透明化させていた。 アニメではさくら達が夜中に水族館に忍び込んだ際に警備員の視線を掻い潜るために使用された。ケルベロスに優秀なカードと評されるが長時間の使用にはあまり向かない様子。 スパイラル(SPIRAL)「螺旋」(13話〈アニメ9話〉) 螺旋階段のように並んだ台形と円の幾何学模様が描かれたカード。対象を螺旋させる・螺旋の中に閉じ込める能力を持つ。また、対象を螺旋の中に閉じ込めて圧縮する能力もある。 アニメでは水族館(原作では植物園)の水槽の中に潜んでおり、水槽を破壊したりガラスを割るなどした。 螺旋に閉じ込めるという点ではクロウカード及びさくらカードの嵐(ストーム)に近い。 スヌーズ(SNOOZE)「転寝」(14話〈アニメ10話〉) 毛先が長い綿毛のような見た目の毛玉のようなものが描かれたカードでクロウカード及びさくらカードの眠(スリープ)と同じく対象を眠らせる能力を持つ。 木之本家に遊びに来た秋穂を眠らせた。固着した後は前述の眠(スリープ)と同様にさくらが周囲に魔法の使用を気付かれないように使用することもある。 ラビリンス(LABYRINTH)「迷宮」(15話〈アニメ10話〉) 柱の間に聳えた複雑に入り乱れる形になっている多数の階段が描かれたカード。クロウカード及びさくらカードの迷(メイズ)のように特定の場所を迷宮にして対象を迷わせる能力を持つ。内部はループしており、闇雲に進んでも簡単に出ることは出来ない。 原作では桃矢と雪兎のバイト先である洋菓子店の裏口(路地裏)に出現して迷宮に変えた。 ケルベロスとユエが脱出方法を思案する中で突如、さくらが出口がどこなのか分かったと呟いて2人を出口に案内して固着した。 アニメでは転寝(スヌーズ)と同時に登場してさくらの家の前をカードの姿と同様の出口がない迷宮にした(さくらの家ごと迷宮に閉じ込めた)。 アニメには出口が出てきていないが、原作では出口が出てきているため、出口は存在する。 アピア(APPEAR)「顕現」(4話〈アニメ17話〉) 頭に羊の様な角が生えた体の様々な部位が水晶で構成された少女が描かれたカードで容姿は利佳に似ている。家庭科の調理実習で作ったロールケーキを操り、さくらに襲いかかってきた。使用した際の効果については現時点で不明。 ブレイズ(BLAZE)「火焰」(4話〈アニメ18話〉) 激しく燃え盛る炎を纏う火の鳥が描かれたカードで烈炎を吐く攻撃が得意。水源(アクア)を上回る威力を持つ。小狼が風(ウィンディ)のカードを使用して動きを封じた隙に固着された。クロウカード及びさくらカードの火(ファイアリー)に近い。 ミラー(MIRROR)「鏡像」(23話〈アニメ21話〉) 頭に鏡の角を持つ少女が描かれたカードで容姿はクロウカード及びさくらカードの鏡(ミラー)に似ている。映した対象を複写・複製する。強い魔力を持っていれば魔法も映すことが可能。発音は前述の鏡(ミラー)と同じ。 ブレイド(BLADE)「双剣」(30話〈アニメ未登場〉) ハサミのような形で重なり合う2本の剣が描かれたカード。実体化すると杖が2本の剣に変化する。クロウカード及びさくらカードの剣(ソード)に近い。 リペア(REPAIR)「修復」(30話〈アニメ未登場〉) 糸巻を持つ少女の姿が描かれたカードで容姿は知世に似ている。壊れた対象を修復・復元する能力を持つ。作中では布や衣類を修復・復元するにしか使用していないため、外傷等を修復・復元することが出来るかは現時点で不明。 リワインド(REWIND)「逆戻」(33話〈アニメ未登場〉) 文字盤が逆さまの時計を片手にトナカイのようなツノを持つ幼少の男児が描かれたカードで容姿は小狼に似ている。対象(人物など)の時間を過去に遡らせる(巻き戻す)能力を持つ。 幼少期の小狼に会ってみたいというさくらの願望によって年齢が巻き戻った小狼を元の状態に戻す形で固着して入手した。巻き戻った年齢に合わせて記憶もなくなるわけではない様子(指示の付加があれば別)。 シェイド(SHADE)「影像」(38話〈アニメ未登場〉) 影のように黒い鳥が描かれたカード。効果がクロウカード及びさくらカードの影(シャドウ)と同一なのかどうかは現時点で不明。 ブレイク(BREAK)「破壊」(39話〈アニメ未登場〉) 空間の一部を破壊したかのような様子が描かれたカード。