1作 - 10作(ドラゴンたいじ - 大かいじゅう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:18 UTC 版)
「かいけつゾロリ」の記事における「1作 - 10作(ドラゴンたいじ - 大かいじゅう)」の解説
アーサー 声 - 檜山修之(OVA版)→保志総一朗 真面目で優しく正義感に溢れるクロヒョウの王子で、優しい部分を除けばゾロリとは対照的な典型的な正義のヒーロー。 婚約の最中に現れたゾロリドラゴンにあっけにとられたり、食堂のおばあさんに化けたゾロリの言葉を信じ込む面もある。 ゾロリとは恋のライバル関係。古くからの知り合いで敵対している。ゾロリがアーサーの城やエルゼ姫を我が物にしようとするため、毎回危険な目に遭っている。 ゼッコーチョー編では、エルゼ姫のお願いで不本意ながらも協力している。彼女のワガママに振り回されるも彼女を愛している。『はちゃめちゃテレビ局』ではベストカップルコンテストで一位を取ったことが、『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇では気球に乗って通りかかりゾロリ達を気球に乗せていたことが、『ドラゴンたいじ2』ではエルゼとの間にアルゼルとマーサの二人の子供を儲けていたことが、明らかになった。 エルゼ 声 - ならはしみき(OVA版)→折笠富美子 少々わがままな、可愛いネコのお姫様。『ゆうれいせん』以降アーサーの妻となる。危機感と緊張感を持ち合わせていないため、よほどのことがないとアーサーがゾロリの手によって危険な目に遭っていることにほとんど気づかないが、気付かずにアーサーと城を救うこともある。結婚してからはアーサーと同様、ゾロリから敵視されることになったが、アニメ版ではそれほどゾロリを敵視しておらず、何か事件が発生した際にはゾロリに助っ人をお願いすることも直々ある(そのため、アニメでは「結婚しないでよかった〜」とゾロリは語っている)。原作では『ドラゴンたいじ』では名前が明かされず、『ゆうれいせん』で名前が明かされている。 『はちゃめちゃテレビ局』では女優になってみたかったことが、『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇では気球に乗って通りかかりゾロリ達を気球に乗せていたことが、『ドラゴンたいじ2』ではアーサーとの間にアルゼルとマーサの二人の子供を儲けていたことが、明らかになった。 劇場版『うちゅうの勇者たち』ではエンディングに登場。 レバンナ国の王様 声 - 池田勝(OVA版)→石原凡 エルゼの父親。娘がドラゴンにさらわれた時は泣き崩れ(アニメではとっさの出来事であっけに取られたアーサーを叱る)、娘をドラゴンから救った者を王子にすると宣言する。 ゾロリドラゴン 声 - 稲垣悟、木津修(OVA版)→愛河里花子、くまいもとこ ゾロリが発明したドラゴンのロボット。ビビリ山に住むといわれる伝説のドラゴン(あくまでも王国の言い伝えで実際にいるかはまだ定かではなかった)の話を聞いた(アニメではゾロリがドラゴンの噴水を偶然見つけてヒントにした)ゾロリが、エルゼ姫を自分の妻にするために徹夜でつくった。最終的には、イシシ・ノシシのミスにより、ドラゴンが本物ではなく作り物だとアーサーに気付かれ、大破してしまった。 『ドラゴンたいじ2』ではゾロリがアーサーと戦った洞窟の中で残骸が今でも残ったままとなっており、アーサーの息子のアルゼルを真の英雄に仕立てるために再びゾロリの手で改良された。 ブラン 声 - 梅津秀行(OVA版)→中嶋聡彦→最上嗣生(『もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ』) おでん屋台を営むブルドッグのおやじ。