通常放送時の主な出来事
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「伊集院光 深夜の馬鹿力の出来事」の記事における「通常放送時の主な出来事」の解説
のちに番組で語られた事件や出来事を記す。 TBSラジオ第4スタジオ炎上事件 1998年4月6日(第130回)、スタジオの1000万円近くする高級機材が壊れるという事件が起こった。調査の結果、番組で使用している時間帯に何かの液体がかかった事が原因だと判明。番組スタッフに疑いがかかるなか、ディレクター・池田が必死に皆をかばうも、構成・渡辺が伊集院の置いたドリンクEau+(オー・プラス)を自分がミキサー卓にこぼしてしまったと白状した。伊集院は、事件を目撃していたために挙動不審だったAD・柳沢を、心の中で絶対に犯人だと思っていた。 焼きもろこしスナック盗み食い事件 1999年3月29日(第181回)、お腹が空いた伊集院が自分のお金で買って来た「焼きもろこしスナック」を自身が寝ている間に誰かに4分の3程度食べられてしまったことに対し、番組冒頭から半泣き。オープニングテーマをかけて誰が食べたか告白させたところ、ニューヨークに行くため退職直前だったディレクター・池田だったことが発覚。伊集院は完全に構成・渡辺が犯人だと目星を付けていたため驚愕し、「発つ鳥後を濁すのもいい加減にしてくれ!」とのコメントを残した。 IZAM事変 1999年9月27日(第207回)、フリートーク内で当時吉川ひなのとの離婚騒動で話題になっていたIZAMをおちょくるような発言をしたところ、それがIZAM自身の耳に伝わり憤慨、翌2000年4月に『おしゃれカンケイ』(日本テレビ系)にIZAMが出演した際、「むかつく芸能人」として「大して話もしてないのに悪く言われた」と発言したとされる(実際には本放送時にはカットされ、後日の「未放送総集編」でイニシャルトークとして放送される。当時はIZAMが本当に伊集院のことを言っていたのか不明で、伊集院は『おしゃれカンケイ』のスタッフから裏を取ったとしていた)。伊集院は2010年5月3日(第759回)放送で、テレビの収録で共演した際に謝罪しようとしたものの、離婚について蒸し返すことになってしまうため言いそびれたままになったと話した。その後、IZAMと伊集院は和解しており、『ストライクTV』(テレビ朝日系、2013年10月28日)で共演した際にはこの話題に触れている。後述の「えなり事変」と並んでしばらくの間芸能人を茶化すようなトークを控えたきっかけとなった。なお「事変」という呼び方は伊集院本人によるもの。 リクエスト番組? 2000年1月3日(第221回)、なぜか急に冒頭から松任谷由実の曲をリスナーの体験談を交えて紹介するだけというなんの盛り上がりどころもないリクエスト番組「永久保存版 松任谷由実ベストコレクション」を放送。放送開始22分になると急に、「冗談はこのくらいにして」の一言でいつもの放送に戻った。曰く「新年なのではしゃいじゃった!」とのこと。 また2001年1月1日(第273回)に全く同じノリで「チェッカーズ・ベストヒットコレクション」を流すが、リスナーからの反響が早く10分程度ですぐ終わった。 ニセ広末事件 2000年2月7日(第226回)放送にて、普通のお便りを紹介中、当時『GameWave』(テレビ東京)の裏番組だった『D's Garage21』(テレビ朝日)に出演していた桃井はるこを「ニセ広末」呼ばわりしたところ、桃井がリスナーであること が判明、次週放送で伊集院は「完全台本」であると「釈明」した。 えなり事変(騒動) 2001年1月、当時伊集院がコメンテーターとしてレギュラー出演していた『王様のブランチ』(TBS系)を「卒業」し、その後釜がえなりかずきだったのがあまりに意図不明だとしてフリートークやコーナーで小馬鹿にしたところ、それが『女性セブン』(小学館)の記者の耳に入り「伊集院はえなりに遺恨を持っている」という記事として書き立ててしまった。前述の「IZAM事変」とともに伊集院がフリートークでしばらくの間ビクビクしながら話す羽目になった一件。