夢の中のローブの人物が小狼であることをさくらが違うと否定する形で固着して入手した。使用した際の効果については現時点で不明。 トランスファー(TRANSFER)「転移」(42話〈アニメ未登場〉) 2つの照準が左右の上下に描かれたカード。自分を含めた対象を指定した場所に転移させる能力を持つ。使い方次第で2つの対象の位置を入れ替えることが出来る。クロウカード及びさくらカードの移(ムーブ)に似た能力を持つ。作中では海度と小狼を止める際に登場。しかし、海度が時戻しの魔法を使用した為に時間は巻き戻ったが創ったカードはそのまま手元に残った事でさくら達に違和感を残す事になる。 プロミス(PROMISE)「約束」(44話〈アニメ未登場〉) 修道服を着た男性の姿をしたカードで、雪兎に似ている。さくらと雪兎が指切りげんまんをした時に固着した。使用した際の効果については現時点で不明。 ミラージュ(MIRAGE)「幻影」(46話〈アニメ14話〉) 頭の上に光の結晶を乗せた大きな白い鳥が描かれたカード。願望を現実に現す、それを空間として展開させる能力を持つ。 原作では、学校の校庭のフェンスにさくらが夢で見たローブ目深に被った人物を現した。 アニメでは、月峰神社の市にやって来たさくらたちを異空間に連れ去り、さくら以外の人物を動物の姿に変えた。元の世界に戻りたいと願えば異空間から脱出できる。 原作では、最初のアニメから登場し、原作に登場したカードでもある。 クロウカード及びさくらカードでいう幻(イリュージョン)と創(クリエイト)に似た能力を持つ。 ドリーミング(DREAMING)「夢見」(46話〈アニメ未登場〉) ローブを目深に被った魔術師の姿をしたカードで、さくらが夢で見たローブ目深に被った人物に似ている。使用した際の効果については現時点で不明。 タイム(TIME)「時間」(51話〈アニメ未登場〉) 時計のようなカードで、その模している時計は、原作でさくらがひいじいさんにもらった撫子(桜の母)の形見に似ており、その後、時計はどこを探して見つからなかった。使用した際の効果については現時点で不明。 トゥルーオワフォールス(TRUE OR FALSE)「虚実」(58話〈アニメ未登場〉) 本を持つ少女の姿が描かれたカードで容姿は奈緒子に似ている。使用した際の効果については現時点で不明。 チョイス(CHOICE)「選択」(61話〈アニメ未登場〉) 剣を持つ騎士の姿が描かれたカードで容姿は桃矢に似ている。使用した際の効果については現時点で不明。 カインドネス(KINDNESS)「慈愛」(61話〈アニメ未登場〉) 杖を持った魔道士のような姿をした男性が描かれたカードで容姿は藤隆に似ている。使用した際の効果については現時点で不明。 シンクロナイズ(SYNCHRONIZE)「呼応」(62話〈アニメ未登場〉) 結晶を持った男女の姿が描かれたカードで容姿は山崎と千春に似ている。使用した際の効果については現時点で不明。
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原作・アニメ共に登場
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「クロウカード」の記事における「原作・アニメ共に登場」の解説
ウインディ(THE WINDY)「風」〈1話〉 能力は風を生み出し操ること。カードの容姿は風をまとった女性の姿。さくらが最初に手に入れたカード。温和で優しく争い事を嫌う性格で、さくらと出会った時には自ら本の中に戻った。アニメではカードがばらばらになった(本のページの一番上に収まっており、さくらがカードの名を読んだため魔法が発動した)時、さくらの手元に唯一残っていた。風の鎖で相手を捕らえる、風を使って相手を包み込み動きを封じるなど捕獲系のカードとしてさくらを何度も手伝うが、一応、カードの性格上、威力は弱いが攻撃系のカードとしても使用することも可能。また、落下している人を風で救ったりもできる。四大元素カードのひとつで「月」の属性カード。またクロウカードを使った占いでは、「情報」や「伝達」を意味するカードとしても使われている。 ウッド(THE WOOD)「樹」〈4話〉 能力は植物を生み出したり、操ること。実体化すると木の精霊を連想させる女性の姿をとる。