原作・アニメとの相違点
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「名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」の記事における「原作・アニメとの相違点」の解説
アニメでは時間の制約上省略された原作のセリフなどが、ほぼすべて盛り込まれている。 原作・アニメともに蘭が「サッカーを続けていたら国立のヒーローになっていた」というセリフは、時代の流れ を考慮し、子供にもわかりやすいように「サムライブルーのヒーローになっていた」へと変更されている。また、このシーンは原作では下校時、アニメでは登校時のシーンだったが、本作では日曜に買い物に行った時のセリフになっている。 同シーンで新一がサッカーボールを返すのは原作では一般の子供たち、アニメではサッカー部員だが、本作では結成前の少年探偵団になっている。 原作・アニメでは空手の都大会は防具をつけていなかったが、本作では防具付き空手の試合になっている。 アニメでは阿笠博士が個人用ロケットの実験に失敗するのは平日の朝だが、本作では日曜の夕方になっており、阿笠博士の手当てをするのも新一から蘭に、場所も工藤邸から阿笠邸に変更されている。 第1話に登場した犯人の男の名前と山崎の下の名前が本作で明らかになっており、山崎の勤務先が八菱銀行から米花銀行に変更されており、犯人の男の妻と息子が登場している。 犯人が山崎を殺害してベランダから帰る際のロープのトリックのくだり、山崎が密室でいた理由、犯人が山崎と金で揉めていたことが本作ではカットされている。また、殺害方法が銃殺から刺殺に変わっている。 原作第1話の冒頭での殺人事件ではアニメ同様、山崎が殺害されたことになっている(原作では犯人の夫人)。山崎の遺体はアニメのオープニングでは部屋の床に倒れていたが、方法の変更により本作ではベッドの上に倒れていた。なお犯人の足が完治していたことを知っていた理由は原作・アニメでは犯人の主治医の証言であったが、本作では数日前に鈴木邸で犯人に会ったときに気付いたことになっている。 アニメで新一が自身に関する報道を見て有頂天になるシーンから蘭が新一にトロピカルランドのデートの確認をするシーンまではいずれも登校時であるが、本作では原作に則して下校時になっている。その際、新一が蘭のスカートの中を見て蘭に道着で殴り飛ばされる描写が本作ではカットされている。 同じくそのシーンで工藤優作・有希子夫妻がそれぞれ闇の男爵(ナイト・バロン)と江戸川文代に変装して車内から2人の様子を伺っている。 劇場版『瞳の中の暗殺者』ではトロピカルランドでのデートシーンで噴水広場についてからカウントダウンを行っているが、本作では走りながらカウントダウンを行っている。また、劇場版での事件の重要なトリックとなった「噴水が出るのは2時間に1回」というセリフはない。なお、コカ・コーラ缶のパッケージは劇場版では「Can-Cola」と本物を模したものになっていたが、本作では提供スポンサーの1社であるため「Coca-Cola」のオリジナルデザインになっている。 原作・アニメではトロピカルランドでジンとウォッカは列に割り込んでミステリーコースターに乗りこんでいたが、本作では普通に並んで乗っている。 アニメでは少年探偵団がトロピカルランドにいてジェットコースターにタダ乗りしようとトンネルに進入してその中で事件現場に遭遇し新一に見つかり事件当時のことを聞かれたが、本作ではその描写はない。また、アニメでは少年探偵団の3人がこの時点で新一のことを知っていたが、後の原作に合わせる形で公園でのシーンでもその設定はなくなっている。 残酷な描写のため、ジェットコースター殺人事件で被害者の首から噴き出す血はアニメでは白塗りになっていたが、本作では普通の血の色に変更されている。一方、原作・アニメとは異なり切り口は直接描写されていない。 アニメでは犯行に使われた凶器は新一がトンネルの中から見つけて犯人に見せたが、本作では原作通り犯人の逮捕後に警察がトンネルの中から見つけている。 アニメでは犯人は睡眠薬の所持はしていなかったが、本作では原作通り犯人は被害者を殺害した後に所持していた睡眠薬で後追い自殺を図るつもりだった。 原作・アニメともに第1話冒頭の事件、ジェットコースター殺人事件に登場していなかった高木刑事、千葉刑事(千葉は後者の事件のみ)が登場している。 