「やすらぎの郷 La Strada」の入居者と関係者とは? わかりやすく解説

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「やすらぎの郷 La Strada」の入居者と関係者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 15:12 UTC 版)

やすらぎの刻〜道」の記事における「「やすらぎの郷 La Strada」の入居者と関係者」の解説

栄(きくむら さかえ) / 栄太郎(きくむら えいたろう) 演 - 石坂浩二 昭和14年10月7日生まれ国民的ドラマを何本も生み出したシナリオライター過去には紫綬褒章授与されている。あるきっかけから、どこにも発表する当てのない新たなシナリオ『道』書き始める。喫煙者232話にて、本名が「栄太郎」であることが判明し、「栄」の名はシナリオライターとしてのペンネームであることが示唆されている。 律子認知症介護行っていたが、仕事との両立難しく事実上断筆状態だった頃に入居の話が舞い込んできていたが、一旦白紙となっていた。律子死後に再び入居話があって現在に至る。 郷内では入居者職員から「先生」呼ばれることが多く名倉夫妻から信頼されているためか、頼み事騒動巻き込まれることが多い。 自分保管していた古いシナリオ中に、かつて10年ほど前に脚本手掛けるボツになった終戦記念日大型ドラマスペシャル『機(はた)の音』を見つけたことから、過去情熱落胆怒り覚えた当時出来事思い出す。 新コンシェルジュエリの母とは顔見知りであり、個人的に連絡先交換した2人きりで律子らの墓参出掛けたりと、アザミとの出会い以来舞い上がりぶりを見せてしまう(夢の中では、律子と摂子から下心見抜かれていた)。 マロ流した噂話郷内持ちきりだった頃には、名倉理事長からマヤとともに呼び出されてみどりから噂の調査厳命される。また、初期前立腺がん疑いまで告げられ名倉理事長からの薦めもあって前立腺の手術を決意する周囲には「旅行に出る」と偽ったが、その頃にめったに郷を訪れない息子夫婦訪問してきたことに加え段ボール片づけ行っていたところも見られ、「生前整理」だと誤解されたまま入院となる。手術後、同じ病院に同じ病気の手術のために入院していた知人であるメイクアップアーティスト八木再会自分病状ネタ好き勝手言われたことへの、ちょっとした復讐のつもりで八木巻き込んだいたずら」を実行するが、これが郷内予想上の広がり見せて騒然とする。 乃木坂テレビ60周年記念番組への出演の是非を名倉理事長から相談された際には専務言動立腹する前立腺の件に加えさくらに誘われ人形展を見てからは「こんなテンポ書いていては大変だ終わらない)」と焦り出し、再び創作向き合う193話にて、『道』原稿紛失してしまう。郷内探し回って顔面蒼白となり、「とうとう認知症になってしまった」と落ち込んでヤケ酒まで飲んでしまう。そして、194話マロ原稿持っていたことが判明する向井爽吉の件を名倉理事長から相談された際には、久しぶり律子死に思いを馳せ、自らが介護疲れ果てていたために律子を疎ましく思っていたことも思い出し、涙を流す。また、爽吉が、自分と同じくどこに出す宛てもないシナリオ書き続けていたことを知る。 マロ生前葬ではマヤ弔辞担当。「マロいいところを何か書くべきではないか」との点で苦慮する。この頃名倉理事長から呼び出され前立腺変えることに加えマロ身体ボロボロであることやモルヒネ打ち始めていることなどを聞かされる。さらに普段交流のない長男夫婦からも呼び出され前立腺悪化覚悟するも、実はそれが誕生祝いであり、しかも曾孫誕生知らされる。それは生前葬2日であった曾孫誕生には驚いていたが、長男夫婦一筆書いており、律子からの「和解できて良かった」との問いかけにも素直に応じており、相当嬉しかった様子である)。生前葬当日には、弔辞部屋机上置き忘れるミスをしてしまうものの、見事に役目を果たす。そして再び『道』執筆始める。 