なお、えなりは後に『日曜日の秘密基地』にゲストとして出演しており、伊集院と終始和やかなムードで喋る様が放送された。 番組アルバイトの変遷 『JUNK』時代以前には7年近くに渡り「場の空気が読めない・珍臭がする」などトークのネタとしてたびたび登場した構成見習いの「松上君」、次いで2003年夏まではリスナーから募集した「七浪した大学一年生」の「ナガノ君(漢字表記不明)」が番組アルバイトを務め、ともにスペシャルウィークやコーナーで声を聞くこともできた。しかし前者は突然「孤島で暮らしたい」として、後者は病気の後、学業に専念(のちに大学院に進学)することを理由に退職。代わって2006年半ばまで、伊集院の作った若手お笑い芸人草野球チーム(のちのビッグ・アスホールズ)に所属する田代32や河野和男などを番組のアルバイトにしていた。しかしいずれも比較的短期間の雇用に終わり、なんらかのトラブルや本人の希望で人員変更となった。その後(2006年後半から)はADが雑用をしているようで、番組アルバイトを取っていない。 旅行の予定が中止になり結果的にウソ録音スペシャル 2004年1月5日(第429回)の「新春恒例録音大放送」はニューヨーク旅行へ行くために録音放送だったはずなのだが、帰りの航空券が入手できなかったなどの理由で旅行は中止。テープの回るスタジオ内に本人やスタッフが居るという奇妙な状態で番組開始。17分後にそれが明らかとなり、その後も録音の再生を続けたが、結局後半からいつもの生放送を始めた。 JUNK内TENGA開拓番組扱い 以前より番組内で取り上げたお礼として、ソフト・オン・デマンドからアダルトDVDを贈られていた伊集院に、新製品のオナホール「TENGA」が贈られてきた。妻帯者でもあり自分が使うのもどうかということで山崎弘也に譲ったところ、山崎はこれを絶賛。その後、草野球チームの若手芸人たちへの好プレーの賞品として使ったところ、打率が急激に上がるという効果があったり、オテンキののりがTENGAが原因で過労と診断されたり、TENGAエッグを若手芸人に配ったところ、深夜にお礼のメールが次々に送られてきたというエピソードが語られた。当番組が『JUNK』シリーズでいち早くTENGAを取り上げた番組 として知られているが、伊集院自身が新型を試そうと思ったというトークはあるものの、本人が実際に使用した感想は語られていない。 JUNK交流戦 2006年7月に打ち切りとなった『極楽とんぼの吠え魂』のつなぎ番組として急遽企画された『JUNK 交流戦スペシャル』にて「伊集院とアンタッチャブル」(2006年7月28日)、「伊集院と爆笑問題」(2006年9月1日、スペシャルウィーク)の合同放送が行なわれた。『JUNK』内二大パーソナリティである伊集院と爆笑問題が「また、こういう機会欲しいね」と発言した。なお、その回は爆笑問題が『爆笑問題の検索ちゃん』(テレビ朝日系)に出演していたため、『検索ちゃん』終了の1:15までは別室で待機していた。 伊集院、急病で完全欠席 2006年10月2日(第572回)、伊集院光が9月30日に重度の咽頭浮腫により入院していたため、放送始まって以来の完全欠席となった(同時に前日の『日曜日の秘密基地』とテレビ東京系『スポーツ魂』も休んでいる)。その日の放送は、鈴木順・小島慶子・田代32・桐畑トール、アルバイトの河野和男などが出演し、代役を務めた。声の出せない伊集院は、エンディングで病室から尻を叩く音を出し存在を示した。『日曜日の秘密基地』での欠勤を知らないリスナーは、これをいつものネタだと思ったらしく、FAXやメールでネタを多数送ったという。 バナナマンが放送開始に先立ち乱入 2007年4月2日(第598回)の放送終了間際、当時この番組の後時間の月曜JUNK2枠『バナナマンのバナナムーン』(現在は金曜JUNKに移動し『バナナマンのバナナムーンGOLD』)の放送開始に先立ち、バナナマンが伊集院に挨拶を済ませるため乱入。僅か2分程の出演だったが、ホリプロとホリプロコムのマネージャーを題材にトークを展開。後に両者は2012年に放送された『雑学家族(テレビ朝日系)』でレギュラーとして共演する。 