一刻館の住人とは? わかりやすく解説

一刻館の住人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 17:34 UTC 版)

めぞん一刻」の記事における「一刻館の住人」の解説

五代 裕作(ごだい ゆうさく) 声 - 二又一成渡辺久美子幼少期)、櫻井孝宏CRめぞん一刻版) 本作主人公一刻館5号室の住人善良心優しいが、押し弱く優柔不断トラブル巻き込まれやすい。概歴 血液型A型両親健在故郷定食屋営んでいる。高校卒業後、浪人生として上京し一刻館入居する当初一刻館非常識な他の住民馴染め頻繁に転居決意して断念する日々だったが、管理人として就任してきた音無響子に一目惚れし住み続けようになった1年間浪人生活経て三流私立大学合格大学では教育学部在籍し響子母校である高校国語科教育実習行った教職に就く意思はなく、就職活動全て一般企業であった大学卒業するが、就職内定していた企業倒産してしまったために就職浪人することになる。「しいの実保育園」でアルバイト始め、その経験から保父(現在で言う保育士)を目指すうになる。なお、アニメでは就職浪人しておらず、原作とは大学4年目から1年ほどタイムラグ生じている。人員削減保育園アルバイト解雇された後は、キャバレーにて宣伝部部員呼び込み)や福利厚生部長(ホステスの子供の世話係)として働く。2年近く専門学校通って保育士免許取得した後、欠員がでた「しいの実保育園」に保育士として正式に採用され響子求婚結婚し翌春長女春香をもうける。 人物エピソード 善良であるが意思弱く流されやすい性格のため、要らぬ苦労背負い込みトラブル巻き込まれることが多い。 大学合格発表 までフルネーム公表されておらず、響子は「五代浪人」が本名だと思っていた。金魚すくいが得意で小さいころは「お祭り裕ちゃん」と呼ばれていた。高校時代ラグビー部所属五代の住む5号室は部屋荷物が一番少ないという理由で一刻館の住人たちが集まる宴会場にされることが多く試験勉強中などは、度々住人邪魔されたりからかわれたりしていた。朱美四谷曰く五代は「一刻館玩具」。また、響子高校生時代制服着たことから始まったコスプレ宴会では、後述花枝促される形ながら高校時代学ラン着て参加していた(原作51話・アニメ第37話)。 手先が器用で、大学1年秋に成り行き上所属した人形劇サークル入部当初除き全くサークルには顔を出さなかった)では人形を、キャバレーではホステスの子供達のために積み木等の玩具作ったりもした。物語当初喫煙する描写があるが、途中から無くなる。アニメ版では響子のために禁煙した発言している。 妄想癖があり、響子のことを考えるたびに妄想してはしばしば壁や電柱などに頭から突っ込んでいく。響子に対しては「管理人さん」と呼んだり「響子さん」と呼んだりしていたが、響子結ばれてからは「管理人さん」とは呼ばなくなり最終話挙式後は「響子」と呼ぶようになった作者高橋留美子五代いつまで童貞でいるのは「正しくない」という考え持っていて、五代独り北海道旅行に行くエピソード旅先出会った大口小夏初体験相手にしようとしていたが、編集部から「五代君は純潔を貫かなければならない」と猛反対され、この構想断念したその後五代初体験は、坂本のおごりでソープランドに連れて行かれた話で曖昧に描かれた。響子五代に対して好きであることをなかなかはっきり言わなかったために五代響子愛情確信できず、終盤原作149話から第150話)にて破局寸前トラブル見舞うところで、響子に「あなたしか抱きたくないんです」と告白しラブホテル入ってベッドインしながら前夫の惣一郎が気になって失敗してしまうが、その後原作152話)、管理人室で響子改めて話をし、結ばれて一夜を共にした。その後も、響子心奥深く残っている「惣一郎」に対し素直に「正直言って妬ましい」と惣一郎墓前心中吐露する原作第160話)が、それすらも「響子一部」として捉え丸ごと受け止める決意をする。 同姓ということから、鹿児島県薩摩川内市酒造メーカー山元酒造」が製造する焼酎「さつま五代」(由来所在地の「五代町」から)の広告に絵が使用されていたことがある音無 響子(おとなし きょうこ) 声 - 島本須美ゆきのさつきCRめぞん一刻版) 本作ヒロイン原作第133話で「秋に27なります」と響子本人語っている。