名前は『ドラゴンたいじ2』で登場。イシシとノシシに「おでんを食わせろ」と金を払わず責め立てられ、駆けつけたゾロリに助けを求めるが逆に追い払われた。アニメ版では金が足りなかったらしいが、ゾロリが自身を追い払う場面から屋台ごと持っていかれ、あぜんとする展開に変更された。ただし、「食べ終わったら屋台をちゃんと返すように」とゾロリが2人を諭したため、屋台は返却されたらしい。いわゆるかませ犬。 『ドラゴンたいじ2』では先述のゾロリ達の悪行が原因で商売を辞めてしまい、何をやっても上手く行かなかったために田舎に移り住んでジャガイモと大根の長い研究を重ねて新たなるおでんを作り上げ、通りすがったゾロリ一行をかつて自分が店を辞める原因を作った張本人とは気づかずにご馳走した。その後は、ドラゴンに畑を荒らされ農作業が出来なくなったのを期に隠居生活を送る予定であったが、ゾロリからの計らいでレバンナ国から新しいおでん屋台をプレゼントされ、新たな人生を踏み出すこととなった。 レバンナ国の大臣 声 - 風間勇刀 大蛇 声 - 中島信行(OVA版)→中嶋聡彦 ゾロリが転がした大むすび(大きなおむすび)の匂いに誘われた巨大なヘビ。大むすびごとアーサーを食べようとするが、アーサーがジャンプしたため、大むすびを丸ごと飲み込み苦しんでしまう。その後苦しいなか洞窟に現れ、アーサーに蹴られて大むすびを吐き出され、ドラゴンの正体を明かした。 『ドラゴンたいじ2』では昼寝の最中にドラゴンの足に巻きついた茨を取ろうと話し合いしていたゾロリ一行とアルゼルとマーサの声で目を覚まし、5人を丸呑みにしようと襲い掛かった。 ピョンシー ゾロリが発明した巨大ロボット。額のお札を剥がすとバネの足のジャンプで町を荒らす予定だったのだが、イシシ・ノシシが強力接着剤でお札を貼ってしまったため剥がれず、町の人の協力で引っ張ってもらうも、お札は剥がれず首ごと取れてしまった。アニメではその首が転がり、勝手に首下部分が飛び跳ね、それぞれが大暴れし町を壊滅させてしまった。 町長 声 - 徳丸完(OVA版)→石原凡 ゾロリと妖怪学校の生徒達が訪れた汗っかきの町の町長をしているカバ。妖怪学校の生徒達が町のみんなを怖がらすことに失敗し、逆に楽しませたため、彼らに住む場所として大きな屋敷を貸す。屋敷をゾロリがきょうふのやかたに改造したことは気に留めもしなかったが、アニメではピョンシーとその首が大暴れしたことにより町が荒らされ、激怒し追放した。 店長と客 声 - 石原凡、風間勇刀 ドラキュラに変身したゾロリが入った中華料理店の店長とその客。ニンニクが苦手なドラキュラと、ドラキュラに変身したゾロリを、客は餃子の臭いで、店長は救急箱の赤十字マークで苦しめた。 ウサギの美容師 声 - 陰山真寿美 ゴーゴンに変身したゾロリの髪をドライヤーで黒こげにした。挙句、ゾロリは自分の髪がどうなったのかとサングラスを外し、鏡に映った自分を見て石になってしまった)。 シマウマの親子 声 - 風間勇刀、愛河里花子 オオカミ男に変身したゾロリに襲われるが、雲によって満月が隠れたため、隠れていない部分しか変身できないゾロリを見て大笑いした。これによってゾロリは大恥をかいてしまった。 女の子 声 - 川瀬晶子、陰山真寿美 ミイラ男に変身したゾロリに驚いて逃げ出した二人の少女。ただし、決して怖がって逃げ出したのではなく、包帯が脱げて裸になったゾロリを見て逃げただけである。 ビルポン 声 - 徳丸完(OVA版・変身中)、田野恵(OVA版・変身解除後)→青野武(1993年劇場版・変身中)、木藤聡子(1993年版・変身解除後)→緒方賢一(TV版・変身中)、川瀬晶子(TV版・変身解除後) 円錐形の帽子をかぶった老人に変身していた子狸。性別はオス。 