有閑倶楽部のメンバー
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剣菱 悠理(けんびし ゆうり) 日本屈指の大財閥・剣菱財閥の令嬢。聖プレジデント学園高等部。運動部部長、ロック同好会所属。超人的な体力と運動神経、そして異常な食欲を持つ。二人兄妹で存在感の薄い兄(豊作)が1人いる。 6人の中では最も分かり易いお嬢様的な立場だが、同時に最も上流階級らしからぬ野生児。トラブルメーカーで、物語の中心となることが多い。全く勉強が出来ず、やることなすことガサツで男勝り、かつ空気が読めない。素直で単純な性格なため、清四郎からは完全に手玉に取られている。正義感が強く、人情にも厚いが、末っ子で甘やかされて育ったためか、利己的な側面がある。相手がヤクザであろうがマフィアであろうが、暴力や脅しには屈しない強気な性格だが、経験上、オカルト方面のトラブルにはほとほと弱く、恐怖のあまり、悪霊に取り憑かれた野梨子や可憐を見捨てようとしたこともある。常に食い気優先なため、女性として扱われることも余り無い。一方で容貌は黙っていれば、かなりの美人の部類に入る(万作曰く、かあちゃんにそっくりとのこと)が、上記の突飛な言動から男性人気はなく、むしろ女にモテる(本人に全くその気はない)。女子生徒からは美童と匹敵する人気を誇り、一部では男性説まで囁かれていた。因みに好きな男性のタイプはアーノルド・シュワルツネッガー。「ばかたれ」が口癖。 学力は極めて低いが「野性のカン」は鋭く、過程を飛ばして、真相に辿り着くことが多く、その嗅覚の鋭さから「前世は犬」と感心されている。また、初期では強かな一面を見せることもあり、自らの誘拐事件の際は実情を聞いて呆れていた美童を除く(帰省しており不在だった)メンバーを口説いて協力させたり、自分だけ留年になることを恐れてヘロインをコーヒーに混ぜて他の5人に飲ませ、試験を受けさせず巻き添えにしたりしている。運動神経と体力に関しては全国レベルのプレーヤー相手に食らいついていき勝利するほか、雲海和尚の特訓を10日でクリアし、体捌きに関しては清四郎やモルダビアの攻撃をかわせるようになっている。ただし、攻撃はケンカ技しか知らないため、体格差のある相手だと全く効かなくなることがある。 財力とコネ、驚異的な身体能力という特性の他に、非常に強い霊媒体質を持ち併せており、本人の意思とは無関係のまま、事件に巻き込まれてしまうケースが多い。取り憑いてきた霊などによると「とても強い守護霊」が憑いているとのこと(そのため取り憑かれても、だるい程度で済み、野梨子や可憐、美童のように大事には至らない)。PART8の事件がきっかけで霊感に目覚めたと思われていたが、後に描かれたシークレットエピソードによると生まれつき持っていたとのこと。悪霊・怨霊の類は「怖い」のでわかるが、普通の霊は、生きた人間と区別できないほどハッキリ見えるため、万作の幼馴染の少年・次郎の霊や、野梨子の家に住む座敷童子とは仲が良かった。また、物心つく前に臨死状態にあった女性に語りかけ、死の淵から救うなどしている。基本的に霊との対話は怖いため及び腰だが、正義感は強いため、殺された霊の恨みを晴らすため、犯人に食って掛かったこともある。父・万作の影響もあって信仰心に篤く、暖を取るため仏像を燃やした可憐を非難したり、願いを聞いてくれた感謝で仏閣巡りを敢行するなど律儀な一面もある。 清四郎、野梨子とは聖プレジデント学園幼稚舎時代からの顔なじみであるが、典型的な悪ガキで粗暴ないじめっ子であった悠理が、坊ちゃん育ちであった清四郎を一方的に馬鹿にし、彼を庇った野梨子と大喧嘩をして以来、犬猿の仲であった。打ち解けあったのは中等部3年に入ってからで、聖プレジデントの生徒が絡まれていたことに腹を立てて喧嘩し、停学になりかけたところを二人の口ぞえで庇ってもらったことがきっかけである。悠理本人も、理由もなく野梨子たちをいじめたことを後ろめたく思っていたようで、仲直りの際、当時のことをきちんと謝罪している。