マロ生前葬後にはマロ何度見舞い、そこで秀次と会いめぐみの病状聞かされるばかりか2人考えたシナリオ聞かされ閉口してしまう。また、さくらとは「カサブランカ」で会い、このときの会話により、母との過去思い出す。 その後、「カサブランカ」で飲んでいたところでエリからマヤ自殺未遂騒動一報聞くマヤ退院後は所在分かっておらずに心配していたが、再びマロ見舞った際に居場所教えられ冴子会いに行く。特にマヤのことは責めず豪華客船海外旅行していることになっている旨を伝え冴子の案に賛同するマヤ自殺未遂騒動収まった頃、急な次の訪問を受け、めぐみのためのシナリオ書いてほしいと訴え根負けし出だしだけでもと思って口を出してしまったがため、郷内で「めぐみのためにシナリオ書いてあげている」との話になってしまい、ついで、マロからもシナリオ書いてほしいと言われてしまう。このような出来事続き、ふと「ここから消えてしまいたい」と思いホッピーにだけ「北欧に行く」と連絡先告げ実際に山梨山あいへと向かう。そこで、突然、警察から無銭宿泊繰り返している疑いかけられるも、警察思い違いであることが分かって胸を撫で下ろすその頃、ニタニという男性出会い彼の故郷だという限界集落(栄曰く死んだ」)を創作取材兼ねて訪れる。旅館に戻ると携帯ホッピーから連絡があり、マロ危篤であることを知らされ急いで郷へ戻るも、彼の死に立ち会うことは出来なかった。郷では大納言続いて最後友人」を亡くしてしまったことになり、その想いのまま、『道』創作向き合う247冒頭でついに2500『道』原稿完成させるも、念のために取っておいたコピー郷内出回ってしまい、大変なショックを受け、怒り任せて籠城決め込む117話での姫が栄のコテージ現れシーンで「最初は姫に当てて書こう思ったが、生前一度書いてやらなかった律子のために『道』書いた」という趣旨の栄のセリフがあったが、このような設定になったのは、姫を演じ八千草ヒロイン役を降板したことを反映したためである。 白川冴子しらかわ さえこ) / 小倉信子(おぐら のぶこ) 演 - 浅丘ルリ子 往年の大女優。愛称は「お嬢」。「白川冴子」の名は女優としてデビューしてから名乗っている芸名で、本名は「小倉信子」。10代芸能界入ったために金銭感覚などの世間常識には疎いが、生来カン鋭さは、度々、栄を驚かせる前作よりもマヤ対立する場面減っており、むしろ一緒に行動していることが多い。 10年ほど前、満蒙開拓団参加した末に過酷な目に遭いながらもなんとか生き延びて日本へと戻ってきた姉妹直接会ったのが縁で、湾岸テレビ翌年終戦記念日放送する予定大型ドラマスペシャル機の音』の企画立ち上がり、彼女が主演務めるという方向で話がまとまって行く。しかし、「白川冴子水谷マヤでは若者認知度低く視聴率とれない」とのテレビ局判断により、企画そのものボツになる。後日ボツになった理由聞かされた際には激しく動揺し落ち込んでいた。 マロ84歳を祝う誕生日会サプライズ行ったが、仕込んでいた美女興奮しすぎたマロ卒倒してしまい、名倉夫妻からは厳しく灸を据えられた。 大納言死に対する秀次の言動を「失礼だ」と評する一方自身は「貸していたお金があるんだった」などと発言していた。一方、「カサブランカ」では「私たちもまもなくそっちへ行くから」と涙しながら死を悼んでいた。 化粧をしていないすっぴんの顔は誰にも見せない主義であり、郷中緊急地震速報流れた際も慌てて化粧をしてから避難するほどであった大河ドラマ主演である竹芝介のスキャンダル世間騒がせていた頃、指名手配中の介を匿っていたことが分かる。しかも、介が実の孫であることまでが判明し騒動次々起こる。 郷内極秘働き始めた介のことは密かに支援している(そのとき小遣いのつもりで渡した紙幣巡り、郷では騒動起きることになる)。 前立腺手術から郷に戻った栄の「いたずら」の対象1人となってしまい、マヤとともに栄のコテージ訪ねて顔を見ると驚き、「死ぬ前の顔色だ」と言って涙ぐむ。「いたずら」の事実知ったあとは栄とは口を聞かなかった。 マロ生前葬に関して悪口だらけの弔辞を読むことを提案しマロ希望するBGMリストにはマヤ散々ツッコミ入れていた。