修行しなくても使うことのできる、魔法使いのサルウドンが作って弟子のドンドリフが埋めた使用回数2000回の魔法の杖「グルンロッド」に依存することで魔法を使っていた。 魔法を覚えるため入門してきたゾロリを、雑用係として一生こき使おうとするが、途中で杖と自分の秘密がばれてしまう。原作とOVA版、アニメ版の衣の色は赤だが、1993年版では紫。名前は『まほうつかいのでし』では明かされなかったが、『なぞのまほう少女』で村長の家にあった伝説で杖とともに明らかになった。 コーモリガサ 声 - 田野恵(OVA版)→二又一成(1993年劇場版)→川瀬晶子 ビルポンに傘と合体されたコウモリ。カバンカバたちとは違い、服を着ていない。性別はオス。 カバンカバ 声 - 茶風林(1993年劇場版)→津田匠子 ビルポンにカバンと合体させられたカバ。性別はアニメ版や原作ではメスだが、1993年版ではオスだった。 リスリッパ 声 - 木藤聡子(1993年劇場版)→山口眞弓 ビルポンにスリッパと合体させられたリス。性別はオス。 ネズミミズ 声 - 江森浩子(1993年劇場版)→高橋まゆこ ビルポンにミミズと合体させられたネズミ。性別はオス。 パンツンダ 声 - 中島信行(OVA版)→中村秀利(1993年劇場版)→宮崎一成 ビルポンにパンツと合体させられたパンダ。性別はオス。 人食い花 声 - 津田匠子、川瀬晶子、進藤尚美、くまいもとこ、高橋まゆこ、愛河里花子、伊東みやこ ビルポンによっておばけのような姿になった花。性別は多くはメスで少なくはオス。毒液で入ってきた者を溶かし、自分達の栄養にする。ただし、ゾロリが「おしっこが漏れる」と言った際には思わず吐き出した。『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中編にも登場する(アニメ版ではカット)が、同じ個体かは不明。原作とアニメ版には登場するがOVA版と劇場版では未登場。 イシシ・ノシシの兄弟 ゾロリが魔法で大量に出したイシシ・ノシシの兄弟。ハシシ、ムシシ、ケシシ、シシシ、ホシシ、アシシ、ニシシ等がいる。騒がしかったことから、すぐに消した。 牧師ロボット 牧師メカ。 キツネの花嫁 声 - ならはしみき(OVA版)→木藤聡子(1993年劇場版) ゾロリが魔法で出した花嫁。ビルポンによってゴリラのおじさん(劇場版では壁)に変えられた。 パル 声 - 潘恵子(1993年劇場版)→喜安浩平 ライオン海賊船長の一人息子。車のおもちゃが大好き。 物語終了後は海賊を引退し、車のおもちゃ専門店を開く。『きょうふのカーレース』にて再登場し、ゾロリカーの開発に協力した。再登場時にはたてがみが生え、父親そっくりになっていた。TV版の『きょうふのサッカー』では、試合の実況を担当していた。『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではゾロリ達の車を修理していたことが明らかになった(アニメ版ではカット)。 ライオン海賊船長 声 - 飯塚昭三(1993年劇場版)→石原凡 パルの父親。海で泳ぎの練習をしていたところを、船長の座を狙うタイガーによって、浮き袋に穴を開けられてしまう。パルのために大量の車のおもちゃを遺していた。原作では死亡したが、1993年版とアニメ版では生きている。1993年版では船長姿を披露し、タイガーにやられた振りをしてゾロリの様子を見ていた。アニメ版では波にさらわれながらも泳ぎのコツを覚え、無事生還。 タイガー 声 - 富田耕生(1993年劇場版)→立木文彦 自称「ライオン海賊船長の一の子分」(1993年版では「船長代理」)。左手は義手であり、普段は手に穴が開いているがその中には9つの道具が隠されている。自分が船長になりたいがために船長を暗殺し、後に魔法の杖をゾロリから奪い自業自得で船ごと沈没したがサメに狙われつつ生還。 