魅録とは同じ学校ではないものの、以前からのロック仲間であった。ネーミングは清酒「剣菱」から。 身長166cm、血液型O型。容姿の特徴は茶髪で癖毛がかって広がったショートヘア。顔立ち、髪型は中性的。ギャグ顔時とシリアスな時の顔の差が激しい。服装はパンツルックなどマニッシュあるいはロックなもの、あるいはキャラもののTシャツや着ぐるみなど奇抜なファッションに身を包むことが多く、ごく稀にフェミニンな服装をすることもある 菊正宗 清四郎(きくまさむね せいしろう) 大病院・菊正宗病院の御曹司。聖プレジデント学園高等部。文武両道・天下無敵の生徒会長。囲碁倶楽部、UFO研究会など複数の部も兼任。医大生の姉がいる。 学園一の優等生として医学薬学、語学、考古学にオカルトと万事に精通している有閑倶楽部の「頭脳」。加えて拳法の達人でもあるというオールマイティー人間だが、完璧であるが故に他人を見下しがちなところがあり、仲間からも情緒や思いやりに欠けると指摘される事も多い。観察眼があり、人の弱点を握るのが得意で、また騙し合いや駆け引きを楽しむなどの少々陰険な面もある。回が進むにつれ敬語で話すことが多くなる。メンバーの中では、オカルト関連の事件では魅録共々、霊感が低いこともあって心霊現象との遭遇率が低い。 悠理、野梨子とは聖プレジデント学園幼稚舎の頃からの同級生。当時から乱暴者だった悠理と喧嘩をして惨敗し、それを庇った野梨子が悠理と互角に渡り合うのを見たショックと、女に庇われたことを悠理に馬鹿にされた屈辱から、武道を学んで自己鍛錬に励むようになり、今では悠理も叶わないほどの力を身につけている。加えて圧倒的な知性で相手を手玉に取るやり手振りから、当の悠理は清四郎に頭が上がらない。特に先述のとおり悠理が他メンバーを留年の巻き添えにした際はすぐに見抜き、口止め料代わりに高額なコンピューターを買わせ、さらに「卒業するまで勉強をみる」という約束まで取り付けている。 野梨子とは家が隣同士であり幼馴染の間柄。恋愛感情は否定しているが、どちらかの恋愛および結婚問題の話になると苦言を呈したり、不快さを露わにするなど、実際のところは微妙。知的な雰囲気から女性受けも悪くはないが、多趣味が災いして女性を優先できない質。優れたルックスのせいか、何故か男の方にモテる。ネーミングは清酒「菊正宗」から。 身長181cm、血液型AB型。容姿は黒髪でオールバックのすだれ髪。服装は着物、普段着は柄物セーターや実年齢より上の人が着るような雰囲気のものを着用していることが多い。眼鏡をかけ、スーツ姿になると、悠理の兄・豊作に雰囲気が似ている。 作者の別作品プライドとのコラボ「無閑倶楽部」では、プライドの登場人物である神野 隆を見て、「他人とは思えないほど似ている」と父の隠し子を疑っていた。その際、上海で困っているのを見かねて声をかけた緑川 萌に、新たな標的にされかけて、悪寒を覚えるなどしている。 白鹿 野梨子(はくしか のりこ) 日本画の大家を父に、茶道家元を母に持つ深窓のお嬢様。才色兼備の大和撫子。聖プレジデント学園高等部。文化部部長、囲碁倶楽部所属。 文化人一家に生まれた事から教養深く、母に教わった日本舞踊、茶道は師範格。囲碁の名人でもあり、その実力は清四郎を上回る。頭脳明晰で語学にも堪能(女性メンバーでは唯一外国語がわかる)だが、運動オンチでカナヅチ。事件に巻き込まれると、可憐共々、早々と犯人に捕まり、足手まといになることも多いが、いざ絶体絶命に陥ると、持ち前の度胸の良さから開き直って思い切った行動に出て自力で窮地を脱することも多い。言葉遣いは語尾に「〜ですわ」と付けて喋るなど、お嬢様らしく古風な女性言葉を使うが、辛辣な発言も多く、馬鹿な悠理や軽薄な可憐、節操のない美童にさりげない一言で釘を刺したりと、結構な毒舌家でもある。気が強く、精神的に未熟な悠理やパニックに弱い可憐の支えとなることも多いしっかり者。悠理ほどではないものの、霊感がある(女性メンバーは霊が見える等、全員多少の霊感持ち。また、劇中で最初に霊を目撃したのは野梨子である)。