聖歌隊オーディション後には、白鳥玉子とともにパート分け行っていた。 マロ生前葬後はヨガインストラクター夢中であり、しかも、それまであまり仲の良くなかった怜子の一派親しくなるマヤ自殺未遂騒動発覚時には相当慌てた様子見せたが、栄には「(自分を)マヤ一緒にしないでほしい。自分だったら相手自殺させてやるんだから」と発言していた。稲垣結婚報道に関して冷静に見ており、怒り収まらない怜子を宥めていた。玉子から冴子所在尋ねられた際には「豪華客船旅行行っている」と、咄嗟にごまかす。栄がマロからマヤ居場所聞き出すと、栄とともに退院したマヤ見舞う。このときには厳しくマヤ責めず、昔には戻れないことを諭し、他の入居者バレないよう実際に外国行ったことにして帰国装うことを提案するマロ告別式後には声を震わせながら「生前葬をやっておいて良かった」と発言した『道』コピー六郎渡していたことが分かるも、本人呑気に栄に一服勧めた。のちにマヤカサブランカ謝罪やって来る水谷マヤみずたに マヤ)/ 水沢マサコみずさわ マサコ) 演 - 加賀まりこ 1941年5月11日生まれ16歳デビューし数々作品活躍してきた大女優で、後述の怜子によるとその中の1つは『月曜日ユカちゃん』。若い頃に贅沢をしてきたため、現在は何もない暮らし好んでおり「生活の無駄はすべて捨てる」という思想凝っている(部屋にあった調度品処分してしまった)。137話にて2度流産経験していたことが判明する本名は「水沢マサコ」。 前作比べると、冴子モメる場面少なく一緒に行動していることが多い(気が合わない新入居者がいるせいもあるが)。 10年ほど前、冴子と共に湾岸テレビ大型ドラマスペシャル機の音』に重要な役で出演することが決まっていたが、「白川冴子水谷マヤでは若者認知度低く視聴率とれない」とのテレビ局判断により、企画そのものボツになる。後日理由聞かされた際にはショック受けていた。 冴子とともにマロ84歳誕生日会サプライズ行ったが、マロ卒倒してしまったため、名倉夫妻から厳しく咎められる大納言亡くなった際には秀次の言動に対しては「変な人」と評していたが、自身は「不謹慎だけど」と言いながらも「やすらぎの郷」の入居待ち状況についての話題冴子らに提供する一方、「カサブランカ」では大納言に対して献杯することで死を悼んでいた。 新入居者が判明し始めると「下品な郷になっちゃう」などと嘆き入居者への好き嫌い言い始めるが、六郎白鳥から過去自分たちに対して失言があり、郷への入居嫌だった抗議を受ける(が、マヤ本人そのことはすっかり忘れていた)。 新入居者が次々やって来るが、連日わたって怜子から一方的に長話朝方までされてしまい、貴重な睡眠時間奪われてしまう。年上への敬意示さずに失礼な発言繰り返すさとみには、戒めのために「井深凉子(後述)の幽霊現れた」とお化け騒動引き起こす。 栄の前立腺がんの手術前段ボール整理していた様子見た際には「生前整理」だと誤解してしまい、話が大きくなってしまう。手術から退院した栄の「いたずら」には冴子らと同様に引っ掛かってしまい、事実を知ると憤慨。しばらく栄とは口も聞かなかった。 ある日、突然自叙伝出版する」などと栄に明かす。しかも「本名で書く」と意気込んでおり、栄や冴子から止められる聞く耳を持たなかった。 マロ生前葬に関しては、悪口だらけの弔辞を読む冴子の案にノリ気であり、マロ希望するBGMリストにも冴子散々ツッコミ入れていた。弔辞については栄とともに考えることになり、「マロいいところ」という点で、またツッコミ入れていたが、生前葬本番までには無事に完成させる。ところが、この弔辞新たな火種となってしまう。 マロ生前葬後は冴子ヨガ教室通っていたが、冴子が怜子ら親しくなってしまい、1人ぼっちになる。冴子からは「インストラクターには興味はない」とされていたが、保安部千倉から稲垣の車に傷をつけるところを目撃され犯行認めたものの、その後タクシー乗って行方くらましていた。のちに睡眠薬大量に飲んで病院搬送され横浜本牧署から郷へと連絡が入る。