原作では警察に逮捕され『つかまる!!』で刑務所の檻の中にいる姿があったが、ゾロリ達とキエルンガーZの仕業で刑務所が消えると脱獄。 以後アニメでもゾロリに対して(アニメ版ではアルバイトなどに1年費やして)復讐を行おうとするが『まほうのへや』で義手を魔法使いネリーに双葉を生やされ火炎を封じられたり、『なぞのおたからだいさくせん』では、序盤の改造した自分の義手の火炎放射器は塞がれて爆発してしまい火傷を負い、終盤でのマディー製の火炎放射器は重く、火力を最大にしてキャノンを発射したら反動でタイガー自身が天空へふっ飛んでいったりと、仕返しは失敗ばかりである。 その上原作では『まほうのへや』でアジトに置き忘れた日記の切れ端をゾロリに盗まれ、『たべられる!!』で日記を読んだゾロリ達に、海にお宝を隠していると誤解され、ゾロリ達が崖から間違って飛び降りてしまった際に風で日記が破れてしまった。頭巾は『なぞのおたから大さくせん』と『きょうふのちょうとっきゅう』では帽子に変更。 あじゃぱー編の『ちきゅうさいごの日』では最初は空を見上げていたが、ゾロリと戦うことも出来ないからという理由で後述のデブッチョ・カバーフィールドを除く手品師たちも加えて助っ人に駆けつけた。隕石通過後は手品師4人たちと別れ、海賊船に乗って去っていった。 劇場版では代わりにニャンガを迎えたが、冷遇しすぎて逃げられてしまった。また報酬付のゾロリ仕返しメカ開発者候補にケロロ小隊が登場した際は、他の参加者と変わりないあまりに仕返しに生かせない発明品から、同じようにケロロ小隊を吹っ飛ばし、文句を聞くと「まったくどこの事務所のもんだ…」とぼやいていた。 『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇では、偶然ゾロリ達と再会し、最初は仕返しの相手であるゾロリに協力するのが嫌であったが、ゾロリの同行者のアリウスの美しさに魅了され、ゾロリに協力しつつ、アリウス以外には甲板を掃除させたことが明らかになった。『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』でも声なしでチョイ役だがOPに出演している。 海賊の子分たち 声 - 緒方賢一、千葉繁、二又一成、中村秀利、茶風林(1993年劇場版)→山根剛、麻生智久、風間勇刀、喜安浩平→伊原正明、寺崎千波也、城岡祐介、田中啓太郎(『もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ』) 元々はライオン海賊船長の子分だった。船長が殺された後は、タイガーの子分になった。 サメ 声 - 山根剛(初代、『大かいぞく』)→志村知幸(二代目、『グラモを追え!』) 『大かいぞく』に登場した個体は一回目に落下したゾロリを待ち構えるも失敗し、二回目はゾロリに船のマストで口を塞がれ、マストの紐のハープと化する。その後、海賊船が沈没したタイガーや海賊たちを食べようとした。 『グラモを追え!』に登場した個体は、ノシシが落としたピーナッツに誘われやってきて、宙づりにされたグラモを襲った。 アニメ版『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』に登場した個体は、OPでゴムボートに乗ったゾロリ達を追うが、イシシとノシシにおならで撃退された。 クジラ 声 - 飯塚昭三(1993年版)→山寺宏一(TV版・初代)→最上嗣生(TV版・二代目、『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』) 『大かいぞく』に登場した個体は、タイガーが大砲で発射したゾロリをあくびをしたまま食べたが、グルンロッドで海賊船にされ、パルを乗せて宝島へ渡った後、『ゆうれいせん』で妖怪を乗せる幽霊船に改造され、アーサー・エルゼを中に入れさせたが、ノシシに「おふねのせん」を抜かれ、魔法は解けて、鼻部分のゾロリ人魚の一部を残したままアーサー・エルゼを乗せて海を漂った。 