地方のネット局で放送されていないことに放送中気づく 2007年12月31日(2008年1月1日未明、第637回)の放送終了間際、北海道のリスナーから「今週もあると言っていたので聴こうと思っていたらHBCラジオは特番で聴けませんでした。現在TBSの放送を直接聴いてます」というメール(当時、番組では基本的にメールを受け付けていなかったが、この日は特別にメールでのテーマに基づいたネタ投稿が行われていた)が届いた。伊集院自身だけでなく、ディレクターもHBCラジオが特番を組んでいることを全く知らず、結果放送中にそのことを初めて知るというおかしな現象が起こった。さらにその他のネット局(RKB、RBC)でも各自年明けの正月特番が編成されており、この回の放送はTBSラジオのみの放送となっている。 また、2018年12月31日(2019年1月1日未明、第1211回)の放送は正月特番によりRKB・RBCが休止、ネット返上となった。 伊集院と構成・渡辺の音声バランスが入れ替わる 2009年11月30日(第737回)の冒頭、番組開始から4分程度、伊集院の音声が遠くでエコーがかかったようなぼやけた音声に聞こえ、逆に構成の渡辺の音声が普段の音声よりもきれいに聞こえるというトラブルが起こった。ミキサー卓に岡部よりも偉い、局全体を統括するようなポジションの技術スタッフまで現れる騒ぎとなった。伊集院の前に置いたマイクと渡辺の前に置いたマイクの接続が通常と逆になっていたために起こったようである。 TBS9階トイレ事件 放送のある月曜日は無駄に早くスタジオ入りする伊集院。ラジオスタジオがある、TBS放送センター9階の男子トイレの個室のひとつでは、いつも大便が流されていないことに気付くが、TBSのトイレはセンサー式だから自動的に流れるはずなのに…と訝しみ、構成・渡辺と調査に動いた。状況証拠から、「"犯人"が現れるのは毎週月曜日の夕方」「便座を上げて洋式便器の上に足を載せて跨がり(足跡が残っている)排便する→想定外の体勢のためセンサーが反応しない」と推理した。 2010年4月19日(第757回)の放送において、放送当日の夕方、渡辺がトイレで遭遇したベテランパーソナリティ(実名は出していない)が犯人ではなかろうか、と伊集院が語った刹那、ディレクターが強制的にCMに入らせた。なお、伊集院はCM明けのコーナー(ナイナイアルアルコーナー)であるラジオ番組のテーマっぽい曲を口ずさんだり、いつものエンディングテーマに不自然な反応を示していた。 2011年1月10日(第795回)の『4年ぶりだよ 録音スペシャル』においてスタッフによるベストセレクショントークに選ばれた。選者のAD金子がコメントでパーソナリティの実名を出してしまったが、伊集院は番組スタッフの可能性もあるとぼやかしていた。また、便器に大便が残されることも無くなったという。 FIFAワールドカップ中継による放送時間短縮・休止 2010年6月14日(第765回)は、2010 FIFAワールドカップ第1ラウンドのグループE・日本対カメルーン戦中継のため、キー局のTBSと、ABC以外のネット局は1:10から、ABCは1:30からの開始となった。年末年始でも放送を休むことのない(前述の通り、ネット局での休止はある)この番組において、特にキー局のTBSで、イレギュラーな要因によって放送時間の変更・短縮が行われるのは珍しい。伊集院は、未放送の時間帯に元サッカーブラジル代表(日本でもヴェルディ・アントラーズに所属)のビスマルクをスタジオに迎えていた、という設定で放送を進めた(30分のABC飛び乗りの際もいったんトークを切った上でビスマルクがいたという設定で放送を行った)。 2018年7月2日(第1185回)は2018 FIFAワールドカップ決勝トーナメント・日本対ベルギー戦中継のため、TBS・HBCは2:40で飛び降り、それ以外のネット局は裏送りでの放送となった。 映画『インシテミル』にまつわるホリプロ裏切り者事件 2010年10月18日(第783回)に、裏番組で『藤原竜也のオールナイトニッポン・インシテミルスペシャル』が放送された。