家柄からか信仰心は篤い方で、悠理の母・百合子が国内で手榴弾を投げ、犯人と時宗とその部下を負傷させた時には、悠理・美童らと共に神頼みしていた。 本人は男嫌いと言い張っていて(男子生徒からもらうラブレターの数は可憐より多い)、それゆえに恋愛にも疎かったが、魅録の友人である刈穂裕也と遅まきながらの初恋を経験する。美童に言わせれば野梨子の男性基準は清四郎とのことで、並程度の男では異性として意識してもらえない。 お嬢様育ちゆえの潔癖症が災いして中学生時代は周囲から浮いており孤立していた。 悠理、清四郎とは聖プレジデント学園幼稚舎からの同級生であり、清四郎とは家が隣同士の幼馴染。その頃から、乱暴者だった悠理のことを毛嫌いし、見下す発言も多かったが、彼女の正義感の強さと行動力、反面、何も出来なかった自分の非力さを思い知って、停学にされかけた悠理を清四郎と共に擁護、後に和解し、親友同士となった。アドベンチャー・クイズの際には、悠理・魅録と共に体力と知力、互いの弱点を補い合う息の合った行動を見せて、予想外の好成績を修め、清四郎率いる美童・可憐チームを驚かせた。 倶楽部が事件に当たった際は、参謀役を務めることが多く、おとなしやかなイメージとはかけ離れた大胆な作戦を立てる。 ネーミングは清酒「白鹿」から。「野梨子」は作者の本名から取られたものであり、作者自身が小さい頃に自分につけて欲しかった理想的な漢字をあてたもの。 身長153cm、血液型A型。黒髪ストレートのおかっぱヘアで、唇が赤く、日本人形のような容姿をしている。6人の中では目が大きいためか、やや童顔に見える顔立ち(というより他の5人が、実年齢より大人っぽい顔をしている)。服装は茶道の家柄の関係から和服、普段は清楚なワンピースなどお嬢様ルックが多い。中学時代はファッション(特に洋服系)には疎かったようで、悠理と仲直りした後にクラブでの遊びに誘われた際にはそれなりにファッションを研究して選んだ服を着用していた。 松竹梅 魅録(しょうちくばい みろく) 警視総監の息子。母方は旧華族・和貴泉家の出身。行動派で倶楽部のサブリーダー的存在。聖プレジデント学園高等部。生徒会副会長、ロック同好会所属。 警視総監の一人息子という立場でありながら、近隣学校の不良や暴走族、更にはヤクザに顔が利く不良学生。連載当初はクールな一匹狼としての部分が強く描き出されていたが、性根はやはり父と同じく熱血漢であり、連載が進むにつれてそうした常識人としての側面が強くなっていった。有閑倶楽部メンバー達との出会いは、メンバー達が中等部3年の頃、悠理がロック仲間としてディスコに連れてきて紹介したことがきっかけ。悠理とは他の有閑倶楽部メンバーと出会う前からの友達であり、野梨子とも直近に車にひかれそうな所を助けており顔見知りだった。その後、5人のことが気に入り、聖プレジデント学園高等部に入学し、有閑倶楽部メンバー全員がそろった。 多芸な趣味人で、バイクや無線など機械いじりが好きで喧嘩も得意、またビリヤードやゴルフも水準以上の実力を誇る。意外なところで水泳が得意で、あの悠理よりもタイムで勝る。ミリタリーマニア・ガンマニア。学業成績も意外にも良く、理数系は上位。清四郎と同様、興味はあるものの、霊感が著しく低いようで、オカルト関連の事件ではほとんど霊に遭遇できず、「愛してごめんなさい」の巻でようやく、初めて霊を目撃するに至った。 ネーミングは清酒「松竹梅」から。名の「魅録」は弥勒菩薩から取られている。容姿は母親似で(女装するとかなり似ている)、性格も同様に母親似だが悠理曰く父親である時宗にも似始めているそう。一度、暗殺者を殺したと勘違いしたことがあり、後で生きているとわかって寝込んだり、心臓外科手術を見学して、あまりのグロさに真っ青になるなど、メンタルが弱い一面もある。 身長178cm、血液型A型。容姿はベビーピンクの逆立った短髪(ただしカラーイラストは茶髪の時もあり)で頬が少しこけている。目がやや釣り目の切れ長。服装は6人の中でTシャツなど唯一高校生らしい服装。