『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』に登場した個体は、大だこに追われたゾロリ達と卵を丸呑みにしたが、追いかけて来た大だこにのどちんこを握られ(予告編ではゾロリが持っていたはたきでくすぐられ)思いっきり吐き出した。 黄金のオウム 声 - 江森浩子(1993年版)→高橋まゆこ ライオン海賊船長が持っていたオウムのおもちゃだがいろんな機能を搭載している。宝の在り処を知っており、彼の死後パルに渡すようゾロリに頼む(『大かいぞく』)。 おてやわらカニ カニ(『ゆうれいせん』)。 ひっぱりダコ タコ(『ゆうれいせん』)。 いタイ タイ(『ゆうれいせん』)。 こわイカ イカ(『ゆうれいせん』)。 インドカレイ カレイ(『ゆうれいせん』)。 サイボーフグ フグ(『ゆうれいせん』)。 ゆザメ サメ(『ゆうれいせん』)。 ブルル 声 - 郷里大輔→大友龍三郎(『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』)→斉藤次郎(『もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ』) 金儲けが大好きなブルドッグで、「ブルル製菓」の社長。同じ悪知恵の持ち主のゾロリとはライバル関係で、妖怪学校の先生に次いで出番が多い。イシシやノシシが住んでいた同名の山とは無関係。 お菓子会社にも関わらず、金の匂いがすることならどんな商売にも手を出す。またどの自社商品のお菓子にも豪華なキャンペーンを謳った「当たり」を設けているがおおよそ普通に食べていたら見つけられない悪質な仕込み方(ミルクチョコとビターチョコの三枚重ねの板チョコの真ん中に挟んだ「当たり」と書かれたホワイトチョコレートや長時間しゃぶり続けてようやく「当たり」文字が浮き出てくるアイス棒など)をしているが、ゾロリには毎回見破られている。アニメ版では金儲けの為なら弱者からお金を巻き上げたり環境破壊も辞さない性格である。商売目的ではあるが『きょうふのちょうとっきゅう』では鬘をかぶって女装した。 詐欺すれすれの悪徳な手法で稼ごうとするが、その計画はいつもゾロリに阻止される。後述の通り、原作版『きょうふのカーレース』並びに『きょうふの大ジャンプ』では首尾よく大儲けをしたことがあったが、アニメ版のオリジナルストーリーなどでは、無茶な宣伝や悪徳商売が災いし、結果的に損をすることが多い。 『きょうふのカーニバル』ではヤギヤギ町のライバルであるカメカメ町のスポンサーを引き受けたが、カーニバルやアイドルを利用して巨大なビジョンから自社の宣伝ばかりしたため観客の怒りを買ってしまい、優勝を逃がしてしまった(しかし、最大の敗因を作ったにも関わらず自身は「なぜ負けたのか分からない」と全く反省していなかった)。 アニメ版『大にゅうどう大さくせん』『おたからカード大さくせん』『にんじゃ大さくせん』では妖怪学校の先生がどこかしらで手に入れた粗品ブルルカードというテレホンカードで写っておりうさぎのニュースキャスターからも「ださいカード」と紹介されるも、これは世界に2つしかない貴重なカードだったが、イシシのミスで全滅した。 原作版『きょうふのカーレース』でブルルアイスを生産・販売していた。その狙いは、そのブルルアイスの売り上げで『きょうふの大ジャンプ』で開かれる五輪ピックのスポンサーになることだった。 