一緒にいたとされる相手稲垣であり、郷では自殺未遂として箝口令敷かれるマヤ発見され部屋名義マヤ本名契約されていたことも分かり冴子らを慌てさせる。数日後退院はしたものの、理事長らも居場所掴めずにいたが、マロ居場所知っており、栄と冴子訪問される騒動発覚怖くて郷へ戻れずにいたが、2人優しさ触れて涙を流し冴子の案に乗って何事もなく郷へと戻る。 冴子『道』原稿渡したことを疑われるも、自身は「知らない」と発言したが、のちにカサブランカ謝罪にやって来た。 高井秀次(たかい ひでじ) 演 - 藤竜也 通称「(高井の)秀さん」。任侠映画一世を風靡した伝説の大スター寡黙で男も惚れる男。栄からは信用されており、時折核心をつくことを述べ一方、栄曰くトンチンカンなことも述べる」。美大出身で、現在は入居者の顔に刻まれシワを描くことに余生捧げていた。 『機の音』の中国ロケ先駆けてロケーションハンティング日程決まった財前から栄が告げられ当時中国の映画出演するために北京滞在しており、様子メール知らせていた。 大納言亡くなる数ヵ月前から肖像画を描かせてもらっており、亡くなった直後にも描いていた。 館内機器誤作動による緊急地震速報誤報騒ぎでは、1人だけ車で逃げたではないかと栄らから疑われた。 竹芝介の一件で栄と説得にあたり介の甘えに対して強烈なビンタ浴びせて簡単に男の美学を語るな」と叱責する新入居者のめぐみとは懇意であり、彼女の初期認知症可能性肯定的に受け止めている。 乃木坂テレビ60周年記念番組にはめぐみを想って出演決めるが、豊臣軍団の振る舞い我慢ができず、番組内大暴れしてしまう。 めぐみに付き合って古寺巡礼をするうちに交際発展し自分今まで本当に女性愛したことがなかった」ことに気が付く。 めぐみの症状悪化して一緒に過ごしていたが、めぐみが「財布を盗られた」などと騒ぎ出しついには首を絞められるに至る。めぐみが強制的に隔離されたことに怒り、「暴力に訴える」と中里野村抵抗するが、簡単にねじ伏せられてしまう。このことに納得いかず、2人果たし合い挑み、大イベントにされてしまう。その果たし合い八百長であることにも気付いていたようであった(栄にその旨語ったときには心なしか、目が潤んでいた様子だった)。 マロ生前葬後、病棟会った栄にはめぐみの病状を「面白い」と語り昭和30年代彷徨っていることを告げる。なお、めぐみからは、もはや市川雷蔵 (8代目)認識されていて「さん」と呼ばれており、めぐみとともに考えたシナリオを栄に書いてほしいと提案した逃げられてしまった。 マヤ自殺未遂騒動収束した頃、一睡もせずに栄のコテージ訪問しシナリオ書き方教えてほしいと言い出す。このときに栄に見せたシナリオ梵字のようで読みにくく、何を書いているのか判別できないもので、コーヒー所望するも、気を抜く寝てしまうほど心身ともにボロボロ疲れきっていた。栄に「めぐみに夢を見させてあげたい」と語っていたが、突然荒っぽい口調になり、ついには泣き出しながら栄に「シナリオ書いてください」と懇願する。栄にアドバイス乞い起承転結について説明させたあたりで寝てしまうが、どうやら作戦だったようで、「めぐみのためにシナリオ書いてあげている」との噂話を耳にして抗議した栄には「めぐみに早く死ねというのか」「仕事途中で投げ出すのか」と言ってシナリオ押し付けたマロ告別式後には「(マロが)めぐみに挨拶に来た」と言い出す。 栄の籠城事件の際には白鳥らと栄の救出行い、「まず腹に入れるように」と橋本持って来た朝食勧める。栄の言い分には同情的だったが、犯人のことは許してやってほしいと願い出る真野六郎まの ろくろう) 演 - ミッキー・カーチス 通称マロ」。個性派俳優として人気博し過去の出演作品である映画毒舌王子』でブレイクした。賭博行為何度も逮捕され過去持ち自他共に認める不良老人女優陣のスキャンダル事情詳しく大の好き。周囲からは呆れられる言動が多いが、意外な知識有していたり、栄の心を動かす一言言ったりする。曰く未だに現役とのこと。かつて、コンシェルジュ松岡伸子との大恋愛を実らせたが、過去に妻と離婚するといった数々問題抱えていたことから、周囲予想した通り交際1年半破局した。