一列談判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 18:13 UTC 版)
一列談判は1950年代頃までよく歌われていた東京の手まり歌。イチ、ニ、サ、シ…と各句の頭に数字を読み込んだ数え歌の形をとっている。「一列」は意味不明だが、「一月」(日露開戦直前の1904年1月に最後の交渉が決裂したことを指す)の転訛とも、「日列」(=日本対列強)の転訛とも、交渉会場のテーブルが一列に並んでいるから、ともいう。 一列談判破裂して、日露戦争始まった さっさと逃げるはロシヤの兵、死んでも尽すは日本の兵 五万の兵を引き連れて、六人残して皆殺し 七月十日の戦いに、哈爾浜(はるぴん)までも攻め破り クロパトキンの首を取り、東郷元帥万々歳 他の歌1(一)列談判破裂して2(に)ちろ戦争が始まった3(さっさ)と逃げるはロシアの兵4(死)んでも戦う日本の兵5万の兵を引き連れて6人残して皆殺し7月10日の戦いに8艘軍艦沈めたり9(ク)ロポトキンの首を取り10(とお東)郷大将ばーん万歳
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