これは伊集院の所属事務所・ホリプロの50周年記念作品として制作された映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』とのタイアップ企画であった(藤原はこの映画の主演俳優である)が、伊集院はホリプロがこの番組を自分の番組の裏に一切断りなく ぶつけてきたことに不快感を示す。その上で、先日この映画を観た感想を番組内で包み隠さず語ろうと思うが、それを控えてほしいという要望がプロデューサー・池田の個人アドレスあてにメールで3通以上寄せられた場合は感想を語らないと発言した。結局届いた要望は2通のみであったため、伊集院は映画の感想を番組内で話したが、前述の要望を寄せた関係者2名については、彼らは「(メールを送ってきたということは)藤原の番組を聴いていない」上に、「自分はその映画がつまらなかったなどとは一言も言っておらず、ただ感想をしゃべると言っただけであり、にもかかわらず、感想を言わないでほしいと思っているということは、彼らはホリプロ関係者にしてその映画のことを面白くないと思っている最低な人間である」などと発言した。 東日本大震災報道による放送休止、3分間だけの生放送 2011年3月11日に発生した東日本大震災の対応のため、同年3月14日から3月19日までは『JUNK』はすべて休止となり、震災関連の報道特別番組に充てられた。ただし、冒頭の数分間(時間は日によって異なる)『JUNK』パーソナリティによる被災者やリスナーへのメッセージが放送された。伊集院は1時からの冒頭3分間だけ生放送で登場。「しゃべることを仕事としている人間として葛藤もあるが、現在の状況を国民に伝えることが最優先」という放送休止の趣旨を説明、震災対応でエリア制限が一時解除されたradikoの負担軽減のため地上波AMラジオで聞くよう呼びかけ、そして「悲しいこと、怖いこと、黒いことしか思いつかなくなったときは、ビックリするくらいくだらない事を考えて僕に教えてください。全部過ぎ去った後にくだらないことで笑える日が来ること祈っております」とメッセージを送った。その後実際に「くだらないこと」をテーマとした投稿を募集し、通常放送が再開された翌週(3月21日、第804回)の放送では送られてきた「くだらないこと」でフリートークを行った。なお、2014年に番組放送1000回を迎えた際、この回の扱いについて「放送回数に数える」(伊集院の主張)、「放送回数に数えない」(宮嵜Pの主張)で意見の相違があり、話し合いの結果放送回数に数えることとなった。2011年3月14日放送回は第804回となる。 超斬新な企画 2011年3月28日(第805回)では、超斬新な企画を構成渡辺らとともに考え、「自分の聴きたい曲を掛けるのって面白いんじゃないか?」と提案した伊集院。採用されたが、数分後に「リクエスト」もいいのではないかと気づいた。思い悩んだ末に、東日本大震災直後で選曲に気を遣わねばならない時期なので当たり障りのないようにとリスナーからメッセージつきリクエストをFAXで受け付けるが、実際にはどのような曲がリクエストされてもスパイスガールズの「Wannabe」しか流さないという企画が行われた。また、翌週の4月4日の放送(第806回)でも、ハリー・ベラフォンテの「バナナ・ボート」(伊集院は同曲の歌い出しから「デーオー」と呼んでいた)、生稲晃子の「麦わらでダンス」、柄沢怜奈とお兄ちゃんの「チンチンポンポン」しか流さないという企画が行われた。ただし、実際流れたのは「デーオー」ばかりで「チンチンポンポン」は1回、「麦わらでダンス」は1回も流さなかった。さらに翌々週の4月18日(第808回)には、同年3月10日に死去した坂上二郎を追悼するという名目で、坂上の歌「学校の先生」が流された。 中二病の発案者として批判される 1999年のコーナー「かかったかな?と思ったら中二病」が発祥とされ、現在では人の言動を揶揄する言葉として俗語化した「中二病」であるが、そのことについて、2012年2月20日にヒップホップDJのZeebraがTwitterで「今更知ったが、中二病って言葉伊集院光が作ったのか。余計な事しやがって。