現在は「バツ2.5」を自称している。「トッピンパラリのプゥ」がお気に入り6話にて84歳誕生日迎えた。そのサプライズとして冴子マヤ準備していた美女興奮しすぎて倒れてしまい、郷の住人スタッフ慌てさせた。 7話にて、自分生まれたがちょう昭和10年であることから、「自分の今の歳に10を足すだけで今が昭和何年なのかがすぐに分かる」という特技明かした大納言見舞いには頻繁に行っているらしく、栄に大納言様子をたびたび伝える。大納言死に対しては「根深い人だった」と人柄表現していたが、「カサブランカ」では大納言名台詞である「いかにも」を引き合い出して死を悼んでいた。 地震騒ぎに際して避難先で栄らが津波を気にして海を注視する中、自身落下物恐れてテーブルの下に避難していた。 修が新入居に決まったことは快く思っておらず、露骨に嫌な顔をしていた(この理由は、のちに修の口から栄に語られる)。 思いつきで「郷内の噂が出回る速さ確認する」などと称して名倉みどりは加納英吉の娘ではなく愛人である」との作り話流し、みどりを怒らせてしまうも、「ねぇ」の一言でさらに怒らせてしまう。 程なく懲りずに六郎と「マヤ冴子派閥主流派)と怜子の一派新興勢力)のどちらにつくべきなのか」などと噂話をしていた。 栄の前立腺がんの手術前息子夫婦訪ねてきたところを偶然に目撃してしまい、「最期挨拶」だと勘違いしてしまい、またまた郷内噂話駆け巡る。 「名倉紙幣」が使用され賭博問題では、「造幣局」なるところで大量生産行い連夜渡って興行主」を自称し、さとみとともに場を仕切っていた(名倉理事長から紙幣増刷止めるように言われるも「郷内老人たちの元気のため」「認知症予防」などとあれこれ理由をつけて逃れていた)。が、名倉理事長作戦により、ニセ警察官らが「家宅捜索」に押し入られ、さらに「事情聴取」までされ、こってり絞られ模様。 秀次の果たし合い」の件を知り、再び「興行主」を気取ってイベント仕掛けていた頃はエリナンパしていたらしく、栄から呆れられる。が、その裏では密かに膵臓ガン進行していた。 202話で栄らに生前葬を行う予定であることを伝える。さらに準備会では、葬儀委員長に自ら立候補し始めマヤ冴子から「仏様立場でこの場にいるのはおかしい」とツッコまれた。栄には、カサブランカにて、生前葬最後には再びニセ紙幣使って賭博をするのはどうかと提案し呆れられてしまう。 生前葬本番では修からの「献歌」があると知ると一瞬驚いた様子だったが、修とは笑顔会話をし、満足した様子だった(異例であるが死者役のマロ本人最後に挨拶行った)。なお、栄に提案していたニセ紙幣香典使われたが、怜子が盗み出したことでひと騒動あった。生前葬後、マヤ弔辞めぐっては、またまたひと騒動あったらしい。病棟への出入り繰り返し、元気は元気であるが、栄と六郎見舞った際には半分寝ているような状態だった。 マヤ自殺未遂騒動後に栄が病室訪ねたところ、なぜかそのこと知っており、栄を驚かせる。その話はマヤ本人から聞いたとのこと居場所知っていた。また、遺書書いた旨も打ち明けるめぐみのシナリオの件も当然のように知っており「『黄昏 (1952年の映画)』をリメイクしたい。シナリオ書いてほしい」と言い出しベッドに寝ながらも「早死にさせるつもりか」と冗談めかして発言する。 栄が郷を離れて山梨にいる間に危篤に陥り、234話にて死去。修によると最期の言葉は「来たか、ピンゾロ」であり、告別式BGMは『川の流れのようにであった。栄は死に立ち会うことが叶わず、罪悪感覚えることとなった『道』コピー郷内出回っていた件が収束した頃に遺言発見される白鳥洋介しらとり ようすけ) 演 - 上條恒彦 有名なトランペッター作曲家。栄が脚本書いたドラマの曲を作曲した縁で親交がある。 アメリカでスタジオ開いていたが、妻を亡くして気力失いそのまま帰国して郷に入居した地震騒ぎ収まった直後最初北朝鮮Jアラートだと思った」と語ったところで揺れ感じ、それを指摘したことで本当に地震起こったのでは、と冴子思われていた。 宗匠からは「ハクチョウさん」と呼ばれている(姓名「白鳥」由来)。 