作者曰く服装は倶楽部内でセンスが良いのは魅録とのこと。 黄桜 可憐(きざくら かれん) 宝石商の一人娘。自他共に認めるプロポーション抜群の美女。聖プレジデント学園高等部。生徒会経理、社交倶楽部所属。男性への色仕掛け担当。 聖プレジデント学園中学部で有閑倶楽部のメンバー達(同じく中等部に通っていた悠理、清四郎、野梨子)と出会い、同級生になる(幼稚舎、小学部は聖プレジデント学園とは別の学校に行っていた模様)。ハンサムな資産家と結婚することを将来の目標とする野心家で、玉の輿に命を懸けている。自らの美貌や魅力に磨きを掛けるのは勿論、家庭生活に備えて家事や料理の腕前を鍛える事にも余念がない(ただしブラジル料理は範疇外だった)。反面、成績は中の下程度だが、悠理とは違って学業に影響する程ではない。母子家庭(父親は死別)に育つなど、セレブ揃いのメンバーの中では意外に苦労人で、玉の輿への望みも、女手一つで自分を育てた母の姿を見ているからでもある。高飛車な性格だが、感受性豊かで、涙脆く、辛い境遇の人間には同情して、損得抜きで力を貸そうとすることも多い。恋愛についても実はロマンチストであり、利害を度外視し、心から愛しあえる純愛を求めて、身を投げうつような大恋愛に挑む事もある(基本的には面喰いであることは変わらない)。しかし本気で惚れた相手に限って、碌でもない男(既にハーレム持ち、ホモ、マザコン、幽霊)ばかりで、結局、玉の輿も純愛も実らないままに終わっている。また、メンバーの中では一番のモラリストであるが、本人はそのことをあまり認めたがらない。 美童の生まれ故郷・スウェーデンのフリーセックスを大きく誤解している。 霊関係の当事者としては、やはり恋愛絡みの問題が多いせいか、美童と並ぶほど。信仰心が薄く、利己的で、命が助かりがたいがために仏像を燃やして、封じられていた鬼に憑依されたこともある。悠理ほどではないものの、霊感がある。ネーミングは清酒「黄桜」から。 身長161cm、血液型A型。容姿は大人っぽく左目下の泣きホクロが特徴。肌の手入れやストレッチ体操を欠かさぬなど、美容に気を使っている面が度々みられる。髪は肩甲骨あたりの大きめのウェーブヘア。髪色はカラーの時に茶髪の時と青い時(近年のカラーでは茶髪固定)がみられる。服装は、お洒落でボディコンのドレスやスーツなど大人っぽいものが目立つ。 作者の別作品プライドとのコラボ「無閑倶楽部」では、プライドの登場人物である神野 隆に一目惚れし、悠理に紹介してくれとせっついたが、魅録が参考資料にと持ってきたプライドを読んで、姑や萌など周囲を取り巻く環境、女癖の悪さや絶望的なファッションセンスなどを知って幻滅した。 美童 グランマニエ(びどう グランマニエ) 駐日スウェーデン大使の子息。「世界の恋人」を自認するほどのナルシストで女好き。聖プレジデント学園高等部。生徒会書記、社交倶楽部所属。同じくプレイボーイの弟がいる。 母は日本人とスウェーデン人とのハーフで、本人はクォーター。母方を通じてスウェーデン貴族の末裔でもある。有閑倶楽部メンバーとの出会いは、メンバー達が中等部の頃に可憐がディスコで紹介したことがきっかけ(魅録も同じ場所で、メンバー達全員とほぼ初対面だった)。翌日、聖プレジデント学園中等部に編入してきた。可憐とは以前からのペンパルで他の有閑倶楽部メンバー達と出会う前にお互いのことはよく知っていた。可憐とはまた違った意味で美貌と恋愛に熱意を注いでおり、父の仕事の関係で訪れた経験のある国(分かっているだけでも、イタリア・インド・香港)では必ず美人の恋人を確保している。付き合う女性のタイプは多種多様で、将来、綺麗になりそうなら少女にも気に入られようと努力を怠らず、社交界にも出入りしてる。荒事は大の苦手で、喧嘩などの場面でも真っ先に隠れる臆病者だが、女受けするスポーツ(テニス・乗馬・社交ダンス・スキー・フェンシングなど)に関しては水準以上の腕前を誇っており、運動神経そのものは優れている。当初、運転技術は壊滅的だったが、免許を取得し、普通に乗りこなせる程度にはなった模様。