ウォーキング
歴史と沿革
ウオーキングは、いつでも、どこでも、手軽に楽しめ、多くの効果が得やすい有酸素運動です。身体に負担がかかりにくく、スポーツは苦手という人も、すぐに楽しめるという特長があります。通勤途中の歩きやウインドショッピングなどもウオーキング。歩くことで健康維持や美容効果、さらに自然を五感で感じることでストレス解消にもなります。

有酸素運動とは、血液から供給される酸素で体内の脂肪を燃やして、筋肉を動かす運動のこと。継続していくことで、基礎体力の向上、生活習慣病といった各種疾病の予防になることが医学的にも注目されるようになってきました。1960年代以降、車社会になり、歩かなくなったことで肥満や糖尿病など、さまざまな生活習慣病が増大していきました。そこで近年、「ウオーキング」が見直されるようになったのです。
◆社団法人日本ウオーキング協会の歩み
1964(昭和39)年、東京オリンピック開催時に「歩け歩けの会」が発足。1974(昭和49)年に「日本歩け歩け協会」に、2000(平成12)年から「日本ウオーキング協会」に名称を変更。健康ウオーク、歴史探訪ウオーク、環境保護ウオークなど、歩くだけでなく社会貢献型のウオーキングを目指して活動しています。現在、年間約3,000のウオーキング大会の開催にかかわっていて、他にウオーキングの公認指導者の養成及び資格認定など、さまざまな事業を展開しています。
実施方法
◆ウオーキングの種類
<ライフスタイル・ウオーキング>
日常生活の中に歩く習慣をもつ。歩く速さ、距離、時間はマイペースでかまいませんが、できるだけ活発に歩くこと。
<ロング・ウオーキング>
10㎞~40㎞を長時間続けて歩く、半日~1日、あるいは数日かけて歩く。
<エクササイズ・ウオーキング>
強度、時間、頻度を決めて、定期的に歩く。

社団法人日本ウオーキング協会が主催、後援をするウオーキング大会は順位を争いません。自分のペースで楽しみながら歩き、ゴールインする、完歩(観歩、歓歩)を重要視しています。
大会によって異なりますが、長いもので50km、一般的には20kmから5kmの距離のコースが設けられていて、体調に合わせてコースを選ぶことができます。主要大会のコースは公認ウオーキング指導員が設定しています。ルートは、案内版や誘導係にしたがって歩いていただきます。歩きやすく、自然の眺望にすぐれているところが多く、自分に合ったコース・距離を選ぶことで、完歩はどなたも可能です。何度か参加していくことで、ウオーキングの楽しみ方が判りますし、仲間づくりの場にもなるので、ウオーキングを持続していくことができます。
ウオーキングというと、中高年のスポーツというイメージがあるかもしれませんが、健康、美容効果があるということで、最近は若い人、とくに女性や小さなお子さんを連れた家族での参加が目立つようになっています。

よい歩き方をするためには、自分にあったウオーキングシューズを選びましょう。足の大きさは左右で違う場合が多いので、必ず、店内で両足とも履いて、座ったり足首を曲げたり、階段などを歩いて全体のフィット感を確認しましょう。荷物はできるだけ軽くし、飲料や財布など小物類はザッグやウエストポーチに収納して両手は空けましょう。服装は吸汗、速乾性にすぐれた繊維質のスポーツウエアがおすすめ。普段着でもいいのですが、スポーツウエアを着ることで、やる気にもつがなります。
◆ウオーキングフォーム
まずは自分の身体のクセを知ることが大切。姿勢が悪いと少し長い距離を歩いただけですぐに疲れてしまい、痛みや故障を生じることがあります。ウオーキング教室に参加して、身体のゆがみをチェックしてもらうなどして、クセを修正しましょう。両肩のラインが地面と水平になるように、目線は少し遠くを見るように(景色を楽しむ高さ)、足の踵、足指、足裏全体でバランスをとり、脚を少し先へ出すようにすると自然に膝が伸び、踵から着地して美しく歩けます。
◆ウオーキングマナー5ヶ条
1. やあ!おはよう 明るい挨拶 さわやかに
2. 信号で あわてず あせらず 待つ余裕
3. 広がるな、参加者だけの道じゃない
4. 自分のゴミ 自分で もちかえり
5. 歩かせて、いただく土地に感謝して
ウォーキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/12 01:05 UTC 版)
ウォーキング(英: walking)は、ウォーキングエクササイズ(英: walking exercise)とも言い、運動不足に陥りがちな現代人の健康づくりのための歩行運動である[1]。日常の意識しない歩き方よりはいくらか速い程度の歩き方であり、具体的な速度としては、日本人の平均歩行速度は男性が毎分70mで女性が65mなどと言われているが、ウォーキングの場合は毎分100mくらいの速度が適当とされ、この速度で最低10分以上歩き続ける[1]。
ウォーキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 03:13 UTC 版)
高原周辺にいくつかのハイキング・トレイル (Hiking trail) があり、それらの入口は通常、案内板で標示されている。さらに行くことのできる滝もある。トレイルは、短い散策路のヘマント・トレイル (Hemmant Trail) などから、丸一日のトレッキングとなるパインツリー・トレイル (Pine Tree Trail) まで設定されている。 マーガー・トレイル (Mager Trail) - 1,000m アブスラディ・トレイル (Abu Suradi Trail) - 500m ヘマント・トレイル (Hemmant Trail) - 1,000m ビショップ・トレイル (Bishop Trail) - 1,500m マクスウェル・トレイル (Maxwell Trail) - 1,800m キンダーズリー・トレイル (Kindersley Trail) - 750m ロンピン・トレイル (Rompin Trail) - 500m パインツリー・トレイル (Pine Tree Trail) - 5,000m
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ウォーキング(英:walking)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:47 UTC 版)
「鳥類用語」の記事における「ウォーキング(英:walking)」の解説
歩行(ほこう)。二足歩行。脚を片方ずつ前に出して歩くこと。主に地上性の鳥に見られる(例としてハト)。
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ウォーキング
「ウォーキング」の例文・使い方・用例・文例
- ウォーキングシューズ
- ウォーキングのあとに、公園でバーベキューを行います。
- 主治医は私にウォーキングのような中強度の運動を薦める。
- 緑道は町を取り巻くいいウォーキング道だ。
- ウォーキングのその特徴は際立っている
- 雨が降りそうであったが、涼しくなったのでウォーキングに出かける。
- 私たちはウォーキングを楽しんでいる。
- 公園内ではウォーキングしたりサイクリングしたりしてのんびり過ごす事ができる。
- 水中ウォーキングをしようと思っています。
- 今日はとても暑いので私はウォーキングをしませんでした。
- 私は運動のためにウォーキングすることにしました。
- 私は運動のためにウォーキングすることに決めました。
- 私は約1時間ウォーキングに出かけました。
- 雨が少し降っていたので、傘を差してウォーキングに出掛ける。
- 若いうちはランニングでいいが、年を取り体に負担をかけたくないときはウォーキングのほうがいい
- ウォーキングは、健康的な運動である
- 丈夫なひもで締められたウォーキング・シューズ
- ウォーキングビーム炉という金属加熱装置
- ウォーキングステップという,ダンスのステップ
- ウォーキングターンという,ダンスのターン
ウォーキングと同じ種類の言葉
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