若くて美人スタイル抜群1980年の秋、本作の舞台となるアパート一刻館」に住み込み管理人として赴任する。その美貌五代一目になり、常に気になるマドンナ的な存在となる。後に未亡人であり、五代より2歳年上であることが分かる通称管理人さん」。キャラクターモデル女優夏目雅子また、原作者高橋留美子性格自身に一番近いキャラクターとして音無響子を挙げている。音が無いのに響く子というのはサイモンとガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」と同じ構造矛盾語法であり、本人矛盾した行動象徴している。概歴 女子高である私立桜ヶ丘高校アニメ53話より)の出身で、テニス部所属していた。講師として赴任してきた音無一郎出会い高校卒業後の1979年親の猛反対押し切って一郎結婚する。しかし、結婚して半年足らず翌年1980年春に一郎亡くなってしまう。失意どん底にあった響子だが、惣一郎の父音無老人取り計らいアパート一刻館」に住み込み管理人してやってくる。野良犬だったペット当初は「シロ」の名で呼ばれていたが、夫の死後「惣一郎さん」という名前で接している。音無老人母親響子再婚勧めて実父再婚反対)いたが、響子気持ち整理付けられず、音無の姓を名乗り続けていた。「非常識かたまり」の一刻館住民周囲人々との触れあいや生活は、少しずつ響子笑顔取り戻させ、失意喪失感覆われていた心を和らげていった。五代については一刻館赴任した当初から出来の悪い弟の面倒を見るように世話を焼いていた。そんなある晩、五代酔った勢いで響子好きだ叫んだことから五代自分への想い初め知り異性として意識し始める。テニスクラブコーチ三鷹瞬からもアプローチを受け両者の間で揺れ動きながらも、五代心根優しさ厚意に絆され、次第に心惹かれて行く。しかし響子は、五代への恋慕の情は亡き夫への想いを「嘘になってまいそうで…」と自問自答し自分気持ち戸惑い感じていた。そのため五代気持ち受け入れることにも躊躇していた。ある出来事から三鷹は他の女性婚約し五代とも決定的な破局寸前にまで至る騒動立て続け起こった。それらの誤解解けた時、自分気持ち素直に向き合い結ばれて一晩共にする至った五代就職後プロポーズを受け、再婚決意し準備進めるも惣一郎思い出の品前に悩む姿もあった。そんな姿を五代見ており、その心に棲んでいる惣一郎存在否定せず受け入れてくれた五代に「あなたに会え本当に良かった」と感謝していた。結婚後、翌春長女春香出産する人物エピソード音無」は結婚後の苗字で、旧姓は「千草(ちぐさ)」。幼少時父親転勤族であったため各地転々としていた。普段は穏やかでいつも微笑み絶やさない基本的に明るく快活で優しい性格反面、非常にヤキモチ焼き世間知らずであり、思い込み激しい。また、親譲り鈍感な面もあり、三鷹恐怖症最後まで気付かなかったり、五代の「響子さんの作ったみそ汁飲みたい」という遠回し求婚文字通りに解し味噌汁用意するなど、天然ぶりを発揮することもしばしば。 自分五代三鷹求められている存在だと自覚している。しかし、両者に対してはっきりした態度取らずぬるま湯」の状態の逃避をするも、五代三鷹が他の女性仲良くしているのを見聞きしただけで、真意確認せぬまま自分の中で勝手な解釈をし、独りよがり不機嫌になり、キツ当たっていた。 特に五代に対しては、女友達から日に何度も電話があるだけで嫉妬し、それに応対している五代言動目にするのも耐えられず、それまで管理人室で取り次いでいた黒電話とは別にアパートの住人用」との名目ピンク電話設置してしまったほどである。こずえとのデート出かける際は「ネクタイ直してあげる」と称して首を絞めたり、いぶきと腕を組んで仲よさそうに学校へ向かう姿を見送る際には笑顔のまま掃除用の竹ぼうきをへし折るなどもした。しかし、雰囲気が高まると自ら五代キスしようとするような思わせぶり仕草見せたり実際にハプニング含めて数回キスしているが、響子側からキスの方が多い)、一刻館の住人の中で五代帰宅時間だけは曜日ごとに把握して庭先出迎えるなど、五代好意持っていた。ただ、前述のような理由から直接「好き」と言葉ではなかなか言えなかった。