学業成績の中では、古典と地理の成績が低い(源氏物語だけは詳しい)ものの英語は得意で、語学力においてはおそらく清四郎すら上回る。唯一、音楽の才能だけは皆無で、さらには音痴(後に克服したが、楽器だけは未だ不得手)。ピアノ教師の娘に恋して告白したが、見た目より才能を愛する彼女にこっぴどく振られたことに対するトラウマから、以降の性格形成がなされた。その後自身の才能と生活のすべてを「女性にもてる」ことに費やしているが、逆にいえば女性にとっては「究極に都合のいい男」ということで、大抵の交際相手からはホスト代わりのキープくん扱いされている。 気弱で女たらしの上、いざという時に頼りにならない要領の悪さもあって、他の生徒会の面々に呆れられてしまう事もあるが、どこか憎めない素直な人物でもある。本来ならば正統派の美形キャラ(そのためか、乙女チックな趣味を持つ悠理の母・百合子からは「美童くんのような子供が欲しかった」と言われていた)であるにも関わらず同作ではギャグメーカー的存在として怪我や人質など不幸な役回りが多く、男性陣の中では、悠理ほどではないものの、唯一の霊感持ちで、霊関係でも上は婆さんから下は幼女まで女性に祟られた経験がある。クリスチャンであることもあり、メンバーの中では信仰心は悠理・野梨子と並んで篤い方。中性的な風貌から女装することも度々あるが、その際には寝化粧までするなど徹底しており、悠理よりも女らしい。実際、見破られたことはなく、かなりの美女として通っている。ぱっと見の雰囲気は可憐に似ているらしく、当人をして「悠理が見間違えるのも無理はない」とのこと。ネーミングはリキュール「グラン・マニエ」から。 身長182cm、血液型B型。容姿はクォーターなので日本人離れした顔をしている。サラサラの腰までの金髪に青い瞳を持つ。連載初期はゆるいウェーブヘアだった。ロングジャケットやフリルを多用したブラウスなど、中性的な服装が多い。 作中、最も多くそっくりさんが登場するキャラクターでもある。モルト王国のミュスカ姫を始め、きぬばあさんの恋人であった宣教師の青年、祖父であるオーゼベリィなど。 作者の別作品プライドとのコラボ「無閑倶楽部」では、プライドの主人公である麻見 史緒に一目惚れし、魅録が参考資料にと持ってきたプライドを読んで、彼女が上海にいることを知り、倶楽部の面々を上海へと誘う。
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松竹梅魅録 演 - 赤西仁(当時:KAT-TUN) 警視総監の一人息子。生徒会副会長。交友関係が広く暴走族・裏社会などにも顔が利き、硬派で喧嘩も強く誰からも慕われており、情に厚い。趣味は無線やメカいじり。 菊正宗清四郎 演 - 横山裕(関ジャニ∞)(幼少時代:高木涼生) 大病院の息子。生徒会長で倶楽部の司令塔的存在。武道の達人であらゆるジャンルの学問にも精通する、文武両道なマルチ人間。プライドが高くかなりの負けず嫌い。 美童グランマニエ 演 - 田口淳之介(当時:KAT-TUN) スウェーデン大使を父に持つクォーター。生徒会経理。ナルシストで女好きなプレイボーイで、魅録や清四郎と比べると軟弱である。倶楽部の作戦では色仕掛け担当。 白鹿野梨子 演 - 香椎由宇(幼少時代:松田七星) 日本画の大家を父に、茶道の家元を母に持つ大和撫子なお嬢様。文化部部長。しっかり者で融通が利かず、男嫌い。頭脳明晰な優等生だが運動は苦手。 黄桜可憐 演 - 鈴木えみ 宝石商の母と二人暮らし。生徒会書記。倶楽部の作戦ではその魅惑の美貌とスタイルを武器に色仕掛け担当。常に恋する乙女で、玉の輿に乗ることを夢見ている。 剣菱悠理 演 - 美波(幼少時代:稲垣鈴夏) 大富豪・剣菱財閥会長の一人娘。運動部部長。倶楽部のトラブルメーカー。超人的な運動神経と体力を持ち、がさつで男勝り。趣味は大食いで、勉強は大の苦手。
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