郷への入居早めに決まってたらしいが、マヤとの一件があって入居渋ってたらしい。 栄の前立腺手術後のいたずら」は、冴子マヤ同様に真に受けてしまった。 マロ生前葬準備会には、マロに代わって急遽参加する。栄から歌の編曲依頼され、さらに歌唱指導までもを依頼され当初断固拒否するも、最終的に引き受ける。が、マロからの口出し多さ怒ってしまい、歌唱指導降りると言い始める(怒りは相当だったようで、マロを「あの野郎」などと言っていた)。マヤ冴子計らいで「マロ参加させない」との条件のもとでオーディション続けられた。 ヨガ教室については「どうせ、みどりさん趣味でしょ」と半分呆れており、「ピチピチ美女インストラクターだったら参加する」と発言し宗匠からセクハラになってしまうとツッコまれていた。 栄の籠城一件では秀次や進藤らと救出一役買い、奈々一馬原稿持ち出した犯人ではないと伝える。 原田剛はらだ つよし) 演 - 伊吹吾郎 大部屋出身の元アクション俳優代表作は『格斗王竜』。高井次のジム仲間乃木坂テレビ60周年記念番組出演した際には豊臣軍団の無礼な態度怒り、秀次らと大暴れする。 さらに、秀次とスタッフとの「決闘」にも参加八百長加担するマロ生前葬聖歌隊オーディション参加していたが、マロから歌声に「うがいしているみたい」とダメ出しをされて「この野郎!」と怒ってしまう。 那須十三郎(なす じゅうざぶろう) 演 - 倉田保昭殺陣師代表作は『夕陽カンフー』。格闘術精通している。 秀次や原田とはジム仲間テレビ収録騒動起こしたり、決闘参加したりしている(原田の項参照)。 中井竜介(なかい りゅうすけ) 演 - 中村龍史 コミックバンド「ファンキー・ドッグ」の元メンバー新入居者である修とは顔見知りチン平 演 - 大門伍朗 ラジオドラマなどで活躍した音効マンオネエ口調スキンヘッド庄太郎 演 - 鶴田忍 元・テレビ小道具職人マンションB棟住んでいる。マロ注文で、丁半博打用いるための偽一万円札名倉紙幣」を製作するポチ 演 - 南雲祐介 庄太と共に名倉紙幣」を製作する三角寛次 演 - 山谷初男 96話から登場マンション62号室に入居している。 宗匠句会参加しており、俳号は「史(しよう)」(評価まずまずといったところ)。なお、「ミヨちゃん」シリーズなる連作がある模様堺田俵介 演 - 毒蝮三太夫 167話から登場前作よりも耳が遠くなっている様子マロ生前葬聖歌隊オーディション参加するも、前述の耳の遠さのために会話にならずに引き取り願われた。 岩倉正臣いわくら まさおみ) 演 - 山本圭 通称は「大納言」。70年代時代劇大納言シリーズ”が当たり、「いかにも」が流行語にもなったスター郷内では、栄、マロとよく釣りをしている仲だったが、ある日新聞読みながら歩いている最中にうっかり転んで骨折したのを機にすっかり衰え、現在は病院棟に移って車椅子生活を送っている(日時曜日思い出すのにも一苦労している状態)。 のちに癌を患っていることが判明、さらに癌が骨にまで転移しているとのことモルヒネ打たれながら延命措置施されている。 34話にて、栄やマロマヤ冴子などの親しかった住人らに見守られながら、最期には流行語になったいかにも」の名台詞を口にし、静かに息を引き取った亡くなって以降も栄の夢に登場する律子(きくむら りつこ) 演 - 風ジュン 栄の亡き妻。元舞台女優晩年認知症発症し金婚式前に他界した本作では認知症患う前の現役女優だった時点において、夫を「栄ちゃん」と呼んでいる。 たびたび栄の夢や回想にて現れる。栄がエリに対して舞い上がっていた際にも夢に登場し灸を据えた。 栄のコテージ自室には遺影として若い時の律子写真飾られており、横には位牌もある(そこに記され戒名は「芳優院妙淑日律大姉」)。 200話では、向井爽吉の件で悩む栄の前に幻影として現れ、栄の自分死に対す判断感謝している旨を述べる。 206話には栄の夢に登場。栄が長男夫婦から誕生日祝われ和解できたことを喜んでいた。

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