ようやく言えたのは終盤近く一刻館管理人室で五代結ばれた原作152話)時に初めて「ずっと前から好きだった」ことを告白したが、作中響子五代に対して愛情直接言葉表現したのはこの一度きりである。前夫の惣一郎亡くしたことは(特に物語序盤では)響子心の奥底で深い傷になっており、五代プロポーズ受け入れる時(原作158話)も「1日いいから自分より長生きして…。一人ではもう生きていけそうにないから」とその胸のうち吐露し五代決し響子一人にしないことを約束した自動車運転免許所有者である。海水浴に出かけた際、三鷹体調不良から運転できなくなった際には帰路の運転をかってでたが、教習所卒業以来運転をしたことがないペーパードライバー であり、ハンドルを握ると性格がいつにも増して強気になる上に、緊張から周囲に気を配る余裕無くなり同乗していた三鷹五代顔面蒼白引きつるほど荒々しい運転をした。また、一刻館雨漏り直すために屋根上がって応急処置大工仕事をしたり、停電したときには簡単な電気工事なら多少心得がある」と修理をするなど、意外な一面垣間見せている。 他にも鏡台購入して、何か着て鏡に写してみようと衣装ケース探してみると、自身母校制服ブレザー)を見つけ、ためしに着てみたところで、裕作や後述花枝四谷朱美に見つかってさながらコスプレ宴会突入してしまったこともあり、帰宅した賢太郎に呆れられたこともある(原作51話、アニメ37話)。 「ヒヨコエプロン(胸に“PIYO PIYO”の文字と、ヒヨコイラスト入りベースカラーは主に黄色。)」 と、「竹ぼうき」が、響子トレードマークであり、代名詞的存在となっている。五代一刻館から出入りするときは特に、深夜・早朝かかわらず玄関前を掃除していることが多い。竹ぼうきで掃く音で響子機嫌善し悪しうかがい知れることも少なくない上述のようにいぶきと五代が腕を組みながら学校行った際には竹ぼうきをへし折ったことすらある)。五代セクハラ(例:屋根から落ちそうになって五代救われ時に胸を触られた、スカートをめくられた)を受けた時などに本気で怒り平手打ち食らわせたことも数多い原作アニメ第2話など)。逆に五代からは、こずえ絡みの件で喧嘩後、屋根修理をしていた際落ちそうになったものの意地を張り助け求めなかったことに対し激怒され頬を張られた。数年後、再びこずえ絡みいざこざがあり、例によって五代の話を聞かず口汚く罵倒した響子諌めるために頬を優しく叩かれた。 また劇場版完結編にて一の瀬花枝から結婚祝に手製エプロンをもらうシーンがあり、こちらは「ニワトリエプロン(胸に“KOKE KOKE”の文字と、ニワトリイラスト入り)」となっている。 同じ小学館漫画鉄子の旅』で、「横見妄想シーンゲスト登場。これは作者菊池直恵高橋協力して特別に描き下ろしたものであるアニメ版放送当時に、キャラクターとして人気手伝って音無響名義楽曲リリースされている。詳細は「めぞん一刻 (アニメ)#歌手・音無響子」を参照 一の瀬 花枝(いちのせ はなえ) 声 - 青木和代一刻館1号室の住人詮索好きで世話好きいわゆる典型的なおばさんだが、騒動好き・酒好き宴会好きの三拍子も加わるという豪快な婦人しょっちゅう昼間から酒を飲んでおり、宴会盛り上がる両手扇子持って踊りアニメでは「チャカポコ踊り」と称している。北海道出身原作第24話「リンクに賭けろ!」・スケートの話での「道産子だもーん」というセリフより)。 高校生の頃から現在と同じ酒樽体型で、高校時代セーラー服今でも着ることができ、前述響子制服着用から始まったコスプレ宴会でもセーラー服着て興じていた(原作51話・アニメ第37話)。 五代響子の関係を家族のような目で見守りつつも大変面白がり、常に事態面白くさせよう行動するため、彼女の言動元凶となった誤解数知れない近所の主婦誘われ響子とともにテニスクラブ入会したが、仲間内おしゃべりいそしむほうが多く肝心テニス練習皆無等しくルールも全く把握していないなど、普段からちゃらんぽらんさが目立つ人物だが、年長者であるためか、時に響子や裕作に有効なアドバイスをするなど、いざと言うときは頼れる人物でもある。 一の瀬氏(いちのせし) 声 - 矢田稔 一の瀬花枝の夫。