白鳥任三郎
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白鳥 任三郎(しらとり にんざぶろう)は、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメなどのメディアミックス『名探偵コナン』の作品に登場する架空の人物。
注釈
- ^ 30代前半と推定されこともあったが[2]、佐藤美和子から「君」付けされて普通に話しており、彼女と同年齢もしくは年下であるかのように示唆される描写もあり、作者は「(白鳥と佐藤は)同期ではないか」という旨の回答もしている[3]。佐藤と同年齢と推定されている宮本由美からも同様に「君」付けされている。白鳥は佐藤には敬語で話すことが多く、「美和子さん」と呼ぶこともあったが、彼女より2歳年下である高木刑事には普通に話すことで、彼よりは年上であることも示されている。それ以外では、26歳の小林澄子と幼少期に出会った時の回想シーンでは、小林と同年代のようにも描かれている[4]。
- ^ 本作では爆弾犯からの電話がかかってきた時はいつも不在だったため、小五郎の誤った推理により容疑者の1人とされてしまう。
- ^ 「本庁の刑事恋物語6」で高木が鳥取県へ派遣されると聞いた時には「天は我を見捨てなかった」と泣いて喜んだりもしている[9]。
- ^ 劇場版第2作『14番目の標的』では拳銃を構える手が震えていた。
- ^ 小林は顔立ちが佐藤とそっくりであり、なおかつ幼少時代は眼鏡をかけていなかった。
- ^ 小林から手作りのお弁当をもらい、そのお返しにホワイトデーには車に満載するほどのプレゼントを購入する、など[13]。
- ^ 鈴木園子によれば、「お金持ちの御曹司」であるとのこと。
- ^ 劇場版第4作『瞳の中の暗殺者』にて登場。夫は晴月 光太郎(はれつき こうたろう)という画家である。
- ^ 落胆する高木に対して、佐藤は「すごいのは白鳥家であり、白鳥君本人じゃない」とフォローしていた。
- ^ トリックで、目暮警部と同様にターゲットの名前を数字に当てはめる必要があったため。
- ^ テレビアニメでは、第190話のオープニング冒頭で塩沢への追悼テロップが挿入された[16]。
- ^ 吉岡は、生前の塩沢が『コナン』のスタッフと食事に行くとしばしば井上について雑談していたことから「塩沢の後を継げるのは井上しかいない」と思い立ち、劇場版第4作『瞳の中の暗殺者』で白鳥の主治医である風戸京介役でゲスト出演したことも契機に井上を白鳥役の後任に抜擢した旨を証言している[17]。
出典
- ^ a b c 単行本21巻File.8「桜田門の変!?」 - File.10「意外な敵」(アニメ146話 - 147話「本庁の刑事恋物語」)。
- ^ 少年サンデー特別編集プロジェクト(編) 編『コナンドリル―オフィシャルブック』小学館、2003年5月、119頁。ASIN 4091794025。ISBN 978-4091794024。OCLC 675320813。全国書誌番号:20410712。
- ^ 青山剛昌『スーパーダイジェストブック 名探偵コナン40+』小学館〈少年サンデーコミックス〉、2006年2月17日。ASIN 4091200206。ISBN 4091200206。OCLC 675537308。全国書誌番号:20993576。
- ^ a b c 単行本66巻File.2「思い出」 - File.4「サクラサク」(アニメ568話 - 569話「白鳥警部、桜の思い出」)
- ^ a b c 単行本27巻File.4「18年前の男」 - File.6「時効成立」(アニメ第205話 - 206話「本庁の刑事恋物語3」)
- ^ 単行本36巻File.8「帰らざる刑事」 - File.11「この世で一番…」、37巻File1「バイバイ…」(アニメ304話「揺れる警視庁 1200万人の人質」)。
- ^ 単行本32巻File.11「佐藤のお見合い」 - 33巻File.2「佐藤の気持ち」(アニメ253話 - 254話「本庁の刑事恋物語4」)。
- ^ 単行本36巻File.5「悪意の中の行進(パレード)」 - File.7「爆弾犯の狙い」(アニメ301話 - 302話「悪意と聖者の行進(パレード)」)。
- ^ 単行本44巻File.4「天国から地獄」 - File.6「疑わないの?」(アニメ390話 - 391話「本庁の刑事恋物語6」)。
- ^ 単行本40巻File.1「甘いデートにご注意を!」 - File.3「不純な大捕り物」(アニメ358話 - 359話「本庁の刑事恋物語5」)
- ^ a b 劇場版第7作『迷宮の十字路』。
- ^ a b 単行本67巻File.9「小林先生の恋」 - 68巻File.1「桜、満開」(アニメ583話 - 585話「小林先生の恋」 - 「時を超える桜の恋」)。
- ^ 単行本69巻File.7「ホワイトデーの殺人」 - File.9「ハッピー・ホワイトデー」(アニメ608話 - 609話「裏切りのホワイトデー」)。
- ^ 劇場版第1作『時計じかけの摩天楼』、第2作『14番目の標的』、第12作『戦慄の楽譜』など。
- ^ a b c d e “こだま兼嗣の演出手帳 Q&A”. 2002年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月31日閲覧。
- ^ 単行本26巻File.1「迷える心」 - File.2「突然の侵入者」(アニメ190話「命がけの復活~第三の選択~」)。
- ^ 吉岡昌仁(2012年6月15日のツイート)
- ^ a b “8月1日、8日 新・白鳥警部のアフレコ”. 2002年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月8日閲覧。
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- 4 登場の経緯
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