優しい性格で、原作・アニメ共さくらが封印をしなくても自分からカードへ戻った。つる草で相手の動きを封じたり、巨大な樹木を生み出し、落下の衝撃を和らげるクッション代わりにするなど、使い道(使い方)は様々。「月」の属性カード。五行思想の関係で「地」に強い。生命を生み出せる数少ないカード(他は「花」のみ)。 ジャンプ(THE JUMP)「跳」〈5話〉 能力は対象のかかとに小さな翼を生やしジャンプ力を高めること。実体化すると目つきの悪いピンク色の姿をとる。カードでの容姿は翼の生えた尻尾の長いウサギの姿。好戦的で巨大化することもできるが、頭は悪い。アニメでは真樹の店「ツイン・ベル」のぬいぐるみたちを操り、騒動を起こすが、さくらを踏みつぶそうと足をあげた瞬間にバランスを崩し、倒れて伸びているところを封印された(さくら曰く「最後はあっけなかった」)。原作第1話冒頭でさくらの封印シーンが最初に描かれたカード(アニメでは「翔」よりも後になる)。使用頻度が高い。 フライ(THE FLY)「翔」〈1話〉 能力は対象に翼を生やして飛行能力を付加すること。実体化すると大きな鳥の姿をとる(原作ではさくらが抱えられるほど小さくなった)。クロウカード時代は杖の先に翼を生やし飛行能力を付加するもの(二人以上の人間を乗せて飛ぶこともあった)だったが、さくらカードに変える際に使用者の背中から直接翼が生える効果へと改められた。原作での性格は「風」と同じくらい大人しい(脚の怪我の痛みに耐えかねて暴れていただけ)が、アニメ版では気性の荒い性格。原作では風属性なので「風」のカードが効かなかったが、アニメ版では通用した。また、アニメ版ではさくらが初めて杖で封印したカード。使用頻度が高い。クロウカードを使った占いでは、「風」同様、「情報」や「伝達」を意味するカードとしても使われている。 ウォーティ(THE WATERY)「水」〈3話〉 能力は水を生み出し操ること。実体化すると人魚を連想させる少女の姿をとる。水が多くある場所を好み、原作では学校のプール、アニメでは水族館の水槽に潜み、近づいた者の足を引っ張り、溺れさせようとしていた。攻撃用に造られたため、気性は荒く攻撃的。また、「水」にまつわるカードなど(例:「雨」)の力を逆に利用することができ、実体を持たないため封印も難しい厄介なカードだが液体ゆえに低温には弱く、凍らされると動けなくなってしまう。最後は学校の(アニメでは水族館の)冷凍室に誘導され、封印される。「月」の属性を持つ四大元素カードのひとつ。 イリュージョン(THE ILLUSION)「幻」〈6話〉 能力は対象が強く思う者や場面の幻を見せること。カードでは万華鏡で見える模様のような姿。幻を見ている人の思う気持ちがよほど強ければ、幻を見ている者以外が近づくと弾き飛ばす能力もある。公園前の池の中に住み着いており(アニメは学校裏の崖)、その力によって怪談騒ぎを引き起こしていた。さくらに対しては母親の撫子の姿、知世にはペンギン大王(アニメでは大きな肉まん)を見せた。2度にわたり、さくらを命の危険に晒すが、雪兎の言葉を思い出したさくらに、正体を見破られ、封印された。なお、さくらが見た「幻」の撫子には、左手薬指に指輪をついていない。 フラワー(THE FLOWER)「花」〈10話〉 能力は様々な種類の花を出現させられること。実体化するとロールした髪と踊り子のような衣装が特徴の女性の姿をとる。踊りと賑やかなことが大好きな性格で、運動会の楽しげな空気に引かれて友枝小の屋上に現れ、踊りながら大量の花びらを学校中に降らせた。ケルベロスによると「クロウの気まぐれな性格」から創られたカードらしい。さくらが「戻」のカードで過去に行った際に、クロウが庭に咲かない桜の花を心配した、ケルベロスと月のために使うシーンがある(劇中で、クロウがクロウカードを使ったのはこの「花」のみである)。生命を生み出せる数少ないカード。 ソード(THE SWORD)「剣」〈9話〉 能力は対象を剣術の達人にすることだが、その意識を支配することもある。実体化すると杖が細身の剣の形をとる。カードでは鎖に縛られているレイピア風の剣。「盾」とは対のカード。使い手の思い次第で切れ味を自在に変えることができ、峰打ちから岩まで何でも切ることができる。そのため、場合によっては、「迷」を切ることも可能になる。好戦的な性格だが、戦略家で慎重な性格。