気弱存在感が薄い普通に朝出勤、夜帰宅毎日過ごしており、後ろ姿片隅ながら早くから度々登場していたものの、住人たちとの生活時間帯が合わず管理人響子でさえ就任以来3年近く彼の存在に気づかなかった。勤め先倒産して無職になり初め住人たちにその存在知られるようになった無職になったエピソードの後、賢太郎の運動会など主役の話もあったものの、その後登場することはほとんど無かった一の瀬家は一刻館では唯一家族暮らしていて、花枝とは社内結婚である。花枝肩を並べるほどの酒豪馴れ初めは、会社宴会花枝から飲み比べ勝った結婚してやると暗に求婚されたが、失恋自棄酒で酒が進んだことと花枝故意負けたことで、結婚することとなった原作では「一の瀬氏」「一の瀬おじさん」と呼ばれ名前の設定明らかにされなかった。 一の瀬 賢太郎(いちのせ けんたろう) 声 - 坂本千夏 一の瀬夫婦一人息子小学生終盤中学生進学響子を含む一刻館の住人では最も常識人であり、大人びた子供である。響子義理の姪である郁子好意寄せるが、郁子の側は賢太郎の気持ち気づいておらず、あまり相手にしてもらえなかった。原作では中盤以降は全く登場しなくなりその後最終話にのみ姿を見せた最終話では郁子とともに五代響子結婚式受付担当しており、この時は学生服設定では高校生になっている)を着ており郁子とも会うが、母譲りの背の低さからかわれ変わらず気持ち伝わっていない。テレビアニメ版では二階堂望が登場しないため、本来なら二階堂役回りとなる部分アパート戻れなくなった誤解した五代匿う羽目になる、など)が賢太郎に回るなどして、登場する出番継続していた。 二階堂 望(にかいどう のぞみ) 声 - 堀川亮 一刻館2号室の住人大学生連載後半1984年4月から登場五代とは別の大学現役合格したのを機に高級マンションの「立国館」に入居する予定が、手違い一刻館にやってきた。最初一刻館をオンボロアパートと見下していたが、響子気に入りそのまま大学卒業まで住むこととなる。大工仕事趣味実家裕福らしく、過干渉気味の母親甘やかされ育っており他人気持ち疎く場の空気察するということできない。しかしマザコンではなく母親過干渉内心疎ましく思っており、気楽に一人暮らしができる現状楽しんでいる。一刻館一のヘビースモーカーであり、くわえたばこで歩く。入居した当時から未成年ながらタバコや酒を嗜んでいた。転入直後一通り住人達との騒動五代巻き込んだ四谷との対立、こずえや三鷹とのやりとりなど)以降登場機会少なく漫画では入居後に100回近い宴会確認できる参加したのは10回に満たないなど一刻館の住人でありながら端役で、物語本筋にはほとんど絡まなかった。テレビアニメ版では一切登場しておらず、原作者高橋も本作の連載終了後少年サンデーグラフィック誌上で「二階堂は(あまり活躍させられなくて)かわいそうだった」という趣旨のことを述懐している。最終的に大学卒業まで一刻館住み続け響子五代結婚式にも参加している。卒業後は実家のある茨城県就職し自宅通勤となったため、相変わらず母親過干渉内心辟易し一刻館での暮らし懐かしく感じている。なお、劇場版英語版では「にかいどう のぞむ」だが、スピリッツ掲載原作では「にかいどう のぞみ」である。 コンピューターゲーム版では、禁煙パイポの臭いが嫌いという設定になっておりアイテムパイポ使用するプレイヤー五代)の前から退散していった三越三郎(みつこし ぜんざぶろう) 声 - 堀勝之祐 テレビアニメ版オリジナルキャラクター50・51話で一時的に一刻館3号室の住人となる。一刻館地上げする目的で来たが、最終的には何もせず、住民真意気付かれることなく去っていった。なお、原作では3号室は一度住人住み着くことはなく、愛好家らからは「開かず3号室」と呼ばれたアニメ版では八神一刻館居座った時に五代一時的に住んだことがあった。四谷に、「新しいものが生まれる時、古いものが消えてゆく。消えてゆくのは仕方のないことかもしれませんが、消えたものを忘れてしまってはいけないんじゃないか。そう思います」と語った四谷(よつや) 声 - 千葉繁 一刻館4号室の住人で、五代隣人下の名前不明。他の住人からは「四谷さん」三鷹などからは「四谷氏」と呼ばれている。