何にも本気になれない"出る杭を打つ"クソみてえな文化を助長するだけ。島国根性丸出し」と批判した。 伊集院はこれ以前に現在の「中二病」について「もう僕の作った時の意味と違うから言葉自体に興味無いです」 とコメントしており、そもそも変化してしまったことに伊集院は何ら関与しておらず、ZeebraのTwitterにもそのことを指摘するコメントが多く寄せられた。 その後、伊集院の呼びかけによりZeebraと非公開でTwitterを通して話し合いをし、伊集院は翌21日の当番組エンディングでコメントしたが、伊集院によるとZeebraは「(言葉の発案者はその後の変化についても)全責任を持たなきゃいけない」という主張を続け、「"俺は言いたいことはやめねえぜ"的なことを言ってらっしゃって、あーもうムダだなって思いまして」「この人とは解りあえない」と物別れに終わった。 この件の後、同年11月5日にライトノベル『中二病でも恋がしたい!』がアニメ化されたことに言及することになった際には「(中二病について)番組で取り上げるのは本当にこれで最後ですよ。めんどくさいから」と話している。 アンタッチャブル柴田緊急出演 2012年6月11日のオープニングトークで、元パイレーツ・西本はるかのAV『Don't you know?』を見た伊集院がその内容について「ひどい擬似(セックス)だ」と批判しながら話を展開していると、前番組『LINDA!〜今夜はあなたをねらい撃ち〜』終わりのアンタッチャブル・柴田英嗣が見ていたことから、急遽スタジオに呼び寄せAVの感想を言い合ったあと、長期休業(柴田英嗣#経歴を参照)について理由を話した。 オナ禁データランド 2012年7月16日(第874回)に、生放送を聞いている人と一緒に何か同じことをやりたいと話した伊集院。人生において何かの制約を一定期間受けることで、解放されたときにそのありがたみがわかるということで、翌週の放送までの間、オナニーを我慢することに挑戦することにした。そして、リスナーから生放送中にメールで「オナ禁」の宣言を募集し、参加者には翌日以降も出来るだけ毎日状況報告のメールをするよう呼びかけた。翌7月23日(第875回)の放送では、伊集院は実際に禁欲した状態で生放送を行い、自身のこの1週間の体験のほか、この企画に挑戦したリスナーからの報告を紹介した。なお、タイトルはテレビ朝日系列でかつて放送された『はなきんデータランド』から来ている。 1000の質問スペシャル 2012年8月6日(第877回)、ロンドンオリンピック女子サッカー準決勝・日本対フランスの中継により、TBSのみ全編放送を休止してネット局のみ裏送りで放送されることとなった。TBSラジオのリスナーを考慮し、通常コーナーを休止してリスナーからの質問に伊集院が答えるフリートーク回を行った。テレビでも中継しなおかつFM各局でも同一音声の実況中継が流れるというサッカー中継のあり方に対して苦言を呈したり、原子力発電所再稼働問題の是非を問う硬派な話題から、好きなアイスクリームやパンの話題まで非常に雑多なフリートークが展開された。 山里亮太限定プレゼント企画 2012年11月26日(第893回)、同時刻にニッポン放送で『ももいろクローバーZのオールナイトニッポン』が放送された。そこでこの回の放送では、ももいろクローバーZとよく一緒に仕事をしており、かつ伊集院を尊敬し毎週「馬鹿力」を聴いているという南海キャンディーズ・山里亮太が一体どちらの番組を聴いているかを試すため、応募資格を山里のみに限定し、番組中に伊集院が提示した4つのキーワード、さらには裏番組がどれだけつまらないかという文章をメールに書いてディレクター・池田の個人用携帯電話に送れば、現金80円を贈呈するという企画が行われた。実際に放送中、山里はキーワードと裏番組(『オールナイトニッポン』ではなくJFN『BIG SPECIAL』)がどれだけつまらないかを書いたメールを池田あてに送信してきたようだが、80円がプレゼントされたかどうかは不明。なお、これとは別に、伊集院はこの回の放送中に、ももいろクローバーZの架空メンバーをでっちあげては適当な自己紹介をする、というギャグを3回行っており、2006年10月の「赤坂の長澤まさみ」(#スペシャルウィークを参照)同様、裏番組を意識した放送回であったといえる。 