アニメ版『大金持ち』では銀行をやっており、卑怯なやり方でお金を巻き上げようとしたが、ゾロリが悔しさで投げ捨てた偽札(イシシ・ノシシのミスでできたもの)を、彼とコブルの乗るヘリコプターがまともに喰らい、操縦が利かなくなったヘリコプターで銀行に突っ込み、建物を破壊してしまった。 『大どろぼう』では原作、あじゃぱー編共通して美術館を経営しているが、入場料とは別にチョコボールかピーナッツ(どちらも一袋五百円)を買わなくては入れず、入口まで来てから帰ろうとしても退場料として千円払う必要があるという掟破りなことをしていた。美術品は全てグラン・モーグリー(正体はグラモ)から買っていたが、それらが全て贋作と判明すると開き直り、「偽物美術館」という美術品に触り放題の更に掟破りな美術館に改装した。 『たべるぜ!大ぐいせんしゅけん』では会社名を「ブルル食品」に改名し、お菓子以外にもいろいろな食品も生産していることが判明した。また、番組のスポンサーをしており、優勝したゾロリに賞味期限寸前の食品を賞品として処分させようと企むも大会の参加者達がゾロリ達の代わりに食べたため、またも結果的に損をした。 『メカメカ大さくせん』では相撲ロボットを開発して、ゾロリが負けたら彼を会社でタダ働きにする条件でロボット相撲を開催。ゾロリと対決し2VS2まで争い合うも、当たり商品のケーキの城がある事故で崩れてしまった事で試合が中止になり、客からの信頼を失って破産しかけたが、ゾロリの計画で事なきを得た。 『なぞの大まねきねこ』では大招き猫を騙ったダポンに唆され、魔法の国で魔法の薬草をただの草を混ぜて売った事がばれて罰金刑と国外追放を食らっている。 あじゃぱー編の『ちきゅうさいごの日』では、スペースシャトルを買ってどこかの星へ去ろうと荷物をまとめていたが一転、商売相手がいなくなるからと言ってゾロリに協力した。 ゼッコーチョー編ではデンキウナギを手に入れるべくおばけの森を荒らしまわるが二回も撃退される。 呼称は原作と『だ・だ・だ・だいぼうけん!』ではブルル社長、それ以外ではブルル公爵。また、肌の色は原作では黄色だが、アニメでは焦げ茶色になっている。 『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』の本編終了後の特報も務める(DVDには収録されていない)。 コブル 声 - 水島裕→永塚拓馬(『もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ』) ブルルの忠実な社長秘書。ヘリコプターの操縦やトラック、ブルドーザーの運転もこなす。アニメでは「〜しゅ」(原作でも途中から言うようになる)と「ブルッとな」が口癖。 おばちゃん 声 - 伊東みやこ ゾロリ達が『ブルルチョコ』を買いに行った駄菓子屋の店主。 原作では、3枚の『ブルルチョコ』が店内のどこにあるのか探すゲームになっている。 シロダルマン 声 - 風間勇刀 ブルルがチョコレート城防衛のために繰り出した雪だるま型警備用ロボット。武器は下から雪を吸い出して内部にあるやかんによって作られ鼻から出される「はなみずつららロケット」。連射の他、片方の鼻を押さえて高スピードで発射することが可能。また、相手を凍らせる冷凍光線も兼ね備えている。後に『なぞのおたから大さくせん』に登場するマディー博士に、ブルルが頼んだ発明品だった事が判明した。 恐竜のママ 声 - 野沢雅子 南の島「おっとっ島」に生息する緑色の恐竜。行方不明の息子を探していた。ゾロリにより檻に閉じ込めることに成功したが、読者によって檻が開けられ出られる。アニメでは内側から恐竜ママが手を伸ばし、外側のカギを開けて出てしまう。『大かいじゅう』で2児の母、『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』で3児の母となる。『だ・だ・だ・だいぼうけん!』