アニメでは蘭の靴紐がウォッカの後をつける新一を引き留めようとした途端に切れていたが、本作ではほどけている。 原作・アニメではジンは金属バットで新一を殴ったが、本作では特殊警棒で殴っている。 原作では黒の組織の取引現場を使い捨てカメラで撮影していたが、本作ではデジタルカメラで撮影している。 アニメでは描写のなかったAPTX4869服用後の体からの発煙が原作通りになっている。 原作・アニメではAPTX4869を服用した新一はうつ伏せのまま気を失ったが、本作ではのた打ち回って苦しんで気を失う描写が加えられている。 幼児化したコナンがトロピカルランドの医務室に連れていかれ、そこから脱出するシーンはアニメでは描かれなかったが、本作では原作通りに描かれている。その際の警官に抱きかかえられるシーンでコナンは一切無表情かつ無反応になっている。 コナンが小さくなったことを確信するきっかけは、アニメでは脱走後に道端でガラスに映ったシーンだったが、本作では原作と同じく医務室内の鏡になっている。この時、警察官達との身長差及び反応と、サイズの合わない服や自身の手と声質などから推測して、半信半疑ながら鏡に向かう描写が加えられている。 原作・アニメでコナンが黒の組織について阿笠博士に話す場所は工藤邸の書斎だが、本作では新一の部屋で着替えながらになっており、話しながら書斎に向かうという描写になっている。 アニメでは小五郎は社長令嬢誘拐事件を「半年ぶりの仕事」と語っているが、本作では猫探しなど少量ながらも仕事があったことが示唆されており、同セリフは「半年ぶりのまともな仕事」に変更されている。 アニメでは広田雅美(宮野明美)が殺害されるオリジナルエピソードが制作されたが、本作では原作に準拠して描かれている。 小五郎はアニメ第1話では神谷明が担当していたが、本作では小山力也が担当する等、第1話放送当時と一部のキャラの声優が異なっている。アニメ第1話との声優の違いについては「#アニメ第1話との声優の違い」を参照
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原作・アニメとの相違点
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「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の記事における「原作・アニメとの相違点」の解説
原作・アニメでは後日談にしか登場しなかった真選組や、紅桜編以降に登場した神威、阿伏兎も登場する他、銀時たちの過去の部分がより詳細に描かれる。これらの場面が加わった代わりに、新八が村田兄妹の元に訪れるシーン、攘夷党から鬼兵隊の話を聞くシーン(鬼兵隊の話は真選組が冒頭で語っている)が削除された。それ以外にも細かい台詞の省略、変更がある。また、劇場版のメインビジュアルおよびポスターに登場していないキャラも多く登場している。映画本編上では紅桜編未登場キャラはサイドストーリーやショートアニメへの登場に留まっているが、公開前のCMでは一部のキャラクターがストーリーの本筋に関わることを予感させるいわゆる予告詐欺的な演出となっていた。 「新訳」という関係上、テレビアニメからの映像も使われているが、背景画を新たに書き下ろす、テレビでは真夜中の描写が見やすい明るさだったのに対し劇場版ではそれに合わせてコントラストを落とし人物も若干暗くなる、人物の色がより鮮明に色彩し直されている、血にぼやけたエフェクトが加わる、刀、紅桜のコード、船などにうっすらとした影が加わるなど、より手を加えている。さらに余分な間をカットしており、テレビ版より速く物語が進んでいく。また、冒頭の桂襲撃シーンなどの約半分が新作カットとなっている。
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原作・アニメとの相違点
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「FAIRY TAIL」の記事における「原作・アニメとの相違点」の解説
青い天馬のレンとイブ、蛇姫の鱗のシェリー、六魔将軍傘下のギルドは登場しない。 改心したホットアイがウォーリーについて触れておらず本名も名乗らない。 エルザがミッドナイトの魔法の弱点を見破った際は体術で戦う。 六魔将軍は最後全員死亡扱いになっている。
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