過去の自身の発言を反省 2015年12月28日、同年12月26日に窃盗及び建造物侵入の容疑で逮捕されたキングオブコメディ高橋健一について触れた伊集院が、8年前(2007年7月)に高橋が痴漢の容疑がかかった際に「自分は人を見る目があると思う」と前置きした上で「高橋はそんな事をするようなやつだとは思わない」と伊集院光 日曜日の秘密基地内で擁護した過去を説明した後「この状況で振り返れば、とてもみっともなくて、間抜けで恥ずかしい結果になりました」と自身の過去の発言を振り返り真摯に語った。自身の過去の発言に言及した理由は「僕がラジオをやり続けていいって、僕に対して思えるかどうかは、この事をしゃべる事だと思っている。間違った、自分は無様だということをキチンと話す事」と説明をした。 スペシャルウィーク強行 2018年12月10日、同年12月3日の放送内でTBSラジオ代表取締役社長三村孝成がマスコミ会見でスペシャルウィークを廃止すると発言した事 に触れた伊集院が翌週に「おもしろウィーク特別企画!決定 リスナーが選ぶ2018年ベストオブフリートーク~伊集院光からの2019年年賀状も貰えるよ!~」と称してスペシャル企画を実施しようとしたが、本番直前に上層部より「『スペシャルウィーク』を『〇〇ウィーク』という言い換えは言語道断」というメールが届き中止すると発表した。しかし「年賀状はプレゼントではなくお世話になったリスナーに出す」「いつのどのトークがおもしろかったかをメールするのはリスナーの自由」「本当の伊集院は数分前に気絶していて、今しゃべっているのは伊集院のボーカロイド」「スタッフも気絶していて、ミキサー岡部は既に死んでいた」「すべての黒幕はADの佐藤」という理由であくまでも来週の放送は通常放送であると強調して企画が実施された。放送当日はオープニングから『深夜の馬鹿力スタッフ会議』という設定のラジオコントを行った。ラジオコントが終わりタイトルコールをした後も今日の放送は通常放送だという事を強調し今年の振り返りトークを行った。なお今年おもしろかったトークについては「番組へのご意見」という形で投稿フォームにて募集がかけられた。 ハガキ読みの最中にトイレへ 2019年12月23日、「新・勝ち抜きカルタ合戦改」でネタメールを読んでいる最中に、伊集院が急に尿意を催し、「すごいこと言っていい?いま俺すごくおしっこしたくなっちゃって。一回曲はさんでいい?」とハガキ読みを急に中断してトイレへ出て行った(正確には急な事態に備えて用意していたペットボトル製尿瓶にした模様)。初めての緊急事態に伊集院は「こんなことある? 20年もやってんだよ!」 と興奮が収まらず、しばらくハガキ読みに戻ることができずトイレトークになった。はさんだ曲はコーナー最後のリスナー投票の間にかける曲を前倒ししたもので、スタッフが代わりの曲を探すはめになったり、トラブルのインパクトからかトイレをはさんだ「劇場版『深夜の馬鹿力』カルタ」が勝ち抜く、「あの歌がこう聞こえたらもうおしまい」のコーナータイトルを『本番中、トイレに行きたくなったらもうおしまい』とやけ気味にコールするなど、その後にも影響を及ぼした。 レアキャッププレゼント 2020年9月7日、同年7月13日の放送で自身が主宰する草野球チームのオリジナルキャップを80万円分200個作ったことをトーク。同チームに所属する若手芸人に作り過ぎた帽子をライブの物販で販売するよう命じるが新型コロナウイルスの影響でライブでの物販ができない状況が続き、同年8月24日の放送で『再来週の生放送で頭がデカい人限定にプレゼントする』と発表しプレゼント企画が行われた。当日はリスナーから「頭がデカいエピソード」 をメール募集し採用されたリスナーへプレゼント。番組終了後にメール抽選を行い当選したリスナーへもプレゼントされた。またキャッププレゼントと合わせて伊集院があつまれどうぶつの森で作成した無人島の様子が確認出来る夢番地コードの配布企画も行われた。企画を行った後も帽子の在庫があると伊集院が話しており、定期的にプレゼント企画を行っている。 アメちゃん騒動 2021年3月8日、朝の番組の若手スタッフのリサーチミスを本人に指摘したが本番後に「何だかんだあったが送ってくれた資料が役に立った」とミスをしたスタッフに励ましの言葉をかけた伊集院。しかし1時間後、番組スタッフと伊集院が参加するLINEグループに、ミスをしたスタッフとその先輩スタッフとの『出ましたアメちゃん笑』『今日はムチキツかった分アメが甘かったっす笑笑笑』という伊集院を揶揄するやり取りのスクリーンショット画像が送信されてきた。ところが誰もこの状況に反応せず、送信されたスクリーンショット画像もすぐに削除された。伊集院はこの一連の出来事を忘れようと長距離のウォーキングを行ったが、忘れるどころか疑問ばかりが募っていき収拾がつかなくなり、一部始終を誰にも打ち明けずに生放送でしゃべるというやり方で自身を揶揄したスタッフを許し、番組最後には『反省しているなら来週の月曜日までにキン肉マン消しゴムを献上するように』と発言した。 翌週の放送で自身を揶揄したスタッフ2人が約束通りキン肉マン消しゴムを献上したことで和解したことを報告。献上されたキン肉マン消しゴムはリスナーにプレゼントされた。またミスをしたスタッフの名前が「サトウ」という名前で、当番組を降板したADの佐藤が自身を揶揄したとトークしたが翌週の放送で人違いだったことが判明した。 「ラジオの帝王」に苦言 2021年4月5日、2019年5月13日の伊集院光とらじおとにゲスト出演した、当時テレビ東京プロデューサー佐久間宣行に本番終了後「ラジオに出るよ」と出演交渉をした。学生時代に伊集院のラジオを聞いて育った佐久間が自身のラジオ内で『この番組に「ラジオの帝王」がやって来ます』と興奮気味に話した。佐久間のラジオにゲスト出演した後、「ラジオの帝王」という言葉が独り歩きし、2020年9月21日の放送内にて、雑誌の取材での自身の肩書きが「ラジオの帝王」になっていたことをトーク。更に神田伯山やフワちゃん等の面識があまりないタレントが自身を「ラジオの帝王」とイジっていることを耳にした伊集院は『ラジオの帝王とイジられる筋合いはない』と苦言を呈した。一方で、「ラジオの帝王」という肩書きは2010年前後から各メディアで伊集院に対し、しばしば使われている。 久しぶりの録音放送 2021年9月14日、同年9月7日の番組終盤に自身が夏休みを使用する為、翌週から2週分の放送が録音放送になる事を話した。この番組の録音放送が2013年1月7日の放送以来、8年8ヶ月ぶりとなった。当日は伊集院が新型コロナウイルス感染または濃厚接触者に該当した場合等不測の事態が発生した際に放送する予定だった、『新・勝ち抜きカルタ合戦 改』でゴールしたカルタの振り返りトーク『Yahoo!クソ袋』『空脳アワー』の各コーナーの事前収録した音源を放送した。 新型コロナウイルス感染で欠席 2022年3月14日、同年3月10日に伊集院の新型コロナウイルス感染が発表され、同月19日までの自宅隔離を余儀なくされたことから番組を欠席。伊集院が番組を欠席するのは咽頭浮腫を発症した2006年10月2日の放送以来、15年5ヶ月ぶり。当日は河野かずおと娘のトーク『河野とわの人生4年』、小野大輔(伊集院光役)による『ラジオアニメ版 深夜の馬鹿力』の音源を放送した後『ピンチをカオスに変えてやる!スタッフ総出でやってやっからなスペシャル』と題して、TBSアナウンサー・喜入友浩の進行のもと、『伊集院光の病気で療養中に聴きたい曲リクエスト』、構成作家瓶底めがねと大矢一登が選ぶ『あの歌がこう聞こえたら、もうオシマイ 幻聴ベスト30』、伊集院が新型コロナウイルス感染または濃厚接触者に該当した場合等不測の事態が発生した際に備えて事前収録した『新・勝ち抜きカルタ合戦 改』でゴールしたカルタの振り返り、『空脳アワー』の音源を放送。また松村邦洋がビートたけしのモノマネをして『「はぁ」って言うカルタ』のネタを読み上げるサウンドステッカーを各CM明けに放送した。
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