カードたちを封印しているさくらの噂を聞き、ピンブローチに成りすましてさくらの友人である利佳に買うように仕向けて操り、さくらの家を訪れて襲撃した(原作ではさくらの親しいものへの攻撃をためらう性格も計算にいれていた)。「幻」のカードを使い、利佳の意識が逸れている間に、引き離し封印する。(その際、利佳は担任の、寺田先生の幻を見ていた。)杖が剣に変化する為、クロウカード時代には同じく杖が変化する「翔」と同時使用が不可能だったが、さくらカードに変化後の「翔」のスタイルの変化により併用可能となった。原作では、クロウカードとさくらカードでデザインが大きく異なっている。またクロウカードを使った占いでは、「腕試し」の意味するカードとしても使われている。 サンダー(THE THUNDER)「雷」〈8話〉 能力は雷の操作(雷を生み出し操る)と雷を発生させること。本体は雷獣のような姿で性格はきわめて獰猛。原作ではあっさり封印されたが、アニメでは小狼の攻撃で弱らせてから「影」のカードを使って封印された。 シャドウ(THE SHADOW)「影」〈2話〉 能力はその名の通り、影の操作。「樹」同様、対象の影を追う「追跡」や捕縛など、使い道(使い方)は、様々。ローブをまとった人の姿で実体化。影を集めてまとうことで巨大化し、封印を困難にさせることができるが、集めた影は光に弱く、原作では「雷」を使って円形に並ぶ公園の街灯に落雷させて照らし、アニメでは知世が学校のライトで四方から照らすことで本体を見つけ出した。影であるため、大きさの変化がある程度自由で、固定形を持たない物(霧など)を包み込み動きを封じることを得意とする。また、影を使って対象の捜索もできる。全カードの中でもかなり素早く、また、影であるため触れることがなかなか難しいことなどからかケルベロスによれば「クロウも扱いに苦労した」らしい。ただし「剣」を使えば触れるようになっている。原作ではさくらの噂を聞き、さくらを試す為に桃矢のバイト先の店で彼女の前でわざと騒ぎを起こして捕まえに来させるように仕向けた。ケルベロスによると「偏屈な性格」。 ミラー(THE MIRROR)「鏡」〈25話〉 声 - 久川綾(本来の姿)、丹下桜(さくら変身時) 任意の人や物に変身できる。さくらに変身し、店の商品に悪戯をしたり桃矢を騙して怪我をさせた。詳しくはカードキャプターさくらの登場人物の「ミラー(鏡)」を参照。 シールド(THE SHIELD)「盾」〈11話〉 能力は身を守る(対象を攻撃から守る)ことでカード及び魔力などの攻撃を防御することができる。その際には対象すべてにドーム状の結界が張られる。結界の中からは自由に出ることが出来、また、使用者がその場を離れても効果は残り、対象を守り続けることができる。カードでは鎖に縛られている、翼を彷彿とさせる盾の姿。「剣」とは対のカード。ケルベロスによると「いい性格」で、大切なものを守ろうとする習性があり、知世と園美の大切な物が入った宝箱を守っていた。「剣」によってその効果を無効化することが可能で、「剣」を使い「盾」を切り裂いて封印する。エリオルの弁によるとカードの使用者が守りたい思いが強いほど防御力も増す。前述の通り、カードの使用者が守りたい思いが強いほど防御力も増すため、場合によっては、結界の中からは自由に出ることが出来ず、「剣」によってその効果を無効化することが不可能になる。 原作ではクロウカードとさくらカードでデザインが大きく異なる。 メイズ(THE MAZE)「迷」〈26話〉 能力は緑色の巨大な立体迷路を生み出し、相手を迷い込ませること。「剣」や「翔」のカードを無効化し、さらには複雑な迷路に変えてしまう。厳格な性格で空を飛ぶなどの不正行為は許さない。月峰神社に訪れたさくらたちを、迷路に迷わせた。さくらたちは歌帆の鈴で迷路の壁を破壊して出られ封印できた。 イレイズ(THE ERASE)「消」〈17話〉 能力は物体や記憶を"消す"こと(劇場版の「無」と似ているが、こちらは空間ごとではない)。実体化すると布を持った、女性の道化師のような姿をとる。能力を使用している間は無防備。さくら達の臨海学校の一環の肝試しに現れ、生徒達を能力で次々と消した。前日に奈緒子から聞いた怪談に出来事が酷似していたため、さくらは泣きだし怯えるが、小狼に集中するように叱咤され気配を探り、封印する。