の中篇ではタイガーの船に乗せてもらっていたゾロリたちを助けていたことが明らかになった(アニメ版ではカット)。 恐竜の子供 声 - 佐藤智恵 恐竜のママの子供。モジャラに捕まり、ショーの見せ物にされてしまい泣いていたが、ゾロリたちによって救出された。『大かいじゅう』で怪獣の兄となる。 恐竜のぬいぐるみ ゾロリが恐竜のママを捕獲するための囮として用意した着ぐるみ。ノシシが着させられた。材料は目の部分は卵と干しぶどう、爪は拾った貝殻で胴体は葉っぱの上から緑の絵の具を塗って出来ている。檻から出てきた恐竜のママの抱きしめた怪力で壊されてしまった。 モジャラ 声 - 石丸博也 恐竜のぼうやを乱獲して恐竜サーカスを開催し、金儲けを目論むクマの団長。最後は恐竜のぼうやの下敷きになり、イシシ・ノシシによって体を縛られてしまった。 キツネの赤ちゃん 声 - 伊東みやこ ゾロリにそっくりな、キツネの赤ん坊。母親が目を離した隙に、乳母車ごと坂を転がり落ちて止まらなくなってしまった。崖が崩れるほどの泣き声を上げる。川に流されたり、谷に落ちたり散々な目に遭うが(本人は危機感が全くない様子だった)、ゾロリのおかげで、母親の元に帰ることが出来た。 キツネのママ 声 - 笠原留美 キツネの赤ちゃんの母親。山の上のマイホームに引っ越してきた。目を離した隙に、赤ちゃんが乳母車ごと坂を転がってしまった。ゾロリたちに、キツネの赤ちゃんを助けてもらう。 キツネのパパ 声 - 永井誠 キツネの赤ちゃんの父親。山の上のマイホームに引っ越してきた。一生懸命働いて、やっとのことで夢にまで見た親子三人で暮らせるマイホームを建てた。大ワシに乗ったゾロリたちにまだローンが残っている家を壊されたが、ゾロリが赤ちゃんにダイヤモンドを握らせていたので、新しい家を手に入れることができた。 オオワシ 声 - 笠原留美 高熱を出したイシシを毛布ごと連れ去るが、実は寒い山にある巣の卵を暖めるために毛布を貰うつもりであったが、イシシ自身が毛布の役割を果たした。 母親なので性別はメスなのだが、ゾロリからは「オオワシ君」と呼ばれた。 雛 声 - 伊東みやこ イシシの熱によって卵から生まれた雛。それと同時にイシシの熱が下がった。 怪獣 声 - 川津泰彦→最上嗣生(『映画かいけつゾロリ まもるぜ!きょうりゅうのたまご』) 大昔に生息していた怪獣の唯一の生き残り。「マンマ〜」と鳴く。ゴミ捨て場の地下深くにあった卵が孵化したことにより誕生した。甘い物が大好物。ゾロリたちが宝くじの当選でもらったお菓子でできた怪獣の形のゾロリ城を、自分のママだと思い込んでいた。騒乱の後、おっとっ島にいる恐竜ママの元に引き取られた。『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』では普通に言葉を話しており、名前もきょうりゅうの弟になった。また、新たに生まれた恐竜の兄となる。 うさぎみみのアナウンサー 声 - 太田真一郎→水内清光(『映画かいけつゾロリ まもるぜ!きょうりゅうのたまご』)→光部樹(『もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ』) メガネをかけている。臨時ニュースのアナウンスや番組のレポーター(『ZRX』放送)をしている。 まじめにふまじめでは芋羊羹が好物であったことが判明したが、ブーデル博士のおなら芋には存在を知らないため、手を出さなかった。
※この「1作 - 10作(ドラゴンたいじ - 大かいじゅう)」の解説は、「かいけつゾロリ」の解説の一部です。
「1作 - 10作(ドラゴンたいじ - 大かいじゅう)」を含む「かいけつゾロリ」の記事については、「かいけつゾロリ」の概要を参照ください。
- 1作 - 10作のページへのリンク