APTX4869
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 22:45 UTC 版)
APTX4869(アポトキシンよんはちろくきゅう、APOPTOXIN4869[注 1])は、青山剛昌の漫画『名探偵コナン』およびその派生作品に登場する架空の毒薬である。
注釈
- ^ 原作19巻File.1「どうして...」[1]および24巻File.10「過去からの銃弾」[2]に登場したパソコン画面の表示より。
- ^ a b 薬品開発の研究者は「化学者」だが、原作では「科学者」と表記されている[3]。
- ^ 工藤新一(17歳)と宮野志保(18歳)が小学1年生(6 - 7歳)になっていることから、人間では11 - 12歳前後に相当する。しかし、メアリー・世良(53歳)は中学生(13 - 15歳)程度と人間換算年齢で約40歳も幼児化している。
- ^ ただし、『ダ・ヴィンチ』2014年5月号のインタビュー(60ページ)において、「組織の目的とはナニ? APTX4869の作用から考えると、不老不死が怪しいのでは…」との質問に、作者は「違います。確かにそう思っちゃうよね。」と答えている。
- ^ アニメ129話においては、名前が一部変更されている。
- ^ 「エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」で判明した名前を追記している。
- ^ アニメ850話「婚姻届のパスワード(後編)」では「淳美」と記されている。
- ^ 特別編においても26巻でジュネリックが自ら服用した結果、幼児化している。
- ^ テレビアニメ『ルパン三世』のテレビスペシャル『ルパン三世 the Last Job』の前日譚に当たる漫画『風魔VSルパン お宝争奪大作戦!』では、神楽坂飛鳥が実年齢より若く見られることについて、APTX4869を飲まされたのではないかと峰不二子は疑っている。
出典
- ^ a b 単行本18巻File.6「転校生は…」 - 19巻File.1「どうして…」(アニメ129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」)
- ^ a b c d e 単行本24巻File.7「裏切りの街角」 - File.11「白の世界」(アニメ176話 - 178話「黒の組織との再会」)。
- ^ “名探偵コナン 黒ずくめの組織 徹底調査File! File1”. 小学館 (n.d.). 2012年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月27日閲覧。
- ^ a b c d “名探偵コナン 黒ずくめの組織 徹底調査File! File2”. 小学館 (n.d.). 2012年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月27日閲覧。
- ^ a b テレビスペシャル『エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』。
- ^ 単行本1巻File.1「平成のホームズ」(アニメ1話「ジェットコースター殺人事件」)。
- ^ 単行本41巻File.10「ある来訪者の残した謎…」 - 42巻File.1「隠されていた真実」(アニメ340話 - 341話「トイレに隠した秘密」。
- ^ a b 単行本95巻File.6「黒ウサギ亭にて」 - File.9「ぬかったな」(アニメ952話 - 954話「迷宮カクテル」)。
- ^ 単行本28巻File.8「悪魔の矢」(アニメ223話「そして人魚はいなくなった(推理編)」)。
- ^ コナンドリル 2003, p. 196.
- ^ a b 単行本89巻File.10「座右の銘」(アニメ850話「婚姻届のパスワード(後編)」)。
- ^ a b 単行本89巻File.11「握られたハサミ」(アニメ861話「17年前と同じ現場(前編)」)。
- ^ a b 単行本94巻File.8「鮮紅の天井」 - 95巻File.2「濃紅の予兆」(アニメ927話 - 928話「紅の修学旅行」)。
- ^ a b 単行本10巻File.2「西の名探偵」 - File.5「東の名探偵現る…!?」(アニメ48話 - 49話「外交官殺人事件」)。
- ^ 単行本26巻File.3「覆われた真実」 - File.7「思い出の場所」(アニメ191話「命がけの復活 黒衣の騎士」 - 193話「命がけの復活 約束の場所」)。
- ^ a b c d 単行本62巻File.5「憎悪の村」 - 63巻File.2「推理の答え」(アニメ521話「殺人犯、工藤新一」 - 523話「本当に聞きたいコト」)。
- ^ 単行本71巻File.3「名探偵の弟子」 - 72巻File.1「厄介な難事件」(アニメ616話 - 621話「ホームズの黙示録」)。
- ^ 単行本77巻File.9「自分の領分」 - File.11「灯下の孤影」(アニメ699話 - 700話「灰原の秘密に迫る影」)。
- ^ 単行本10巻File.6「熱いからだ」 - File.8「もう1人の乗客」(アニメ50話「図書館殺人事件」)。
- ^ コナンドリル 2003, p. 254.
- ^ 柳田 2013, p. 28.
- ^ 柳田 2013, p. 27-28.
- ^ 柳田 2013, p. 29.
- ^ a b c d “【インタビュー】『名探偵コナン』の幼児化薬「APTX4869」は作れるの? 大学教授と本気で考えた”. ライブドアニュース (LINE). (2019年10月30日) 2020年5月26日閲覧。
- 1 APTX4869とは
- 2 APTX4869の概要
- 3 被害者
- 4 脚注
APTX4869(アポトキシン4869)
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「名探偵コナン」の記事における「APTX4869(アポトキシン4869)」の解説
黒の組織が新開発した、検死しても体内から検出されない毒薬だが、まだ試作段階に過ぎない。服用者の体質によって、ごくまれに死亡せずに体を幼児化させることがある。開発者の灰原いわく、動物実験段階で1匹だけ幼児化するマウスがいたとのこと。「アポトキシン」の「アポ」とは「アポトーシス」のことであり、プログラム細胞死を利用した薬らしい。
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