なお、翌日には魔力を持たない他の生徒たちは肝試しの出来事を忘れていた。 グロウ(THE GLOW)「灯」〈18話〉 能力は蛍のような光を出すこと。カードでは露草を持った、妖精姿の少女。小狼が察知できなかったほど気配が微弱。さくらは予知夢でその存在を察知し、月峰神社の祭りに現れたカードを封印する。さくら曰く、このカードのおかげですごい幸せだったという。性格は穏やか。 ライト(THE LIGHT)「光」〈42話〉 声 - 佐久間レイ 能力は光を生み出し操ること。実体化すると白髪の巻き毛を背に流したつり目の女性の姿をとる。カードの解放後はさくらの心の中に存在したため、すべてが「闇」に包まれてもさくらだけは光を失わずにすんだ。あきらめない心が呼び寄せたカード。「闇」とは双子の姉妹のような関係であり、封印やさくらカードに変える際も同時に行った。クロウカードの中で「闇」と同じ最高位カード。ケルベロスの第一配下カードで、「太陽」の属性カード。言葉を話すことができるカードのひとつ。性格は冷静かつ穏やか。光を発生させるなどの使い道(使い方)がある。またクロウカードを使った占いでは、真意を読み取る際、「光の場所。つまり、元の場所などに帰りたい」を意味するカードとしても使われている。 ダーク(THE DARK)「闇」〈42話〉 声 - 佐久間レイ 能力は闇を生み出し操ること。実体化するとまっすぐな黒の長髪を背に流した垂れ目の女性の姿をとる。学芸会の劇の最中にさくらを闇に包ませた。また、強い魔力のある者のみその空間に閉じ込められる。特殊カードであり、「光」と同時でないと封印することができない。クロウカードの中で「光」と同じ最高位カード。ユエの第一配下カードであり、「月」の属性カード。言葉を話すことができるカードのひとつ。性格は「光」と変わらず、声質も酷似しているがより落ち着いた口調で話す。闇を発生させるなどの使い道(使い方)がある。またクロウカードを使った占いでは、感情を読み取る際、「今の状況」を意味するカードとしても使われている。 ファイアリー(THE FIREY)「火」〈35話〉 声 -緒方恵美 能力は火を生み出し操ること。実体化すると炎の髪と翼を持つ少年の姿をとる。攻撃力はほぼ同等ながら、気性の荒さと攻撃的な性格は「水」のそれを上回る。四大元素カードのひとつで、「太陽」に属するカードの為、ケルベロスが本当の姿になるには必要となる。「風」「水」のカードを同時に使い、動きを止めて封印した。原作ではケルベロスに使用すると強大な炎を吐く描写があった。原作、アニメ共に最初にさくらカードに生まれ変わったカード。またクロウカードを使った占いでは、感情を読み取る際、「怒り」を意味するカードとしても使われている。 アーシー(THE EARTHY)「地」〈45話〉 能力は地(土)を生み出し操ること。地震や地割れを起こしたり、山を生み出すなどの使い道(使い方)がある。原作、アニメ共に最後に登場したカードで、実体化すると巨大な土の龍の姿をとる(カードに戻すと結晶に包まれた女性の姿になる)。原作では「火」を封印した直後に地震を起こし、避難した月峰神社に現れ、アニメ版では雪兎と観月の弓道大会の帰りの寺の敷地(細かい箇所は異なるが、モデルは増上寺)に現れ、巨大な土の岸壁を作り上げ、地震、地割れを起こした。性格は厳格で穏やか。五行思想の関係上、「樹」に弱いという弱点を持つ。(アニメ版では五行相想については特に触れられていない。また、さくらは五行思想については知らなかった模様。)「地」の能力により町が破壊されていく中、木が生えているところにだけ、被害がないことに気づき、「樹」のカードを使い、動きを止めて封印した。四大元素カードのひとつで、「火」のカード同様ケルベロスの「太陽」属性カードであり、ケルベロスが本当の姿になるには必要となる。原作、アニメに登場するクロウカードの中でさくらカードに変えるタイミングが唯一描かれていない(アニメのみ)。 原作初期の雑誌掲載時「樹」はウッディ(THE WOODY)、「跳」はジャンピング(THE JUMPING)とされていたが、以後それぞれウッド(THE WOOD)、ジャンプ(THE JUMP)に変更された。
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