五代一刻館入居したその日に、4号室と5号室の間の壁に穴を開けてしまい、そこから何かと五代私生活干渉する一刻館全面的な修理が行われた時に、壁はきちんと塞がれた(本人塞がれることを酷く嫌がっており阻止するために五代のかなりキワドイ秘密まで暴露した。)が、こずえが5号室に来た際にまた開けられた。誰に対して丁寧な言葉遣いで話すが、その態度慇懃無礼いんぎんぶれいそのもので、五代など自分よりも弱そうな相手おちょくることを何より趣味にしている模様普段スーツ姿または在宅用の着物姿だが、虚無僧袈裟原作51話・アニメ第37話)も所有するほか、温泉旅行や裕作の実家アニメ版のみ・第95話)にもスーツ姿で出かけている。八神女子高生が来るときと、五代結婚式披露宴の時は、タキシード着用していた。冬季外出時に帽子トレンチコート羽織る五代響子三鷹二階堂などは職業など何をしているのか疑問懐き尾行・調査をしたこともあったが四谷気付かれており、単にあちこち振り回されただけで結局なにも分からなかった(三鷹五代二階堂に関して本人に見つかりタカられた)。ときどき帰省称して数日間留守にするが帰省先も全く不明趣味はのぞき、特技はたかり。年齢職業・経歴などは一切不明という、変人ぞろいの一刻館の住人の中でも一際目立つ存在であり、結局何者なのか明かされることはないまま、本作連載終了した四谷部屋内部確認できるのは原作アニメ共に1回八神四谷家庭教師頼みこみ、心配した五代響子五号室の穴から四号室に入り込んだとき)のみであった。他にはアニメ版31話で1度だけ五代四谷不在の間に5号室の穴の内部覗いたことがあるその時五代見たのは狭いコンクリートでできた細長い部屋であり、鏡や歯ブラシなどはあったもののとても部屋呼べるようなものではなかったため戦慄していた)。アニメ版44話では、本人瓜二つ祖父叔父がかつて一刻館居住していたという設定四谷家のアルバム登場し一刻館歴史四谷家の歴史」と語った六本木 朱美ろっぽんぎ あけみ) 声 - 三田ゆう子 一刻館6号室の住人。同じ町内にある一刻館面々行きつけスナック茶々丸」に勤務している。 一刻館の中ではスケスケベビードールパンティーという裸同然とも言える扇情的な格好徘徊する(ただし、冬場その上にドテラ着込んでいることが多い。)が、住人たちは慣れっこになってしまっている。他にもキャバレー仲間から譲ってもらった看護婦 制服所有しており、それを着て前述響子制服着用から始まったコスプレ宴会興じたこともある(原作51話・アニメ37話)。 酒好き種類銘柄こだわりなく飲む。勤務中はもとより勤務外でも客と酒を飲むなどかなりの大酒飲み性格原作アニメでは、しばしば煙草を吸うシーンがある。 言葉遣いは荒いが、時おり響子五代にずばり本質突いた一言をかけて、背中押してやるような姐御肌世話好きな面もある。物語終盤では五代響子破局寸前まで追い込む騒動原因ともなるが、その関係の修復にも寄与している。作中では「朱美さん」か「朱美ちゃん」としか呼ばれず、原作後期の第104話にて自分名乗るまで、苗字明かされていなかった。最終回で、茶々丸マスター求婚されマスター婚姻後(最終回で、一刻館メンバーへの差し入れセリフで、亭主文字マスタールビ振りがされている)茶々丸店舗2階移り住むようになった原作では年齢不明だが、劇場アニメ版完結篇」で二階堂に「朱美さん今年1987年30歳したっけ?」と言われて怒るものの否定していない。

※この「一刻館の住人」の解説は、「めぞん一刻」の解説の一部です。
「一刻館の住人」を含む「めぞん一刻」の記事については、「めぞん一刻」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「一刻館の住人」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「一刻館の住人」の関連用語

一刻館の住人のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



一刻館の住人のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのめぞん一刻 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS