ラジオスタジオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 10:00 UTC 版)
「TBS放送センター」の記事における「ラジオスタジオ」の解説
ラジオスタジオは9階に集約されており、第2 から第8までの計7つのスタジオを構える。 第2・第3・第4スタジオ: 収録番組で使用する録音スタジオ。 第5スタジオ: ラジオCM専用の録音スタジオ。 第6スタジオ:生放送・録音スタジオ。生番組は2022年4月改編時点で『アフター6ジャンクション』『金曜ボイスログ』『土曜朝6時 木梨の会。』『地方創生プログラム ONE-J』が使用。 第7・第8スタジオ: 生放送スタジオ。生番組は2022年4月改編時点で第7スタジオは『森本毅郎・スタンバイ!』『ジェーン・スー 生活は踊る』『荻上チキ・Session』『JUNK』(火曜は不定期)『蓮見孝之 まとめて!土曜日』『井上貴博 土曜日の『あ』』『安住紳一郎の日曜天国』、第8スタジオは『生島ヒロシのおはよう定食・一直線』『パンサー向井の#ふらっと』『たまむすび』『アシタノカレッジ』『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』『TALK ABOUT』『爆笑問題の日曜サンデー』が使用。 TBSラジオの多くの生ワイド番組は、第6・7・8スタジオを交互に使用している。旧局舎にあった「パノラマスタジオ」と「レインボースタジオ」の機能を継承しているため、隣接している第7・8の両スタジオには赤坂サカスの敷地や国会議事堂方面を望める窓が配置されているほか、両スタジオの間が仕切りガラスで区切られている。この仕切りガラスを介して放送中のクロストークもしばしば行われる(『パンサー向井の#ふらっと』と『ジェーン・スー 生活は踊る』、『生活は踊る』と『たまむすび』など)。通常カーテンが閉められており、クロストークの時に開ける。クロストークを行わない場合もある(隣接しない第6スタジオを使う番組(音声のみ繋ぐ)や前後の番組が全国ネットの場合、パーソナリティの意向など) スタジオが主に更新工事など都合で使えない場合は他のスタジオを代わりに使用する。一例として、毎年12月30日は『輝く!日本レコード大賞』のラジオ中継で第6スタジオを親スタジオとして使用する関係上、同日とその前日(12月29日)は普段第6スタジオを使用する『伊集院光とらじおと』が第8スタジオを使用。この影響で、通常第8スタジオを使用する『ジェーン・スー 生活は踊る』が第7スタジオから、通常第7スタジオを使用する『たまむすび』が第8スタジオからと、通常とスタジオを交替する形で放送される。 2021年3月に第8スタジオの照明や内装、動画配信用の機材を含む大規模な設備更新が行われた。これに伴い、『アシタノカレッジ』などでの動画配信の画質が向上している。 2022年2月末から3月にかけて、第7スタジオを閉鎖して大規模な設備の更新工事が行われた。 スタジオのマイクは、文化放送・ニッポン放送・TOKYO FMなど大概のラジオ局で見られる卓上式ではなく、天井から吊るされたものが使われている。またレール式になっており、マイクの位置を左右に動かすことも可能である。この形のマイクは各スタジオに4本ずつあり、増設するときは卓上式のものを追加して使用する。また、TBSラジオでは大概のラジオ局に見られるカフスイッチが存在せず、マイクのオン・オフをミキサーが行っている。そのため、ブースのテーブルには時刻確認用の時計の上にオンかどうかを知らせるタリーランプがついており、パーソナリティはそれを注視する。ただし、咳が出そうなときのために時計に付属される形で「ミュートスイッチ」が設置されており、それを押し下げることで一時的に放送上に乗らないようにすることができるシステムとなっている。一部スタジオの時計には社名変更後もTBS R&C時代の企業ロゴがそのまま描かれている。第8スタジオでは、2021年3月の設備更新に伴い、タリーランプおよびミュートスイッチが時計から分離され、時計は汎用のものに変更された。 TBSラジオの放送音声は放送センター内に館内放送として流されており、TBSラジオの本社・スタジオのある9階だけではなくアナウンスセンターや食堂にも流れている。番組内ではパーソナリティやアナウンサーがそれをネタにすることも多い。 2020年4月より新型コロナウイルス感染防止の観点から、スタジオのドアを常に解放・換気した状態で放送しており、テーブルには透明のアクリル板を置いている。4月5日までは対面に座る人物を遮るようにテーブル中央に横向きに置いていたが、翌6日からはさらに縦向きのものが追加され十字形となった。さらに、パーソナリティが感染した関係で4月上旬の2週間、第8スタジオを緊急閉鎖し、消毒作業を実施した。その間生ワイド番組は第6スタジオと第7スタジオを交互に使用する形になり、クロストークは第6スタジオと第7・8スタジオの距離の関係で音声を繋ぐのみとなった。第8スタジオの閉鎖解除後は、パーソナリティ・スタッフに関係なく、また、ゲストであってもマスク着用の義務(後に緩和されたが、2021年夏のデルタ株の流行に伴い再度義務化された)、さらに1つのスタジオにつき定められた人数(当初は2人でその後は4人までに緩和された)以上での放送を禁止し、それ以上の人数で行う場合は通常収録に用いる第2 - 4スタジオやワイド番組パーソナリティの意向も含めスタジオ外やTBS社外の一室などにリモート機材を設置した臨時のスタジオ、また、第7・8スタジオを使う番組では隣接するスタジオも使用し、上記クロストークの要領で放送する形をとっている。さらに一部の収録番組は外部のスタジオを借用して対応している。
※この「ラジオスタジオ」の解説は、「TBS放送センター」の解説の一部です。
「ラジオスタジオ」を含む「TBS放送センター」の記事については、「TBS放送センター」の概要を参照ください。
ラジオスタジオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 17:00 UTC 版)
第1スタジオ(録音用、約140m2) 公開放送で使用することが多かった 全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)で、試合途中や試合終了後流れる校歌は、大会前、このスタジオで録音されていた。 最後の録音は、『童謡の続き』でYOUが担当した。 第2スタジオ(生対応) 『ABCパワフルアフタヌーン』、『ABCミュージックパラダイス』など 第3スタジオ(生対応) 『おはようパートナー』、『おはパソ』、『全力投球!!』、『元気イチバン!』、『ABCフレッシュアップベースボール』、『ABCミュージック21』、『もうすぐ夜明けABC』ほか 第5スタジオ(録音用) 『キングコングのほにゃらじお』など ダイヤルスタジオ(電話・FAX受付ルーム) また、かつては主調整室のアナウンスブース(2室)で生放送を行っており、当時は「キースタジオ」と呼ばれていたが、生放送の雑然とした雰囲気を伝えるために、ブースの外の主調整室側で放送するようになった。この部屋は窓に面していて、出演者が喋るテーブルを窓側に設け、外の天気などがわかるようになっていた。
※この「ラジオスタジオ」の解説は、「ABCセンター」の解説の一部です。
「ラジオスタジオ」を含む「ABCセンター」の記事については、「ABCセンター」の概要を参照ください。
ラジオスタジオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 08:51 UTC 版)
かつてFCGビルには、当時フジテレビの親会社であったラジオ局ニッポン放送の本社も入居。1997年3月24日から2004年9月5日までの7年間に渡って放送を行っていた。メディアタワー22階から24階にラジオスタジオ、24階にマスター設備(主調整室)が設置されていた。なおテレビスタジオとは違い、事務フロアとして設計されていた場所にラジオスタジオ設備を設置した。台場本社時代は千代田区有楽町に入居していた糖業会館建て替え問題が進展中であったが、新社屋落成(糖業会館・ニッポン放送本社ビル)を機にスタジオ・本社機能を有楽町に戻した。なお、FCGビルには旧社屋の「ラジオハウス銀河」、現社屋の「イマジンスタジオ」にあたる公開放送などに用いるための大型スタジオが無いため、旧糖業会館が解体される2001年8月までは「ラジオハウス銀河」が引き続き使用された。 シーだいばスタジオ(メディアタワー24階 第1スタジオ) スカイだいばスタジオ(メディアタワー24階 第2スタジオ)生放送用スタジオ。両スタジオは、少し離れて並んで設置されていた。 第3スタジオ(メディアタワー23階)準生放送用スタジオ 第4-7スタジオ(メディアタワー23階)収録用スタジオと NRN専用スタジオ スタジオX(メディアタワー24階)BSデジタル音声放送 LFX488専用の簡易スタジオ。ワンマンDJ設備があり、簡易動画放送用のテレビカメラ等も設置。24階の通路に設置されていた。
※この「ラジオスタジオ」の解説は、「FCGビル」の解説の一部です。
「ラジオスタジオ」を含む「FCGビル」の記事については、「FCGビル」の概要を参照ください。
- ラジオスタジオのページへのリンク