学校の生徒達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/18 14:21 UTC 版)
「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」の記事における「学校の生徒達」の解説
都筑 武紀(つづき たけのり) 身長:175cm。 設定者にして本編の主人公。ギャルゲーをこよなく愛する高校生。 特殊な設定者で、武紀のパソコンはそれ単体でフェアリーテールシステムにアクセスできる機能を有している。 「エターナル イノセンス」を投影したが、現実の影響で予想外な実態を起き、呼び出されたヒロインやシナリオの強制力に巻き込まれた現実の人達に迷惑をかけてしまったことに気付き、罪悪感を抱き自暴自棄になるも理恵の一言で吹っ切れ、彼女達を幸せにする決意をする。 全てのシナリオが終了後、再設定の際には「エターナル イノセンス ファンディスク 永遠の絆をあなたと」のシナリオは展開せず、世界を狂わせないよう細かく設定し直し投影しヒロイン達を復活させた。 「エターナル イノセンス」を何度も繰り返しプレイしており、イベントや台詞、テキスト等も全て記憶している。明石に成り済ましていたゆうきの正体に気づいた。 8年前の交通事故で父親を亡くし、それを追うように母親も病気で亡くしている。 神楽 咲(かぐら さき) 身長:158cm。スリーサイズ:84→85・57・83 来訪者。「エターナル イノセンス」のメインヒロイン。「エターナル イノセンス」では蓮條学園の二年生で、主人公のクラスメイト。 学園のアイドル。文武両道の才女で、誰に対しても分け隔てなく明るくやさしい。 関東一帯の高校生で知らないものはいないという設定を持ち、原作では誰からも愛されていたが現実の影響で彼女を気に入らない者から嫌がらせを受けるようになった。 再生不良性貧血に侵されており、ゲームでは主人公の骨髄が適合し移植する設定だが、現実世界では年齢制限によりできなかったため、従姉妹である八重の骨髄を移植し完治する。 第1巻では校内に非公認ファンクラブが存在し、再設定の時に武紀が設定から除外したがわずかに記憶があるためか、ファンクラブに入っていた者達は今でも武紀を敵視している。真相を知った後も今まで通り接し、彼を「エターナル イノセンス」の主人公ではなく武紀という人間としてみており、他のヒロインもそう見られている。第4巻では武紀に重複した正樹に告白され、恋人になる(なお、この時、武紀に重複した正樹にファーストキスを奪われる)もその影響(ファンディスクの追記設定)で再び他のクラスからいじめに遭う。このために病気が再発し悪化するも正樹が去ったため完治する。違和感を覚えながらも正樹の告白を受けたことに罪の意識を感じ、一度「エターナル イノセンス」の世界に帰るもフェアリーテールシステムで彼女を追いかけた武紀と理恵達の説得で帰還。その際、理恵とは名前で呼び合うようになった。主要キャラで唯一、胸が成長している。 秋原 理恵(あきはら りえ) 身長:152cm。スリーサイズ:81・57・82 来訪者。「エターナル イノセンス」のもう一人のメインヒロインで5人の中で一番人気が高い。「エターナル イノセンス」では蓮條学園の二年生で、主人公の隣に住む幼馴染。 幼い頃から主人公に思いを寄せており、主人公が関わることには並以上の行動力を持つようになる。また、恥ずかしくなったり焦ったりすると、言語能力がバグる。ヒロインの中では大人しい性格だが嫉妬深い所があり、時折疑心モードになることもあるが、現実世界に出現してからは自暴自棄になる武紀を一喝するなど気丈な一面もある。 両親が離婚しようとしており転校しそうになったが、ゆうきの事件がきっかけで和解。真相を知った後も武紀の幼馴染として思いを寄せるも本当の幼馴染の出現に戸惑い、「ささやきメモリー」の巨木の願いで記憶を失い、 第4巻では武紀に重複した正樹が咲に告白し、ショックを受け、さらに正樹が現実に出現したことで自殺する考えるようになり、再び武紀のことを忘れるも、いずれも武紀の奮闘で記憶を取り戻す。 都筑 春海(つづき はるみ) 身長:160cm。スリーサイズ:78(76)・56・81 来訪者。「エターナル イノセンス」のヒロイン。「エターナル イノセンス」では蓮條学園の三年生で、主人公の義理の姉。 品行方正で真面目だが堅物ではなく、気さくで武紀にセクハラされても怒るどころかむしろスキンシップと思っている。主人公に対しては非常に甘く、ところかまわず甘やかす癖がある。温厚で原作では怒る場面はまったくないが武紀が咲のファンクラブに襲われた際は激怒した。 元々右肘に爆弾を抱えていて、テニスの試合中に重度のテニス肘になるが、少しずつ回復している。真相を知った後も武紀の姉として接している。第4巻では正樹の出現で一度は原作どおり正樹の義姉になったが、武紀の奮闘で本来の自分を取り戻す。 公式のバストサイズ78センチは実は春海自ら詐称したもので実は76.6センチらしく妹の夏海と差ほど変わらないことを気にしていることを番外編で明らかになり、バストアップのため、武紀を揉んで貰った。 都筑 夏海(つづき なつみ) 身長:140cm。スリーサイズ:76・52・78 来訪者。「エターナル イノセンス」のヒロイン。「エターナル イノセンス」では蓮條学園の一年生で、主人公の義理の妹。 底抜けに明るく少しませている。かなりのお兄ちゃんっ子で、朝、兄を起こしに来るフリをして布団にもぐりこむのが日課。 拓海が夏海に告白したことがきっかけで親友の小由奈と絶交するも、そのことを後悔した小由奈に頼まれた武紀の励ましもあり和解。呼び出されたヒロインの中で終了が一番早く、消滅した後は姉の春海の記憶からも消されるが、再設定後に元の姉妹に戻る。真相を知った後も武紀を実の兄のように慕っている。実は姉が胸を気にするように自分も主要キャラで一番の小柄な体にコンプレックスを持っている。 第4巻では正樹の出現で一度は原作どおり正樹の義妹になったが、武紀の奮闘で本来の自分を取り戻す。なお、その時の武紀からは「なつみん」と呼ばれ、彼女も彼を「せんぱい」と呼んでいた。 伊藤 ゆうき(いとう ゆうき) 身長:159cm。スリーサイズ:85・55・82 設定者でリテラルカスタマー。「エターナル イノセンス」のヒロイン「明石 葵」を自身に投影している。 「明石 葵」の能力である高い身体能力と、人の魂を視る事のできる能力や肉体から切り離したり、封印したりといった能力を持つ。 当初は明石として普通の生活をしていたが、データを上書きし自分の生活を壊した武紀を憎んでおり、ヒロイン達を消そうとする。しかし武紀自身も同じ苦しみを受けていることを知り、ヒロイン全員を幸せにするということを約束し引き上げた。 その後、明石シナリオが終わったため、ゆうきとして暮らせるようになり武紀達とも和解した。再設定後は武紀の計らいで彼女に関する設定は排除された。 各回で誓いを破りそうになると激怒するも、ヒロイン達のことで戸惑う武紀に一喝を入れたり、時折武紀に助言をして助けるなど互いに信頼しあっており、彼女も武紀の言葉に戸惑う一面もある。 現在は女だが、その正体は生物学的性別には男。外見も中性的で自身を女と認識している性同一性障害で本人曰く『男の娘』。男子にも告白され自身も可愛いと認めるほどだがそれが原因で嫌がらせを受け、登校拒否をしていた。「エターナル イノセンス」のヒロインである明石が自身の理想の美少女だったため、フェアリーテールシステムで彼女になった。第8巻で自身の正体と過去、そして武紀に対する思いを武紀に告白し武紀からも受け入れられた 明石 葵(あかし あおい) 身長:159cm。スリーサイズ:85・55・82 「エターナル イノセンス」のヒロインでヒロインの中で登場が遅いが終了が早い。蓮條学園に転校し主人公と同じクラスになる。二年生で目付きが鋭く冷たい印象がある。スレンダーな外見だが実はヒロインの中で一番のプロポーションの持ち主。自分のことをボクというボクっ子で、寡黙で人と関わろうとはしない。木刀を持ち歩いている。彼女を自分と重ねたゆうきは彼女のデータを投影し明石として生きることにした。そのため、オリジナルの彼女は唯一投影されなかった。 佐藤 翔也(さとう しょうや) 身長:170cm。 武紀の悪友で同級生。武紀をギャルゲーの世界に引き込んだ張本人で武紀以上にギャルゲー好きで典型的なオタクだが時折武紀を助けることもある。本編の一人称は「僕」だが漫画版では悪友キャラらしく「俺」に変更されている。 高橋 愛子(たかはし あいこ) 身長:157cm。スリーサイズ:82・60・91 武紀の同級生。クラスで一番強い女子グループのリーダー格。兄と妹がいる。 気が強く物怖じしないが、恋愛に対しては奥手。当初は完璧すぎる咲が気に入らず嫌がらせをしていたが病気であることを知り、罪滅ぼしとして彼女を助ける手助けをしたのをきっかけに武紀に好意を寄せるも、素直に認めようとはしない。その後も武紀達の危機を何回か救っている。第7巻で理恵達の正体を知り、協力するようになった。 8年前の交通事故で唯一生き残った少女。 四阿 小由奈(しあ こゆな) 身長:151cm。スリーサイズ:80・55・82 来訪者。「エターナル イノセンス」のメガネをかけたキャラで、夏海の友人でヒロインにしたいサブキャラとしてひそかな人気がある。三宅拓海に想いを寄せている。一度夏海シナリオの終了時、夏海とともに消えるも再設定後に復活した。普段は大人しいが怒らせると怖い。当初は武紀をお兄さんと呼んでいたが後に名前で呼ぶようになるなど武紀に好意を寄せていると思われる描写がある。 三宅 拓海(みやけ たくみ) 来訪者。「エターナル イノセンス」のキャラで、夏海の友人。夏海に想いを寄せている。武紀曰く「自分より主人公」らしい人物。一度夏海シナリオが終了した際、夏海とともに消えるも再設定後に復活した。当初は武紀を先輩と呼んでいたが彼の男気に惚れ、武にいと呼ぶようになった。 真田 正樹(さなだ まさき) 来訪者。「エターナル イノセンス」の本来の主人公。性格はぶっきらぼうで素っ気無いが曲がったことが嫌いな熱血漢。 一時的に武紀に重複した後、管理AIによって投影される。重複時に武紀の体で咲に告白し、他の三人のヒロインを傷付けてしまう。 武紀と主人公の座を奪い合うが、それに負けてヒロイン達を彼に託し消滅したもののその後も何回も出現し、武紀を助けている。 なお、重複時はヒロイン達は彼の存在には気付かなかったが普段の武紀との違いに違和感を覚え、ゆうきもすぐに違和感の正体に気づいた。
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